鉄路望景の最近のブログ記事

 以前に紹介したキヤ141系ですが、ちょっと詳細が見えましたので紹介。

前方撮影カメラ
 前方撮影カメラ

 大きな前方撮影のためのカメラが据付けられています。

側方撮影カメラ
 側方撮影カメラ

側方照明
 側方照明

 軌道を撮影するためのカメラが側面についているのですが、高速度撮影をするために大型の照明が側方に向けて付いています。点灯するとかなり明るくなります。

検測台車
 検測台車 キクヤ141-1
 WTR247台車

 通常の台車とは違い軌道検測のための機器が取り付けられた特殊な台車になっています。この台車はキクヤ141に装備されている台車です。

叡山電鉄810系

user-pic
0

 自然の豊かな中を走り抜けます。

 鞍馬線 810系
 叡山電鉄 鞍馬線 810系
 デオ815-デオ816編成
 撮影 2010年5月

 叡山電鉄に3編成在籍する810系車両です。
 山間部の勾配がある路線を運行する事から車両のすべてが動輪というモーターだらけの車両となっています。
 土日で最大1時間4便、平日は3便という便数の少なさも然ることながら、二軒茶屋から鞍馬方面は単線であることもあり秋の紅葉シーズンや、夏の床などの行楽シーズンにはかなりの乗降客が裁けず、長蛇の列が駅にでき、人が溢れることもあります。
 しびれを切らして道を歩いて降りる方もいるぐらいなのですが、ハイキングだと思えばさしてなんて事は無いらしいです。

ボンネットバス

user-pic
0

 鳥取砂丘の観光用で現役運行中。

ボンネットバス
 観光周遊 ボンネットバス

 鳥取県岩美町のジオパークエリアである浦富海岸と鳥取砂丘を周遊する観光用ボンネットバスです(公式ページはこちら)。

 ちなみにこのボンネットバスはいすゞBXD30で昭和40年に富士重工で製造されたもの。その車両を2006年に再生した車両だそうです。
 同様の型式のバスはまだ全国で現役運用されている車両もあるようですので、ボンネットバス目当てに全国の秘境とも言える場所を徘徊する撮り鉄もいらっしゃるようです(当時は国鉄バスなど鉄道会社系の運行が多かった)。

 残念ながら現在メンテナンス中で、見る事ができませんが、早急に現役復帰して元気な姿を見せてくれる事をお祈りいたします。

阪急9000系

user-pic
0

 宝塚線と神戸線で活躍中。

9000系
 阪急電鉄 9000系 通勤形電車(9001)
 撮影2011年12月(十三)

 A-trainベースの車両で、先行の京都線用9300系と共通点は多いのですが、車両寸法が宝塚線や神戸線の規格に合わせている事から9300系に比べると若干車幅が小さい車両となっています。
 京都線のクロスシート式ではなく、ロングシートとなっていて、京都線特急の長距離乗車ではなく、停車駅の多い宝塚線・神戸線での通勤運用に合わせたシート構成と思われます。

 IGBT素子を用いた電気ブレーキ対応のVVVFインバータ制御で、走行中の定速制御(阪急では惰行制御)にも対応しています。
 写真では見えづらいですが種別・行き先表示にフルカラーLEDディスプレイを使用していて、正面表示での採用はこの9000系が最初となりました。

 阪急電鉄では車両色がマルーン一色で、普通・急行・特急と車両種別が違っても外観が変わらないため、他社の車両外観に比べると地味な感じがしますが、逆にそれが安心感となっているのかもしれません。

 関西本線なのでうぐいす色(黄緑6号)です。

201系電車
 201系電車 クハ200-135(先頭車両)
 撮影 2012年1月

 103系の後継となる通勤形電車です。 
 国鉄初のサイリスタチョッパ制御を採用、さらに電力回生ブレーキを装備した車両。関西で走り始めたのは1983年からですので、103系に負けずに長期にわたって運用を続けています。
 しかし、走行中の車内に「プーン」というモーター音ではない電力制御回路が出すと思われる音が常に鳴り続けて結構耳についてうるさいのが難点。モーター音は回転数とともに音が変化するのでそれほど気にならないのですが、どうも常に一定の音がそれなりの音量で鳴り続けるのは苦手で、201系車両に乗る場合はいつもクハやサハなどモーター無しの車両に乗ります。いや、本当に耳につくんですよ。

 大阪環状線でも活躍の201系ですが、関西本線では103系リプレースのために2006年から順次投入中。関西本線の車両はこのうぐいす色に先頭車両の前面に白い帯が施されているのが特徴です。
 写真の車両の方向幕はフィルムタイプですが、順次LED表示に切り替わってきています。

 順次リプレースが予定されている関西本線の103系は大阪環状線よりも若い車番の編成が運行されていることもあり、早々に置き換えが進むかもしれません。

東海道本線終点

user-pic
0

 東海道本線は東京から神戸まで。

境界標識
 起点標識(神戸駅)

 東海道本線は東京から大阪駅までで、その先の神戸方面が山陽本線。
 と、思っている方が「たぶん」多数いらっしゃるのではないかと思います。ご存知であれば、なにを馬鹿な事を言うとおしかりを受けそうですが、そこはご容赦を。

 東海道本線は東京駅から神戸駅までが正解で、上記の写真は大阪駅ではなく神戸駅に設置されている標識。東海道本線は起点が東京、山陽本線は起点が神戸と記されていますので、ここから左が東海道本線で右側が山陽本線となります。
 JR西日本の路線の愛称であるJR神戸線は大阪から姫路までの間であることが混乱を誘っています。
 また、運賃ですが、大阪〜神戸は平行して営業している私鉄(阪急・阪神・山陽電鉄・神戸高速鉄道)との競合もある事から運賃が低く設定されているのですが、神戸駅の次の兵庫駅から先はいきなり高くなります。実際に大阪〜神戸で一度下車して神戸〜兵庫のきっぷを改めて購入した方が運賃が安くなるという状況。

 この山陽本線と東海道本線の区切り、いまや利用者側にはあまり関係がなく、国鉄時代の運用の切り分けがそのまま残っているのでしょう。

 現在はもうここに居ないでしょう。

DE10 1588
 DE10 1576(手前)
 DE10 1574(奥側)

 撮影 2011年10月

 現在は廃止された梅田貨物駅での構内で入替に運用されていましたDE10型ディーゼル機関車です。
 写真では判り辛いですが、1576は白地のプレートで1574は切り文字となっています。どちらの車両も現在のJR貨物の塗色へ変更された後。両車両ともに広島に所属の状態でした。

 DE10はDD51のエンジンの強化版であるDML61ZA(写真の機種はDML61ZB) V型12気筒エンジンを1基搭載している中型のディーゼル機関車です。
 運転席下にある燃料タンクとも見える四角の箱はレールへの粘着性を増すためのデッドウェイトでコンクリートが詰まっています。

 貨物専用ではなく汎用機として製作された事から貨物入替以外の客車列車牽引にも運用されており関西では嵯峨野観光鉄道でのトロッコッ列車の牽引に運用されています。こちらは梅小路の1156が塗色変更をしてほぼ毎日緩行列車として運行中。

 昔はDD51に比べるとちょっと小さめDE10をよく見たのですが、順次廃止・廃車となって行っているようで、時代の流れとも言えます。
 写真の機関車も梅田貨物駅の廃止とともに他所へ転属しました。

205系電車

user-pic
0

 先般のダイヤ改正で高槻〜尼崎での通常運用から外れました。

205系電車0番台
 205系電車0番台(体質改善改造前)
 205系C4編成
 2011年5月撮影

 日根野から宮原へ移籍して高槻〜尼崎間(京阪神緩行線)を朝夕のラッシュ時だけ運行していたのですが、2013年の3月ダイヤ改正で運用から外れてしまいました。日根野運航時はスカイブルーの帯だったのですが、宝塚線を含む運用で紺色+オレンジの帯に外装を変更しています。

 写真の車両は体質改善改造前の車両で205系0番台がまだ日根野に籍があるときのもの。撮影後しばらくして行き先表示が電光(LED)表示になったり、車内のつり手や椅子類などが225系のものと同じデザイン・設置基準で内装が改装されたり、ドアチャイムや車外スピーカーが付いたりと最新の現用車両と変わらない所まで改造されていたのですが京阪神緩行線での運用は終わってしまい、またもや日根野に移されて阪和線へと戻って行ってしまいました。

 環状線や阪和線の103系・200系といい、この205系もそうですが、20年選手であり、JR西日本は物持ちが良いと言わざるをえません。

 たまたま居たので撮影したと思われます。

キハ47 1112
 キハ47 1112(鳥取色)
 撮影 2010年 10月

 ラッピングされた鳥取色のキハ47です。
 貫通扉は因幡の白兎が、車体側面には花傘が描かれており、鳥取の「因幡の傘踊り」のラッピングカーと言えます。この車両以外にもキハ47 146も同じ外装。

 しかし、この車両(キハ47 1112)は2012年3月の全般検査時に朱色5号に塗り替えられてしまったとか。期せずして葬式鉄の一端を担ってしまったようです(苦笑)。

新幹線300系

user-pic
0

 昔に撮影した写真を掘り起こすと思わぬ発見があります。

新幹線300系
 新幹線300系(323-20)

323-20
 車体番号(323-20)

 新幹線300系は東京〜新大阪間を2時間30分に縮めた立役者で「のぞみ」として長らく運行されました。新幹線車両として初めてVVVFインバータと回生ブレーキを搭載。270km/hの営業運転導入した最初の車両です。
 2012年のダイヤ改正(3月16日)をもって全線で運用が終了し、現在は見ることができません。撮影したのはなんと2008年になっていました。
 たぶん、たまたま来たからたまたま撮ったのでしょうが、車体番号が323-20です。

 まあ、誰かが撮影した写真があるだろうと思って検索するとびっくり。
 この車両、ダイヤ改正による運用終了前にリニア・鉄道館に展示されているのが判明。300系323形式車両として2011年3月のオープン時からこの先頭車両展示があるようです。 

 ということで、リニア・鉄道館に行くとこの車両に会える!
 いや、そんなに熱望したりしてません。鉄じゃないんで(笑)。

このアーカイブについて

このページには、過去に書かれたブログ記事のうち鉄路望景カテゴリに属しているものが含まれています。

前のカテゴリは郵便局のお仕事です。

次のカテゴリは風光明媚です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

月別 アーカイブ

ウェブページ

  • arduino
  • img
    • 2006
    • 2007
    • 2008
    • 2009
    • 2010
    • 2011
    • 2012
    • 2013
    • 2014
    • 2015
    • 2017
    • 2018
    • 2019
    • 2020
    • 2021
    • 2022
    • books
    • sch
    • xmas