症候群

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 なにやら最近流行っているのですが、実は医学的根拠が薄いようです。

メタボ阪急
 メタボ阪急

 いつも通っていたのですが、(食いしん坊のせいか)オモテのステーキハウスばかり目が行ってビル名に目が入らず見逃していました。
 古風なビルなのですが、いまや流行の最先端。とは言い過ぎでしょうか。

 もっともメタボというのはメタボリック(metabolism)の略なので、「(新陳)代謝の」という良い意味が期待される言葉のはずなのですが、昨今はメタボリック症候群(metabolic syndrome)とやらのおかげですっかり悪者めいた印象づけられるようになってしまいました。私としてはメタボリック異常症候群としてほしいところなのですがどうも学会はそうはいかなかったようです。
 診断基準はアメリカと日本とも違いますし、ましてや女性の方が男性より腹囲の大きさが大きいというのは日本だけというまったく眉唾な診断基準が決められてしまいました。逆にグレーゾーンだったのが本当に取り戻しのつかないほど症状が進行してから診断が下される可能性もあり、学会ではかなり今でももめているようです。

 ビルにしたらとんだ災難です。よもやこんな話題で取り上げられるとは思っても見なかったでしょう。

メタボ阪急ビル
 メタボ阪急ビル

 しかし、このビル、中銀カプセルタワービル(設計:黒川紀章)のビルに外観がすごく似ているのです。どうやらカプセルタワービルのコンセプトをそのまま取ってメタボを冠したようなのです。
 どちらかというとメタボの名前が流行る前にすでに似ているビルという事で有名だったようで。

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このページは、なんぎが2008年6月 1日 12:01に書いたブログ記事です。

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