Nutube 6P1

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 めずらしく初物に手をだしてしまいました。

Nutube 6P1
 Nutube 6P1

 直熱型双三極管動作をするVFDことKORGとノリタケ伊勢電子が共同開発したNutubeを購入してしまいました。共立グループ内では在庫がデジット店頭にあるだけ(3本しかない)という悪魔のささやきにまんまと嵌められました(笑)。

 このNutubeは久しぶりにオーディオ系でリリースされた期待の持てる新デバイス。
 手にしてみると想像していたよりも小さい。もう一回りゴツいイメージだったので期待を良い意味で裏切られました。これならポータブル機器にも押し込めそうです。

 実物写真の背景が黄色なのは、初めに撮った写真では白や黒の背景だったのですが、それだと背景が電極の色と見違えてしまい、かなりの透かし構造になっているのが分かりにくかったためです。

 購入時に先行していろいろ試していらっしゃるデジットのスタッフの方に話をお伺いしたのですが、けっこうデリケートなデバイスの印象です。

 フィラメント定格(0.7V 17mA)は超えてしまうと簡単に燃えて断線してしまうそう。グリッドがVFD特有の青緑色に光るためには定格を厳守しないと光らず、少し電流が小さいとほとんど点灯しないとのこと。
 6P1は直熱双三極管特性な真空管ですがVFDと同じ構造なため電極が外部から全て丸見えになっており、12AX7などのようなショートプレートに比して、外界の揺籃には敏感でマイクロフォニックノイズとの戦いに勝たねばならなさそうです。Nutubeのサイトで示しているように本体そのものの振動に加えて空気振動でもノイズが発生してしまうみたいですので、充分な振動対策に注意して実装を行う必要がありそうです。

 また、パッケージピンが2mmピッチというのが通常のICのピンのピッチである2.54mmとはちがうため、そのままハンダ付けして実装しようとすると、ユニバーサル基板の選定がほぼ無いのが困りものでしょうか。KORGの評価用で出ていたヘッドホンアンプでもドーターボード化していたようですので、何らかの方法でドーターボードのモジュールにしておいた方が後々都合がよさそうですので、なにか手法を考えることにします。まあ、このあたりはどこかがすぐに出してきそうですが。

 とりあえず入手はしたものの、実際に回路を組んでいじくり回すのはいつになるのやら...。データシートなどのにらめっこする日がしばらく続きそうです。バイアスが正だったり、出力インピーダンスが高めだったりと、いろいろ工夫は必要そうです。

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