社会見学

 検車場の中を含めてガッツリ鉄道系の見学内容です(笑)。

屋外に23系が留置・展示されていました。

23系
 23系車輌

 先頭車輌は左から23921(臨時)、23902(試運転)、23901(回送)となっていました。
 以前から思っていたのですが、この車輌ってかなり幅広なイメージがありますね。車高が低いだけかもしれませんが。

30系
 30系車輌(3062号車)
 昭和42年1月製造

 緑木検車場に保存されている30系唯一の車輌3062が一般公開されています。
 車内の吊り広告などは当時のものを含む古い広告を選んで掲出されており、そちらの方も楽しみの一つと言えます。

 検車場建家の中では恒例の車輌クレーンによる車輌の吊り上げ実演がありました。

クレーン実演
 クレーン実演

 緑木検車場は四つ橋線と御堂筋線の車輌を担当しているため、このようにそれぞれのカラーリングの車輌を見ることができますが、わざわざイベント用に操作する車輌を用意しています(いつもですけど)。
 実際は車輌の上で別車輌を静止するということは無いので「ハイ、ここ撮影ポイントですよ〜!」と陽気に実演担当の方がアナウンスしてくれます。

 31000系がデビューしたため、検車場の中でも新型車輌に合わせて新しいモーターの展示がありました。

10A系用MM
 10A系用モータ

21系用MM
 21系用モータ

31系用MM
 31系用モータ

 歴代車輌のモータが置かれており、出力軸を手で回して重さを体験してもらうコーナーなのですが、古い車輌は機構的なことも含めて重く、ハンドルを付けていないと手では回せませんが新型のモーターの出力軸は軽く、するすると手で回すことができます。
 大きさも重さも世代が代わるたびに小さく・軽くなっており、車輌用モーターの進化を見ることができました。

ブレーキ演算装置試験器
 10T VVVF 車用ブレーキ演算装置試験器

 ブレーキ制御を行う演算装置の試験器で、昨年は動作画面が表示されていたのですが、今年はどういう訳かスクリーンセーバー。しかもOSはWindowsXPのようで、XPはまだまだ現役OSなんですね。
 まあ、私の会社の事務用OSもXPだったりしますが。そろそろWindows7に更新しなくちゃ。

台車塗装装置
 台車塗装装置の実演
 ロボットアームがかなりの速度で動作するのが怖い

 実際に塗料の吹き付けはありませんが、今年は台車塗装装置の実演がありました。
 ロボットアームとターンテーブルが相互に動作して、台車の上から下部まで丁寧に塗装をする(はず)様子を見せてくれていました。大きなロボットアームが信じられない俊敏な動きをするため、動作中は絶対に入室禁止のはず。ロボットアームにウェスタン・ラリアットを食らわされる事、間違い無しです。
 実際の運用では、このようにオープンな状態で動作を見る事はありません。

台車塗装装置制御部
 台車塗装装置制御部

 制御卓がとなりにあり、スプレーガン(左側の制御卓)とロボットアーム(右側の制御卓)は別々の装置を組み合わせているようです。写真にもロゴが写っていますが、ロボットアームは川崎重工製のようです。

1104号車カットモデル
 1104号車カットモデル

 今回の目玉らしい3月に廃車になった1104号車のカットモデル。
 完全に切っただけという感じで、床下配線なども含めて切断面がかなり雑でちょっと残念です。もう少し展示用に手を加えた方が良いと思いますが。

転轍機操作体験
 転轍機操作体験

 屋外の隅っこで構内にある保守車輌用の軌道にある手動転轍機を操作する体験コーナーがありました。子供たちが参加しているのですが、かなりの力が必要な転轍機の操作は現場の係の人と一緒になってかけ声を掛け、力を合わせてレバー操作をしていました。

部品販売
 鉄道部品販売ブース

 私は鉄道マニアでは「無い」ので興味もありませんが、朝一番で廃車車輌の部品などを購入すべく並んでいる方々が多数列をなしていました。行先方向幕や車体番号のプレートなどが多数置かれていましたが、かなり大きなものもありどうやって持って帰るのかと思えるものも。
 イベントがあるとショップの依頼で購入してそのまま持ち込みというのも、あながち無い訳では無いようなので、マニア向け転売などもあるのかもしれません。

車輌入構口
 車輌入構口

 今回の大阪市営交通フェスティバルで緑木検車場に来て最大の発見が遠くに見えるこれ。
 春日三球・照代の漫才ネタにある「地下鉄の電車をどこから入れたんでしょうね。それ考えると眠れなくなっちゃう。」というアレの回答の一つがここ。
 緑木検車場まで陸送の後、検車場から一般路線へと至る入口です。

 その他ご紹介を割愛している展示・演示なども沢山ありました。
 ゼブラバス(今回は104系統・梅田行の表示)や現行のノンステップ・ハイブリッドバス(エコラッピングバス)、赤バスのほか、ミニ地下鉄(20系)の走行会、OSAKAはっけん隊のビデオ上映、ヘルプランド台車の展示、レールグラインダの展示と運転席試乗、マルチプルタイタンパーの実演、ニュートラム100系車輌の展示などなど。
 市電保存館の公開と併せて、毎回おなじみのものや今回初めてのものなど盛りだくさんでした。

 今回、目についたのが鉄ママ・鉄子の方々。
 特に鉄ママは子供そこのけで撮影したり移動したりとハイ・アクティビティな方々が多かったのが印象的でした。逆に野郎の鉄ちゃんが元気が無い奴らばかりなのかも知れませんけれど。

 今年はいろいろあって鉄道の日関連イベントはコレだけ。

臨時バス案内
 臨時バス案内

臨時バス
 臨時バス
 当然だがバス停も仮設

 例によって住之江バスターミナルから無料の送迎臨時バスが運行されていますので、コレに乗って会場へ向かいます。朝一番の時間帯を除き、6〜7分間隔で頻繁に運行されていますので、乗れなくてもすぐに次のバスが来ます。
 また、今回は全便ノンステップバスで運行されていました。後部座席との高低差がかなりあります。

会場入口
 会場入口

 自転車で来場している人やミニバイクで来場する人も結構あり、入口の自転車置き場は賑わっていました。

ぴたポン
 ぴたポン

 これまた恒例のぴたポンによるお出迎え。子供たちに人気でなかなか離しててもらえない様子でした。
 今回は朝から好天に恵まれたため、一番に保存車輌を車庫から引き出す様子を間近で見ることができました。

レールの上に乗る作業車輌
 作業車輌

引き出し作業中
 引き出し作業中

連結中
 連結解除準備

連結解除
 連結解除

 こんな感じで保存車庫から屋外展示用の軌道へ引き出されてきました。
 作業車輌はレールに乗るための車輪で軌道を走るのですが、動力伝達はタイヤ。微妙な接地関係を保ちながらタイヤで駆動してフリンジ付き車輪でレールの上を走っています。

31000系模型
 31000系の模型

 今回の目玉は新型車輌である31000系のお披露目です。現在試運転中で御堂筋などを走る姿を見る事ができるようです。で、その車輌の模型がすでに保存車輌車庫に置かれていました。さすがにスケールが大きいので精密です。

31000系
 31000系

 検車場の中の往復ではありますが、抽選で試乗できるようでしたが、いずれ実車が運行されるので、今あわてて乗る気はありませんので試乗会はパスです。

 大阪市営交通では小学生が社会見学を通じて元気を伝えようという取組をしていいまして、「OSAKAはっけん隊」というプロモーション活動をしています。
 そのキャラクターである「にゃんばろう」も会場に来ていました。

にゃんばろう
 にゃんばろう
 鼻の所が澪つくし(大阪市の市章)になっている

 正直、かなりユルいです(笑)。
 この他、会場には九州新幹線開通の関連か九州各県のキャラクターも登場(ブースもあります)。

くまモン
 くまモン(熊本県)
 子供に大人気である

 遭遇はしていませんが、この他にも「ぐりぶー(鹿児島)」も登場していたようです。宮崎県もあったはずなのですが失念。

 ちょっと長くなりましたので、鉄分補給の記事は次回で。

 イベント関連のご紹介で続きです。

ぴたポン
 ぴたポン

 子供たちに大人気で、もみくちゃにされていました。
 OSAKA PiTaPaのキャラクターですね。

部品即売会
 部品即売会

 鉄道関連のイベントでのお約束である部品即売会も行われていました。私鉄のイベントとは異なり価格が安いのが特徴で、これだけが目当ての人もいるらしく、朝の会場へ向かうバスからすでに大物を抱えて帰ってきた輩がいまして、なんじゃそれな人も。

 今回は検車場の中も見学ルートが設けられており見ることができます。

検車場内
 検車場内

 どうも今回の鉄道系イベントでは定番になったと思える大型クレーンによる車両吊り上げの実演ですが、緑木検車場では前説兼司会の方が軽妙なおしゃべりともに実演を紹介していまして、さすが大阪というか、ノリがおかしいというか(笑)。

車両吊り上げ実演風景
 実演のひとコマ
 左端の方が司会役で軽妙なおしゃべりで進行していた

吊り上げ中
 吊り上げ実演中
 下にある車両の真上で停止させる演出

 この吊り上げ実演は、やはり人気があるようで、実演時間になるとぞろぞろと人が多く集まってきます。やはりあの列車車両が持ち上がるというのは日常風景ではありえないので、興味があるところでしょう。
 鉄道会社によって、この吊り上げ実演はいろいろと趣向を凝らしているらしく、緑木検車場では写真のように下に置かれている車両の真上で吊り下げクレーンを停止するという演出をしていました。親亀小亀状態ですね。
 手前に戻してきたときも、もうすこしお客さんのほうへ動かせないかクレーンの操縦者と掛け合いがありました。何が何でも笑いと落ちが無いとだめなのが大阪人の性です(笑)。

ATC装置
 IC型ATC装置
 ATSではない

車輪径設定
 車輪径の設定部分

 ATCでは総合的な車両の運行制御を行うため車速を知る必要があります。
 しかし、車輪は他のイベント記事でご紹介しているように、定期的にメンテナンスを行う際に削正して径がだんだんと小さくなります。小さくなる分、外周が短くなり車輪の回転数が増えるため見かけの速度が増えてしまうため、このような車輪の外径を設定する部分があります。
 この設定ボリュームでは最大径が860mm、最小径が780mmとなっており、最小径になると車輪そのものを交換することになります。
 保守を行った際に車輪径情報を車載のコンピュータに伝えると思いきや、こんなアナログな設定を行っているのですね。

空気バネアッセンブリ
 空気バネアッセンブリ

 乗り心地向上のための切り札ともいえる空気バネも分解して展示されていました。
 本当にバネのアッセンブリ中には補助的なスプリングも無く、空気だけしか入っていません。

集電装置
 集電装置

 普通の車両ならパンタグラフに当たる第三軌道からの集電装置がまとめて展示されています。
 集電装置の電極との絶縁には木が使われており、これは初めに導入した100形車両から変わりがありません。重量や絶縁性能、価格などを総合的にクリアするのが木なのでしょう。

ブレーキ演算装置試験器
 ブレーキ演算装置試験器

 電車のブレーキは運転台からの電気信号を演算して圧力情報に変換して制動装置を作動させますが、その演算装置の試験器が展示されていました。
 モーター制御がVVVFインバータ式になり回生ブレーキも利用されるため昔のブレーキ制御に比べて複雑になっているようです。

市電のジオラマ
 市電のジオラマ

 大阪市交通局は市電から発足していることから、鉄道イベントでよく見かける鉄道模型のジオラマにこんな市電のジオラマも展示されていました。
 良く見ると、通天閣や大阪城が置かれており、大阪らしいジオラマに仕上げられています。このジオラマでは停留所で一時停車する仕掛けが施されており、走っては停留所で一時停車しまた走行を始めるという自動運転がされています。

検車場内
 検車場内風景

 緑木検車場の広い中の一部ではありますが見学もでき、車両の部品展示も見やすく工夫されていましたが、通路にある機械類が何のための機械なのかのポップがあればもっと良かったと思います。たぶん~かな、という想像はつきますが、やはり専門機械は見ただけではわかりませんからね。

大阪市営交通フェスティバル

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 ちょっと記事化にてまどりましたが大阪市営交通フェスティバルに行ってきました。

告知ポスター
 告知ポスター

 毎年行われている大阪市営交通の緑木検車場の一般公開に行きました。
 今回は検車場の中まで見学することが出来ます。

 会場へは地下鉄住之江バスターミナルから、無料の臨時送迎バスが出ていますので、それに乗車します。

送迎バス停
 送迎バス乗り場(住江バスターミナル)

送迎バス
 無料送迎バス
 誰かが必ず降車ボタンを押す(笑)

 緑木検車場会場までは住之江のバスターミナルから10分弱で到着します。臨時の直行バスですので途中の停留所に停まることはありませんし、会場前で絶対停車します。にも、かかわらず「いちびり」はおりまして、かならず誰かが「つぎ停まります」の降車ボタンを押します。
 押さずにいても会場前で停まるのですが不安になるのかなにかわかりませんが、誰かが必ず押します(笑)。

旧100形車両
 旧100形車両

 検車場公開のときだけ出てくる旧100形の地下鉄の車両です。開業は昭和8年5月20日。当時に走行した車両が検車場の中にある車両保存館に1両保存されており、このようなときに一般公開されます。

連結器付近
 電気連結器付近の接続端子

 当時の車両からすでにこのように車両間の電気信号を接続すためのコネクター端子(電気連結器)があったことが驚きです。

ニュートラム100系
 ニュートラム100系車両

 昭和58年に開業した当時に走行したニュートラムの100系車両も同じく車両保存館内で展示されています。コンクリート軌道の上を走行するタイヤの様子が良く判ります。

作業用車両
 作業用車両(屋外展示)

作業用車両
 作業用車両(検車場内)

 今回は検車場の中まで入れますので、上段のように検車場外に展示されている以外にも、このような作業用車両も留置展示しています。
 また、他の鉄道イベントでの展示・実演がされることの多くなったマルチプルタイタンパーと、痛んだレールを削正するレールグラインダーも展示されています。

マルチプルタイタンパー
 マルチプルタイタンパー

レールグラインダー
 レールグラインダー

削正用砥石部分
 削正用砥石部分

 写真のような砥石が全部で10箇所あり、レールの上面を削正して傷んだ面を整えていきます。実際の作業時は鉄を削ることから、かなり火花が飛び散って派手派手しい光景のようです。

 市バスの車両も展示されいて、今は運行されていない旧型の通称ゼブラバスも展示されていました。
 行き先方向幕がこれしか残っていないのか支線104系統の大阪行になっています。逆向き走行の行き先は榎木橋行で、この系統のバスは実家にいたときに良く利用していました。

ゼブラバス
 ゼブラバス(支線104系統)
 かなりおめかしして綺麗だった

検車場入構車両
 入構車両

 今回、たまたまですが検車場へ入構する車両がやってきました。
 運転士が作業員というところが検車場ならではでしょう。

 車両以外の展示などは次の記事でご紹介します。

近鉄五位堂検修車庫(その2)

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 検修車庫ならではのイベントのご紹介です。

床下ピット探検隊
 床下ピット探検隊

 車庫内の列車整備用の床下ピット内を歩いて体験できる貴重なイベントです。実際の車両の通常は見ることの無い内側を垣間見ることが出来ます。

ピット内
 ピット内

 照明があるとはいえ、実際のピットにおける車両の設備類を見るにはかなり暗い状態です。ヘッドライトをつけるか懐中電灯で無いと細かい箇所は見ることが出来ません。実際の保守作業の方の苦労が偲ばれます。

車両機器の実演
 車両機器の実演(運転台)

 実際の車両にマスコンとブレーキのついた装置をつなげて、実際に電気回路の動作がどのようになっているかを見ることの出来る展示があります。子供たちは楽しそうにガチャガチャと動かしていました。マニアな人はちょっと動きが違いますが(笑)。

40tクレーン実演
 40tクレーン実演

 最近、このようなイベントでどこもするようになった大型クレーンを使った車両の吊り上げ実演もしっかりしています。五位堂検修車庫では、わざわざ並んでいる車両の上を越えて向こう側へ移動する実演をしていました。車両部分だけの入替作業と同じですが、いつも乗車している車両があんな風に運ばれるのはやはり貴重な体験らしく、人だかりがつねにあります。

パンタグラフ上下
 パンタグラフ上下

 さらに空気圧で上下するパンタグラフの操作体験もあります。
 プシューッという音とともにパンタグラフが上下します。

休憩電車
 休憩電車

 会場は検修車庫ということもあり、一般の見学者が一服するような場所がないことから、このように編成車両の一部を休憩電車として開放し、シートに座ってゆっくりできるようになっていました。

車載クーラー
 車載クーラー

電気連結器
 電気連結器

抵抗器
 抵抗器

 日ごろは車載状態で見ることの出来ない部位の部品が見やすく展示されていました。
 整備中のものを展示しているとは思いますが、見栄えのするように掃除したり展示したりと苦労されています。
 このほか、連結器や台車、発電機やコンプレッサーなど外側からは見ることが出来ますが、実際にこれらを、じっくり中まで見ることの出来ない車両機器が多数展示されていました。もちろん、それらを整備する工場の設備類は一部シートをかぶせていたりしますがすべてナマです。

マルチプルタイタンパーの展示
 マルチプルタイタンパー

 今回はマルチプルタイタンパーのコンソールへ入ることができ、中を見ることができました。
 実際はコンピュータとあわせて精密な制御がなされるのですが、そのコンソールはまるで戦闘機のコックピットのように計器類が山のようにあり、これは操作を覚えるのが大変ではないでしょうか。

コンソール
 コンソール(1号車側)

 実際の運用には車両の前後の操作席に一人ずつ乗って操作、外で監視を行う作業で一人と合計三人で運用するとの事です。

 鉄道ファン向けのツボを抑えつつ、新たな鉄道ファンを創りだすことも目指した総合的なイベントでした。近鉄電車はなかなか乗る機会が無く、あまりなじみの無いものでしたが、大変楽しく一日を過ごすことができました。

 余談ですが、グループで誰かが発案して見に来たと思われる一団の一人は明らかに鉄道ファンでもなんでもないのか、撮り鉄ではないのか撮影会場で「何が面白いかさっぱりわからんわ」という呟きを聞きました。いや、そうですよ、わかりませんって(笑)。

近鉄五位堂検修車庫(その1)

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 近鉄創業百周年イベントである鉄道まつり2010へ行って来ました。

近鉄駅の告知ポスター
 駅の告知ポスター

 会場となる近鉄大阪線五位堂駅にもポスターが掲示されていました。
 車庫は、五位堂駅から徒歩約10分ほど大阪側に戻ったところにあります。

五位堂検修車庫エントランス
 会場エントランス

 取り扱いイベント会社が同じなのか、どうもこのタイプのアーチでエントランスを飾る会場が多く見受けられます。
 それにしても来場者は朝早めに言ったにも拘らず、かなりの人手です。

駅名表示板
 鉄道部品即売会(駅名表示板)

解体部品
 鉄道部品即売会(解体部品)

 一部鉄道マニア垂涎の解体部品など施設・設備関連の即売会があります。当然ですが朝一番に来てこのエリアに並んで入る熱心な人たちが多数だったことは言うまでもありません。また、車体番号銘板など、希少性の高い部品はオークションとなっていました。実際にはどれぐらいの値段がついたかは計り知ることが出来ませんでしたが、そうとう高額ではだったのではないでしょうか。

近鉄車輌撮影会
 車輌撮影会

 会場内にはお約束の見栄えのする車輌が並んで留置されています。
 手前から20000系(団体車「楽」)、21000系(アーバンライナーplus)、23000系(伊勢志摩ライナー)、3220系(京都市交通局烏丸線相互乗り入れ車輌)、一部しか写っていませんが12200系(スナックライナー)が留置されており、撮り専門でなくとも撮りまくり状態です。

5820系
 5820系(急行型)
 一部休憩列車として使用

 会場内にはあまり、休憩場所(座れるところ)が無いことから1編成を休憩電車として提供されていました。このヘッドマークにつけられているように、一部車輌は名車写真展が行われていました。

8600系
 8600系(8356)

1400系
 1400系(1352)

 こちらは運転台に座ることのできる「あなたも運転士「出発進行」」と扉の開閉を体験できる「あなたも車掌「扉よし」」の車輌としておかれていました。

モト75形
 モト75形(モト78)

モト90形
 モト90形(モト97)

 電動貨車である事業用車輌も会場内にいます。あまり見る機会のない事業車輌なので、マニア向けというポイントを抑えているかと(笑)。

 会場の片隅に常設と思われる車輌が置かれています。

近鉄電車1形車両
 近鉄電車1形車両

 通常は展示のみとなっている近鉄電車1形車両もこの日は中に入ってみることが出来ます。

 鉄道系のイベントと言うこともあり、展示車両は多くのバリエーションが留置されていました。
 ちょっと車輌ばかりなので他の見所やイベント類は次の記事でご紹介します。

日本酒三昧

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 大阪の酒販店が主催する利き酒会へ行って来ました。

会場内
 会場内の様子

 10月3日になにわ酒屋発見会の主催で開催された「Osaka Sake Sonic 2010」へお邪魔しました。
 参加酒店前売り券を購入し、会場へ行きます。場所は堂山のACTIII。学生時代に大学生今日の催事で行ったこともありますが、気が引ける物言いで恐縮ですが現在はけっこうテナントの空きも目立つちょっとうらぶれた感じのする場所です。

 しかし会場受付で人が賑わい、そんなに来るのか!と思うほどの来場者。予想外だったのが、けっこう若い方とそのカップルで来場されている人たち。もっとおっさん臭い(失礼!)催しになるのではという危惧は一瞬で吹き飛びました。

 参加蔵元は以下の通り(五十音順)

  • ◆秋鹿 @秋鹿酒造有限会社
  • ◆阿部勘 @阿部勘酒造店
  • ◆梅乃宿 @梅乃宿酒造株式会社
  • ◆鶴齢 @青木酒造株式会社
  • ◆克正 @三光正宗
  • ◆賀茂金秀 @金光酒造合資会社
  • ◆川亀 @川亀酒造合資会社
  • ◆玉川 @木下酒造有限会社
  • ◆竹泉 @田治米合名会社
  • ◆天寶一 @株式会社 天寶
  • ◆東洋美人 @株式会社 澄川酒造場
  • ◆白岳仙 @安本酒造 有限会社
  • ◆富久錦 @富久錦 株式会社
  • ◆福光屋 @株式会社 福光屋
  • ◆まんさくの花 @日の丸醸造 株式会社
  • ◆三重錦 @中井酒造場
  • ◆美和桜 @美和桜酒造 有限会社
  • ◆若戎 @若戎酒造 株式会社

 全部で20の蔵元が参加。そしてそれぞれの蔵元では複数銘柄を持ってきていますので、全部の利き酒をしようとすると数十銘柄を口にしなければなりません。もちろん卑しい酒飲みの私は(笑)吐き出したりせずに、飲み込んでしまい、かなり回ります。途中から、さすがにこれは味がわから無くなるので、口に含んで少し飲み込みはしますが、あとは口を漱いでいただいたお酒を廃棄のところへ。残念ですが、しっかり味わいたかったので後半はあまりのど越しを堪能できませんでした。
 入り口近くで銘柄じまんの燗酒コーナーがあり、冷酒とは違う味わいをいただける銘柄を、これまた堪能させてもらいました。冷おろしや古酒などは燗をしたほうが味が開いて美味しい銘柄が一般的に多くなります。もちろん、新酒で燗酒にしても美味しいものもあります。
 出てきた銘柄の一部ですが写真でご覧下さい。

梅の宿
 梅の宿

天寶一
 天寶一

まんさくの花
 まんさくの花

富久錦
 富久錦

阿部勘
 阿部勘

賀茂金秀
 賀茂金秀

川亀
 川亀

白岳仙
 白岳仙

 以上、利き酒をいただいたうちのごく一部です。始めの方にいただいた蔵元は写真を失念してしまっているので、いただいておきながらご紹介できていない蔵元には大変申し訳ありませんがご容赦ください。

 今回のイベントでは、蔵元が仕込み水も持参していただいており、蔵元の仕込み水とそれで出来上がった酒の両方を比べることが出来るという凝った趣向もされていました。

仕込み水
 蔵元の仕込み水

 時間は13:00~15:00の第一部と16:00~18:00の第二部の入替制で、第一部にお邪魔しました。2時間という制限のある時間と、これだけの銘柄をすべて味わうことが出来なかったのが残念ですが、たいへん面白い会で、美味しい日本酒の普及のために今後も継続してこのような活動をしていただければと思います。
 美味しい日本酒に今までであったことの無い人は悲しいことですが、このような会でぜひとも日本酒の美味しさを再発見していただきたいと思います。酒蔵の方も酒販店も口をそろえておっしゃっていたことが消費量が年々減っているという事実。そもそも、酒を呑まない、宴会に参加しないという世代が持ち上がってきたのが原因だとは思いますが、美味しいお酒で人生が豊かになることもあります。量と程度を加減しながら嗜むのであれば、いつでも美味しくいただけるのではないでしょうか。

沖縄宇宙通信所

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 はやぶさが帰還したこともありディスプレイが変更されています。

沖縄宇宙通信所
 沖縄宇宙通信所

WINDSパラボラ
 WINDSビーコン局及び広報用パラボラアンテナ

展示室(新設)
 展示ルーム(新設)
 クリックすると大きなパノラマ画像が別ウインドウで開きます

 以前、白い布がかかりどこかの新興宗教教団かと思える状態でしたが(笑)、展示ルームを新設しています。ただし、この右側の部屋は相変わらず目隠しされてしまって何が置かれているかは外からうかがえない状態のままです。

パラボラコンソール
 パラボラアンテナ運用コンソール
 こちらのコンソールは運用中で数値が表示されていた

 パラボラアンテナの運用コンソールの置かれている部屋を一部開放して、あちらこちらの隅っこに結構ぞんざいに置かれていた模型類などの展示物がまとめて置かれております。

ロケット模型
 ロケット模型類~その1

ロケット模型2
 ロケット模型類~2
 一番手前は衛星のきく1号である

 ロケットの模型はフルセットで展示。きく1号は第2展示室からこちらへ移動。
 上側の写真にある小さなモデルは左から、長征3号、H-IIA、アリアン5号、スペースシャトル、ソユーズとなっており、奥の大きいモデルは手前がH-IIBで奥がH-IIAとなっています。
 下側の写真は右から、きく1号、H-II、H-I、N-IIとなっています(一番左端は記録しておらず忘れました)。

かぐや
 月周回衛星(SELENE・愛称かぐや)

 廊下にガラス越しに置かれていた衛星の模型類もこちらへ移動して見やすく並べられています。SELENEなどかなり大きい模型でこのように展示しておかないともったいないくらいです。
 大人気のはやぶさですが、こちらの展示には見当たらず。東京のJAXAの広報館に行っているのかもしれません。ISASの相模原キャンパスには実物大の模型があるそうですが。
 このSELENEの奥にもきく1号~8号のきくシリーズの衛星模型なども一同に置かれています。

 おまけ

NASDA
 展示室の入り口の床に

 前身がNASDAだったこともあり、「ナス」のイメージをもったキャラクターが使われていました。
 名前がわかりませんが、たぶん「ナスダ博士」あたりではないかとにらんでいます。

ホンダ学園

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 学校法人ホンダ学園、ホンダ テクニカルカレッジ 関西校のオープンキャンパスにお邪魔しました。

ピット作業デモ
 8時間耐久チームのピットデモ

 学内で行われている活動の1つに鈴鹿8時間耐久ロードレースへの参加・出場があります。
 先生方が指導に当たっているとはいえ、ライダー以外の実際の活動は全て学生。ピット作業、車体熟成も含めて全員が学生のチームであり、相当な覚悟と実技力を必要とされます。

8耐車両
 車体作りこみ中

 学内のものづくりエリアを使用して、車体の整備などを含めて行っていました。
 考え、手を動かして作り、失敗をして学ぶという貴重な体験を学校生活の中で体験できて身に付けることができるのはうらやましい限りです。

授業風景
 授業風景(2号館2F実習場)
 ここでは小さな4気筒エンジンを分解・組立していた

 当日は土曜日の本来ならお休みとなる日に登校・授業ということで、見学会にあわせたシフトでなんだか学生さんには申し訳なく思ってしまいます。
 各授業の先生や、校長・教頭など含めた先生全てが本田技術研究所からいらっしゃっている方ばかりなのだそうです。
 現役バリバリで活躍されていた方が引き抜かれてこちらの講師として学生に教えるという、現場実地主義そのもの。また、各分野の「神様」みたいな人がゴロゴロしており、スターのような先生から直接教えを請う事のできる学生さん方が大変うらやましく思います。
 たとえば、アイルトン・セナのエンジンメカニック担当で、その先生となっている方のバルブ摺り合わせしたエンジンでなければセナ選手は出場しないと本人が言い切るぐらいの人だったりします。

 今回の学校見学では、自動車研究開発科(3年制)の課程に進路希望のコースで案内頂きましたが、研究開発科での独自の取組に「ものづくり」があります。その授業の一環としてF-SAE(Formula Society of Automotive Engineers)への参加というものがあります。これはアメリカ自動車技術会が主催する自動車製作のコンペ競技でして、タイヤをカウルで覆わないオープンコックピットであるフォーミュラースタイルの車をレギュレーションに則って開発・製作し、競い合います。エンジンは610cc以下の4ストロークエンジンとなっています。

実車走行
 実車走行デモ

 通常のレースと異なり、参加団体を1つの企業として模しており、競技車両の設計・製作、走行性能を競うだけではなく、プレゼンテーション審査(企業への売り込み)、コスト審査(製作費用も競技対象で総額$30,000以下と定められています)、デザイン審査(カッコいい車を売り込まなければなりません)などの静的審査と、0〜75mのタイムを競うアクセラレーション審査、スキッドパッド審査、オートクロス審査、エンデュランス審査などの動的性能の他、エコノミー審査(燃費を競う)といった、現在の自動車造りに遭遇するであろう開発と全体的なマネジメント能力まで審査の対象になります。
 下の写真では車体にメーカ名などが貼られていますが、これは実際のレースと同じくスポンサード企業の名前を表記しています。加工費を学生向けに融通して頂いたり(価格交渉はもちろん学生の仕事です)、解析ソフトウェなどの供与をして頂いたりと有形無形のご協力を頂いた企業の名前なのです。

競技参加車両
 本年度の競技参加車両
 手前は単気筒自然吸気、奥が4気筒ターボ付き

ターボユニット
 ターボユニット
 奥に見えているかたつむりがターボユニット
 ワゴンRのものを流用したそうだ

 ここで、主体になるのは学生であり、講師陣は直接設計や仕様に対してアドバイスしてはならない規則であるため、けっこうもどかしいそうです。また、実際に失敗させてどう改善するかという手法を学ぶことも必要との事でした。
 このあたりは故本田宗一郎のレースに臨む考え方が受け継がれているのではないかと感じます。負けたときの原因はみんな必死で検討しますが、勝った時もなぜ買ったのか分析しろとの思考方法を教えられるのではないでしょうか。結果オーライではダメなのです。

 研究開発科ではF-SAEを始めとして整備科と異なり、もの作り徹底して鍛えられます。
 そのため、本年度が初めての卒業生を排出したにもかかわらず、このご時世にあっても就職率100%だそうです。恐るべしホンダ学園。

CSホール
 模擬ショールーム(1号館2F CSホール)

 実地に即した授業内容ということで、このようなショールムを模した教室もあります。セールスとして就職する学生さんの場合は、こんな教室で授業を実地のように受ける事になります。
 また、学校来場者にとっても二輪・四輪を含めたホンダのショールームともなっている所が面白い所ですね。

図書館
 学内図書館(2号館3F)
 技術書だけでなくホンダ関連の書籍の蔵書は日本一とのこと

食堂
 食堂
 学生向けなのでご飯大盛りも同じ値段だそうだ
 ただし、我々は確実に成人病になりそう...
 ちなみにH-TEC(W)カレー【トンカツ】が1037kcal、大盛りだと...脂汗

 実習場以外にもいろいろな施設が充実しています。
 ホンダ関連の書籍であれば日本一の蔵書を誇る図書館。ココ以外では絶対に置いていない書誌もあるそうです。また、食堂は学生の人数が収まりきらないためシフト制のようでした。選択コースなどで食事の時間帯が決められているのでしょう。時間を守って外で待機している学生の列が印象的でした。
 学生向けメニューとあって、とにかくボリューム大。ご飯は大盛りにしてもらっても同じ値段。
 カレーなどは軒並み大盛りの学生ばかりで、横から見るとご飯の小山ができたカレーがあちらこちらに。まるでCoCo壱番屋でごはん1000gを注文した感じです。
 我々「ええ年」をした連中が同じ量を食べると確実に成人病やメタボまっしぐらであることは間違いありません(笑)。
 他にもウェブ上には掲載がありませんが、バスケットコートなどもあり自動車系以外の運動部系同好会のほか、文科系の同好会もあり課外の活動も盛んだそうです。

 今回の学校見学会の目玉イベントの1つがF1エンジンの始動デモ。

F1エンジン始動中
 教室の片隅に置かれているF1マシン
 デモを屋外ですると近隣から文句が出そうなくらい大音量

 過去にホンダがF1に参戦していた頃のエンジンを動態保存されていて、実際にエンジンを始動して感じてもらうイベントです。
 アイドリングで暖気したのち、9,000rpmと上げると独特のエキゾーストノートが聞こえ始めます。テレビ中継で聞こえるアレです。さらに16,000rpmまで回転を上げてデモ。実際のF1サウンドを間近で体験できます。実戦ではピットクルーなどが防音のプロテクターを付けていますが、無い状態ではとてもではありませんが難聴確実な大音量です。
 しかしながら9,000rpmのエンジン音、さらに高出力時のエンジン音を体験すると言葉では表現しきれないものがあり、パワーを身体で感じるというのが正直な感想。圧倒的な迫力を体験できます。
 エンジン自体は1983〜1992年まで参戦していた時のかなり古い時のエンジンだそうで、実際に次回始動できるかどうかはかなり怪しいとか。V12気筒のようですのでRA121Eではないでしょうか。

 今回見せて頂いたホンダ学園、研究開発科のオープンキャンパスでお世話になった校長・教頭先生を初めとして講師の方々のホンダイズム。さらに徹底したコンセプトに創学者である本田宗一郎の「人に愛され、信頼される技術者の育成を通じ、社会に貢献する」という熱いメッセージがまだまだ生きており、受け継がれている事を感じました。
 また、礼儀正しい行動を取るという部分でも大変成果をあげておられており、見学で回った教室や施設、通路などですれ違う学生がみな「いらっしゃいませ」とか「こんにちは」といった挨拶を元気よくかけてきてくれました。

 学校見学会という入学者取得のイベントにお邪魔したにもかかわらず、丁寧なご対応頂きました校長・教頭先生をはじめ、講師の方々や関係者の皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。

追記:
 デモで始動しているエンジンですが、V12気筒の後期型エンジンではありますが、プロトタイプとの事で型式を振られた実走行マシン向けエンジンではないそうです。
 となると、車体もプロトタイプ?と、気になるところです。

七夕

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 技術試験衛星VII型、と、言われてもロマンはありませんね。

きく7号
 技術試験衛星VII型(「きく7号」ETS-VII)の模型

 以前にご紹介した沖縄宇宙通信所の展示室に模型が置いてあります技術試験衛星VIIです。

 衛星単体で分離・合体(ランデブー・ドッキング実験)を行うことのできる、世界でも最高水準の技術を搭載した衛星です。打上は11月でしたが、宇宙空間で一度離れた衛星がまた、自動でドッキングするということからその愛称が「おりひめ・ひこぼし」と名づけられました。
 チェイサ衛星(左側)が「ひこぼし」、ターゲット衛星(右側・一部)が「おりひめ」です。

 しかしいつも七夕という行事がある日の天気、新暦ではあまり天気の良くない日のようです。旧暦であれば8月ごろになり晴れ渡った夜空に浮かぶ天の川で光る琴座のベガとわし座のアルタイルで、行事も引き立てられたのではないでしょうか。

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