2005年12月アーカイブ

日本橋探訪(#27)

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 無線マニアでは無いのでなかなか行く機会がありません。

セブロン電子
 セブロン電子
 威容を示すパラボラアンテナが目印

 日本橋といえども電気街の様相をもはや示していないはずれた所で店舗があります。
 しかしながらぽつりぽつりとお客さんが訪れてくるというマニア向け店舗、それがセブロン電子です。

 店頭のパラボラが目立たない・・というわけではなく、店舗の入り口に看板があるわけでもなく、ビルの一角の部屋の中がドサーッとかつ、グチャーッと(最大級褒め言葉)した雰囲気が大変わくわくします。そう、言うなれば塚口勇商店+昔の共立電子産業で、その間口と床面積が圧縮されてが狭くなった感じでしょうか。
 売っているものはかなりマニアックでコアなものばかりです。衛星通信間連や電波間連でもGHz帯のマイクロ波通信関連機器がメインです。一部中古測定器などもあります。ジャンク扱いのトランシットなどもありましてもうワクワク店舗です。ジャンク大好き人間にはたまりませんねぇ。
 惜しむらくは開店時間が日本橋屈指の短さである12:00~18:00であるということです。明るい時でないと開いていません。
 店内は沖縄民謡が流れていてさらに怪しい雰囲気を増幅してくれています。

ネコ科のなにか

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 ビル等に付けられたオブジェを見る事がありますが、これはどういう意図で付けられたのかわかりません。

なんとなくライオン
 なんとなくライオン?

 ビル正面玄関の横の壁の取付けられたナニカです。
 口から水が出る訳ではなく、ライオンのようなそうでないような。たてがみが無いのでメス?いやヒョウ(パンサー?ピューマ?レパード?)か?何となくネコ科の大型動物のような感じなのですがそれすら怪しい。

 問題は頭像の下にある柱様のもの。これはいったい何を意味するのか全く分かりません。
 「とりあえず空きスペースにカッコが付くように入れとけ!」ってなった結果なのでしょうか。下の蔦の植え込みも近づく事を拒否している様でもう、なにがなんだか。
 微妙にトマソンだと思うんですね。

かもネギ

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 鴨猟も解禁されて今年の鴨肉が市中に出回るころでしょうか。

かもなんば
 かもなんば
 関東では青ネギではなく、白ネギの場合もあり

 鴨南蛮(かもなんばん)と書かれる事があるようですが、もとは「かもなんば」です。「鴨が葱背負ってやって来る」という言い回しがありますが、このネギのことを大阪では「なんば」と呼ぶ事があり、鴨肉とネギ(青ネギ)が具に乗っているうどん・そばを「かもなんば」と言います。

 なぜ、ネギが「なんば」なのかと言うと

1)大坂で青ネギの主たる産地が難波にあり、たいへん美味しい上質のネギの産地だったという事から、青ネギを指して「なんば」と呼ぶようになった。(大阪ことば辞典)
2)ネギを入れて煮た食品を「なんば○○」と称する事から、ネギの異名であるがごとく誤解された。難波村が青ネギの主産地だったことからこの名があるというのは間違い。(上方語源辞典)

 と、まあ、真っ向から対立する2つの説があるわけで、どう解釈して良いのやら。

 どちらにしても、決して「なんばん」では無く最後の「ん」は不要です、きつねうどんの別名は「信太」だけでなく、「きつねなんば」とも言うそうです。揚げさんとネギだからですね。
 ちなみに「聞き書・・」に掲載されている料理に、サツマイモとネギを炊き合わせた「いもなんば」というのがあるそうですので、これは「いもなんばん」ではないことから、「かもなんばん(鴨南蛮)」は間違って伝えられた音によるものだと思われます。

 大阪でかもなんばと言うと「かもなんばうどん(かもなんうどん)」を指し、東京では「かもなんばそば(かもなんそば)」を指すのは常識でしょう(笑)。大阪でもそば屋で「かもなんば」を頼むとそばで出てきますが。
 うどんで食べたければ大阪で、そばで食べたければ関東へどうぞ。ただし、大阪のうどんのつゆは色が薄いですよ。

 かもなんそばの場合は、「抜き(台抜き)」と称して、そばが無く、ツユと鴨肉とネギだけのものがあります。酒の肴であり、酒飲みのためのメニューです。もちろんそばを別にモリで出してもらい、鴨を頂いた後のツユに浸けて食べることもできます。牛丼店の牛皿みたいなもんですね。牛皿を強いてこの方式で呼ぶと「牛丼の台抜き」です。

 [参考資料]
 牧村史陽編 講談社学術文庫 大阪ことば事典第13刷(元本は昭和54年刊行)
 ナンバ【難波】(名)の項より参照・引用

 社団法人農山漁村文化協会 「日本の生活全集 大阪編集委員会」編 日本の食生活全集27
 聞き書 大阪の食事 1991年2月20日第1刷

 前田勇編 東京道出版刊 上方語源辞典 初版(昭和40年)

雪化粧

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 ここ数日の寒波で雪が降っていました。

いつもの妙見山上駐車場
 いつもの妙見山上駐車場
 単車の向こう側で白く写っているのは露出オーバーではなく、雪である

 クソ寒い中、馬鹿の一つ覚えで妙見山へ行きました。先日来の悪天候で予想はしていたのですが妙見山と言うか能勢方面は雪景色になってしまっていまして、解氷剤は道に撒いてあるわ雪は路肩に残っているわでドキドキを通り越してハラハラでした。
 街なかから山に入って行くとグンと気温が下がってきて、もうどうでも良くなる寒さになってきまして、野間のトンネル横から入る妙見山の参道は入り口からして既に雪だらけ。さすがに除雪はしてあるものの路の脇は全くもって雪景色そのものです。
 除雪した雪が路肩に残っている上、道の真ん中に残った雪は凍結して氷になったまま黒光りしている始末です。山上まで上がれるかどうかびくびくしながら登りました。もうよしんば上れたとしても下りの凍結路で転倒覚悟です。

参道
 バスも通る参道
 樹の枝に積もった雪が爆弾のように落ちて来る
 路肩は雪が積まれたままでその周りは完全凍結していた

 上の駐車場までいったものの、さすがに誰もいません。単車なんているはずも無く車も何台かしか停まっていませんでした。先日の紅葉シーズンの時とは大違いです。

 山上駐車場の神社は完全に雪が残ったままで、上がることも出来ず。上がり口のところは除雪も適当なので降り積もった雪が車の轍の跡を残して凍りついていました。

神社の参道前
 神社の参道前
 風も強い上にとにかく寒い
 こんな時に二輪で来るのは馬鹿である(笑)

 帰りのR432もあちこち解氷剤の撒いた後があり、二輪での能勢方面はもうシーズンオフと言える状態です。もっともすこし暖かい晴れた日が続いていればこんな事も無く、普通に走れますがお日様の出ている間に行って帰ってこないと路面凍結の目に遭いますので気が気ではありません。
 しばらくは神戸や京都と言った都市部へのツーリングですかねぇ。

PICツールボックス(#2)

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 いつも使っているツールボックスの気になる点をチェックをしてみました。

ユニット全体
 ツールケースから取り出したユニット全体
 詳細は電子工作室ドリームキッズのPICツールボックスを参照

 オシロが手元に来ましたので、今利用しているPICツールボックスの電源の品質をチェックしてみました。ツールボックスの電源端子から、いつも使用している給電用みのむしクリップ付きケーブルで負荷抵抗(56Ω/1W酸化金属皮膜抵抗)をつかみ、その両端をオシロのプローブで測定してみました。

出力波形
 それぞれの状態
 左上から12V、9V、5V、可変(5V)の状態
 ともに100mV/div, 100ms/divで測定
 中央のグリッドがそれぞれの電圧になっているが、ずれがあるのは仕方なしか

 12Vの電源が結構、ノイジーなことが分かりました。まだ70mV・10kHz程度のリップルが残っています。
 12V電源はスイッチング電源から0.1μFのパスコンと、コモンモードチョークコイルを通していますので、コモンモードノイズは抑えられているはずなのですが、電源から出て来る残留リップルは取り切れていないようです。試しに47μFの電解コンデンサーを付けてみると消えましたので、コモンモードノイズではありませんでした。
 9V、5V、LM317による可変電圧出力はこのスイッチング電源の出力を元にドロップダウンしています。さすがにレギュレーター出力はノイズ抑制がされていてかなり静かな状態です。

電源ユニット
 ツールボックス内の電源ユニット基板
 かなりぐちゃぐちゃで心配してはいたが・・
 中央の電源ユニットはCOSEL VAA1012
 その下に放熱器の付いたレギュレータ(LM317T/7809/7805)が並ぶ
 端子台ブロックは左から外部出力用、内部ユニット用,外部入力用(未使用)、AC入力である

 1つの12Vの元電源から三端子レギュレーターへ分岐している安全対策として5Vと9Vの三端子レギュレーターの出力側から逆流防止のダイオードも付けなければなりません(LM317は対策済み)。

恥ずかしい内部
 見せるのも恥ずかしい内部
 かなり配線が錯綜していて、回路図を出してこないとなにがどれか判らない

 現在電源ユニットを再作成するプロジェクトがひっそりと進んでおり(なんだそれは?)、次回の回路作成時にこれらの問題点を反映させたものにすることにします。端子類も見直しをしてコンパクトになるようにしなければユニットを構成している基板面積内に入りきらなくなります。
 また、元となる基板タイプスイッチング電源を85〜132Vの日米対応タイプ(VAA1012)から、85〜264V対応のワールドワイドタイプ(VAF1012)でもう一つ作ろうとしています。特に隣国の中国は220Vで、115Vまで使えるアメリカ仕様の機器では直接コンセントから給電できないのです。ワールドワイド対応のスイッチング電源にすることで、世界中のどこに海外出張に行っても現地で作業できます。と、いうか遊べます(爆)、

 ちなみに中国では日米欧の機器が入り乱れる事から、なんでも挿入できるコンセントが発売されており、奇怪なアウトレットの形をした製品があります。特にパソコン等のOA機器を導入している会社では必需品のようです。

マルチタイプのテーブルタップ<
 マルチタイプのテーブルタップ
 丸ピンだろうが、3ピンタイプだろうが、ハの字だろうが、T字タイプだろうがなんでも挿入できそう
 たぶん特許取得していると思われる

 日本のニの字タイプも挿すことができるようになっていますが、もちろんそのままでは給電されている電圧が220Vですので、ワールドワイド対応でない機器を挿入すると火を噴きます。
 このテーブルタップは日本で探すのではなく現地調達する方が楽です。こんな変なモノさすがに売っていませんからねぇ。

年賀状受付開始

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 さて、ついに年賀はがきの早期受付を開始となりました(12/15より開始)。

【届いている】

客「あんな、年賀葉書先方にもう、届いているんやけどどういうこと?」
局「いつ差し出されましたでしょうか?」
客「おとついやねんけどな。」
局「年賀はがきの受付は本日からでございますので、先方の局で配達してしまったのでは無いでしょうか?」
客「え?受付って今日からなん?」
局「はい、本日受付分よりお取り置きさせていただき、元日以降に配達させていただく事になっております。」
客「でも、見た目年賀葉書ってわかるやん?」
局「今週に入ってから当局配達分で官製の年賀はがきは念のためにお客様に確認を取らせて頂いた上で、元日配達分として保管させて頂いておりますが、配達先の局では受付期日を守られていたのではないでしょうか?」
客「それって出した方やのうて配達した方に言うた方がええってこと?」
局「恐れ入りますが、配達局で保管が原則ですので・・」
客「・・・むこうの郵便局でんわするわ。番号わかる?」
局「少々お待ちください・・」

 と、まあ気の早いお客さんが毎年必ずいるわけで、「年賀葉書」を官製年賀はがきでだされていると、「あぁこれは年賀葉書やから配達したらあかんよね。」と除けておくんですが、通常のはがきに判らないような位置に小さく「年賀」と書かれていたり、宛名面に「年賀」の記載が全く無い私製はがきで年賀状だったりすると除けようがありません。
 はたして、年賀状の見本なのか、本番なのか判断つかないわけで、そのときは通常郵便の決まりに則り配達する訳です。

 だいたい、毎年間違えて年賀状を出してしまい、年内に到着・配達してしまう事が必ずあります。配達側の事故もありますが、たいていはお客さんの勘違いだったり「年賀」と書かずに出していたりするので、お客さんは年賀状のつもりで差し出したのにもう届いている、となるわけです。
 よく確認してから投函しましょうね。

汎用レベルメーター

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 アナログのディスプレイドライバーって用途が少ないせいか、あまり選択肢がありません。

10点リニアレベルメータ
 10点リニアレベルメータ
 LM3914N-1でドライブ、上下限は半固定抵抗で設定

 東芝のTA7612Pが既にディスコンになっており、東芝半導体のウェブ(東芝セミコンダクター社)で検索してもついに見つからなくなってしまいました。
 アナログでリニアスケールのLEDディスプレイドライバーとなるとなかなか用途が少なくなってきたせいもあり、品種が限られてしまっています。
 なにか代替品で同様のものが作れないかと思案したあげく、今回はナショナルセミコンダクタ−社のLM3914N-1を試してみます。

 このデバイスはリニアスケール10点のLED駆動可能、カスケード接続により20点以上の表示が可能、さらに電源電圧も最大35V(データシート上は12Vでの特性記載が多い)など非常に用途が似通っています。違いとしてはTA7612はバーグラフ表示しか出来なかったのに対して、LM3914はバーグラフ・ドット表示のどちらかを選択する事ができます。
 また、LED点灯のための負荷抵抗も1つで済み、実装にも配慮されるようになっています。機能的に外付け回路等で多種多様な目的に利用できそうですのでTA7612に比べるとはるかにいろいろな表示や用途ができます。でバイス供給電圧と表示素子への供給電圧が違っても大丈夫で、出力耐圧も25Vあり、VFDもドライブできるようです。

 しかし、いかんせんこのデバイスの採用については高額である点がどうしても辛い。
 日本橋の店頭価格では1000円前後もしくはそれ以上の価格が付いており、気軽に使えるデバイスとは言い難い価格なので、趣味の電子工作をしている人間には痛い出費です。

 対するTA7612Pは今年に最終ロットが出荷されて、流通・店頭在庫しか無くなってしまうため、手に入れたい方は今のうちに購入しておくのが良いと思います。
 また、動作時はかなり発熱します。放熱器を付けたいぐらいの温度になり、ディレーティングをしっかりしておくか、LEDの点灯をするためにさらに外付けのトランジスタ等を使って点灯させる等、パッケージ単体の消費電力を抑えて使うのが良いかもしれません。
 対するLM3914N-1はデバイスの発熱もはるかに少なく、使用環境にも配慮があると思われます。
 しかし高い!

 ソフトウェアを自作する程度と労力をいとわないアマチュアからすると、やっぱりA/DとVREF+、VREF-のついたPICあたりで測定・表示させるのが一番の安上がりか・・・。

日本橋探訪(番外#3)

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 立ち呑み出来る場所、もう一件見つけました。

「南酒店」
 「南酒店」
 日曜・祝日はお休みなので普通の酒屋さんである

 堺筋から2筋ほど東へ入っているせいか、ほとんど「その手」の人たちが闊歩していません。
 ほとんど地元の人たちか、近くの小学生などしか歩いていません。

 店頭にはアサヒとキリンの自動販売機がありますので、サッポロとサントリーじゃないとダメな人以外は休みの日でも対応可能(なにが?)です。
 もちろん平日の空いている時間は中に入って立ち呑みできます。

 あ〜、日本橋には今度は電車か自転車でこようかなぁ。日本橋平日昼間の飲み歩きができるのに。

マヨラー入店禁止?

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 やはり粉モンの店にはユニークな店名が多いです。

お好み焼き鉄板焼き「そーす」
 お好み焼き鉄板焼き「そーす」

 ズバリ!ソースです。醤油でもマヨネーズでもマスタードでもありません。
 青のりやかつお節粉は良いかもしれませんが,きっとマヨネーズは厳禁です。その代わりソースがかなりの種類を置いてあるに違いありません。選べるソース。それも圧倒的多数で。
 いやいや、もんじゃ焼きのようにソースベースで粉を溶いているのかもしれません。

 とかかんとか勝手に書いていますが、普通のお好み焼き屋さんです。大丈夫、大丈夫。

すきやき

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 微妙に作り方がちがうんですねぇ。

すき焼き
 すき焼き
 若い世代では作り方を知らない人も増えてきた
 関東のすき焼きは割り下を使うので仕上がりの段階で醤油色である

 もともと関西の呼び名だった「すき焼き」ですが、関東では元々は「牛鍋」。いつのまにやら「すき焼き」が全国区になってしまいました。大阪では「すきやき」と発音せずに「すっきゃき」と呼ぶ場合が多いのではないでしょうか。

 参考文献からの引用ですが、
「火にかけたすき焼き鍋に牛脂身を入れて溶かし、肉を広げて入れて手早く焼く。砂糖を入れてまぶし、醤油を加えて斜め切りにした東京ねぎ、糸こんにゃく、お焼きの角切り、水に戻してしぼった焼麩を加えて最後に一寸切りの青ねぎをくわえる。」
 と、あります。ここでお焼きとあるのは焼き豆腐の事で、東京ねぎは白ネギを指します(ネギの説明はこちらを参照)。

 このように関西風は初めに肉を焼き、砂糖をまぶして醤油で肉に味をつけてしまったあとで、野菜や糸こんにゃくなどの他の具を入れて煮込むのが特徴です。水等は入れずに具材から出て来る水分だけで煮上げます。
 それに対して関東風はみりん、醤油、酒、砂糖を予め混ぜておいた「割り下」を使う点で、通常は肉を焼かずに野菜類や豆腐等と一緒に割り下で煮込んでしまうのが特徴です。故に関東風は「すき焼き」では無く「牛鍋」と揶揄される所以です。
 本来の牛鍋は味噌と割り下を使って牛肉を煮込む鍋料理でしたが、この割り下を関西のすき焼きに応用したのが現在の関東風のすき焼きです。砂糖と醤油で味を付けるなら牛鍋の割り下で味をつければいいじゃん。てなもんでしょう。

 でも関西人には許せないんですよね。あの割り下が(笑)。
 焼かずに煮込むのにすき「焼き」って呼ばんといて!

 [参考文献]
 社団法人農山漁村文化協会 「日本の生活全集 大阪編集委員会」編
 日本の食生活全集27 聞き書 大阪の食事 1991年2月20日第1刷
 「すっきゃき」の項参照・引用

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