2006年2月アーカイブ

切りまくり

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 切って切って切りまくる〜。わけではないです。

切通眼科
 「切通(きりとおし)眼科」

 至極、普通の眼科医院です。名前がコワイだけです。

 通常眼科では手術を必要とする症状を扱う例があまり多くありません(内科に比べれば多いですが)。白内障や緑内障などの場合は手術で対応する場合もありますが、一般的に目が悪くなったと言って眼科に行くと眼鏡やコンタクトの処方を渡されてハイおしまい、の例が殆どです。
 その他、トラコーマやものもらいが出来た場合も点眼薬を処方しますが、膿んでいるなどよほどでない限り外科的処置を伴う症例にそうそう沢山出くわす事はありません。もっとも特定の症例の対応で有名になり手術する例が多い医院や医局は別です。網膜剥離や高血圧に伴う眼底出血等を取り扱う場合もレーザー等を用いて手術します。

 そう言う対象専門ではないでしょうが、切通(きりとおし)の名前がついた眼科はなかなか怖い印象があります。歯医者より怖そうですね(笑)。
 単純に名字が切通(きりとおし)さんなだけなんですが・・・。やっぱりコワイわ。

おすもじ

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 お寿司と言えば握り寿司が当たり前になってしまいました。気の短い江戸っ子が考えついた握り鮨が全盛です。

箱鮓(大阪寿司)
 箱鮓(大阪寿司)

 江戸時代、大坂上方ではバッテラ、雀寿司、穴子の棒寿司の様な押鮓がメインとして食されてきましたが、さすがに現代では握り鮓の簡便さに負けて箱鮓をいただける店は少なくなってしまいました。
 箱鮓は作ってから2〜3時間頃からが味がなじんで食べごろで、その後の時間が経過しても味が変わらないのが特徴です。作ってすぐに頂くものではない所が、気の短い人には向きませんね。

 4寸の押型に半分ほど酢飯を詰め、その上に甘辛く下煮した椎茸を広げます。そしてその上に再度酢飯をのせて、鯛の刺身、鮑の薄切り、鳥貝、海老、穴子、玉子の厚焼きなどをのせて押し蓋をのせて圧します。型から出して縦3列・横4段の計12個に切り分けます。ネタは底に敷いて作るやり方と、この説明のように最後にのせるやり方と2種類があります。ネタによって作り方を使い分けるようです。

 握り鮨は客が醤油(溜り醤油・紫)をつけて味を決めますが、箱鮓の場合は出来上がった段階で味が完成しているので何もつけたりせずそのまま頂きます。寿司に梅酢に漬けた紅生姜を添えるのもこの箱鮓が始まりのようです。

 そうそう、大阪ではこの箱鮓の記載のように、おすしに「鮓」の字を当てるのが本来の記載です。江戸前は鮨の字を当てるのですが、昨今は縁起をかつぐ意味で「寿司」の字を東西とも使う場合が多くなったような気がします。

温鮓(ぬくずし)
 温鮓(ぬくずし)
 実際は全面に錦糸卵がのっており、蒸し上げてから供される

 また、この時期(寒い時期)特有の大阪で食べる事の出来る鮓として「ぬくずし(温鮓)」があります。椎茸、穴子、縮み麩などを味付けしたものにキクラゲを加えて酢飯に混ぜ、蒸篭で蒸し上げた後、錦糸卵と紅生姜をのせて頂きます。
 熱い酢飯で酢の臭いが立ちそうなのですが以外や以外、全然そんな事も無く美味しく頂けます。暖かい酢飯の鮓も美味しいですよ。

吉野寿司
 大坂鮓の老舗 船場淡路町「吉野寿司」
 寒くなると「むし寿司(ぬくずし)」がメニューに加わる(12月〜3月の限定)
 創業は天保12年(1841)という吉野寿司

 [参考資料]
 牧村史陽編 講談社学術文庫 大阪ことば事典第13刷
 ハコズシ【箱鮓】(名)および ヌクズシ【温鮓】(名)の項を参照・引用

さらに妙見山

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 飽きもせずに北摂を走ります。

 今日もあいにくの雨です。ここのところ週末は雨模様が多かったり、むちゃくちゃ寒かったりと良いコンディションではなかったのですが、昨日の土曜日に久々に暖かくよい天気だったので、妙見山経由深山へ行きました。
 今回はちょっとへんなコースを通っているため、地名が並びますが、地図を見ながら追いかけてみてください。

山上駐車場
 いつもの山上駐車場
 さすがに雪などはどこにも見当たらない

 通った路は年度末のせいか、よくあちらこちらの路を穿り返したりしてライダーには迷惑な時期です。

 ちょっと暖かかったのと、天候に恵まれたせいかかなりのライダーとすれ違いました。皆さん、季節に敏感ですね。

木々の緑はまだまだ
 木々の緑はまだまだの妙見山山上
 なんだか以前の写真と代り映えせずになってしまった

 今回はいつものように茨木から福井、忍頂寺を抜けて妙見山へ向かい山上駐車場で一服。その後、野間峠へ抜けて地黄、倉垣、吉野とR477を通って一度亀岡市内へ入り、天王亀岡線、畑野を抜けて園部能勢線、るり渓を通って深山へ行きました。
 残念ながら深山神社の参道入り口は鍵がかかっており、上がることができませんでしたが、途中の路にもさすがに雪も残っておらず、そろそろ走る事ができるシーズンになった感じです。

深山神社参道入り口
 深山神社参道入り口

 さて、深山神社からの帰りですがR173で池田まで戻ると渋滞に巻き込まれそうでしたので、栗栖の交差点で左折し、茨木能勢線へ折れます。そこから吉野下田尻線へ抜けて南下、落合橋で左に折れて野間出野一蔵線へ入り、野間へ向かい、来たときと同じ野間峠を抜けて妙見山の横を通って余野へ抜けます。余野からは余野車作線を通って安威からR171と並走して福井までもどります。
 福井からもう一度余野茨木線を北上して馬場、清水と向かって帰りの路へ戻ります。

 今回のコースは余野茨木線と野間峠を2回通るという変なコースでしたが、ひさびさに山間部を走り、走行感覚を取り戻した感じがします。
 通勤で使用しているとタイヤの真ん中だけが減り、角ができてしまうため、車体を倒し込んだときの接地面の角度変化が急激に変わる部分があるので、すごく怖い思いをするのです。倒し込むと急に単車が倒れ込んでゆく感じに襲われ、心構えをしていないとパニックに陥りそうです。
 このあたり、ちょっと今回の山道走行で丸いタイヤに戻りました。

危険すぎる

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 工事現場などによく、危険なので注意してねって意味の看板がかかっています。

 居酒屋ガレージさんで地下鉄工事現場の中に突っ込み入れそうな注意看板がありましたが、こちらはさらに危険なものを会社の近くで発見しました。

注意看板
 「飛来落下注意」の注意看板

 上からすごい物が落ちてきています。よけろと言われても注意しろと言われても無理ですよね、こんなものが落ちてきたら。避けようがありませんよ、絶対に。

 しかも横にいる小虎かネコか判別不能ですが(多分工事現場の黄黒の縞模様が目的)、石かなにかがすでに頭にぶつかってとんでもない状態になっています。目はロンパリ、舌が飛び出し、アパラパーな状態になっています。いっちゃってます。かわいそうな事に、さらに鉄骨が頭の上に落ちてきています。どう見ても絶体絶命!

 これは、看板の示す危険度が注意以前の問題では無いでしょうか。いくら「注意」を赤文字でかかれようとも、これは「危険」の領域の出来事ではないかと思います。命がけで現場の下を歩く覚悟が要ります。
 あぁ、こわぁ。

 被雇用者としての立場が限りなく弱いゆうメイトに災難がふりかかります。

 【契約変更】

ゆうメイトA「なぁ、なぁ、4月から雇用形態変わるっちゅう話聞いた?」
ゆうメイトB「え?なにそれ?しらんで。」
A「ワシら、終業拘束時間て6時間やったやんか。」
B「うんうん。」
A「なんや今度から8時間に勝手に変わるらしいで。」
B「え?ナニソレ?知らんでぇ!」
A「8時間ってちょっとエライでぇ。」
B「そら、そうやわ。エライどころの騒ぎやあらへんで。」
A「ほんまやで、いま拘束5時間の人らは早く帰れるからちゅうて子育てと両立してはる女の人ら多いのにやで、遅くまで仕事させられて、帰られへんっちゅうたら、皆辞めてまうがな。」
B「ほんまや、それでのうても客からのわけのわからん電話で帰られへんようになるってグチ聞いたのに。」
A「仕事が家事に差し支えるんやったら仕事できへんもんなぁ。」
B「バイトで時間単価で安いからっちゅうて、割り切ってしとる人にはええ迷惑やで。拘束時間延びたからっちゅうて時給変われへんねやろ?」
A「せやねん、時給は一緒で拘束時間が延ばされて帰ろうにも帰られへん。っちゅうわけや。」
B「そんなん雇用者側の一方的な契約変更で、あかんのとちゃうのん?」
A「そんな、気するんやけどねぇ。時給ベースの仕事に拘束時間つけてどうするんや?」
ゆうメイトC「なにをワケの分からん話しとるん?もっとひどい事あるねんで。」
AB「へ?なんかまだあるん?」
C「あるもなにも、拘束の8時間内に配り終えられへんかったら解雇っちゅう話やで。」
A「ぎょえ〜、えらいことしよるな。通常量の3倍のブツが来ててもかぁ!」
C「何回か配り終えられへんかったら要注意になって、それでもあかんかったら解雇や。基本的に残業にもちこされへんっちゅう事。」
B「うそやん!それって郵便課からブツ遅く上がってきて、通常量の3倍あっても関係なし?」
C「そうみたいやで。」
A「そんなんむちゃやん。人員足りず。郵便課から上がってくるのがすでに間に合わん時間、それでブツ多量ってなったら、全員解雇やで。」
C「ま、理屈から言うたらそうなるわナ。」
AB「ひょえ〜!」

 お客さんにしてみればサービス向上が外から見える訳で、たいへんうれしい事が多くなりました。
 しかしその実体は現場の実情を無視したサービス開始体制が多いのです。過去に再配達に21時まで指定できるようになったとき、回ってきたのは通達だけで人員の確保や増員、ローテーションの準備期間などもなく、業務時間の延長によるコストアップに対する予算の調整などまったくおかまいなしです。「明日からこれするから、あんじょうしといてねっ!」と指示を出す方の安直な意識が見え隠れします。

 確かにお客さんにお届けするのは配達担当の仕事です。しかし配達担当が配達すべき郵便物の受け取りから配達まですべて行っている訳ではなく、その手前の処理があるのを全く無視して配達する側にすべて遅配の責任を押し付けているとしか見えません。
 配達すべき郵便物が郵便課から上がってこないのに時間ばかりすぎてゆく現状では、無理を通して道理を曲げる強硬手段と言えるでしょう。

 こんな話を聞いていると、何度考えても民営化の旗印をあげる前に、顧客サービス業務としての質を向上させる努力をしなければならないというのに気づいてほしいとつくづく感じます。

小物工具(#15)

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 通常のピンセットは、つかむと物をつかみますが、こいつはひねくれています。

逆作用ピンセット
 逆作用ピンセットホーザン P-89

 通常のピンセットはつかむと先が狭まり物をつかむようにできています。しかしながら小さな部品を持ったまま長時間つかみ続けるとか持ち続ける作業が多くなると指がつりそうになってしまいます。
 で、こんな工具の登場になる訳です。通常のピンセットとは逆につかむと先が開く。で、どうやって部品を保持するかというとつかんで部品の所まで先を持ってゆき、つかむ動作を緩めると勝手に先が閉まって部品をつかみます。部品をつかんでしまえば、もうピンセットは持っているだけでつかむ力はいらないのに、部品を先端に保持したままの状態にしてくれます。
 つかむと離す、離すとつかむ。普通のピンセットと逆の動作をしますので、逆作用ピンセットと言う名称なわけです。

部品をつかんでいる状態
 部品をつかんでいる状態
 この状態でピンセットは持つだけで部品はくわえたまま保持される
 ただしつかむ力はピンセットの力のみなので、きつくつかむ事はできない

 つかんで離す動作が多いと通常のピンセットの方が楽ですが、つかんだままの状態が長くなる場合、たとえばビスを保持して締めるまで持っておきたい場合。ナットを保持したまま反対側からねじを締めたいのだが手が届かない場合など、ちょっとした事なのですがあると重宝します。

 例によってあまり出番がありませんが、あればあったで重宝する逆作用ピンセットです。値段はそれほど安くありませんので、使用頻度を考えるとちょっともったいないかもしれませんね。でもラジオペンチやロングノーズプライヤに比べて細かい操作が行えますし、狭い箇所の奥の方まで届きます。
 なんといっても保持するために力を加え続けなくて良い点ががラクチンです。

 いわゆる無線ショップなのですが、中古機器の取扱があり測定器等も出ます。

大阪無線
 「大阪無線」
 堺筋からは外れているが結構目立つ

 携帯電話に押されてしまい、アマチュア無線を取り扱う店舗はたたんでしまう中、がんばっています。
 大阪無線はいわゆる無線ショップです。ホビーとしてのHAMを応援してくれるお店です。

 が、中古無線機や中古測定器なども取り扱っており、スペアナ、ファンクションジェネレーターなどが入る時があります。無線機だけでなく測定器を中古ででも入手したいという場合は覗いて行くのが良いと思われます。秋葉原の東洋計測器(計測器ランド)やテイクオフのような測定器専門取扱店が無いため無線系のショップを回るのが一番です。

 もちろん中古のみではなく新品の無線機やアンテナ等のアクセサリー類もちゃんと販売していますよ(笑)。

三本柱

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 道ばたから生えている3本の石柱。

門柱?お墓?
 門柱?お墓?
 3本とも素材の石が違う

 見つけた時には「ナニコレ?」状態でした。
 ちょっとよく見ると、「ははぁ、名前が書いてあってインターホンがあるぞ・・」てな具合で、門柱だと気付いたのですが、玄関周りの様子からすると殆どオブジェ。
 写真では消していますが、黒い四角のインターホンの上に出来ているへこみにお名前が入っています。

玄関先
 玄関先の様子

 1枚目の写真だと何がなんだかわからないです。2枚目の写真でやっと玄関先の何かであることが判明しますが、やっぱり不思議な物体です。

 なかなか目立つ門柱ですよ。門が無いので門柱の意味をなしておらず、立派にトマソン化しています。さらに玄関の階段に至る飛び石も殆ど無用化しているので、玄関ごとこの一帯がトマソン化していると言えます。
 でもおしゃれですねぇ。

回転

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 地方によって色々な呼び方があるようですが。

回転焼
 回転焼
 餡は小豆が標準、白あんや、ウグイスあん、クリームあん(カスタードクリーム)などもあるようだ

 大阪では「回転焼」か「御座候」という呼び名で呼ばれる事が多いのですが、地方では様々な呼び名があります。
 一般的なのは「今川焼」、「大判焼」でしょうか。さらに他にも「二重焼き」、「太鼓饅(太鼓饅頭)」、「太鼓焼」などと呼ばれる事もあるそうですが、普通大阪では「回転焼」と呼ぶのが殆どか、これを売り物にしている株式会社御座候の商品名である「御座候(ござそうろう)」と呼び倣わす事が多いのです。

 作り方はどこも同じで、直径数センチの円形のくぼみに小麦粉を水で溶いた物を流し込み焼きます。焼いている間に具となるあんこを入れて、たいやきよろしく2列の焼き型を合わせて1つの円柱上の形に仕上げてもうひと焼きします。
 皮もあんこもホカホカのうちにいただくと大変美味しくいただけます。冷めた場合も電子レンジで暖めればまあまあ大丈夫です。

 あんこ(小豆あん)が嫌いな人にはダメなお菓子ですが、素朴で飽きのこないお菓子の1つでしょう。
 餡は小豆あん以外にも、白あん、クリームあん(カスタードクリーム)、ウグイスあん(これは珍しいかも)が入っている品物もあり、販売しているお店によってバリエーションがあるようです。
 また、夜店の露店等でも必ず出店があるようですが、その場合は「今川焼」や「大判焼」「太鼓焼」などの名称で売られている場合が見受けられます。

 ま、呼び名はどうであれ、出来たてを暖かいうちに頂くと、高くなくお手軽ではありますが大変幸せになるお菓子の1つですね。

 普通のカレーショップに見えるんです。

カレー146
 手作りカレーの店「カレー1・4・6」

 なにが146なのか?なぜ数字の屋号なのか?謎です。
 名前・・146をどう読んでも名前に至りません。
 住所・・ではありませんでした。
 電話番号・・XX-XXXX-8146とあります。これか?

 だとすると、まず店舗を作る前に電話番号があって、そこから146という店名を決めた事になります。8146で無い所がよくわかりませんが、このテナントを借りる段階で電話番号が分かっていることはありえないので、通常のテナントとして借りているとすると、賃貸契約の契約書に店舗名に電話番号が決まらない状態では店の名前にした146とは書けません。

 たまごが先か?にわとりが先か?
 堂々巡りに陥ります。う〜ん・・・・。
 これってYESのアルバム「90125」のレコード番号が90125だったのに似てますよね。どっちが先に決まっていたんでしょう???

おわび

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 「なんぎな日記」をいつもご覧いただきありがとうございます。

 本日ご覧頂こうとした方々にはサーバー接続エラーの状態が発生しておりました。

 2006/02/19 08:00より社屋のビルの電気メンテナンスのためサーバー類をシャットダウンしておりました。
 2006/02/19 19:30現在、システムの復帰・起動を行い、ご覧いただけるようになりました。

 検索エンジンからのヒット、いつもごらん頂いている方々にはサーバーに接続できないエラーが発生している状態が続いており、大変ご迷惑をおかけいたしました。
 サーバー設置場所がデータセンターでないため、年に1回の電気設備点検によりサーバー類を早朝から夕刻過ぎまで電源を落とし、サービスを行えない状態にならざるをえないのが現状です。来年もまたこの時期近辺に同様の状態が生じます。あらかじめご容赦いただきますようお願いいたします。

 今後とも「なんぎな日記」をお楽しみいただけるよう、努力してまいります。

地下鉄新線

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 鶴見緑地線の延伸している地下鉄8号線の工事中の様子を拝見させてもらいました。

 居酒屋ガレージさんが活動していらっしゃる青少年指導員活動の一環で大阪市営地下鉄の新線、地下鉄8号線の工事中の様子を見ることができました。

工事中の駅に降りる
 工事中の駅に降りる
 横に設営中のエスカレーターがある

 コンクリートむき出しの階段、壁といった秘密基地の様相を示した感じの場所をおりてゆきます。
 おりた先の駅コンコースとなる場所で、ヘルメットを着用、工事を担当している大阪市交通局の方、工事担当をされているJVの方から工事概要と今里駅の概要などをご説明いただきました。

工事説明中
 今里駅の工事説明中

 まず、地下鉄8号線の新線工事に関する工事概要のビデオを見ます。その後、担当者の方から今里駅の工事計画などをお聞きしました。
 いよいよ、実際に工事中の今里駅に移り、工事中の地下鉄駅を拝見するというスリリングな体験に移ります。

 上記の説明を受けていた場所からさらに1階下りますと、改札の予定場所に到着します。当然コンクリートは打ち放し、あちこちに鉄筋がニョキニョキと生えている。工事用の電力線などもそのまま這い回されておりなかなか「現場」の雰囲気を味わえます。
 地下鉄千日前線今里駅との接続点となる開口部を見学(すいません、写真なしです。居酒屋ガレージさんで写真がアップされています)、見えない所を通る地下鉄の音が聞こえます。最終的に駅舎の完成とともに開通させてつなげるとの事でした。いまはまだ千日前線今里駅とは往来できない状態です。

工事中の現場
 工事中の現場の中を歩く
 わざわざ見学者のためのルートを設営してくれている
 全体的にコンクリートのホコリのにおいがするのでのどには良くなさそう・・

 さて、駅に降りてみると終着駅である事も関係するのかまだ設備類はほとんど設営されておらず、あちこちむき出しの状態です。2006年12月の開業予定に向けて工事を進めていらっしゃるそうです。

まだまだ工事中の駅
 まだまだ工事中の駅
 軌道敷とその周辺はかなり完成してるものの駅の内装はまだまだこれから

工事中のプラットフォームから
 工事中のプラットフォームから
 軌道上にあるリアクションプレートの説明中

 説明中の方の後方にあるのがリアクションプレート。この新線は長堀鶴見緑地線と同じくリニアモーターを採用した車両形式で運行されます。軌道上のリアクションプレートと車両のコイルとの間で通常のモーター同様に吸引反発を行うことで前進します。
 通常のモーターによる車輪(動輪)への動力伝達と違い駆動力のロスや力の伝達時に滑ること(空転)が無いことで高い車両駆動力を得られること、モーターの磁石部分が無いことから車両が軽く作れること、また、大きなモーターを搭載する必要が無いため客室床面を下げることにより通常のモーター駆動による車両に比べて客室を広く作れるなどのメリットがあります、その他、車両が小さいことでシールド工法を用いて掘削するトンネル掘削コストが小さくなるというメリットもあります。

 今後当分の間、地下鉄の新線や延伸工事はありそうもなく、大阪市の財政も逼迫していることから、ひょっとすると次回の機会が訪れるころには生きていないかもしれません(笑)。非常に貴重な体験をさせていただきました。

自動販売機

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 意外と設置場所の少ない自動販売機です。

自動販売機
 郵便切手はがき自動販売機
 写真は大阪中央郵便局のもの
 以前はもっと台数があったのだが、外置きはこの2台だけ
 のこりのスペースは缶入り清涼飲料の自動販売機になってしまっている

 お金を吸い込んで溜め込む。おつりも溜め込んでいる。というわけで路上に金庫が放置されているような物で、治安の良かった日本では普通に自動販売機が路上に放置されていますが、最近はこれを荒らす事件が多くなりました。

 おかげで「使えない」自動販売機が置かれることになり、人気がなくなりさらに利用が少なくなり撤去に至る・・なんて筋書きがあったのではないかと勘ぐっております。実際この自動販売機もお札は使用不可、郵便局のプリペイドカードである「ふみカード」も偽造などが多かったのか利用数が少なすぎたのか、平成15年度から販売中止。しかも平成19年3月末日をもって利用停止と、ほとんど息の根を止められた様態ですが、この自動販売機はまだ利用可能のようです。

 コンビニなどでもはがき・切手を取扱をおこなうようになり、実質自動販売機の意義がなくなってきておりいずれ廃止になるとおもわれますが、都市部の集中局などにはまだまだ置かれています。

 自動販売機で切手を購入すると、局の窓口やコンビニでは販売していない様式の切手が入手することができます。いわゆるコイル切手というやつで、目打ちのミシン目が切手の上下しか無く、左右は単なる直線切りの状態です。自動販売機でテーピングコイル状に1000枚巻き取られた状態で設置され、テープがニョロニョロ出てくるようにして指定した数が出てきます。
 左右に切り離す必要がないため、左右部分に目打ちが無い訳です。入手方法が限られているうえに、額面も限定されてますので、切手蒐集家にとっては集めておきたい切手のようですが、それほど頻繁に販売機で購入されているのを見た事がありません。

 切手・はがきの自動販売機、便利なようなそうでないような微妙な存在です。

 前回のバラック組の状態から、まずは、基板組して、仮組してみました。

基板(部品面)
 組上げた基板
 いつものようにチープな紙フェノールユニバーサル基板で組上げる

 1IC・1TRスピーカー出力のミニラジオの続きです。
 例によってEAGLEで基板レイアウトを片面、ピン間0本のルールに従って手作業で部品の配置、ルーティング作業を行います。レイアウトした部品配置のまま作り始めると、組上げる途中で既にアウトな事が分かり、なかなかいつも通り筐体内の部品配置や基板の配置で苦労しそうな予感です。

ハンダ面
 ハンダ面
 お見せするのも恥ずかしい
 部品位置の変更をするため、いろいろトライして痛んでしまった
 紙フェノール基板のランドはちょっとした事で剥離しやすい

仮組
 仮組テスト中
 アンテナ、バリコン、ボリューム、スピーカーを接続して動作確認

 出力に使用しているST-45とスピーカーの位置が干渉しそうなので、気をつけたつもりだったのですが、トランスとのクリアランスはあるものの、最終段のトランジスタのエミッタに接続した電解コンデンサーがスピーカーに見事あたってしまいました。
 一番大きな部品であるトランスばかりに気が回っていたので、電解コンデンサーをつけた段階で「あ!アウト!」と分かってしまい、悔しいのなんの。途中まで部品をつけてしまっているので大幅な基板レイアウト変更もできません。

 仕方なく筐体内のレイアウトを当初考えていた位置から動かして変更。それでもぎりぎりです。んーん、どうも趣味に復帰してからというものの、組み付け時に問題が発生する事が多いです。経験も修行も足りない証拠です。これが製品だと工場から大目玉が来て大騒ぎになるところです。

 あきらめて部品をすべて実装して仮組を行いましたが、さらに気になる点が出てきました。
 どうも感度がいまいち良くないようです。ブレッドボード組みの時は気がつかなかったのですが、イヤホン式のミニラジオに比べて入感する局数が少ないのです。もちろんバーアンテナの違いや回路の違いがあります。回路については以前の回路がバーアンテナ全体の巻線を利用しているのに比べて、今回はバーアンテナの途中のタップを利用しています。これも一要因だとは思うのですが、一度バーアンテナ全体でLMF501Tに入力させるか、予備で用意しているSL-45GTに部品を取り替えて接続して様子を見てみることにします。
 実際はLMF501Tはハイインピーダンスバッファを入力段に持っていますので、バイポーラトランジスタ増幅用にインピーダンスを落とした中間タップを使用する必要はないのですが・・。

 一気に筐体加工までもってゆき、組上げ・完成したかったのですが、出端をくじかれてしまい、ケース加工に至りませんでした。あぁ〜あ。
 基盤の取り付け方法、感度の確認とともにもう一度じっくりと腰を据えて考えてから再開ことにします。

 このラジオの完成した状態はこちらをご覧下さい。

 毎日記事を書いているのでカレンダーを外しました。別モジュールに移しましたのでいつでも復活できるようにはしてあります。

 また、カテゴリー別のアーカイブのページのインターフェースが使い辛いと感じていましたので、検索とカテゴリリストを追加しました。

 インデックスページのテンプレートにあるカテゴリーリスト生成部分のコードを

<MTTopLevelCategories>
<MTSubCatIsFirst><ul></MTSubCatIsFirst>
<MTIfNonZero tag="MTCategoryCount">
<li><a href="<$MTCategoryArchiveLink$>" title="<$MTCategoryDescription$>"><MTCategoryLabel></a> (<$MTArchiveCount$>)
<MTElse>
<li><MTCategoryLabel>
</MTElse>
</MTIfNonZero>
<MTSubCatsRecurse max_depth="3">
</li>
<MTSubCatIsLast></ul></MTSubCatIsLast>
</MTTopLevelCategories>

 と、して<MTSubCategories>と記載されているデフォルトのカテゴリリスト生成部分を<MTTopLevelCategory>とすると、カテゴリーやサブカテゴリー内のアーカイブテンプレートでもトップレベルからのカテゴリリストを生成してくれます。

 ちょっとは見やすい状態になったとお感じいただければ幸いです。

 日本橋4丁目の名物と化しています?

23リサイクル
 「23リサイクル」

 OAシステムプラザが店舗撤退をした後に開店したショップ。

 リサイクルショップなのですが、商品揃えが日本橋的というかなんというか。
 店頭に液晶テレビやディスプレイなんぞがおいてある所が、地域性を発揮しているのですが、一歩踏み込むと怪しさ全開!こんなものまで・・のような商品もおかれており、本当に売れているのか他人事ながら心配してしまいます。
 同一商品が多数あったりするので、完全なリサイクル商品ばかりではなく、流通流れ品などもあるのではないかと思われます。

 とにかく電気街の中にこつ然と出現したリサイクルショップ。かなり驚異的と言えるでしょう。
 お客さんも結構多く入っておりそそるものがあると思われます。

あの黄色い看板

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 昔、CMで「あの黄色い看板なに?」「プロミスですよ〜」ってのがありましたが。

フロミス
 「フロミス」

 誤タイプではありません。フロミス(ふろみす)です。
 いやあ、まいりました。だって黄色い看板ですし、1文字違いですし。ウケ狙いでしょ?
 もっとも、それ見て笑いながら済ませてしまうのが大阪の良い所なのです。目立ってナンボですわ。

 2006年2月から施行された風俗営業関連の条例の改正により、建物外部から店内でサービスを行う女性の写真が見えてはならないという事になり(これは無料案内所対策)、窓の開いている部分にあった、女性のピンアップが外されてしまいました。

 よく見るとテント絵にある屋根にかかっているフロミスの屋外広告塔の絵が傾いでいるのです。そう、本家の看板に合わせて描かれている訳です。やるなぁ。芸が細かいですねぇ。

 いやあ、やっぱり大阪は面白い。

みたらしだんご

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 とろみのついた甘みのある醤油ダレのついた串団子をみたらしだんごといいますね。

みたらしだんご
 みたらしだんご(御手洗団子)
 関西ではいわゆる丸い団子型ではなく、俵型のものが多い

 みたらし団子は下鴨神社の土用の丑の日に行われる祭礼である御手洗祭りでお供えにされる団子が発祥で、発祥の由来からすると、人形を模している宗教的意味も有り、頭と四肢を表す事から5つの団子で1串というのが本来の姿です。また、1つ目の団子と残り4つに隙間があるのが本来のみたらし団子の姿のようです。

 現在では大阪・京都ではみたらし団子はいわゆる丸い玉の団子型が串に刺さっているのではなく、俵型の団子が5つ串に刺さっている場合が多いようです。

 それに対して関東では丸い団子が4つ。1串5個の団子が5文だったのが四文銭(波銭)の登場による貨幣経済の発達で、支払いやすいように1個1文、4個1串で4文の値段付けをしたのが4つの団子の始まりのようです。
 また、関東では「みたらし団子」の呼び方ではなく「醤油団子」の呼び名の方が通るのではないでしょうか?

喜八洲総本舗
 十三「喜八洲総本舗」
 店頭で焼いてタレを付け、出来立てをそのまま箱詰めして持ち帰りできる
 最近は有名人御用達で紹介されたせいか、やたらに客が並ぶ事が多くなった
 みたらしよりも「元祖酒饅頭」の方が有名かも

 面白いものといえば、大阪で最近になって登場したのが「千鳥屋大阪総本店」の発売した「みたらし小餅」があります。みたらし団子は粉の団子にタレをかける形態ですが、このみたらし小餅はこの形態の逆の発想でつくられたものです。
 みたらし団子のような表面に焦げ目がついた柔らかい団子の生地で、みたらしの醤油タレを封じ込めたもので、いわば逆さにひっくり返したみたらし団子。商品包装には「一口でお食べ下さい」と注意書きがある通り、一口で食べないと中に入っているタレがあふれ出て大変な事になります。お行儀悪ですが一口でほおばります。
 外側だけ見ていると単なる焼き目の着いた団子なので、知らない人が見ると「なんでみたらしなんや?」となりますが、食べてみると口の中でみたらし団子の出来上がり。なかなかのアイデアだと思います(実用新案出願中だそうです)。
 いかにもひとひねりしたアイデアのある大阪らしいお菓子ですね。

 大阪的と言うか昨今の風潮と言うか、先発の千鳥屋の売れ行きを見て真似をしたのか、後発の他の店舗から似た商品が出ています。まぁ、食べる方から見ると食べ比べてみて一番美味しいのが残る訳なのですが。

何屋さんか

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 八百屋ではないような、そうのような・・。

八百屋さんのお店
 「八百屋さんのお店」

 八百屋がやっている総合食品店のような気がするんですが、適当な店名が思い浮かばなかったのかウケ狙いなのかよくわかりません。
 店内は青果以外に肉・魚など1店舗でだいたいカバーしています。総合食品店ですね。田舎にある何でもショップのような部類によく似ていますが所在は都会です(笑)。

 八百屋さんのなにをしているお店かはっきりと分かるようにつけてくれれば、ここまで勝手に思い巡らせて悩む事ないんですが、やはり微妙なネーミングがなんともひっかかりを感じます。

磯野家次女

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 長谷川町子の名作に「サザヱさん」があります。登場一家である磯野家の長女が「サザヱ」、長男が「カツオ」、次女の名前が「ワカメ」ちゃんですね。

生活ショップ ワカメちゃん
 「生活ショップ ワカメちゃん」

 いや、もう、どうしてよいのやらわかりません。もちろんサザヱさんには全く関係ないのでしょうが、店の名前が「ワカメちゃん」です。
 なにげなく単車で走行中、通り過ぎるときに認識してしまい、おもわず急ブレーキですぐ近くに停車して現場を押さえました。撮影中もおもわず、「プッ」と吹きそうになるのを必死でこらえています。ネーミングセンスが吹っ飛んでいます。

 生活ショップというテント書きにも関わらずワカメだけを販売している乾物屋さんではありませんでした。
 店内を覗くとゲルマニウムグッズやゲルマニウム温浴、健康器具類、健康食品などを売っていましたので、健康用品・食品店ではないでしょうか。

 あぁ、びっくりしたなぁ、もう。

 郵便案内センターというのがありまして、普通の人が電話してくるそうですが、応対が普通じゃないような。

【処理お願いします】

郵便案内センター「お客様から苦情の電話がありました。」
郵便局「はい、どういった内容でしたか?」
案「年賀状がまだ届いていないと言う事ですので、そちらで処理してお客様にご連絡をしてください。」
局「は?年賀状ですか?いつ頃出したものでしょう?」
案「昨年12月15日頃にお出しされたとの事です。」
局「・・・はい゛、分かりま゛した(怒)。」
案「では、よろしくお願いします。」
(お客様の連絡先、宛所の引き継ぎは省略しています)

 何の事は無い、お客様に案内など一切せずに取り次いでくるだけです。ナメてます。
 怒っているお客さんにこんな回りくどい対応をしたら、どやされるどころかますます怒りのゲージが上がり、処理を対応する担当がやりにくくなって仕方がありません。困るようになるばかりです。

 だいたい既に投函してから1ヶ月を優に経過しているのですから、案内センターとしての役割ならばまず、お客さんに「不着申告」をお近くの郵便局に出していただき、そこで対応をしてもらう旨の「案内」をするのが役目のはずです。郵便制度を知らない人間が受付しているのでしょうか?
 これでは「郵便案内センター」ではなく「郵便案内の受付センター」ですよね。

 どう考えてもサービス業としての案内センターの職務をナメきって、聞き取って取り次ぎしかしていない連絡が多いとの事です。
 「○○さまから△△の件で苦情がありました、そちらで処理してご連絡ください。」ときて、しかも「結果をこちらに報告してください。」というおまけ付きで、上記のような取り次ぎ依頼ばかりとのこと。
 お客さんからの連絡内容を聞いた段階ですぐ判るような事でも案内せずに処理依頼だけを回してくるそうで、受ける担当はキレギレだそうです。

 案内センターの対応で何も問題が出ないような問い合わせが最終的に怒らせる状態に持っていっても知らん顔。
 「そちらでお願いします」の一言で済ませることができる。あぁお役所だなぁとつくづく感じます。自分の責任を極力回避して自分の権限は最大限守る。ああ、いやだいやだ。
 本当に民営化するんですか?ほかの民間企業でこんな事したら大問題になりますよ。

eneloop

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 遅ればせながら三洋電機のエネループを購入しました。

充電器付きパッケージ
 充電器付きパッケージ
 単三または単四を二本まで急速充電できる充電器と単三2本がセットされている

 恥ずかしいお話ですが、ここしばらくの間に充電できる電池をほとんど購入していませんでした。しかも単三タイプなどの汎用の電池を置き換えるための充電式電池は10年以上も購入していなかったこともあり、充電器すら無い状態(笑)、で、写真のような充電器付きパッケージの購入と相成った訳です。

急速充電器
 急速充電器(MC-MDR02)
 単三1〜2本を約230分で満充電できる
 少しくぼんだ所にあるのが単四用の端子であり、単三・単四のどちらも充電できるようになっている

 ポータブルMDプレイヤーを使用しており電池にデジタルカメラのお下がりを使用していました。最近のデジタルカメラは専用電池になってしまったため、お下がりの電池ができません。ほそぼそと安売りのチラシをみてアルカリ電池を使用し続けていたのですが、一発奮起して充電電池にしてみることにしました。繰り返し1000回使えるというコピーも魅力的ですしね。
 本体内蔵のガム電池を使えばかなりコンパクトで軽くなるのですが、ガム電池は結構値が張ります。純正品を2本買うと今回の充電器と電池のセットが買えておつりももらえてしまう事から、単三ニッケル水素電池へ運用の切替をすることにしました。
 内蔵ガム電池もニッケル水素ですので、まぁ外付け電池ボックスでも使えると甘い考えを踏んでいた訳です。
 ちなみに付属の純正品(NH-14WM B)は1350mAh、単三型エネループ(HR-3UTG)は標準2000mAh(最小1900mAh)と容量が大きめですので稼働時間の長時間化が期待できます。ガム電池ですが真四角なだけあって容積があるせいか、見かけによらず容量が大きいのが驚きです。取扱説明書によりますと、ガム電池で約29時間、単三アルカリ電池で約42時間使えるそうですので、どのぐらい使えるか様子を見てみることにします、

使用中
 MDウォークマンで使用中
 満充電ではちゃんと電池の残量インジケーターはすべて表示されていた

 さて、三洋モバイルエナジーカンパニーのエネループのサイトによりますと、メモリ効果について「通常の使用でのメモリー効果の影響が少ないので、全て使い切るのを待たなくても、電池を使った分だけつぎ足し充電ができます。」と書いてあります。この「メモリー効果の影響が少ないので」という点が妙に引っかかりますね。
 で、居酒屋ガレージさんで掲載されている「PIC16F88を使ったバッテリー放電器の製作」の放電器がうまいぐあいに(笑)あります。で、これを作ってしまおうという目的で電池を購入した次第。なんとも本末転倒の話ですが、作り始める動機が充電式電池が手元に無い状態では薄かったので、ちょうど渡りに船というかなんというか。いや、なんともはや。

 ちょうど先日お伺いしたときに電池の特性をこの放電器でテストをされていまして、満充電後6週間放置したエネループの放電特性を見せてもらいました。なんと、ほとんど自己放電がなく、ちゃんと1.2Vを維持してまるで先ほど充電したかの状態できれいに放電特性の曲線を描いていました。従来電池を同じように放置していたものは、すぐに電圧が下がってしまい充電されている電荷が減っている様子が見えます。

 おぉ、これは良い!
 安心して充電したままスタンバイさせて保存しておく事ができるのを確認できました。
 電池の使用状況や経時変化による劣化の度合いなどは、引き続き居酒屋がレージさんの方でロードテストされるようですので、そちらも楽しみです。

 というわけで、バッテリー放電器の製作に入る事にします。
 PICのソースがPAで記述されていますので、これまたMPASMにかかるように手を入れなければなりません。やることができました(これが楽しいのですが)。

 以前ご指摘のありました店舗、やっと時間を見つけて撮影させていただきました。

アルキ電子商会
 「アルキ電子商会」

 ジャンクマニアには結構有名なのですが、日本橋の店舗中かなり短い開業時間のせいでなかなか訪問や写真を撮影できずじまいでしたが、やっとご紹介できるようになりました。
 なにせ開業時間が15:00〜20:00とたったの5時間、しかも昼下がりから夜という非常に変則的な時間帯、堺筋から外れた場所にあることもあり、このお店を訪問するのは言っちゃなんですが、かなり偏った人が多いと思います。

 店内は店主はどこに何があるかご存知なのでしょうが、常連客以外はどこに何があるかを把握してからで無いと買い物ができません。ジャンクショップなので当たり前です。
 車載用のアマチュア無線機、学校の理科の実験で使ったような傾斜台メーター。ファミコンディスクシステムやセガサターン(このあたりはジャンク屋とは言えないかも?)、自分で何か判別するぐちゃっと放り込まれている真空管類、なんだかわからないアダプター類などが、人が3人は入れば鮨詰め状態となる店舗にドンキホーテも真っ青の圧縮陳列?されています。
 店頭にはスイッチング電源が店晒し。店舗向かいの路上にリモコン類の入った箱が露天売りの状態でおかれています。

リモコン類
 路上に放置されているリモコン類
 残念ながら私の探しているリモコンは無かった

 以前にご指摘のありましたように、ここに訪れるお客さんの客層がかなり年齢が高め。悪くいうとオジサン方、良く言えば昔のラジオ少年みたいな感じの人たちが三々五々訪れてこられます。人がいっぱいであきらめて一回りしてからまた来るような不思議に人気のあるお店です。

情熱の暖房器具

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 そろそろ皆さんのお宅にも届いているでしょうか?

お知らせ
 【松下電器のお知らせ】
 配達地域指定冊子小包で出されている
 宛名の記載などは一切ないが、受け取りポストに投函されているはずである

 松下電器のFF式石油温風暖房機などの回収に伴いテレビの告知やお知らせをユーザーに投げていたのですが、回収率が悪いため全世帯にお知らせをお届けすると発表しました。で、それがそろそろ回ってきているようです。

 このお届けするサービスが「配達地域指定冊子小包郵便」というもので、愛称が「タウンプラス」という商品です。
 これはどんな商品かというと、DMなどが出し放題のサービスでして、上記の見本のように宛名を無記載のままであっても、一定エリア(丁目単位)のすべての世帯・事業所に配達する、という、配達する方と受ける方にするととんでもないサービスです。なにせ、宛名が不要で送付先リスト不要、対象となる全戸に配達を無理やりしてしまうという、はなはだ迷惑な(笑)商品なのですが、出す側も個人情報の取り扱いが要らないため気軽に使えるというメリットもあります。
 料金も封書で出しても通常郵便より安いということもあり、認知度が上がることで今後ますます需要が増えるのではないでしょうか。

 この配達地域指定冊子小包郵便の難点は、受ける側で配達完了までの日付を決めてしまう事で、配達先の配送状況など全く無視しており、送達まで3日程度または7日程度の間に配達し終えるという条件があります。
 今回の松下電器からのお知らせはこの配達地域指定冊子小包郵便で出されているので、都市部の集中局はてんやわんやです。また地方の集中局も配達エリアの広さがあるのでこちらもてんやわんやでしょう。

 大阪市では1つの集中局でだいたい多いと10万人以上、何万世帯かを送達先として対象にしています。この配達地域指定冊子小包郵便は年に1回のイベントである年賀状よりも状況がひどい数量をさらに短期間で配達させる体制があるかないかも関係なく受け付けるため、はなはだ現場には評判がよろしくないようです。

 今までみたいな上意下達の商品開発状態では人員や時間が足りないまま、業務が増えてゆくばかりですので、結果的に労働単価を下げる事につながりますので、担当者の士気を下げる事につながります。こんな現場の状況を無視した商品の開発をすると、また配達せずにそこらに捨ててしまうような不逞な輩を製造しているような物ではないでしょうか。まじめに配達をしているまともな人もいるので、その人たちとっては評判を下げるような事件が起こればさらに良い迷惑です。

 今回の松下電器の件については松下電器自体も、またこの送付物を印刷する業者も、配達する郵便局もみな大変な思いをしている、ということで痛み分けでしょうか。いや、どこかでほくそえんでいる人がいるような気がして仕方がないのは気のせいでしょうか?

 まったくとんでもない商品を開発してくれたものです。

 大きな駅では来る列車の案内があります。

列車案内板
 始発駅の列車案内板
 これは阪急電鉄梅田駅のもの
 直後の発車する列車からその後の3番目まで順序が表記されている

 大阪では駅の列車案内板で表示される列車の順番は以下の順で到着・発車します。
 1番目:先発
 2番目:次発
 3番目:次々発
 これを見ると「次に発車する」のは「次発」では無く「先発」となっている点です。先に発車するのか次に発車するのか、どちらが先に発車するのかが大阪圏以外から、特に関東から来た人には全く混乱の元になっています。

 関東では
 1番目:こんど(の列車)
 2番目:つぎ(の列車)
 3番目:そのつぎ(の列車)
 と、表記されるのでやはり「こんど(今度)」と「つぎ(次)」のどちらが先に発車するのかが関西人には違和感を覚える表記なのです。「今度」と「次」では「次」の方が早いのではと思ってしまう訳です。

 大阪ではこの表記が一般的であり、先発列車が一番早く発車する列車という認識が刷り込まれているため、「今度の列車」ってなによ?と、なり、「こんど」「つぎ」「そのつぎ」ってややこしいやんか!と怒りが炸裂する訳です(笑)。
 関西人が関東地方へ行くと「こんど、つぎ、そのつぎ。こんど、つぎ、そのつぎ・・。どれが先発や?」とぐるぐる頭の中をまわるようです。ま、関東人が関西に来て「先発、次発、次々発。先発、次発、次々発・・。どれが今度乗る列車?」と同じように頭の中を回るようですから互いに言えたものではありませんね。

JR大阪駅
 JR大阪駅京都方面の列車案内
 JR西日本ではそこいらへんはうまく処理してありまして、表示順の上の方から発車するようになっていまして、前記のような混乱を誘う表記をJR大阪駅ではしていません。

いっぱい回る

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 理髪店の店先で三色に塗り分けられたものが回っています。

回るサインポール
 盛大に回っている 「サン(SUN)」理容店
 残念ながら静止画であるが、1店舗で4本も設置されていてこれはすごいと思う

 あのくるくるまわるポールが大きいものが3本、小さい物がさらに軒下に1本もついてさながら動きのあるオブジェと化しています。ほとんどヤケになって付けたのかと思うぐらいです。

 理髪店の店頭でフランスカラーではありませんが、赤・青・白の三色ストライプが入ったポールが回転しています。これはサインポールと呼び(海外ではバーバーズポール)、理髪店のシンボル的な存在でもあります。また、この三色のストライプはレジメンタル・ストライプと呼ばれます。
 この「レジメンタル」はイギリスの連隊に由来しています。締めているタイ(ネクタイ)のストライプの柄の色で部隊が判るという事で、決してちまたで言われているような赤・青・白がそれぞれ動脈・静脈・包帯を意味しているわけではありません。

 さて、このサインポールですが隙間産業なのか結構多くの会社が作っているようです。件の理髪店ではブラケットタイプと呼ばれるサインポールが付けられています。以外と高価で1台数万円は下りません、大きいもの3台と小さい1台を合わせるとどう考えても一式十万円程度では到底済みそうもありません。かなり広告宣伝に力を入れていると言えるでしょう。

 [参照サイト]
 大阪サイン株式会社(リンク

かどや(#2)

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 またまた「かどや」です。
 けっこうありそうなんですが、角にある「かどや」はなかなか見つかりません。

大衆食堂「かどや」
 大衆食堂「かどや」

 これまたズバリ角にある食堂だから「かどや」。庶民の味方、大衆食堂です。
 門屋さんとか角谷さん、あるいは門矢さんではないんです。

お食事・お土産「かどや」
 お食事・お土産「かどや」

 堂々としています。某日本最古の木造建築のある寺院の側にある、参詣者・観光客向けのお土産・お食事所といったところでしょうか。ズバリ角にある「かどや」。

 もう、ここまでストレートだと気持ちいいですね。

配達まだ?

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 女性から(しかも年齢がある程度高い)の苦情は対応に苦慮します。

【郵便まだ?】

局「はい、○○郵便局の××です。」
客「郵便なんで来えへんの?」
局「お客様、失礼ですがご住所はどちらでございましょうか?」
客「そんなん、どうでもええんよ。朝から待ってるけど郵便が来えへんねんよ。」
局「お住まいの場所によって配達順もございますので今しばらくお待ちいただけませんでしょうか?」
客「一昨日出したって聞いたんやけど、まだ郵便が来えへんねん。どないなってんの?」
局「お出しいただいたご住所にもよりますので、翌日に届くといったお約束はお出しできませんが。」
客「とにかくね、大事なもん送ったゆうて連絡あったのに待っても来えへんのよ!」
局「大事なものと申しますと、書留でお出しいただいた郵便物でしょうか?」
客「そんなん、私関係ないやん。とにかくね、郵便が来えへんの。」
局「書留でお出しいただけた場合は、追跡確認が短い時間でお伝えできるのですが、普通郵便でお出しいただくとかなりお調べするのにお時間を頂くことになりますが、よろしいでしょうか?」
客「そんなん、今すぐ判れへんの?とにかくに、郵便が来えへんのよ。なんとかしてよ。」
局「普通郵便物の場合ですと30分から1〜2時間お調べにお時間がかかる場合がございますが、よろしいでしょうか?」
客「そんなん待ってられへんから、こうやって電話してるんやないの。だからね、郵便が来えへんって言うてますやん。」
局「配達員が持って出ている場合は、戻るまで確認がとれませんので今からですとお昼を回ってからでないとお返事ができませんが、ご了承いただけますでしょうか?」
客「だからね、いますぐ欲しいの。来えへんのよまだ。・・・あ、今きたわ(ガチャン!と一方的に切られる)。」

 いやはや困ったお客さんです。言うだけ言って言いたい放題で電話を切られたそうです。
 とにかく郵便が来ないの一点張りで、届け先の住所も名前も言わず、差し出しがどこからも言わず。それで郵便が来ない来ないとまくしたてられても調べようがありません。もちろん対応していてもどうすべきかも決められませんよね。
 オバハンパワーかなにか知りませんが、ある程度年齢のいった女性の苦情を受けた場合、理由を説明しても納得してもらえず、論点が空回りして言いたい事を何度も繰り返す事が多いそうです。もちろん自分の勝手な理屈は押し通したままで。
 苦情を聞く→理由を言う→一応聞き取る→納得してもらう→はじめに戻る
 の、繰り返しでまったくもって埒が開かない場合がほとんどだという声を多く聞きます。

 とにかく、郵便物をお届けする時間が決まっている郵便は、指定がある場合を除きありません。また、大事なものを普通郵便で送付するのも考えものです。事故があった場合の事を考えると、簡易書留でも小包扱いでも良いのですが、追跡できる上に事故発生時の補償額がある程度あるものを使って送りましょうね。

 オシロスコープがきましたので信号観測ができるようになりましたが、信号源がありません。

ブレッドボード組
 シグナルインジェクター
 ブレッドボード組の状態

 ブロッキング発振か無安定マルチバイブレーターで発振回路を組み、その出力をコンデンサーで直流成分カットして取り出します。発振回路の出力はきれいな波形ではない事から、かなり基本周波数以上の高調波を含み、AFからRFまでの信号注入源として利用できます。単三1.5Vを電源とした場合、基本発振周波数は約1kHz、振幅は1.3Vほどです。低周波回路には十分利用できる感じですね。(回路図はこちら


 AMラジオやオーディオ帯域の製作を主にしている事からそれほど高い周波数まで広い帯域の信号は必要ないと思っています。回路はブロッキング発振方式にし、トランスを使用するとどうしてもかさばる事から無安定マルチバイブレーターを採用する事にしました。
 手持ちの部品の関係上、定数を都合の良い発振周波数が得られるように選択しなければなりませんでしたが、今回は回路部品の購入に日本橋に走らずに済ませる事ができました。

出力波形
 出力波形 (500mV/div, 200μs/div)
 せっかくオシロスコープがあるので出力波形を観測した
 このぬるいエッジがたまらない(笑)

 先の製作途中だったスピーカ−ミニラジオで試してみると、初段に近い方に信号を注入するほど大きい音になりちゃんと増幅している事がわかりました。やっぱりあると便利です。
 ウンともスンとも鳴らない場合は、シグナルインジェクターで後段から順に信号を注入し、出力が得られなくなった箇所とその前の部分に不具合が何かある事がわかります。
 後段も不調の場合はこいつの対になる道具である「シグナルトレーサー」が必要になりますので、いっその事、こちらも同一筐体に押し込めてみようと思っています。しかし一緒にするとノイズ源と受信機を同じ箱に押し込める訳で感心できませんね。

 トラブル無く作れるときはこの手の補助機器は不要なのですが、なにがしのトラブルが発生した場合はロートルかもしれませんが、これらの簡単な道具を使うと意外と早く見つかるものです。
 もっともシグナルインジェクターやシグナルトレーサーが不具合ある場合はお手上げですが(笑)。

 実際に組み込んだ記事はこちら(シグナル合体)をご覧下さい。

 久々に堺筋からはずれて散策すると、また銭湯が。だんだんと店舗の紹介から外れてきていますが。

第一杉乃雄湯
 「第一杉乃雄湯」

 一見するとよく解らなかったのですが、普通のビルに見える入り口様の部分に風呂屋ののれんがかかっていて、「え?銭湯?」とびっくりしました。

ビル全体
 ビル全体の様子

 よく見るとやはり不思議です。どう見てもマンションか何かの入り口で、風呂屋ののれんがかかっているとしか思えません。見逃していたのも改めて納得してしまいます。歩いてみていないと認識できませんよ。
 建物全体も建物そのものが銭湯らしくなく、上層部には住宅部分が入った普通のマンションにしか見えません。後方に見える煙突がなければどう見ても入り口に湯屋ののれんをかけたシャレのマンションです。

 自転車で入りにくる人、歩いてくる人と多くの方が入りに来ています。
 なかなか捨てたもんじゃないですよ銭湯も。

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