2009年11月アーカイブ

 これまた近畿が古い歴史をもつことから由来する地名のようです。

伽羅橋
 伽羅橋(きゃらばし)

 意外とすんなり読めるかもしれません。香道をたしなむ人であれば伽羅は「きゃら」とすぐ読めるはずです。

 地名の由来ですが、近くに伽羅橋という名前の橋がありますが、どうも渡来人に由来する説があり、朝鮮半島の大伽羅から渡来した人が住み着いたからという説と、香木である伽羅(きゃら)で作られたからという説があるようです。

 伽羅は非常に高価な木で、当時中国では金の値段で取引されるとも言われていたようですので、そのような高価な木が橋を作るほど大量に用立てできたとすると途方も無い金額がかかります。
 いかに地方の豪族といえどもそんなことはできないと思われますので、こちらの説は伽羅にかけてできた後付の感じがします。

ここは何丁目?

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 住所は一丁目、屋号も一丁目。

酒処「一丁目」
 酒処「一丁目」

 大変判りやすいのかなにか良く判りませんが、屋号が一丁目。
 「ちょっと一丁目行ってくるわ」と行くとこの店で飲んでいるわけで、まるで暗号か符牒のようです。
 一丁目に地域の町会長さんなんかがいらっしゃって、一丁目に行くというと町会長の家に行って打ち合わせするのか、飲むのか、この店か。
 かなりごまかせそうですね。

光る注意標識

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 暗くなると逆三角の止まれ標識の外周が点滅するものがあるのは見たことありますが、これは。

光る標識
 光る信号注意標識

 この標識、R173の上り大阪向きに、この場所ともう1箇所設置されています。
 夜中などのスピードを出して走行する車が多いのでしょう。見通しの悪い先に信号があるのですが、よくある予告信号だとか信号予告の点滅信号では物足りなかったのか、注意標識の信号灯が点滅する標識が設置されています。

 昼間でもこのように明滅していて、昼行灯ではありませんがあまりお役に立っていない気もしますが、暗くなるとかなり明るい点滅をするため遠くからでもはっきりと見えます。
 もちろん動体視力や遠方の視力が足りない人か、わき見をしない人(笑)には関係ないのでしょうが、十分効果があるようです。だからといって交通量の少ない夜中に信号無視する人が減るのかどうかは疑問です。守らない人ははじめから守る気がありませんからね...。

むやみに高い

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 以前にたくさんサインポールが回る理髪店を紹介しましたが、これはまた違います。

無闇に高いサインポール
 無闇に高いサインポール

 あれ以来、サインポールが多い店は何軒も見たのですが、並んでいたり店舗の違う箇所に取り付けて分散していたりと、それほど気にはなりませんでしたが、今回は別です。
 なぜに3段縦につなげて高くしているのか判りません。
 車でも人でもかなり上を見上げないと最上部まで見渡せません。
 特に車で移動している人から見ると、この横を通っても屋根が邪魔で一番上どころか半分ぐらいしか見えないのです。

 高さは3m以上あるようでして、横の建物の2階はおろか3階の床レベルを超えるぐらいあるのではないでしょうか。窓の外の景色に回るサインポールが必ず目に入る。不思議な光景に違いありません。
 いやはやどうしてこうなったのかは皆目見当がつきません。

リモコン修理

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 通勤必携、広帯域無線受信機のリモコンが壊れました。

EDS-12
 EDS-12
 リモコン本体の左にあるのが内部断線しているコネクタプラグ

 JR西日本で通勤しているのですがあまりにも事故、急病人救護、乗客同士のトラブル、車両故障による点検、踏み切りの無理な横断を含む線路内への人の立ち入り、防護無線の発報などによる遅延が頻繁にあるため、乗る前と乗車中は列車無線を参考にしています。最後尾、先頭車両の運転台近くにいると否が応でも聞こえてきますが。
 おかげでなにかあっても理由が早くわかるため、ちょっと心の余裕がもてます。あくまでも遅れることを防止はできませんけど。

 で、使用しているのがAlincoのDJ-X8。以前IC-R1があったのですが、どうもかなり前に勝手に処分されたらしく見当たらずやむなく購入。
 この受信機の便利なところはリモコンEDS-12を使うと、本体に手を触れずにバンド変更や周波数のアップダウン、ボリューム調節ができることです。

 アンテナも強電界地域ならSMAコネクタに装着する付属アンテナを使用しなくとも、イヤホンジャックのラインをアンテナにすることで受信できますので、本体からはリモコンの線だけしか出ないため目立たずに使用できます。
 さらにこのリモコンの便利なところはステレオライン入力があり、非受信のときはライン入力の信号をイヤホンに伝え、受信すると瞬時に受信音声に切り替わるため、無声期間が長い局のワッチには最適です。
 ステレオ入力なのでiPodなどのポータブルオーディオのイヤホン出力を突っ込んで、リモコンのイヤホン端子にステレオミニプラグのイヤホンを挿せばそのまま音楽を聴くことができます。

 と、まあ、けっこう便利なのですが、どうもこのプラグ部分のケーブル外装がきっちり固定できていなく、引っ張りに対して微妙な弱さがあります。現在2代目。
 この本体側に接続する4極のミニプラグが内部断線を起こして接触不良状態になり、大変不具合に陥ります。聞こえたり、聞こえなかったり、完全に聞こえなくなってしまって、コネクタの首の部分を触ると聞こえてくるなど明らかな内部断線です。
 メーカーでは付属品の修理はしていないとの事でしたので、仕方なく修理することにしました。

コネクタ分解
 コネクタ分解
 上がリモコンのオリジナル、下がテイシンのコネクタ

 4極ミニプラグはテイシンからも出ていますのでそちらを購入して電極の順序をあわせてリモコンの線を切り離して再度端末加工をし、半田付けして修理します。
 写真の白い線がどうも引っ張られることで微妙に線材に移動が起こり、断線を起こすようです。
 リモコンのコネクタは樹脂モールドになってしまっていますので分解するともう使えません。修理にはこのように別のコネクタに付け替えをしなければなりません。
 中心の2極は大変デリケートで、半田付けには注意が必要です。

新たなコネクタ
 新たなコネクタ
 シールド側のケーブル止めのカシメは圧着端子用で作業

 使用されている線材はどうも高級なようで、UEWの撚り線らしく、銅の赤銅色をしていますがテスターなどで電極を当てても導通が確認できません。また、心材に繊維が通してあり引っ張り強度を上げているようです。このように良い線材を使っているのですが、コネクタ内部での線の引張りには弱いようで、半田付けしている部分の極短い部分で断線を起こしてしまうようです。

 また、本体側のコネクタジャックの外周に1mm程度の高さのリングがあり、そのままでは元の無線機本体にはテイシンのコネクタ外装が当たって挿入できませんので、外装のプラスチックを削り落としてしまう必要があります。なんとか導通チェックも済ませて本体に接続して動作確認。無事修理完了です。

動作確認
 動作確認

 細身のコネクタを使うのは小型化の手段だとは思いますが、一般部品でそのまま対応できないのが難点でしょうか。

 なんさん通りはさすがに家具店などが多くなります。

西秀家具店
 西秀家具店

 テーブルや食器棚などのキッチン周り、イスやソファー類、ベッド、ドレッサー、本棚などのラック類など家具なら何でもござれの西秀家具店です。
 その他、カーペットやカーテン、ゴミ箱など調度品類も取り扱っており、相談すれば何でも揃いそうな勢いです。
 ブランド家具の取扱もしているそうですので、おしゃれ路線もOKと言う事でしょうか。

 この辺りから北に広がるエリアは家具店が多く、なかなか競合の中で頑張っていらっしゃいます。
 「クレイジープライス」だそうなので、しっかり値段交渉しましょう。

 いや何がそんなに気合いが入っているのかは判りません。

力一杯
 麺「力一杯」

 普通に考えれば麺をこねるのに力一杯こねている。
 おいしい物をつくるのに力一杯頑張っている。
 来店時の挨拶に力一杯声を出している。
 ちょっとひねくれると、経営に力一杯頑張っている。
 とにかく何でも力一杯なのだ。
 いや、あまり考えるのは止めておきましょう。

 そう読んで良いのかとどきどきします。

箱作
 箱作(はこつくり)

 筥作とも(竹かんむりに、呂)記載したそうですが、こちらだったら絶対読めていません。
 石の箱、すなわち石棺を作る事を生業とした石作連(いしつくりのむらじ)が居たことから由来するそうです。

 よもや箱といわれて棺桶とすぐに連想できる人は、現代では少ないですよ。

 またもや中川青少年指導員のハイキングに同行させていただきました。

パノラマ(小)
 神戸空港から三宮側を望む(拡大画像はこちら

 まず、出発地点が神戸空港。日本航空の発着便撤退となると全体の6割の便がなくなるということでこの先どうなることやらです。今のうちにこの空港から発着便に乗っておいたほうが良いかもしれません。

神戸スカイブリッジ
 神戸スカイブリッジ(全長1,180m)

 さて、神戸空港を出発すると1つ目の橋である神戸スカイブリッジを渡ります。
 天候がさほど悪くなく、風も弱かったので問題ありませんでしたが、強風で雨雪だったらと思うとぞっとします。なにせ海上橋ですので、風がまともです。
 スカイブリッジを渡り切るとポートアイランド第2期用地に入ります。ここから淡々と三宮方面へ向かって歩き続けます。

ムービングウォーク
 延々と続くムービングウォーク

 神戸新交通(ポートライナー)の先端医療センター前駅から神戸国際展示場まで、このように屋根があり延々ムービングウォークが連なっています。当日は自動運転で稼動していましたが、平日は動いているのやらどうやら。もちろん、国際展示場でイベントがあり大量の来場者を捌くためにあるのでしょうが、そんなに人が来ているのをここのところ見たことがありません。

 昼食をとった場所がここ。

ポーアイしおさい公園
 ポーアイしおさい公園

 横にある神戸夙川学院大学や神戸医療大学、神戸大学などのキャンパスの裏側(海側)に位置しており、通常の車の走る道からは全く見えない場所にあります。これは知らないと公園の存在自体が認識できないのではないかとちょっと心配になります。

 さて、そこからまた延々と歩いて三宮方面へ戻ります。

神戸大橋
 神戸大橋

 向かって右側のポートライナーの橋を横目で見ながら中公園~税関本庁へ向かって渡ります。横の車道は上りと下りが別階層になっており、片側6車線とかなり広い作りの橋です。
 三宮に渡った後、元町中華街へ向かって阪神電鉄元町駅で解散となりました。
 途中から雨が降り出して残念ではありましたが、神戸大橋など大きな橋を歩いて渡るという貴重な経験をさせていただきました。

 今回の私的イベントだったのが、阪神電鉄から近鉄路線への接続。
 今年の3月20日に開業し、尼崎から大物を過ぎて分岐~西九条から延伸した先、九条、ドーム前、桜川から難波に至る区間は初めてです。
 もともとローカルなJR西九条への接続で走っていた西大阪線だったのですが、難波への直通アクセスで阪神なんば線と改称し、難波行きの列車が走るようになりました。しかし西九条などまでの西大阪線の路線は昔の風景を残す大阪ローカル線のイメージがあります。線路脇のすぐ横に迫る民家。路面電車ではないのですから・・・。

 難波から鶴橋へ乗り換えてガレージまで。その先はいつものごとく(笑)。
 今回も楽しくあり貴重な体験をさせていただきました。居酒屋ガレージ店主さんをはじめ、中川青少年指導員の方々にこの場をかりてお礼申し上げます。

プチツーリング

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 山手は天気が悪くなりそうでしたが行って見ました。

武田尾駅
 武田尾駅

 以前、極寒のときのソロツーリングと同じ往路で武田尾にちょっとツーリングです。昼から出かけたので近距離のどこかにということで久々の訪問です。

 以前の別の記事で紹介した、台風で流れた武田尾橋がつり橋で復旧していました。

武田尾橋
 武田尾橋

 今回はR176で宝塚から生瀬へ、県道33号から県道327号を通って武田尾、その帰りはそのまま県道33号を北上し下野田から三田へ抜けR176で宝塚に抜けて帰途へ就きました。
 今日は思いのほか寒かったのと、三田の山中でにわか雨に降られてかなり寒い思いをしました。とはいえ、まだ11月です。本格的な寒さの訪れる1月や2月にまた、懲りずに再挑戦です。

混沌の時代

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 日経バイト(アルバイト募集雑誌ではない)に連載されていた名コラムです。

混沌の館にて
 ジェリー・パーネル著 日経BP刊
 ジェリー・パーネルの混沌の館にて
 2004年10月12日 初版第1刷発行
 ISBN4-8222-0664-5

 海外雑誌の同名雑誌「のようなもの」を多数発行している日経BP社による、日経バイトに本家の米国BYTE誌にも連載されていました同名コラム(本家ではUser's Column)翻訳版として連載されていたものです。
 その間の1985年〜2004年のコラム記事をまとめたのがこの本です。

 日経サイエンスもそうなのですが、本文記事よりコラムの方が面白いという場合が多く、店頭売りの無かった日経バイトを同僚が購読していたのを読ませていただいていたときに非常に印象深く残っていた記事でした。
 書籍化されているのも知らず図書館の本棚で偶然見つけたこともあり、当時の雰囲気を読み返すつもりで読み始めました。書籍化は日経バイト創刊20周年を記念して刊行されたそうです。

 1985年と言えばAppleがMacintoshをリリースしてから1年。
 MacPlus128KやIBM-PC初代の時代です。Z-80マシンもまだまだ現役で使っている方もいたはず。
 コンピュータ(パーソナルだけではない)ユーザとしての氏のコラムは当時はいろいろ海外事情もありますが、日本とは違うアプローチでいろいろと実験的なことをしていた事を取り上げていました。

 コラムを読んでいるとなかなか時代の流れを感じます。当時の日本の事情から見ると少し先を走っている米国での環境やトラブルを含む諸事情などが。MS-DOS 3から後のWindows 3.1が出そうなころからMacintoshに作業環境が完全に移行してしまったこともあり、当時のWindows環境の変遷や諸事情がよく見て取れます。著者はあまりMacに興味が無いようでしたのであまり記事の中には登場してきません。ほとんどがWindows-OS/IBM-PC互換機、一部OS/2が取り上げられているものの、さすがに後半となるとLinuxが取り上げられてきます。

 現在は日経パソコンのオンライン版であるPC Onlineのコラムで(ジェリー・パーネル「続・混沌の館にて」)継続して記事が掲載されています。もちろん現在の話題ですのでWindows7なども題材にあがっていますので、まだまだ楽しめそうです。

Fever

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 一般的な人の腋下体温計での計測温度は36.5~36.8℃ぐらいでしょうか。

喫茶37.5℃
 喫茶&ランチ 「37.5℃」

 この温度が体温なら微妙です。明らかに何らかの疾患に罹り発症していると思って間違いありません。インフルエンザだと38.5~39.0℃の高熱が一気にでますので、そうではなさそうかと。
 もちろん、これが気温だとしたら、かなり暑いです。熱中症になりそうな気温です。

 どちらにしてもフィーバー(発熱)なんです。
 パチンコや土曜の夜ではありませんからねっ。

 中古だけではありません。

綾商店
 綾商店

 中古・リサイクル品はもとより、新古品、新品も扱っている綾商店です。
 いわゆるスポット商品で勝負ですので、こまめにチェックしなければ出物に遭遇できないと思います。
 取り扱い品目はテレビ・ビデオ・DVDやオーディオのAV家電です。
 なつかしの商品に遭遇することもあるやも知れません。

 ニーハオと言えばトイレ(笑)。

ニーハオラーメン
 ニーハオラーメン(300円)

 你好(ニイハオ)は挨拶の言葉ですが、これは比較的最近の言葉のようです。
 実際は食いしん坊が世間を占める?お国柄らしく、吃了吗(ごはんたべた?)というのが挨拶として使われていた期間の方が長かったはずです。

 で、冒頭の話ですが、都市部や外国人が出入りする場所などはともかく、中国では都市を離れた場所でトイレに入ると便器がずらっと並んでおり、日本や西洋のトイレのように個室になっておらずそのまま、横の人の様子を伺いながら(笑)並んで用を足す状態です。
 隣の人と挨拶して用を足す事から通称ニイハオトイレとか。
 ただし、この呼称は日本人が付けたのではないかというまことしやかな説もあり、本当に本国で一般的な呼称なのかは疑問です。
 ちなみに、上海にしばらく仕事で行ったことがありますが全部個室トイレでした。ちょっと残念かも(笑)。

 そう、読みますか。

木積
 木積(こつみ)

 難読な地名の多くは変則的な読み方を行うからなのでしょう。「木」を「こ」と音読みに「積」を送り仮名なしで「つみ」と読んで「こつみ」です。
 そんな読み方あり?的な気もしますが、地名というのは多種多様な由来があって成立しているので、人名と同じく何でもありなのでしょう。
 で、由来は何かというと、寺院を建立するときに搬出した材木を積んだことからということだそうです。

 厳密には屋号ではないのですが。

自転車店
 自転車店の看板

 屋号だけ見るとうどん店のようですが、自転車店です。
 補助の看板が「自転車や」となぜか「屋」ではなく「や」とひらかな表記になっています。
 どうも大阪弁の「~です」という言い方の「~や」を掛ける屋号や看板がなんとも多いこと。まあ、言葉の洒落が好きな大阪人ならでは、というところでしょう。
 「あっ!自転車や」という看板で自転車店を見つける事はあまり無いような気はしますが。

呼び止められた

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 道を何気なく歩くといろいろ出くわしますが、呼び止められることがけっこうあります。

コインランドリー
 コインランドリーのテント

 以前にもコインランドリーに屋号は別に要らないのではないかという記事をお出ししましたが、今度は呼び止められてしまいました。
 「せんたくしませんか」と。
 ご丁寧に判りやすいように全部ひらかな表記です。

 残念ながら着ている服をその場で脱いでコインランドリーでまわすという趣味はありませんでしたのでそのまま通り過ぎましたが、何気なく歩いていると引っかかること間違いなしです。
 いや、そんなことないか。

1文字足りない

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 疾如風、徐如林、侵掠如火、不動如山。

風火山
 「風火山」

 冒頭の文言は「風林火山」ですが、店名は1文字少ない「風火山」です。
 「林」が抜けていますので、「しずかなること林のごとく」が無い訳で、五月蝿いのです。
 店の中が五月蝿いのか外が五月蝿いのかは判然としませんが、商標で引っかかるものがあったのか1文字少ない店名というのが逆に釣りを思えます。
 だって、やっぱり気になって覚えてしまいますからね。やられたーって事ですか。

 風林火山の元になるのは孫子による「其疾如風、其徐如林、侵掠如火、難知如陰、不動如山、動如雷霆」という句から取っているようですので、既に風林火山の段階で雷と陰が抜けていますので、いまさらどうこう言う事ではないようです。

 ほんまにそうなんか。

うまいもんや
 「うまいもんや」

 うまいもんや。物事が上手な場合と味が良い場合とあります。いちおう後者だとは思いますが、全社の場合だとすると・・・
 ・盛りつけが上手い
 ・細工物がはいるなど包丁さばきが上手い
 ・料理の組み立てが上手い
などが考えられます。いや、考えなくても良いのでしょうが。

 看板の「和」と「洋」の先にある物がテープ貼りして隠してありますが、どうやら韓流とあったようです。メニューラインアップから外したのが人気がないからなのかそれとも...。
 ともかく、店名の通り美味しい物が出てくることを祈るだけです。

 以前に紹介した丸藤電気商会の隣です。

沢池電気商会
 「沢池電気商会」

 PSEもどこ吹く風、中古電化製品の沢池電気商会です。
 店主が店番していなければ、怪奇ゴミ屋敷にも見えなくもありません。

 オーディオ系の中古が多く並べられていますが、たまに掘り出し物があるのでマニアな人には要チェックではないでしょうか。
 その他得体の知れないもの多数。店主としゃべくりながら駆け引きを楽しまなければ買えませんよ。

位置について

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 よーいドン!

よーい丼
 「よーい丼」

 ここまでストレートだと、もう説明も何もできません。
 何に対してスタートするのかはわかりませんけど。

 大阪人なら難読でもなんでもないはずなのですが。

和泉市
 和泉市(いずみし)

 「和」が付いても「わいずみ」とは読みません。付いていても「いずみ」です。
 和泉はどうも車のナンバープレートで全国にその名が轟いているようで、関西人としては良いほうで有名になっていればよいのですが、悪い意味で有名になってしまっているのがなんとも恥ずかしい限りです。
 擁護するわけではありませんが、和泉ナンバーよりももっと運転が怖い地方ナンバーはあると思うのです。

 ところでこの和泉という表記ですが、もともとは地名として「泉」の一文字だったのですが、頭に余分な「和」という文字をつけることを行ったと推測されるそうですが、泉の地名自体はまさに文字のとおりで、泉が湧き出たという由来からつけられた地名とのこと。
 やっぱり「和」は余計だと思っていたらやっぱり余計な文字でした。

どっちの意味だ

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 いや普通はお買い物だと思うのです。

かいもん
 「かいもん」

 「かいもん」と言われて真っ先に思いつくのが「買い物(かいもん)」なのが大阪人。
 決して「開門」とか「開聞」なんてのは思い浮かばないのです。
 今回もきっとそうだろうとタカをくくっていつものように大阪ことば事典を見てみると、あらまあ、ものの見事に期待を裏切った項目がありました。

 カイモン【支え物】
 支えのためにあてがうもの。つっぱりするもの(支柱)。

 とありました。
 買い物という字と意味が出てくるだろうと思っていたら、まったく違うものが出てきて、あらためて大阪弁の広さを思い知った次第です。

 ただし、このお店の屋号がこの意味かどうかはわかりませんよ。
 開門かもしれませんし、開聞かもしれません。

 [参考資料]
 牧村史陽編 講談社学術文庫 大阪ことば事典第13刷

たむろす

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 以前「たむろするな」というのを紹介したのですが、ちょっと違う?

たむろす
 たむろす禁ず

 飲食・たむろす行為を禁じると書かれたこの注意書き。
 なんとなく言いたいことはわかるのですが、なぜ「たむろす」なのでしょうか。たむろする事をならば判るのですが、たむろす行為とはいったいどういった行為なのか、私の悪い頭では理解が及びません。いや、なんとなくならばわかるのですよ。

 

反芻

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 ずーっと口を動かしているのでしょうか。

もぐもぐ
 「もぐもぐ」

 口を動かしている様をあらわすオノマトペで「もぐもぐ」というのがあります。
 ずーっと口を動かし続けるのは人間の場合はつらいのですが、草食動物は動かし続けています。いわゆる反芻という行動で、一度胃に入れたものを口まで戻してもう一度噛み潰すことで消化を助けるのですが、人間はできません。

 いや、お店に入るとずーっと口を動かし続けるぐらい美味しいのか、食べ続ける間だけ店に居ることができるのか。相変わらずわけのわからない思いがぐるぐるします。
 あ、「ぐるぐる」というのもオノマトペか。

キャスターつき

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 何気なく通り過ぎてしまいましたが、ハタと気づいて戻って収めました。

キャスターつきのウシ
 キャスターつきのウシ

 いわゆるハリボテなのですが、牛の産地として有名どころな事もあり、ガソリンスタンドの店頭にこんなものが置いてありました。
 よくよく見ると足元がキャスター付きに。ごろごろ押してここへ置いて、しまうときもごろごろ。
 本物の牛もこれぐらい移動が簡単なら言うことなしなんでしょうがそうもいきません。

 以前紹介した店舗の2店目でしょうか。

防犯110番
 「防犯110番」

 セキュリティーショップとして、防犯カメラや盗聴電波発見器などのグッズを販売しています。
 ちょっと前までこの屋号ではなく「クローズド・サーキット」という名称の看板が表に出ていたのですが、いつのまにやら「防犯110番」となりました。
 いつも思うのですが、この手の商品、必要としている人が居るのはわかるのですが、店舗を構えて成り立っているのはそれなりの需要があってのことなのでしょう。

斜行看板

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 以前ビルの上の傾いだ看板をご紹介しましたが、こちらはもっと大胆。

傾いだ本屋の看板
 傾いだ本屋の看板

 ピサの斜塔とか、以前のプロミスの看板の騒ぎではありません。
 むちゃくちゃ傾いでます。もう、実用的だとかデザインだとかいうまえに、おかしいでしょう?これ?
 と、なるくらい傾き部分が大きすぎます。
 本屋+DPE店+お弁当店=傾いだ看板。
 もう、わけがわかりません。

 これまた人名に由来する地名だそうです。

淡輪
 淡輪(たんのわ)

 淡は「たん」「あわ(い)」と読みますが、間に「の」が入って「たんのわ」が正解。
 淡路(あわじ)を連想すると「あわわ」になりそうです(笑)。
 淡輪氏に由来するとのことで、鎌倉時代あたりに土着された武士だとのこと。南北朝では足利方に属したのち、豊臣秀吉の時代まで勢力を保っていたのですが秀吉の凋落とともに衰退したとのことで、この看板の近くには城址もあるようです。

 仕事時か平時の姿勢が悪いのか、私は非常に肩凝りに悩まされています。

こり・トリマッセ
 こり・トリマッセ

 大阪弁で「〜しまっせ」というのは「〜します/〜しておきます」という意味なのですが、一般的には商売でお店の人が安くする(安うしまっせ)とか、あんじょぉしまっせ(体裁よくします/うまくしておきます)という掛詞になる場合がほとんどではないでしょうか。
 一般会話で「〜しまっせ」というのはあまり使いませんが、お店の看板や売り文句ではこのようにあちらこちらで見かける言葉でまだまだ、現役のようです。

 ちなみに、お小遣いピーピーの私はこのようなマッサージ店舗に入ってこりをとってもらうなど持っての外。ひたすら自分でするか我慢です(涙)。

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