2018年7月アーカイブ

お寺の地図記号

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 そういえば卍じゃ無くなったのでしたっけ。

卍屋
 卍屋

 英語だと"swastika"(スワスティカ)。
 元はヒンドゥー教や仏教で用いられる吉祥印で、お寺の地図記号にも使われています。
 通常は「卍」を用いますが、これは左卍と呼ばれ逆の右卐もあります。
 あまり良く無い事にこの右卐は逆卍としてかの有名な国家の政党が使った事で特に西洋ではタブー視されるシンボルになってしまっています。卍の印そのものにはどちらがどうとか意味は無いのですが。

 お寺の地図記号、そんな事もあり外国人向けの地図には多宝塔のようなピクトグラムが採用されています。卍をかのマークと見間違える人が多かったらしいですね。

スベランカー

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 いやいや、滑るんでしょ。

注意看板
 注意看板

 床面が濡れている時は滑りやすい。
 中国語の看板だと「小心地滑」と書いてあるところでしょうか。

 滑らかな床面の方が清掃しやすいですし、見た目も良いのですが、雨に濡れた時は大変滑りやすくなります。特にゴム底などは水が潤滑剤の働きをしてツルッっと転びそうになります。
 この手の看板の人のピクトグラムはたいてい既に転倒を免れない体勢になっている物がほとんどで「あ〜、これはもう転んじゃうよね〜」てなポーズ。
 この看板の場合でもこの後確実に転倒している事は間違い無さそうです。

未来を見通せ(その2)

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 国立研究開発法人情報通信研究機構 未来ICT研究所の一般公開に行ってきました。


大気中水蒸気計測
 地デジ波利用大気中水蒸気計測

 測定のための測定波投射装置を必要とせず、大気中の水蒸気量を計測する原理を実証した装置。
 雨粒はレーダー波を反射するため計測できますが、水蒸気は測定できません。大気中の水蒸気量を測定する事でより高精度な予測が可能になるのですが、そのための簡易な手法を開発したとの事。
 地上波デジタル放送の電波が大気中を進むとき、水蒸気が含まれた大気は密度が高いことから電波の速度が遅くなって遅延する事に着目。その遅延はピコ秒のレベルである事からこの遅延を検出するための実証装置が展示されていました。
 実際に光(電波)が2mm進むのにかかる時間6.7ps程度の遅延を定量的に検出できており、実際の遅延プロファイルと気象情報等の統合を行い、水蒸気量を推定するようになっています。
 デモ装置は1kmの伝播距離を模する遅延器と可変遅延器で構成されており、可変遅延器はノブを使って伝送管を伸び縮みさせることで遅延の増減を生み出します。
 実証実験により実際の大気の測定を行ってデータを積み重ねているとの事でした。


深紫外線通信
 深紫外線(DUV)通信

 開発された深紫外線(DUV)LEDを用いてデータを光通信で伝送するデモを行っていました。このデバイスは深紫外LEDは従来のデバイスより遥かに短い波長である265nmの波長で90mWと高出力なデバイスです。
 今までは殺菌灯(蛍光灯の蛍光塗料が無いもの)を用いていた領域の波長であり、ポータブルなウィルス・殺菌システムや特定微小領域への紫外線照射によるポイントオブケア型医療装置、短波長光源としての測定装置など幅広い応用が期待されています。
 また紫外線より短い波長によりより微細な集積回路の露光光源としても有望視されています。

HeLa細胞
 HeLa細胞

 遺伝子情報から様々な情報を読み解くプロジェクトの一角に有名な細胞サンプルが置かれて、顕微鏡で観察できるようになっていました。
 この細胞は世界で初めての培養し続ける事ができるヒト細胞株でヘンリエッタ・ラックス女史から切除された子宮頸がん細胞を培養しているもの。女史の名前からHeLa細胞と呼ばれています。
 ヒトパピローマウィルスによりガン化したこの細胞は不死性を得ており、条件さえ整えればずっと培養・増殖し続ける事ができる事から様々な用途・場所で利用され続けています。

DNA抽出実験
 DNA抽出実験

 子供も参加できる体験型展示で、ブロッコリーをすりつぶして濾過した液体からDNAを固定させて可視化することで抽出する実験をすることができます。実際に実験をするとDNAの顕微鏡写真のようなきらびやかなものは無く(涙)、綿くずのような物が析出してくるだけだったりします。

析出したDNA
 析出したDNA

 研究者はこの綿くずからPCRにかけたりシーケンスアナライザーにかけたりするのでしょうが、そこまでの実験は短時間ではできないためここまでで終了。

お持帰りDNA
 お持帰りDNA

 抽出したDNAはマイクロチューブに入れて持帰ることができます。
 アルコール固定ですので火気厳禁ではありますが。

 オマケ

軌道星隊 シゴセンジャー
 軌道星隊 シゴセンジャー ショー

 明石天文科学館のヒーローであるシゴセンジャーが出張(笑)でショーを行ってくれていました(前説は明石天文科学館館長の井上さん)。
 肩に日本標準時子午線である東経135度を示す135EとJSTM(Japan Standard Time Meridian)のベルトバックルが目印のシゴセンジャーレッドとシゴセンジャーブルー、憎めない悪役のブラック星博士が登場し、さまざまな天文に関するクイズを解いていきます。
 ブラック星博士はたまらないダジャレでその場の空気を凍てつかせ寒い思いをさせるのが得意。天文科学館のプラネタリウムでは操作卓を乗っ取って邪魔をする事もあるようで、この時も暑く盛り上がる会場で寒〜い思いをさせられました(笑)。

PAWR
 PAWR

 NICTは気象関係の研究も盛んに行われており沖縄電磁波技術センター、大阪大学吹田キャンパスとこの神戸未来ICT研究所に設置されたフェーズドアレイ気象レーダーによる観測を元に30秒毎のリアルタイム計測を行ってゲリラ豪雨などの短期的で急激な気象変化の予測とそれに対応するための研究を行っています。
 一般的な気象レーダーと異なり、水平方向だけでなく垂直方向も含めた立体的な雨量分布が短時間(約10秒)で得られるため、より詳細で精密な気象変化を観測することができます。

 このほかにも多数の研究発表がありましたが、撮影ができていなかったり、肝心の面白いところが撮影できなかったり、写真では説明しづらい内容だったりと今回の記事で割愛した部分もあります。
 ぜひ機会があれば、ご自分で、その目で、様々な研究成果を直接ご覧頂く事をお勧め致します。

 その1はこちら

未来を見通せ(その1)

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 国立研究開発法人情報通信研究機構 未来ICT研究所の一般公開に行ってきました。

未来ICT研究所
 未来ICT研究所(神戸・岩岡)

日本標準時表示
 エントランスの日本標準時表示

 略称NICT。日本の標準時を管理していてStratum 1のNTPサービスも提供しています。
 日本標準時を作り出しているのがセシウム発振器を使った周波数標準器。

周波数標準信号発生器
 周波数標準信号発生器(HP 5071A)
 セシウムビームチューブカットモデル(右上)

 実際に小金井の標準時を管理している装置と同型の周波数標準信号発生器とセシウム発振管のカットモデルが展示されていました。HP製(Agilent Technologyに移管後、現在はMicrosemiから販売されている)のユニット、なかなかいいお値段です(推定1台1,000万円以上)。
 1秒の定義がセシウム133原子 (133Cs) の基底状態にある二つの超微細準位間の遷移に対応する放射の9192631770周期にかかる時間となっていますので、ここに内蔵されているセシウム発振器が安定した状態で発振している振動数から1秒が決められる事になります。
 標準時の精度は10-12程度の精度を保持しており、NICT本局では厳重な電磁シールドルームにラックマウントされたこの装置を18台同時に稼働させ、正・副・予備の三重冗長構成で装置間平均をとってさらに精度を上げて運用しています。
 今後は単体でさらに精度が出せる光格子時計の開発を続けています。

 この一般公開の少し前の時の記念日である6月10日から小金井の本部の施設に加えてこの岩岡の建家内で神戸副局の運用が開始されました。担当の方とお話をさせていただくと、なんらかの理由(大規模災害を想定しているそうです)で関東の本部がアウトになった場合に標準時提供を停めることなく運用できるように副局をおいて分散するリスクマネジメント目的だとか。ちなみに予算の関係で神戸副局は本局よりぐぐっと台数が少ない5台の周波数標準信号発生器と水素メーザー2台を用いて運用しているそうです。
 
クリーンルーム
 クリーンルーム
 手前の装置はスパッタ装置

 デバイスの試作(本当に動作原理から検証する)ためのライン一式を持っています
 この部屋は成膜室で電子ビーム蒸着装置、スパッタリング装置、(見えていませんが)光学薄膜成膜装置が置かれています。
 電子ビーム蒸着法は成膜対象材料を電子ビームで加熱蒸発させ、蒸発源上部に設置された基板材料に堆積させることで薄膜を形成します。
 スパッタリング法は成膜法としては蒸着法とは別のポピュラーな方法で、装置内は高真空にし、放電によって出来たプラズマを生成し、プラズマイオンを電界で加速してスパッタ材料にぶつけ、材料から叩き出された原子によって基板に膜を形成する方法です。

スパッタリング装置
 電子ビーム蒸着装置

 この日の見学では中にダストカウンターが設置されていかに内部の浮遊粒子が少ないかを見せてくれていました。
 動作そのものが実現できるかどうかのレベルの試作も多い事から、所内で半導体製造プロセスを用意しており、すべて所内でデバイスの製作ができるようになっています。今回の見学した部屋以外にも電子ビーム描画装置や走査型電子顕微鏡(SEM)、原子間力顕微鏡などの装置が設置利用されており、クラス1000に加えてクラス100(露光装置が置かれている)のクリーンルームもあり、これらを活用して次世代デバイスの開発を行っています。

ウェアラブル脳波計
 ウェアラブル脳波計

 既存の脳波計測に使われる装置を導電ペースト不要電極を用い、小型軽量・ワイヤレス化することで被測定者への負担の低減(QOLの維持・向上)を図りながら計測できる装置を開発し、それを用いたデモとしてゲームを行っていました。

BMIレーシングゲーム
 BMIレーシングゲーム

 ヘッドギアタイプの脳波計からBluetoothで測定データを伝送し、PC側で計測脳波から特徴抽出(フーリエ変換)してアルファ波(8〜13Hz)の強さからレーシングカーの速度をコントロールしてラップタイムを競うゲームです。
 実際は集中度を示すとされるシータ波(4〜7Hz)も見ているとの事でした。


超伝導単一光子検出器
 超伝導単一光子検出器(チップ素子部分)

 超伝導ナノワイヤ(NbN:窒化ニオブ)によるミアンダ構造に光子が入る事でホットスポットが形成されて超伝導が壊れる事で単一光子の突入であっても検出する事ができる素子です。
 光検出半導体としてアバランシェフォトダイオード(APD)が用いられてきていますが、動作速度が遅く、検出効率も低く暗時カウント数も多いなど高精度な測定には問題がありました。それらを克服するべく開発したのがこちらの素子で、光子検出毎秒7,000万個(70MHz)と毎秒40カウント(APDは毎秒16,000カウント)と大幅な暗カウント数の低減、高い検出効率80%(同10%)を達成し、さらに冷却に液体ヘリウムが不要で装置も小型化できるとの事。
 またAPDの様にゲート動作が不要なため測定に同期回路も不要になって、より使いやすい素子だそうです。

マイスナーカー
 マイスナーカー

 超伝導現象の一つであるマイスナー効果を応用した浮遊して磁石軌道上を動く車のオモチャ。
 車の中にはYBCO(Y:イットリウム、Ba:バリウム、Cu:銅、O:酸素で構成される酸化物系超伝導化合物)と液体窒素を保持するくぼみがあり、そこに液体窒素を流し込むとYBCOが超伝導状態になります。
 超伝導状態になると外部磁場が超伝導体の内部に進入しないことから磁力の反発がおき、ピン止め効果によって浮遊したまま固定されます。よく浮いた磁石のようなものが示されている超伝導の一般的な現象の1つを応用して、磁石のレールにより誘導する事で非接触のままレール上を走るように動き回ります。

超伝導集積回路
 超伝導集積回路

 超伝導状態で動作するジョセフソン素子を用いた超伝導集積回路。このときのサンプルは多分、NbNを用いた世界初のジョセフソン素子だったと思います。
 写真の回路は何なのかをおお伺いするのを失念してしまい調べたのですが何か判明できませんでしたが、多分エラー訂正回路の一部だろうと...。

 その2はこちら

等身大

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 たまに見ますが、設置場所も出し仕舞も面倒ではないかと。

店頭の等身大看板
 店頭の等身大立体看板

 目立ちますね。さすがにこの手の立体看板。
 私的にはそれよりも後ろに多数ある寿司の食品サンプルの方が気になります。

 

螺旋

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 吹き抜けに螺旋階段。

吹き抜け
 吹き抜け

 ある意味、トマソンの階段。昇った先に出口も扉もありません。
 意匠として作られているのでしょうが、こんな階段は昇れるとしても恐くて昇りたくはありませんよね。
 壁に踏板だけが出ているタイプの階段は冒険ものの映画やアニメ等で城やダンジョンに登場する事がありますが、実際にその階段を使って昇降することを想像したくもありません。踏み外さなくてもバランス崩せば下に落ちるような階段なんて恐過ぎますし...。

顔が文字

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 またもやハマムラ案件を見つけました。

顔が文字
 顔が文字

 「じんべえ」+αで顔が構成されています。
 テナント看板にはありませんが、別の看板には口の近くにおちょこが加えられており、「ちょっと一杯」な感じが良く出ていました。

 文字の形がそうさせるのでしょうが、ひらがなで構成された顔文字は柔らかい印象が良く出ています。

謎な祠

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 どうしてこの場所に。

大黒様
 大黒様

 ビルの壁にまるで祠のようにダクト類が取り巻いている大黒様を発見。
 どういう経緯でこの場所に設置されたのかは一切不明。そもそもに大黒様があったことで後から入ったテナントの排気ダクトを引き回すためにこのような回り込むような配置になった可能性もあります。

 財福をもたらす神として祀られる事が多いのですが、元はヒンドゥーのシヴァ、マハーカーラの意訳で大黒天として密教に取り入れられました。大黒と大国が重なる事から大国主と習合されてしまい、豊穣の神として変化して今に至ります。
 元々は憤怒像だったのが大国主神話の因幡の白兎の逸話と混じり合っていることから江戸時代の頃には柔らかな笑顔、打出の小槌や福袋を持ち米俵に乗った姿となっていきました。

 場所的には南に面した壁なのですが、この場所に大黒様を祀った何かがあったのか、縁起をかついで付けたのかはわかりませんが、普通に歩いていると絶対に気がつかないですね(苦笑)。

大阪ことば

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 大阪ことばオンパレードのディスプレイ。

大阪ことば

 左上から順に標準語の意味を見てみましょう。
 語意は牧村史陽編「大阪ことば辞典」などより引用させて頂きました。

 いらう【弄う】(動)
 いじる。さわる。

 すかたん(名)
 反対。失敗。当てのはずれたこと。

 ほたえる(動)
 戯れる。ふざけて騒ぐ。

 こてこて(副)
 度を越えて分量などの多いさま。また、濃厚なさま。
(これは純然たる大阪弁ではありませんが大阪的な様を示す際に使われるようになったようです)

 ごんた【権太】(名)
 いたずらっ子。腕白者。無理難題。

 ちょける(動)
 ふざける。おどける。イチビル。

 げら(名)
 げらげらとよく笑う人。笑い上戸。

 やつし【俏】(名)
 おめかしや。おしゃれ。

 あんじょう(副)
 うまく・体裁よく・ていねいになどの意味。
(正しくは「あんじょぉ」)

 なんなと(副)
 何なりと。

 いけず(名)
 いじわる。こんじょわる。

 なかなか普通では使わない言葉も混じっており結構難しい単語もあり私も全部は分からず調べてしまいました(笑)。

なにがですか?

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 簡潔過ぎて分かりません。

募集
 募集

 「募集」と勤務時間思しき時間がかかれたのみの募集貼紙。
 簡潔で良いのですが、いったい何を募集しているのかがさっぱり分かりません。職種不明、待遇不明、勤務内容も不明。これで気になり過ぎて応募する人がいるのかもしれませんが、時間帯が昼間の微妙な時間でこれまたどうしたものかというところ。
 無事求人応募があって、この貼紙がなくなっていることを祈ります。

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