大阪事情

大阪の難読地名(#90)博労町

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 「ちょう」か「まち」かどちらか判らなくなります。

博労町
 博労町(ばくろうまち)

 「はくろうちょう」ではありません、「ばくろうまち」または「ばくろまち」が正解。「博労」を「ばくろ」と読むところが難しいと思います。あとは「町」が「まち」なのか「ちょう」なのかというのもありますが(笑)。
 で、ここでピンと来た人がいると思いますが東京の馬喰町(ばくろちょう)と似ているではないですか。というか由来は同じな部分である説があります。

 家畜の売買に関係する家畜商である博喰(または博労)からとの説。
 この辺りにそのような商いをする人たちが集まっていたのではないでしょうか。

大阪の難読地名(#89)枚岡

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 枚方が読めれば想像つきますね。

枚岡駅
 枚岡(ひらおか)駅
 近鉄奈良線である
 左右の駅も充分難読(笑)

 地名地番として残っていないのですが、ごらんのように近鉄の駅はそのまま。
 しかし大阪市内からこの方面へ向かう国道309号には行き先に「枚岡」や「枚岡公園」が出てきます。

枚岡神社
 枚岡神社

 この地域に河内国の一宮して枚岡神社があり、それが地名の由来と思われます。もともとは山上にあったそうなのですが、現在の場所に650年に移ってきたそうです。
 もともと崖に住む意味する言葉だったようですが、平らな場所を示す言葉との説もあり確定はしづらいようです。

大阪の難読地名(#88)久太郎町

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 藤子F不二雄の名作とは関係ありません。

久太郎町
 久太郎町(きゅうたろうまち)

 ご飯を50杯食べるとか、透明になるとか、空を飛べるとか、犬が苦手なキャラクターとは全く関係ないのですが久太郎町(きゅうたろうまち)です。
 今では船場センタービルの南側のブロックと言ったほうがわかりやすい方が多いかもしれません。

 地名の由来は諸説あり、百済(くだら)が転訛したとの説が有力かもしれません。
 大阪の民間開拓を行って出来た土地の地名は、人名に由来する場合が多かったりするのですが、さすがに久太郎さんとは関係無さそうです。ましてやオバケとは、全く関係はないと思いますよ(笑)。

大阪の難読地名(#87)古室

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 沖縄では阿室で「あむろ」と読みますが、ここは大阪です。

西古室
 西古室(にしこむろ)
 この交差点の東側は古室である

 まあ、そう言われてみると「ははあ」と簡単に読めそうですが、やっぱりちょっと難しい。

 応仁陵を初めとする、大小かなりの古墳がこの地域にあります。
 はっきりとは判らないのですが、古墳の石室をムロと呼びますので、そのためかもしれません。
 ふつう「こむろ」といわれると「小室哲也」の方の文字を想像しますよね。

大阪の難読地名(#86)雁多尾畑

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 これもちょっと読めません。

雁多尾畑バス停
 雁多尾畑のバス停

 これではさっぱり判りません。
 実は探索していて見逃したいたのもこのバス停のせい。
 でもなにやら、バス停名称のあたりに貼紙がしてあるので、めくってみると。

雁多尾畑
 雁多尾畑(かりんどおばた)

 ちゃんとふりかな付きでバス停名称が書いてありました。

 雁多尾畑は雁多尾とか雁林堂畑とかとも書いたらしく、共通するのが「雁」の文字です。
 この地の上空を雁が多く飛んだという説の外、雁林堂というお堂があった寺があったとの説もあります。どちらにせよ「雁」の文字が入っていますので、それらに由来する地名のようではあります。

 でも「雁多」で「かりんど」は読めませんよ。

大阪の難読地名(#85)蕎原

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 これもちょっと読めませんよ。

蕎原
 蕎原(そぶら)

 「そばはら」(蕎原)と書いて「そぶら」。どう読めと言うのか、と反論しそうになります。
 と思いましたら、やっぱりその方が正解で「蕎麦原」というのが昔の地名だとか。南北朝時代にも地名の記載があるとかで、蕎麦の産地らしかったようです。

 ただ、ややこしいのが「そぶら」というのは通称で、実際は「そばはら」だという話もあります。
 いったい、どちらで読んで欲しいのかさっぱり判らなくなります。

大阪の難読地名(#84)南面利

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 ケンメリならばスカイラインですが、ちょっと違いますよ。

南面利
 南面利(なめり)

 この一帯が南面利町(なめりちょう)という町名になっています。
 外環状線を走っているとこの集落に入る道を矢印で示されている標識が出ていますが、これを「なめり」と読むとは思えないのではないでしょうか。
 普通に読むと「なんめんり」とかなり苦しい読みの地名になってしまいます。

 南面と書いて「なんも」と読む姓の方がいらっしゃるようですが、こちらは関係無さそうです。
 炭鉱があったとの情報もありますが、その当時から南面利。

 南面利は南面流(なめる)とも書いたそうで、滑らかな地形を模して地名となったとの説の可能性が高そうです。

大阪の難読地名(#83)摩湯町

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 読めても変換候補には出てきませんよ。

摩湯町
 摩湯町(まゆちょう)

 さあ、「まゆ」と言われてこの文字が書けるかどうか。
 魔法の魔ではありません。神戸の摩耶山と同じ摩を使います。

 近くに摩湯山古墳というのがありまして、そちらの名前が地名となったようです。
 湯の文字があるように、昔は温泉が涌いていたとの話もあり、温泉も関連しているとのこと。

大阪の難読地名(#82)山直

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 「やまなお」とか「やますぐ」ではありません。

山直中町
 山直中町(やまだいなかまち)

 山直と書いて「やまだい」と読みます。いや、読めません。無理です。
 普通に想像しても「直」が「だい」になる読みはそうそうありません。
 そのためか、近くにある会社の看板にもちゃんとふりかなが振られています。やっぱり地元でもすこし離れた場所の人だと、もう、読めないのではないでしょうか。

 地名は、どうも人名由来のようで、この地方に山直の姓を名乗る人物がいたようです。
 現在も同姓の方はいらっしゃるようですが、かなり希少姓ではないかと思います。

大阪の難読地名(#81)上馬伏

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 読めそうな気がしますが正解は遠いと思います。

上馬伏
 上馬伏(かみまぶし)

 なんとなく読めそうで、読めません。馬伏が「まぶし」です。
 江戸時代からあった地名で、現在は四宮になってしまっており、この地名が住所表記に出てくることはありません。地図上には出ているのですが、上馬伏の住所表記を見つけることができませんでした。

上馬伏バス停
 上馬伏バス停(京阪バス、近鉄バス)

 地図では上馬伏とは違うところなのですが、京阪バスと近鉄バスの上馬伏バス停があります。
 場所的にはR163をはさんで北側なので昔は同じ町名が付いていたのかもしれません。

 同じ地域に上馬伏と対に下馬伏(しもまぶし)もありますが、こちらはなぜか残っています。

下馬伏
 下馬伏(しもまぶし)

 上馬伏の中に馬の文字があるように、馬と関係がありそうなのですがはたして、どうなのでしょう。

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