2009年4月アーカイブ

昼の顔と夜の顔

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 もうちょっと照明に工夫すれば良いのに、と思います。

昼のお初天神通り
 曾根崎お初天神通り(日中)

 近松門左衛門の大ヒット戯作「曾根崎心中」のヒロインである「はつ」。
 作中では天満屋の女郎として登場し、平野屋の手代である徳兵衛と恋仲にだったお初と疎遠になった時に偶然再開。徳兵衛は平野屋の店主が姪と結婚させようとして画策し、お初がいるからと固辞する徳兵衛が許せず付け払いの代金を請求して追い出されるという状態になります。
 なんとか支払いのお金を工面。そのお金を3日限りという約束で友人に貸したものの、その友人に借り倒された上に詐欺扱いにされるという悲惨な状況になります。身の証を立てるには死ぬしか無いとお初とともに露天神社の境内で心中・情死するという大変悲しいお話です。
 ただし、登場人物や情死したという内容は全て実際にあった事件を元に作品化したもので、当時大ヒットして「心中もの」がブームになるきっかけを作った有名作品です。
 その「はつ」が曾根崎お初天神通りの名前に冠せられ、入口に浄瑠璃人形としてレリ−フの様に掲げられています。

 昼間に見ても、やや不気味な印象を与えているのですが、夜になり、ライトアップされると凄みが出てしまい、かなり不気味です。

夜のお初天神通り
 曾根崎お初天神通り(夜景)

 ライトアップされているのですが、立体なため横からライトを当てる状態になります。
 しかし、ここで、上から下向きにライトアップすればそれほどでもなかったのでしょうが、下から上向きにライトアップされてしまっています。
 よく、懐中電灯で顔を下から照らして脅かすアレと同じライティングで、かなり不気味。左右に1灯ずつ増やすだけでだいぶ印象が変わるとは思うのですが、これはちょっと陰湿なストーリーにぴったりというか、あまり何も考えずにライティングしたのか。

 お初天神と呼ばれていて、この名称が件の神社の正式な名称と思われている節がありますが、「露天神社」が正式な名称です。お間違いなきよう。

日本橋探訪(番外#45)

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 ほんまやろか・・・。

ロスカ商会
 ロスカ商会

 大阪一安いと冠しています。恵比寿町の交差点から南に少し下ったところにありますが、まあ、なんとか日本橋界隈としてみました。
 この手のウィットなネタとして、同じ通りに「世界一安い」「日本一安い」「地域一安い」「町内一安い」が並んでいて、はたしてどれが一番安いか?という話しがありまして、それを彷彿させます。

 官公庁払い下げというのは、撤去した自転車で一定期間保管したものの、引き取り手が現れなかった自転車を処分するために古物商免許のある業者に払い下げ・売却してしまったものです。
 1台500円とか言う噂を昔に聞いた事がありますが、果たして現在はいくら位で払い下げられているのかは気になる所です。
 大阪では、放置して(たまたま運悪くその日だったりもありますが)自転車の一斉撤去を行い、地域の保管場所に運び去られてしまいますと、保管場所(大概交通の便が悪い)にとりに行くよりそのまま放置して、新しい自転車を買う人が多いそうです。
 なんだかな感じがしますが、取りに行く手間と保管料を払うことを考えると新しいものを買ったほうがトクというような判断なのでしょう。

路傍の岩

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 石ではありません。もはやこれは岩です。

謎の岩1
 路傍の岩(その1)

 当初見つけたときはこんな感じで、「なんでこんなところにこんな岩が?」と、素朴な疑問からスタートしたのです。
 どう見ても庭石の成れの果てというか、適当に拾ってきて置いたものとは思えないのです。

 しかもある程度、何ヶ月か月日が過ぎ去っても撤去される様子がまったくありません。しかも、微妙に場所や置かれている向きや状態が少しずつ変化していって、定まった場所に定まった状態で固定されていないのです。誰かが何かの意図を持ってここに放置し、動かしたりしているようなので目的がさっぱりわかりません。

路傍の岩2
 路傍の岩(その2)
 右側に見えている柱が1枚目の写真の左の柱である

 ご覧のように、微妙に場所が移動。置かれている向きも微妙に変化があります。
 そもそも、誰が置いていって、管理しているのかしていないのか全く不明です。撤去しようにも重いので撤去しないのか、そもそも目的があっておいてあるのかすら判然としません。
 謎のモノリスならぬ、謎の路傍の岩なのです。

大阪の難読地名(#23)四條畷市

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 読めたとしても書くのは難しいかもしれません。

四條畷市
 四條畷市(しじょうなわてし)

 畷が「なわて」と読めればそれほど難しくないのかもしれませんが、これを書けといわれると結構難しいのです。まず、「四条畷」ではなく、「四條畷」と「條」の文字が難しい方になっていますし、「なわて」といわれて「畷」がすんなりかける人は少ないのではないでしょうか。
 ついつい、京都の四条と同じ文字を書いてしまいそうになりますが、難読と言うより難書き取りの地名といったほうが良いかもしれません。

 地名の由来ですが、南北朝時代の四條畷の戦が元で、四條畷神社があることで地名となっています。
 ただし、四條と畷というのはどちらも条里制の方に由来がありそうで、畷は縄手とか苗手とも書き記すことから、水田中の条里制に沿った道であるため、そちらの意味から発生したと考えられます。

沖縄宇宙通信所

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 衛星とのコミュニケーションはここから。

沖縄宇宙通信所の案内看板
 沖縄宇宙通信所の案内看板
 まわりはさとうきび畑である

沖縄宇宙通信所
 沖縄宇宙通信所 追跡管制棟
 沖縄なのでやっぱりシーサーが

 人工衛星の追跡と管制を行うJAXA 沖縄宇宙通信所です。
 ここでは24時間365日の運用を行っている性格上、年中無休で施設見学できるという元お役所系にしては大変稀な施設なのです。但し施設を見学できる時間は24時間ではなく、10時〜17時の間です。当日は終了間近だったため、あまり詳しくは見たり聞いたりできていません。
 場所は沖縄本島の中程の恩納村(おんなそん)にあり、緑豊かな沖縄の山中に位置します。
 昨今打ち上げられて月の周回軌道にいる月周回衛星SELENE(かぐや)や、太陽観測衛星SOLAR-B(ひので)のほか、技術試験衛星ETV-VIII(きく8号)などのほぼ全ての技術試験衛星や学術衛星の運用を行っています。

施設入口
 施設入口
 JAXAの施設になり科学技術庁から独立行政法人となった

 入口で代表者の名前と職業、訪問人数、県内/県外からの区分を記入して入ります。
 施設内はいちおう見学者ワッペンなどがあるのですが、これはどちらかというと社会見学に来た小中学生のためのお土産的要素が強いようで、施設内で誰かが付随して案内してくれるということは特に無さそうです。もちろん事前に連絡して頼めばしてくれそうですが。

沖縄宇宙通信所エントランス
 エントランス

 入口でスリッパに履き替えて(笑)入ります。エントランスに向かって右側が宇宙関連の書籍やパソコンを使って学習できる宇宙情報ルームやビデオルームがあり、左側が実物の衛星試験機や展示設備のおかれた展示室になっています。

第一展示室
 第一展示室

 人工衛星の種類と役割、実際の放送衛星からの電波を受信した放映などがリアルタイムで出ている(衛星放送を受信しているとも言いますが)ほか、技術試験衛星ETS-VII(きく7号/愛称おりひめ・ひこぼし)の模型と説明パネル、衛星の軌道を説明する動く模型、打ち上げられた衛星のミニチュアなどが展示されています。

第二展示室
 第二展示室
 放送衛星「ゆり」の試験機(実物)がメインで置かれている

きく1号
 技術試験衛星「きく1号」

 まさに実物大の宇宙技術を間近に見ることができます。さすがに「さわらないで」の貼り紙がありましたが、ガラス越しに見るだけというわけではなく、手の届く所に模型ではなく実物がおいてあり、大変迫力とリアリティを感じます。
 実際の衛星の太陽電池パネルの折りたたんだ状態と展開した状態の両方を見ることができわかりやすい展示となっています。「ゆり」はBS放送のための衛星として打ち上げられました。試作機は2基製作されたそうですが、そのうちの1基がここにあるわけです。

宇宙情報ルーム
 宇宙情報ルーム

 パソコンで宇宙に関連する問題で学習できるPCの他、地球観測衛星からの映像による海の様子などが見ることができます。
 宇宙関連の書籍類もおかれており、社会見学で小学生も来ると思われるせいか、小・中学生向けの本から、ある程度の上級者向けに講談社ブルーバックスなどがおかれています。

 H-2A/B
 H-IIA(右),H-IIB(左)の模型
 以前はM-VやN型の模型もあったようだが見当たらなかった

LE-7ロケットエンジン
 LE-7A(右), LE-7B(左)の模型
 LE-7BはLE-7Aをクラスター化したものでH-2Bに搭載される噂があった
 元はスペースシャトルのエンジンがモデル

 PC制御でメニューから選んで好きなビデオを見ることができるほか、ロケットのローンチ時などは時間が合えばリアルタイムでここでみることができるようです。今回は残念ながら時間がとれず、ビデオをじっくり見ることができませんでしたので、次回訪問の機会があればゆっくり見てみたいと思います。
 部屋の片隅には日の丸ロケットの雄であるH2-AとH2-Bロケットの模型と、それぞれのメインエンジンであるLE-7型のエンジン模型が置かれています。エンジン模型がちょっと小さいのが寂しいところですが、展示スペースから見ると致し方ないのかもしれません。

廊下横
 廊下の衛星模型

 宇宙情報ルームとビデオルームにいたる廊下には沖縄宇宙通信所が運用をしている衛星の模型が置かれています。
 なにやら幕が掛かっていますがこの向こうが運用室で、以前は見ることができたようですがどこぞのテロかなにか知りませんが、通常は見えないように隠されてしまっており、ちょっと残念です。

パラボラ制御卓
 パラボラアンテナの制御卓
 たぶん、です。

 衝立ての隙間から、パラボラアンテナの制御卓と思われる物が見えていました。
 ガラス越しでしたので、廊下の向かい側が写り込んでしまい、見にくくなっていますがご容赦下さい。

30mパラボラ
 WINDSビーコン局及び広報用パラボラアンテナ(30m)
 USB(F)-2 送受信アンテナ
 広報用っていったいどんな用途だ?

10mパラボラ
 第1可搬局用パラボラアンテナ(10m)
 新GN送受信アンテナ

18mパラボラ
 第2可搬局用パラボラアンテナ(18m)
 USB(F)-1 送受信アンテナ

7.6mパラボラ(レドーム付き)
 レドーム付きパラボラアンテナ(7.6m)
 現在2基建設中との事であるが外からは建設中かどうかは判らない

 5月22日に施設一般公開のイベントがあり、今回入れなかったり見れなかったエリアなどに入る事ができると思うのですが、さすがにちょっくらちょいとの気分で行ける所ではありません。関西エリアの空港から飛行機で那覇空港まで約1時間40分。さらに那覇空港から車で90分かかります。
 車だけなら筑波とかは行けそうな気がしますが、飛行機込みだとちょっとお気軽には行けませんね。

毒にも薬にも

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 学生時代、世界史は苦手でした。

毒と薬の世界史
 船山信次著 中公新書刊
 毒と薬の世界史 ソクラテス、錬金術師、ドーピング
 2008年11月25日 初版
 ISBN978-4-12-01974-5

 本の構成が、古代〜中世〜近世〜近代〜現代の歴史順になっており、まさに世界史というか歴史の本の目次です。いや、どうもあの年号を覚えるのが苦手で日本史・世界史は散々だったいやな記憶が甦ります。

 しかしながら、そんな歴史が嫌い(笑)でも、難なく読めます。
 歴史上の多彩な人物と関連付けられた毒と薬。ソクラテスの処刑に用いられたドクニンジンン、クレオパトラの自殺の毒蛇の種類、神農の神農本蔵経、現在の漢方薬の元となった傷寒論のさらに元となった傷寒雑病論などから始まり、麻薬や阿片からLSDにいたる精神に作用を及ぼす物質などのほか、抗菌薬(抗生物質)、ドーピングや内分泌撹乱物質などに至る多彩な薬物・毒物が紹介、記載されています。
 毒や薬といった人間に作用を及ぼす物質の総集編といっても良い内容です。
 巻末の10ページにも及ぶ参考文献が、そのバックグラウンドを語っているように、細かい内容までをダイジェスト的に収めた本であり、1冊構成の百科事典のような感じで、飛ばし読みでも充分堪能できる本だと思います。

勝手な主張

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 どうもこのごろ断定的な文句で人心を動かそうとする傾向が多く感じられます。

勝手ないい分の自動販売機
 主張する自動販売機

 「あなたの飲みたい商品はココ!」
 もう、最初から決めてかかっています。この自動販売機の前に来ると何か買わざるを得ないかのような脅迫めいた印象を強く受けます。
 迷っている人に一押しして決めさせるためのコピーなのでしょうが、さほど咽も乾いておらず需要が無いような状態のときに見ると非常に不快な感じを受けてしまいます。

 本当に最近はこのような押しの強いと言うか、足元をすくいそうなコピーが多く見られるようになりました。もっと、優しいCMやコピーに路線変更をしても良いのではないでしょうか。

 で、まあ、この自動販売機では、飲みたい商品が無かったので買わずに素通りしてしまいました(笑)。

失敗した?

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 失敗したときに、思わず出る場合がある言葉です。

お家ダイニング「わっちゃぁ」
 お家ダイニング「わっちゃぁ」

 わっちゃぁ〜、失敗してもうた!
 という感じ。
 いやいや、お家ダイニングというのがそもそもよく解りません。自分の家で食べる晩ご飯と同じ感覚と言う事を目指しているのかもしれませんが、それでも出てくる料理が「わっちゃぁ!」となるのでしょうか。
 「我の家」か「私の家」に掛けているのかもしれませんが。

 店に入ると「わっちゃぁ!」
 メニューを見ると「わっちゃぁ!」
 出てきた料理が「わっちゃぁ!」
 帰りのお勘定が「わっちゃぁ!」

 と、妄想が膨らみますのでこの辺で。 

日本橋探訪(#159)

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 いつもながら、これだけ共存していて大丈夫かとこちらが心配になります。

有限会社 中山商店
 有限会社 中山商店

 エンジニアなどの電気系工具から、機械系工具、さらには大工道具や園芸用の道具などかなり幅広い商品を取り扱っていらっしゃる中山商店です。
 店舗も五階界隈では広い部類に入り、店頭に並ぶ工具の数と種類はかなりあります。
 しかしながら、並んでいるにもかかわらず、互いに競合しているはずなのですが、ここまで多いと客が悩むのか、マクドナルドやコンビニと同じ戦略というか、同じものを売っている他店を渡り歩くという現象がおこり、それなりに客が入るようです。

道場(300円)

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 ついに格安道場が出現しました。

参百円道場
 参百円道場

 さあ、何が300円なのかはよく分りません。居酒屋風ですので、全メニュー300円というのが妥当な狙い目でしょうか。
 ビールもお酒も肴も全部300円均一というところでしょうか。

 しかし、ちょっと惜しい。
 漢数字で300円と表現したいのであれば、小切手などに記載する際の表記法である「参佰圓道場」として頂きたかったところです。

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