中華ナノ

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 先日のマトリックスLEDの制御用で導入。

Arduino NANO V3
 Arduino NANO V3 互換ボード

 "Arduino"のロゴと名称は商標で製品に使えないためロゴも含めて記載がなく、モデル名のみ小さく"NANO"とシルク印刷があります。シルク印刷の精度が悪く、切れたりつぶれたりする所があり、基板の切断面も荒れていたり、添付のヘッダピンが金メッキでなかったりとなかなかワイルド(笑)な感じです。
 なにせ、この互換ボードが安い。いや、安すぎる。Arduino SRL社の純正品を正規代理店から購入すると2,800円程度の価格になりますが、このボードだと300円台です。もう、ATMega328のデバイスを買うより安いのではないかと思える価格。
 さすがに使えないと判っているハードウェアにお金を払うほど太っ腹ではないので事前に調査。多少の手間は必要なものの、Arduino IDEから普通に使える事が判明したので心配ではありますが、ダメ元で購入してみました。ええ、もう一気に5台も(笑)。いや、中国製のロット不良を心配している訳では無いですからね。無いですってば。

 まずPC側と接続するシリアルポートのデバイスが純正品であるFTDIのFT232互換ではない事。そのまま接続しても当然ですが認識しません。どうやら中華製のCH340というデバイスが使われているようです。このデバイス、中華製Arduino互換ボードではあたりまえのように使用されていて、よほど安いのでしょうか。価格を調べてみたら$0.3〜0.5あたりが少量ロットの相場のようです。FT232が$2程度することから考えるとUSB-TTL Serial変換デバイスとしてコストを抑えるためには採用するのがうなずけます。

通信中
 通信中(書込み中)
 TX/RXランプがほんのり点灯している

 さて、そのままでは私のメイン環境であるMacOS X 10.11 El Capitan上のArduino IDEでを利用できないので、デバイスドライバを捜してインストールします。ここでトラブルに遭遇。MacOS Xは10.8(Mountain Lion)からセキュリティが強化に導入されたGatekeeperにより、開発元が未確認で開発元の署名がされていないソフトウェアはインストールできません。10.10(Yosemite)からはさらに強化されており、署名のないkernel extensionsはインストールしても認識されないのです。いろいろネット上を漁って調べ、署名付きのドライバがある事を見つけてインストール。無事、通信ができIDEと接続・書込みすることができるようになりました。署名無しのドライバでも一時的にセキュリティを下げて強引にインストールする事も可能ですが、さすがにそこまでの無理矢理感は達成したくありません。

 サイズも小さく、Arduino IDEのライブラリ群を使えるためAVR GCCのフルスクラッチに比べると開発がかなり早く終わりそうです。ライブラリ群の実行コードサイズが気になりますが、それほど大規模なファームウェアになりそうもないので浮動小数点演算を使わない限り大丈夫でしょう。
 これでI2Cデバイスへのアクセスがラクチンになるので今後が楽しみです。

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