JR西日本吹田工場(その2)

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 列車写真でおなか一杯に(こちらが)なってしまいましたのでイベント系を。

車輪圧入作業
 車輪圧入作業

 寿命を迎えた車輪は車軸から外して新しい車輪と付け替えられますが、その際に車軸に車輪を圧乳する作業を実演していました。
 既存の車輪のメンテナンスであれば削正するだけで済むのですが、規定以上の削正を行って外直径が小さくなってしまった車輌は寿命と判断されて車軸から車輪を外して新しい車輪に付け替えられます。その際、ピン止めなどではなく圧入を機械補助で行う様子です。
 ほぼ、マシンにセットするだけであとは全自動のようです。
 ちなみに車輪1枚で300kg以上あるそうで、車軸1本で1トン弱の重さがあることになります。なにげにすごい重さです。

113系整備中
 整備中の113系

 工場内では一般公開エリア外に、さまざまな車輌が作業中の状態で留置されており、建屋のガラス越しにこのようにいろんな整備中車輌を見ることが出来ました。

車輌クレーン
 車輌上げ下ろし作業実演

 鉄道系の工場公開ではすでに定番ではありますが、クレーンを用いて車輌の上げ下ろしを実演しています。

整備用仮台車
 整備用仮台車(681系、683系用)

 車輌上げ下ろしのように台車を外して整備する際に用いる仮台車が置かれています。
 前記の写真は車輌が481系でしたが、この台車はサンダーバードで運用されている681・683系車輌のものです。台車が異なるため、台車別(車種別)に仮台車が用意されているようです。

軌道自転車乗車体験
 軌道自転車乗車体験

 構内の架線が掛かっていない箇所でも運行できる移動手段である、軌道自転車の乗車体験がありました。ガソリンエンジンを積んで動力源とし、軌道上をちょろちょろと走る乗り物です。所作は本当に簡易に乗るためのものでしかなく、硬い椅子です。まるでオープンカーのような開放感溢れる車体など、足代わりに使われているようです。

500系
 500系型ミニ新幹線

700系レールスター
 700系レールスター型ミニ新幹線

 構内を電動で走るミニ新幹線が巡回していました。
 それぞれの車輌の警笛音がそのまま搭載されているらしく、マニア泣かせな大変リアルな発車時の警笛音を鳴らして発車しています。録り鉄にはたまらなかったのではないでしょうか。
 構内のけっこう凸凹のコンクリート敷きを走行するには、ガタガタと音を立てながらゴトゴト走っていきます。なぜか運転手の方が非常に楽しそうで、運転士を業務とされていらっしゃらない方が担当されていたのではないかと思ってしまいます。

ミニSL
 ミニSL

 イベント列車にはミニSLも走行していました。
 こちらは電動ではなく、ちゃんと石炭を焚いて水蒸気で動く本当の蒸気機関車のミニ版です。梅小路からイベントのために出張してきたようです。
 当然ですが、まわりは石炭の煙でもやが掛かっていますし、石炭独特の硫黄系の匂いが立ち込めています。

オークション
 車輌部品オークション
 どうやら0系新幹線の扉のようだ

 恒例と言うか、どの鉄道系イベントでもあるのが列車部品の即売会。
 最近は希少な部品を高い値段で購入してもらうためか、オークションとして販売することが多いようです。先着順でない分、不平は出ないと思われます。もちろん財布の中身と言うか財力次第で競り落とせなければ手に入りません。
 テレビ局の取材が為されるほどのイベントなのでしょうか。
 この写真の場合は0系新幹線を解体した際に出た扉のようですが、競り落とした人は10万円以上の金額で、私などには到底その情熱は想像することができない状態で、敬服する限りです。

オークションを待つ列車部品など
 オークションを待つ列車部品など

 他にも0系新幹線のダストシュート、223系で使用されていた長いすタイプのシートや、大物では0系新幹線の客室椅子や運転席の椅子なども出品されていました。どうやって持って帰るのかはなぞですが。

すいたん
 すいたん

 今回は吹田市制70周年事業の一環ということもあり、「お腹が吹田市。」のイメージマスコットである「すいたん」がやって来ていました。「お腹、空いたん?」の駄洒落ですよね、これって。
 キャラクターは「吹田くわい」をモチーフにしているそうで、そう聞くと結構地味なキャラクターではないかと思ってしまいます。

技術オブジェ
 技術のオブジェ
 決してゴ●ラではない

 今回のイベントとは関係ないのですが吹田工場構内に設置されている技術のオブジェ。見た目は怪獣を作るのが目的だったような気がしますが、実は作ること自体が目的なのです。
 鉄を曲げたり溶接したり塗装したりと、工場の日常的な作業の技術向上のために作られたそうで、全部、鉄で出来ています。曲げたり加工したりの板金加工技術と溶接を曲面の接合面に沿って行う溶接技術など、かなり工数が掛かっていそうですが、こうやって発表の場があることは幸せな作品かも知れません。
 ちなみに塗装自体も長期暴露試験の一環のようです。

 全体的にあまり派手派手しい状態ではありませんが、鉄道マニアにとってはけっこうたまらないものもあったのではないでしょうか。客層も小学生あたりまでの小さいお子達が少なかったのが京阪電車ファミリーフェスタと違う点でしょうか。

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