電子工作

なんか違うんです

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 よく抜き差しするデバイスや入替を前提としたデバイスのソケットです。

TFXTDOL
 よく見ると...

 バーンイン用ソケット/ZIF(Zero Insertion Force)ソケットの代名詞、と言えば3MのTextoolTMブランドです。
 大変堅牢でしっかりした作り、コンタクトも金メッキですし、安心して使えるのですが、価格が一瞬躊躇するほど高いのが難点です。

 と、思いつつ「お、えらい安いやん?」と目にとまったのがコレ。

 よぉ〜く見ると、TEXTOOLではありません(笑)。
 なにかの間違いかとも思ったのですが、違うというのが正しい(ああ、ややこしい)のです。

 じっくり見てみると、綴りが
 正)TEXTOOL
 異)TFXTDOL
 で、ほとんど間違い探しの世界です。
 色もほとんど同じ。抜き差し時のハンドルもよく似ています。形状は3Mのものよりちょっと小振りで、コンタクトの金メッキはありませんでした。

 まあ、激安なんですが。

トラブル続き

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 最近、更新が遅れてしまっていたりしましたが、いろいろとマシントラブルが起こっていました。

マザーボード
 マザーボード(GIGABYTE GA-8IPE1000 Pro2)

 まず、マザーボード。この暑さで調子が悪くなったのか、頻繁に勝手に電源が切れたりリブートがかかったりしていたのですが、そのうち起動時にメモリの認識が悪くなったりしてきました。
 だましだまし使っていたのですが、どうにも調子が悪すぎ。
 撮影したデータ一切合財をHDDに入れていたのでなんとも作業効率が悪く、記事の編集もままなりません。そんなこんなで、データを加工したりすることが滞り、更新ができなくなってしまいました。
 仕方がないので、別のMacG4にてバックアップデータなどからなんとか苦労しながら作業。

 それでも一縷の望みをかけていたのですが、ついにBIOS画面も起動せず。
 もう、手も足も出なくなってしまいました。

 仕方がありませんので、ハードディスク以外はごっそり入れ替えです。
 ただし、シリアルポートやプリンタポート(ハードウェアキーが必要なソフトもある)などのレガシーなデバイスが必要なマザーボードが必要です。しかし、最近のトレンドではUSBにすべて移行するようでして、そんなポートがついているマザーボードは限られています。
 もう、ゲームはしないのでという割り切りで、オンボードグラフィックチップ、シリアルポート、パラレルポート、P-ATAがある一番ローエンド級のマザーボードをメインに、CPU、メモリの換装、データ移行用のためのS-ATAのドライブの増設、これまた調子が悪かった光学ドライブをDVD-RW(DL)に変更しました。
 電源も現状のATXの規格に合っていませんので、静音タイプの新しい規格の電源に変更。

 これら一切をヨドバシでカード決済(涙)で購入、重たい思いをしながら持ち帰りして現状のケースに組み込み。筐体の吸気ファンを増設しました。
 先ほど組みあがって起動を確認したのですが、ハードウェアの構成が大幅に変わったためライセンスの再認証をさせられます。そこで、ネットワーク経由で再認証を行おうとしたところ、ネットワークにつながりません。おかげで電話しろといわれる始末です。ドライバ類がすべて更新されたのにも拘らずつながらないのです。
 よもやとは思いながらLANの工作部屋にあるHUBを見ると電源が入っていません。
 電源の100Vはちゃんと供給されているので、筐体の中でトラブルと思って見てあけてみるとこれ。

焼損電源
 電源がかなり焼損しかけ

 どうやら電源が損傷して動作しなくなったようなのです。
 ショットキーダイオードと思しき近辺がかなり黒こげ状態。やっぱりですが裏側の半田も熱損傷して浮いています。

半田クラック
 半田が浮いている

 さあ、裏側を見るとかなり痛んでいます。パターンは浮いているしリードは酸化して黒くなっているし、相当です。ふと、横をみると電解コンデンサも噴いています。

よだれコンデンサ
 よだれつきコンデンサ

 これはあかんと思い、はずしてしまいました。
 定格が105℃の1000uF/6.3V。さすがにこのような低圧の定格の大容量コンデンサで、105℃タイプは手持ちにありませんので買いに行かなければなりません。
 とりあえず、HUBに+5Vを実験用電源から供給するとちゃんと動作しましたので、どうやら電源だけのトラブルのようです。

 ネットワークにつながらないでは何もできないので、仕方なくかなり昔に使っていた10Base-Tのスイッチングでは「ない」HUBをつなぎなおし。馬鹿ハブで高トラフィックが発生すると競合が発生して激遅になります(涙)。

イーサネットHUB
 Farallon Ethernet10-T Starlet/8
 左端のD-SUBは10Base5のトランシーバ用コネクタ
 上に載っているのはほかの部屋とつなげるためのApple AirMac Express

 まあ、いまどきこんなHUBを使う意味もありませんが、仕方ありません。
 出費がかさみますなあ。

 とにかく、今年はそれほど暑い日が続いたわけでもないでしょうに、7月に入ったころからいろいろとトラブル続きで、痛い出費を強いられています。堪忍してえなあ、ですわ。

kester 44

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 はんだマニアではないのですが、買ってしまいました。

kester 44
 kester 44
 これはメキシコ工場製のようだ

 手持ちのハンダが心もとなくなってきたので、何か買っておかなければならないと思いつつ、なかなか品定めをだらだらしていましたが、勢いでこれを買ってしまいました。
 以前のRMA規格の無洗浄タイプのものもあるのですが、エフェクタからみの工作では超定番らしいKester社の44を1ポンド(454g)巻きで買ってしまいました。
 おためしで1.5mとかで売っていたりするのですが、さすがに割高。アルミットのKR19-RMAが100g巻きの値段の4.5倍よりは安いので、けっこう普段使いができるかなと判断し、思い切って購入。実際はまだ作っていないので本当にこれで音が変わるだのどうのというのがあるかは同じ回路を2組作って検証してみないとわかりませんね。

 広告などではカナダ製などを見かけますがこれはどうやらメキシコの拠点で作られたもの。
 錫63%に鉛37%の共晶はんだもあるようなのですが、これは普通の錫60%に鉛40%のものです。
 ロジンにハロゲンを使っていますが、残渣は耐腐食性があるとのこと。

 さあて、これでいよいよ宿題を進めなければならない状況に追い込まれました(笑)。
 あとは、表面実装タイプのデジタルトランジスタとダイオードです。まあ、なんとかなるでしょう。

書き込みアダプタ

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 SOPパッケージのデバイスって使いたいですよね。QFPまでとなると躊躇しますが。

SOPソケットアダプタ
 SOP->DIP変換アダプタ
 PICSTART Plusで使用中

 ずっと店晒しプロジェクトが一件ありまして、いよいよ着手し始めたのですが、デバイスがSOPでないと装着時の余裕がなさそうなので、DIP 300milをあきらめて1.27mm-SOPを使うことにしました。
 そこで問題なのがデバイスのプログラミングとテスト。DIP品を使って開発すればよいのですが、どちらにせよSOPでの実装となると、このパッケージでプログラミングできなくなければなりません。ICSPを使うのも手なのですが、8pinデバイスを使用して周辺回路の両立を図るのはかなり実装状態からして無理があるようなのでSOPパッケージに直接プログラミングできなければなりません。

SK-SZ8
 SOPソケット実装専用基板(SK-SZ8)

 そこで、SOPパッケージ用のソケットを利用してSOP(1.27mm)とDIP(300mil)の変換アダプタを作りました。1.27mmピッチを受けるソケットのピン配置がRJ-45などと同じく千鳥のジグザグ配置で通常の2.54mmピッチのユニバーサル基板には実装できません。今回は共立で販売されていた専用の基板を利用してソケットを実装しました。
 さて、このままではPICSTART Plusのプログラマソケットには挿入できませんので、下駄を履かせることになります。

SOP-DIPアダプタ全景
 アダプタ全体

 ソケット実装基板が両面スルーホールならば基板間接続用のソケットを利用できたのですが、残念ながら片面スルーホールなしの基板でしたので、フラットケーブルを利用して接続ピンへの配線を引き出し、両面スルーホールのユニバーサル基板へ接続します。デバイスプログラミングのための配線経路が長いのは問題があるような気もしますが、ICD2のプログラミングアダプタもあることですし、多少引き伸ばしても大丈夫と判断しました。実装向けのソケットが付くドーターボードは両ピンタイプのヘッダを8ピン分ハンダ付けし、その先にDIP-8pの丸ピンソケットを重ねて取り付けます。
 プログラマのソケットは通常の実装基板向けのピンをしっかりホールドできないようでしたので、プログラミング時は両ピンヘッダのままで。デバッグ実装時はICソケットをさらに履かせて取り付けて利用します。

デバイス装着の様子
 SOP実装状態
 写真のPICはPIC12F675T-I/SN

 実際にSOPのパッケージのPICをソケットに装着してみますと写真のような状態です。
 ちょっと判りにくいですが、ソケット上に置かれたSOPのピンの上からコンタクトが押さえ込むような状態で接続されます。
 取り付けたデバイスのメモリ読み出し(クロックキャリブレーションデータの読み出しが目的)とデバイス書き込みなどのテストを行いましたがなにも問題はありませんでしたので、実用になると思われます。
 あとはSOP28pinソケットを入手すれば18pin~28pinのSOPパッケージのデバイスにも対応することができるようになりますので、近々入手・アダプタ作成の予定です。

 実装回路側をICSP対応にすればこんな手間も要らないのですが、なかなかそうもなりません。

バッテリー充電器

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 いつもは店晒し。必要に迫られると作る。いやはやお恥ずかしい。

充電回路
 充電回路

 最近、気温が急に下がった上にあまり乗らなくなったこともあり、車のバッテリーが怪しくなってきまして、充電しようとしたら何年か前に購入した充電器がちょっとご機嫌ナナメ。
 過電流保護のNFBが付いているのですが、そいつの機械的機構がイカレかけのようで過電流など流れていないのにトリップしてしまいます。仕方が無いので、NFBを殺して直結したのですが、やはり気持ちが悪いのです。ほめられた状態とは言えません。

 そういえば...、と、思い出したのがトランジスタ技術2008年5月号の別冊付録だった「定番電源回路集60」という小冊子。その中に、LM317を定電流動作させて13.8Vの自動車用バッテリーを充電する回路が掲載されています。
 出力部のシャント抵抗の電圧をトランジスタで検出して出力電圧を自動調節し、充電終止電圧になるまで自動的に定電流充電を行う回路です。終止電圧は13.8Vに設定してあるので、充電状態で放置していてもバッテリーを痛めることはありません。
 出力電流は1A。基本的な定電流動作の回路部分はナショナルセミコンダクター社のLM317データシートに記載のバッテリー充電回路です。

LM317コンパチとヒートシンク
 LM317コンパチとヒートシンク

 今回のレギュレータICはUNISONIC TECHNOLOGIES社のコンパチブル品。
 新日本無線のコンパチブル品は同じTO-220のパッケージでもフルモールドで実装に気を遣わなくて済むのですが、こちらはオリジナルに忠実で(笑)、放熱板が出力端子とつながっているのでヒートシンクを取り付ける際にはなんらかを使って絶縁しなければなりません。
 なにかの時に便利だろうと思い予備購入していたヒートシンクにちょうど良いものがありました。実装面に放熱用の絶縁パッドがすでに貼り付いているタイプです。デバイスをねじ止めすれば手間要らずなので、採用しました。
 大体、何処のメーカも推奨していないのですが、まあ製品として出荷するものでもないので手を抜いて絶縁ワッシャをつけずにポリカーボネートのねじで留めてしまいました。金属ねじと違い経時変化で緩む可能性がありますので、あくまでも趣味で使う分として割り切りましょう。実際の製品でこんなことをすると、緩んだりねじの劣化で折れるなどしてヒートシンク脱落の可能性があるのでしてはいけません。
 今回のヒートシンクは足が出ていましたので、基板に実装した際に足をハンダ付けして固定しますので良しとしました、

小物工具(#25)

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 もはや小物ではありません(笑)。

ハンドドリル
 ハンドドリル

 ついに買ってしまいました。
 ちょっとした3mmφぐらいの穴を1箇所開けるのに卓上ボール盤を出してくるのが面倒なのと、夜中に作業できないからです。
 チャック径が6mmのものとこの8mmのものが店頭においてありました。6mmチャックのほうは回転させる小ギアが1つしかないタイプだったため、ちょっと不安だったこともあり8mmチャックのものにしました。こちらはギアを2つ使ってドリル軸を回転させるようになっています。

 コメントでハンドドリルについていただいたことがありましたが、五階の工具店街ではあまり見かけないのと、あってもチャチかったり高価だったせいもあり購入を見送っていたのですが電子パーツショップで見かけてじっくり見ることができたため、購入に踏み切りました。
 で、その店頭に陳列されていたというのは2店あったのですが、悔しいかなどちらも東京系。
 マルツと千石に「しか」店頭陳列が無かったのです。
 HOZANが出していたときは旧ニノミヤパーツランドでも見かけたのですが、廃版商品となってからは店頭から姿を消してしまいましたので、購入意欲がなくなってしまいました。

 早速、昔懐かしい感触を確かめながらちょっと使ってみると、やっぱりうるさい(笑)。
 ギアの作動音がギョリギョリとするのです。
 まあ、これぐらいなら許してもらえるか。と、自分で納得してしまい使うことにしました。
 卓上ボール盤よりははるかに用意が楽です。工具箱から取り出すだけで使えますからね。

 なんとなくピンと来た方がいらっしゃるかもしれませんが、このハンドドリルのハンドル部(柄の部分)は、おしりの部分がねじの蓋になっており、ドリルビットを入れて持ち運ぶことができるようになっています。家で使う分には全く不要な機能ですが、仕事などで外に持ち運んで使うときは大そうなケース入りのセットのドリルビットを持ち運ばなくて良いので、あればあったで使う機能でしょうか。
 そうそう壊れそうにもありませんので、長い付き合いになると思える工具です。

電卓(EL-9600)

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 初めに宣言しておきます。私は電卓マニアではありません(笑)。

シャープ EL-9600
 シャープ EL-9600

 以前にご紹介したHP35sがあるにも関わらず高機能関数電卓が手に入りました。
 新古品で譲り受けたものなのですが、販売開始は1997年の10月。実に10年以上も前の商品です。

 132x64ドットの大型グラフィックLCDを備え、タッチペンも使えるハイエンド電卓。当時の販売価格は24,000円(税抜)とこちらももハイエンド(笑)です。
 関数のグラフ、数式エディタやソルバのほか、金融計算なども使え、当時最強の電卓の一つだったのではないかと思われます。

 HP35sも結構大きいと思うのですが、一応まだワイシャツポケットサイズ。はみ出しますが入らないことはない。 でもこのEL-9600はHP35sの大きさ(15.8x8.2x1.82cm)に比べ一回り以上大きい(18.3x8.6x1.95cm)うえに重さもHP35sの125gに対し230gと、比べ物にならないヘビー級で、到底胸ポケットには入れたくないサイズです。入れておくと自然と肩が凝りそうです。
 仕方がないので、これは会社のデスクトップ電卓として使うか…と思っています。

導通チェッカー

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 久々にハンダこてに電源入れました(笑)。

導通チェッカー
 「居酒屋ガレージ」謹製導通チェッカー

 頒布いただきました導通チェッカーをやっと組み上げました。
 遅くに帰宅すると穴あけ作業が騒音を発するためできなかったのでのびのびになっていましたが、9月の連休を利用してなんとか完成しました。

 作り方の詳細はアクト電子のサイトに記載がありますのでそちらをご参照いただくのが良いかと思います。

頒布内容g
 頒布内容
 白いコネクタと赤のショートピンは含まれていないので注意

 ショートピンはジャンパJ1をオペアンプつきにしたときに簡単に切り替わるようにと用意したのですが企画倒れで使わず(涙)。ピンヘッダのピンの太さよりもJ1のドリル穴が小さいのが一番の理由でして、つけようとしたのですが、かなり強く押し込む必要があったため断念。ハンダ付けのジャンパとしました。

実装したバナナジャック
 実装したバナナジャック
 右側がサトーパーツのもの

 紹介のサイトには後日と記載がありましたが、先にバナナジャックをつけて作ってみました。
 これは最初に作った導通テスター(導通チェッカー)で利用しているテストリードをそのまま使いまわしできるようにしたいためです。
 バナナジャックはサトーパーツの部品が書いてありましたが、一回り小ぶりのバナナジャックを千石電商で見つけたのでそちらを実装してみました。穴径がサトーパーツはφ8.5mmなのですが、こちらはφ9mmで、外側は小ぶりなのですが絶縁部のプラスチック径が大きいようです。

バナナジャック周辺
 バナナジャック周辺

 ジャックの間隔はぴっちりの幅にしてしまいますとプラスチックカラーを押さえ込む平ワッシャがくっついてしまい導通してしまいますので、できるだけ左右を離すようにします。ただし、LEDの取り付け位置も近いため、そちらの位置との筐体のねじポストなどの位置との駆け引きがありますので、充分検討して寸法を出してからケース加工したほうがよいと思われます。

 ケースはタカチの単3型電池2本の電池ボックスがあるLM-100Gです。これだけでも結構な値段がしますので、ガラスエポキシのプリント配線基板、部品類のセットなどから考えますと頒布価格は充分値打ちがあると思えます。自分で部品を集めてきて(前回のように)ユニバーサル基板で回路組するのもありかとは思いますが、手間と配線を考える時間コストを考えますと、確実で楽なプリント配線基板を利用するほうが確実に組みあがり再現性も高いので断然こちらを利用するほうがお勧めです。

 ケース加工はφ3.2mmで全てできるということでしたが、マグネチックサウンダーの音出しの穴と、裏側にある設定スイッチを押す穴はφ2.0mmと小さめにしておきました。LEDの穴もφ3.0mmにして押し込むほうが固定に接着剤などを使用しなくてよいためあえてφ3.2mmでは開けていません。
 バナナジャックの取り付け穴はφ3.2mm→4.0mm→5.0mm→6.0mmと徐々に大きくしてからテーパリーマで広げて既定の大きさに仕上げます。パネル面の前方と後方の交互にリーマがけすると穴の内面がほぼ真っ直ぐになります。片方だけだと円錐形のリーマで削るため、傾いた側面になります。気にしない方はそれでも問題ありません。

 電池を入れると約10秒ぐらいでオフになります。再度導通チェックを行い、導通状態となる抵抗値以下になると自動的に電源が入ります。初回のスリープからそれ以後の導通で起動した場合は約3分ほどで電源オフとなります。

 今回はインテリジェントになりましたので、各種設定などを変更できます。これはウラ実装した設定ボタンを押すことで設定モードに入り、モールスで設定値を「話して」くれますので、確認・設定を行います。
 モールスが聞き取れないとちょっと辛いかも。初期設定の速度はモールスなんて聞いたことも無い人にはかなり速いと思います。アマチュア無線3級(電信級)をもっていれば大丈夫だとは思いますが、なれないとやはり辛いかもしれません。私は当然アウトに近いほうでした(笑)。

 使用してみて、電源オンスイッチが無いのはさすがに便利です。
 以前の導通チェッカー(こちらこちら参照)の上に積んでテストリードを差し替えましたが、それ以来、古い方は使っていません.
 今回の導通チェッカーで音の大きさが小さいのでマグネチックサウンダに変更されたとの事でしたが、我が家の深夜は静かすぎてかえって大きな音でびくびくものです。設定変更して音を小さくしたぐらいです。
 放っておくと電源オフになりますが、この時間設定も設定で変更できると嬉しい所です。ずぼらな私は「どうせ自動オンなら、30秒位でオフでも十分かな。」と考えてしまうのです。

バッテリーチェッカ

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 仕事が忙しい上に公私とも多忙なためハンダこてを握る間がなかなかとれませんでした。

バッテリー電圧チェッカ
 バッテリー電圧チェッカ

 居酒屋ガレージさんで紹介されて、アクト電子さんで頒布されています電池電圧チェッカをやっと組み立て完了しました。
 オリジナルの頒布内容と一部変更して組み立てています。

 ・ケースをアイボリーから黒に変更(タカチSW-120)
 ・LED表示窓にスモークアクリルを付けた
 ・負荷抵抗選択スイッチをトグルスイッチから波型スイッチに変更
 ・電圧差チェックボタンを大型のものに変更
 ・くみ上げ状態を変更
 ・ビス類を変更

 LEDの窓部分にスモークアクリルをはめ込み、コントラストが上がったためLED表示はかなりはっきり見えるようになりました。この変更でケースの面に出ていたLEDをアクリル後部まで下げるために2mmあるケースの厚みをオフセットする必要があり、スペーサーを付属の5mmから7mm(8mmを削る)に変更しています。
 この変更に伴い、そのままの実装では電解コンデンサがケースウラの蓋に当たってしまい、立てたままの実装状態ではケース内に収まりません。一度、基板をくみ上げてから確かめたところ干渉してしまったため電解コンデンサをはずしたものの、パターンのビアからハンダが抜けません。居酒屋ガレージ店主さんにお願いしてハンダ吸い取り器で抜いていただきました。
 はずしたコンデンサにさよならをしてもらって、改めてコンデンサを横向きに立体実装しなおします。リードが接触するといけませんので、+局側のリード線に絶縁チューブをかぶせて実装します。

 組み始める前になんとなくいやな予感がしていまして、ICソケットを頒布内容のベローズタイプのものからロープロファイルの丸ピンに変更したのですが、そちらより電解コンデンサのほうが当たってしまい、まったくもって、とほほな状態になりました。

基板上の実装状態
 基板上の実装状態
 なんだかなぁの状態になってしまった

 ごらんのようにかなりアクロバティックな実装で、製品には絶対したくない実装方法です。おかげで背の一番高い部品がインダクタとなってしまいました。MOS-FETの2SK2232もねじ止めしてしまいます。放熱器をつけようかとも思いましたがそれほど発熱する状態ではなさそうなので、見送りました。

 負荷抵抗の選択をする、波型スイッチもオリジナルのトグルスイッチが1回路2接点だったのを、2回路2接点にしています。インジケータのLEDを追加実装する予定で、1Ω負荷と4.7Ω負荷の場合に違う色のLEDを点灯させるつもりですが、現状は未実装です。
 プッシュスイッチも大型のものに変更して、押しやすくしました。もっとも、それほどの頻度で押して利用するような気はあまりしないのですが。

 そのほか細かいところでは、ショットキダイオードはキンク加工をして浮かせています。基板の動作確認でこのダイオードに外部電源を印加するときに、やりやすくするためです。負荷抵抗が発熱するまでチェックし続けるすることは無いと思いますが、放熱のため基板から浮かして実装しています。
 ケース表面のねじを付属のポリカーボネートから通常の皿ビスへ変更し、表面をツラいちにします。基盤の固定ねじも真鍮のクロムめっきねじに変更。大型のワッシャをつけて固定します。それほど振動が加わるかとも思いませんが、念のためスプリングワッシャも入れてあります。

 スイッチ類も変更になるのでそれにあわせて穴あけ加工をします。押しボタンスイッチには回転防止のポッチがありますので、それにあわせて切り欠きを加工します。
 写真では見えませんがケースウラにはゴム足をつけてみました。基板の固定用の穴を開けた段階で蓋側と気づいたため苦肉の策ともいえます。

 なんのかんのと部品を変更していますと、ねじが金属製になるなど細かい積み重ねでそれなりに重量がかさんで、お借りした貸出機のときより重さを感じるようになってしまいました。ゴム足をつけたものの、手に持って使用する頻度のほうが高そうなのではずしてしまうか、ケースの蓋を別の穴の開いていない新品と差し替えるかもしれません。

 さて、組み上げてからですが、自宅などに散在している電池類を片端からチェック。外見からでは判りにくい電池の生死をテスターのバッテリーチェックレンジを用いることなく判定できます。また、負荷を掛けてみることでどれだけ元気な電池かもあわせてチェックできるので大変重宝しています。
 利用している充電池はエネループがほとんどなのですが、電池を実装する前にチェックする習慣がつきました。入れたものの、思いのほか早く終わってしまいそうになる電池を事前にチェックできます。

 最後に、大変便利な電池電圧チェッカの頒布と、こちらの失敗(電解コンデンサをはずした後のビア復活とその他)をリカバリいただきました居酒屋ガレージ店主さんに感謝をさせていただきます。

OSXでシリアル(#2)

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 以前にUSB-RSAQ2を使ってMacOS Xからシリアルポート経由で外部機器と通信する記事を掲載しましたが、追加情報です。

 シリアルと通信を行うためにscreenコマンドを利用していましたが、一度つないだ後で切ってしまうとデバイスが認識しなくなる不具合が出たりなど、記事をご覧頂いた方々にも不自由な思いを共有していただいた(笑)ようです。今回は通信に別の手段を利用して接続を行う例をご紹介したいと思います。

 まず、ターミナルのソフトウェアがどいつもこいつも塩梅が良く無いから作ってしまいましたというjerminalを利用します。
 jerminalを入手し、圧縮を解いて展開されたフォルダを確認します。
 LOVE LOVE BSDのサイトにある「BSDの杜」にJerminalへのリンクがあります。現行の最新バージョンはv0.8096(v0.8095と表示されますが…)ですので、tar.gz圧縮が掛かったファイルをダウンロードしてください。

展開直後のフォルダ
 展開直後のフォルダの中身
 拡張子が.cや.hのアイコンが白アイコンでないのはXcodeをインストールしているためである
 .pl(Perl)や.sh(シェルスクリプト)はSmultronがインストールしてある場合のアイコン

 ここでターミナルやiTermなどの端末エミュレータアプリケーションを起動します。
 ファイルを展開したフォルダに移動し、makeコマンドでビルドします。ここではデスクトップ上に展開しました。作業ディレクトリがあるのであれば、そこに圧縮ファイルを展開した後、作業を行います。

nanghi$ ~/Desktop$ cd jerm-8096
nanghi$ ~/Desktop/jerm-8096$ make
cc -g -pipe -Wall -DJUPITER    -c -o jerm.o jerm.c
jerm.c: In function 'read_local':
jerm.c:1394: warning: pointer targets in initialization differ in signedness
jerm.c: In function 'server':
jerm.c:1512: warning: pointer targets in passing argument 3 of 'accept' differ in signedness
cc  -o jerm jerm.o -lm 
cc -g -pipe -Wall -DJUPITER     tiocdtr.c  -lm  -o tiocdtr
nanghi$ ~/Desktop/jerm-8096$ 

 多少のウォーニングが出ますが気にせずにおきましょう(笑)。
 ビルドが完了するとオブジェクトファイルである本体のjermのオブジェクトであるjerm.oとIOCTLを受け持つtiocdtr.o、ビルドが成功していれば実行プログラムであるjermが出来上がっています。

make完了後
 make完了後のフォルダ
 jerm.o jerm tiocdtr(.oが見えない)のファイルが増えている
 実際の実行ファイルはjermのみ

 ここで必要なのはjerm本体のみですので、これをコマンド実行パスの通っているディレクトリにFinderのGUIでコピーしてしまいます。もちろんターミナルからcpコマンドでコピーしても結構です(笑)。Xcodeをインストールしている方は/Developer/usr/binにおいても良いでしょう。
 コマンドラインからjerminalを起動するのですが、一応通信条件などを設定して起動します。
 ここでデバイスファイルを指定しなければならないのですが、前回の記事を参照して頂き、/dev/cu.* に接続してできたデバイスファイルを指定して起動します。
 screenコマンドでは/dev/tty.PL2303-* を指定していましたが、jerminalでは/dev/cu.PL2303-*を指定します。

nanghi$ jerm -b 9600 -p none -d 8 -s 1 -f none /dev/cu.PL2303-1B122
Jerminal v0.8096  Copyright (C) 2000, 2001, 2002, 2003, 2004, 2005, 2007 candy
Type "Ctrl-M ~ ." to exit.
 ispeed 9600 ospeed 9600
 +IGNBRK -BRKINT -IGNPAR -PARMRK -INPCK -ISTRIP -INLCR -IGNCR -ICRNL -IXON -IXOFF -IXANY -IMAXBEL
 -OPOST -ONLCR -OXTABS -ONOEOT
 cs8 -CSTOPB +CREAD -PARENB -PARODD +HUPCL +CLOCAL -CCTS_OFLOW -CRTSCTS -CRTS_IFLOW -MDMBUF -ECHOKE -ECHOE -ECHO -ECHONL -ECHOPRT -ECHOCTL -ISIG -ICANON -ALTWERASE -IEXTEN
 -EXTPROC -TOSTOP -FLUSHO -NOKERNINFO -PENDIN -NOFLSH

Password:

 ご覧の様になにやら色々と出てきますが、最終的にはログインプロンプトが表示されるはずです。
 (この例ではYAMAHAのRT58iを指定したのでログインのユーザ名は出てきません)

 jerm [オプション] デバイスファイル名
 起動時のオプションは

 -b 9600 接続速度
 -p [none|even|odd] パリティなし、偶数、奇数
 -d [7|8] データビット長 7bit or 8bit
 -s [1|2|1.5] ストップビット長 1bit or 2bit or 1.5bit
 -f [none|x|hard] フロー制御なし、Xon/Xoff、ハードウェア制御
 -l file ログファイル

 辺りが一般的に使うオプション類でしょうか。
 判らなければ jerm -h でヘルプが表示されますし、添付のREADMEにも記載されていますので参照してみてください。

 作業を行い、シリアル端末を終了したい場合は特殊なキーコンピネーションストロークが必要です。
 jerminalの場合はCtrl-M(または Enter) ~(チルダ) .(ピリオド) の順にタイプします
 この順にキー入力しますとjerminalは終了し、端末エミュレータのコマンドプロンプトに戻ります。

 余談:
 screenコマンドで繋げたは良いが、端末エミュレータのコマンドプロンプトに戻れないとお悩みの方、CTRL-Aの次にCTRL-Dをタイプしてみてください。screenコマンドの接続先がデタッチされ、端末エミュレータのプロンプトに戻ります。
 また、PL2303のドライバですが0.3.1までバージョンアップ、OS X 10.4以上に対応したユニバーサルバイナリとして提供されていますので、現状の不具合がある方はドライバのアップデートも合わせて行ってみると良いかもしれません。

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