マウスボタン交換

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 非常に製品寿命は長いのですが、やはりこういう故障はやってきます。

Logicool M590
 Logicool M590

 会社で使用しているBluetooth接続マウスであるLogicool M590の調子が悪くなってきました。
 通常一番クリックで酷使する左ボタンの調子がどうも良く無く、クリックを認識しなかったり、しても押し込む力を入れないと押された状態にならなくなってきました。
 やっかいなのはこの症状が不定愁訴状態で、機嫌の良い時は全く問題ないのですが、症状が出始めるとしばらく継続するので、地道にストレスが溜まります。
 クリック程度であれば押し方次第でなんとか誤摩化せますが、ドラッグしようとして掴めない時はかなりイラっとします。たまにしか使わない家のPCならいざ知らず、毎日常用している仕事使いのマウスの不調は困ります。

 そんな訳で、マウスのボタンを交換してしまいました。
 修理に出すという選択肢もありましたが、すでに製品保証が切れてしまっているのでロジクールの神対応も頼れません。修理すると製品を買うぐらいの費用が発生しそうだったので、どうせ製品保証が無いのなら自分でスイッチ交換!となった次第。
 以前にもマウスのボタンスイッチ交換はしていましたが、同様になんとかなるだろうと簡単に考えていました。

左右ボタンスイッチ
 マウスの左右ボタンスイッチ
 ボタン部が赤い物が左右ボタンで押されるタクトスイッチ

 静音マウスのボタンスイッチは私が所有していた以前の物と違いマイクロスイッチではなく、タクトスイッチが採用されています。しかも形状が見た事の無い底上げされたもの。
 これには困りました。電子部品店の店頭でこんな部品は目にした事がありません。
 四本足ではなく二本足ですし、形状も大きく異なります。仕方なく通販サイトで探すと怪しい中国出品者が出しているものが見つかり増したので勢い付けてえいやぁ!と購入。絶対にパチモン(笑)だと思いますが、部品が付け替えできるのであれば今後同じ状態に陥ってもまた交換すればよいだけなので注文して到着を待ちました。
 同じ品番でも高耐久品を使用しているとの噂がありますが、一般流通していないのであきらめましょう。

オリジナルと購入品
 オリジナルと購入品

 なんか微妙に違うのですが寸法等は同じなようなので交換をしてしまいます。

 マウスを分解するには+0のドライバーとピンセットが必要ですので用意しましょう。

底部のネジ
 底部のネジ

 Unifying接続のドングルをマウスの底から抜くと、奥にネジが見えます。
 以前交換したマウスに比べて設計がエレガントになっていて、このネジ1つで分解して内部にアクセスできるようになっていて、スライダーの下に隠れているネジ等は一切ありません。

メイン基板
 メイン基板

 メイン基板とサイドボタンを接続するケーブルがコネクタで接続されていますので、注意してコネクタをピンセット等を使用して引き抜き、センターホイールを注意して取外す(すこし力を加えると噛み合わせ部分から抜けます)と、この状態になりますので、黄色い丸印の3ヶ所のネジを取り外すと本体から分離でき、メイン基板の裏側にアクセスできます。
 基板をマウス本体から外す時に針金状の電池電極が付いてきますので壊したりしない様に注意して真上に引き上げましょう。

 基板の裏側に半田ごてを当てて十分にハンダを溶かしてスイッチを引抜き、抜いた後のスルーホールの中のハンダを吸取り線や吸取り器等を使用してハンダを除去します。片側の端子は基板上のコントローラーでバイス側に接続される細いパターンなので注意してスイッチを引き抜いて下さい。決して力技で引き抜こうとはしないように。
 使用されているハンダが鉛フリーなのでちょっと厄介ですが、鉛入りハンダを追いハンダしてやるとかなり楽になると思います。基板の汚れが気になる人はスイッチを取り除いた後、アルコールでフラックス等を清掃すると良いでしょう。

 取付けスルーホールが奇麗になれば新しいスイッチをハンダ付けすれば完了です。
 後は分解と逆の手順で組み立てて、電池を入れて電源をオンにし動作確認できれば修理は完了です。
 M590はボタンクリック音がほとんどせず使用感が非常に良いBluetooth接続できるマウスです。Unifying接続と違って、PC本体のUSBポートを1つ占用しないので助かります。電池寿命も単三1本で2年と非常に長く、1.2Vの充電池を使っても交換まで1年ぐらいは平気で使用できます。
 デバイス類の損傷などの電気的故障でなければ今回のようなスイッチ交換でまだまだ使えそうです。良い製品を作ってくれて感謝ですね。

 最後にお約束です。
 今回の分解およびスイッチ交換はメーカーの保証する物でもなく当サイトでも保証を謳う物ではありません。交換を実施する場合は皆様の自己責任で実施して下さい。当サイトおよび管理者は、ご自身で行った結果により生じる不具合、事故、故障等の一切を保証致しません。

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