機械工学の基礎

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 機械工学の基礎と言うことでしたが、さわりの部分です。

基礎から学ぶ機械工学
 角田和雄 著 ソフトバンククリエイティブ刊
 基礎から学ぶ機械工学
 キカイを学んでものづくり力を鍛える!
 サイエンス・アイ新書 SIS-079
 2008年9月24日 初版第1刷発行

 裏書に”機械工学の「やさしい」手引書”とあります。まさに手引書。

 「材料」「流体」「熱」「機構」「制御」「工作」などの視点から解説しているとのことで、内容の章立てもこれに準じています。
 第1章 丈夫なキカイをつくるには
 第2章 キカイを動かすメカニズム
 第3章 上手にキカイを作るには
 第4章 キカイを作る材料のいろいろ
 第5章 水や空気に囲まれたキカイ
 第6章 熱の力で動かすキカイ
 第7章 センサとアクチュエータで動くキカイ
 第8章 キカイを上手にコントロール
 となっています。

 ナッちゃんと言えばオルダムカップリング(オルダム継手)と言うわけではありませんが、この教科書の手前に読む手引書的なこの本でもちゃんと55ページに出ていました。
 たわみ継手の1種類として「オルダム軸継手」として紹介されています。

 途中、鋳造の項で図と図のキャプションが入れ替わっている箇所がありました。
 79ページのロストワックス法(インベストメントキャスティング法とも)とダイカスト法の解説図とキャプションが逆になっています。たぶん校正漏れではないでしょうか。次の版で修正されていることを期待します。このままですと全く逆に覚えてしまうことになりかねません。

 加工法に切削加工、研削加工、溶接、鋳造、塑性加工、放電加工が紹介されていますが、ここはもうひとつ「粉末冶金」も紹介してほしかったところです。

 制御の章ではシーケンサのプログラミングまで出てきていて、かなりキカイを作るだけではなく動かすところまで含んだ全般に話が広がっているのが特徴です。それぞれの内容はツマミ読みして、取っ掛かりをとにかく掴んでもらおうというのが著者の方の目的ではないでしょうか。

 機械加工全般というかキカイに興味があり、まったく知らない人か超初心者にはうってつけの手引書ではないかと思います。

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