郵便局のお仕事の最近のブログ記事

 以前に水色のポストを紹介しましたが、今度はこげ茶色。

茶色いポスト
 こげ茶色のポスト
 斑鳩町役場の植え込み

 ポストの色は赤くなければならない理由は無いのでどんな色にしても良いのですが、なかなかこいつは渋い色をしています。こげ茶色というか小豆色というか阪急色(笑)というか、とにかく見慣れた赤い色ではありません。
 周囲の景観に配慮したとのことですが、すぐ近くには法隆寺があり、国宝の夢殿をはじめ国内最古の木造建築など歴史の街であることから、役所のバス停前に赤い色のポストではなく渋い色のポストになったようです。
 ちなみにこの斑鳩町界隈のポストはどいつもこいつもこの色だそうです(笑)。

 山本龍造さんのサイト、大阪アホげな小発見。とかでも取り上げていらっしゃいましたが、ポストのメーカー、いろいろあるんですねぇ。

ポスト

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 いざというときに見つからないのがポスト。

 http://postmap.org/
 ポストマップ

 つい先日、急に郵便で送付しなければならない事があり、ポストに投函すべく思うものの、意外と身近にあるポストは場所を覚えていないものだということが判明しました。
 そのときは、たまたま思いついて事なきを得ましたが、勤務先などで土地勘が無く、ましてや自分でその地域のポストに投函することが無ければどこにあるかは把握していないのではないでしょうか。

 ポストから郵便物を回収するのは集中局の集配課なんですが、実際に収集担当をしている人で無いと、どこにポストがあるかは把握していないようです。したがって郵便局に電話して最寄のポストの場所を聞いても教えてもらえるとは限りません。
 そんなときのお助けサイトが上記のポストマップです。
 とにかく、全国のポストをすべて位置情報を含めて有志によって登録してしまおうというサイト。いやはや、思いつくものの実行して維持するのは大変なことだと思います。

年賀状

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 さあて、今年の年賀状は・・・。
 というわけで、今日から年賀状の受付が開始されました。

 【もう届いている】
客「ゴルァ!もう年賀状先方に届いとるやないか!なにしとるねん、おまえんとこ!」
局「申し訳ございませんが、年賀状の配達受付は本日からでございます。」
客「えっ?」
局「本日の受付分からはお正月に配達させていただきますが、昨日までの受付分は通常郵便として配達させていただくことになります。」
客「年賀状もう、売っとるやんか。」
局「販売開始の日付と受付開始の日時はずらしております。お客様が年賀状をお書きいただくための日付を設けささせていただいておりますので。」
客「じゃ、年賀状早く出しても・・。」
局「はい、普通の郵便物として取り扱いとなります。」
客「ワシが悪いんか?」
局「なるべく窓口でお受けした場合はご注意させていただいているのですが。」
客「ポスト入れたわ。」
局「懸賞に応募されるなどで、昨年の年賀状をお使いの方もいらっしゃいますので、年賀状としてお受けする期間以外は通常郵便としてお取り扱いとなっております。」
客「早く出しすぎても・・・。」
局「元日には届かない・・ですね。」
客「わかったわ(ガチャン!)。」

 と、まあ、早く年賀状を出しても元旦に届かずに年内に交付されてしまいます。

 【どちらも不幸】
客「今日年賀状出してんけどな、身内で不幸があってな。」
局「それはご愁傷様です。」
客「こっちは喪中になってしもたんや。出した年賀状を返してほしいねん。」
局「それは取り戻し処理と申しまして、申請を出していたか無くてはなりません。」
客「ほな郵便局で言うたらええねんな。」
局「はい、その際に取り戻し手数料を申し受けさせていただきますが、よろしいでしょうか。」
客「え、カネ要るん?」
局「ご不幸のところ申し訳ございませんが、取り戻し手数料を申し受けさせていただいております。」
客「こら、こっちもえらいこっちゃ・・・。」

 と、このようなやり取りは毎年あるそうです。
 こういう言い方をすると失礼なのですが、間の悪いときにご親族の不幸が訪れたことで、ご本人様もある意味別の不幸に見舞われているわけです。

 さあ、今日からゆうメイトも本務者も休みが取りにくくなります。
 あ、本務者はバンバン休んで、ゆうメイトにしわ寄せが行くのは毎年のことでした。

 合掌。

配達させてくれ

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 世の中、いろいろな事故・事件が発生しており、少なからず被害者当人以外にもその影響が及びます。

 【配達がこない】

局「はい、○○郵便局、担当□□です。」
客「あんな、今日の郵便物まだ、来えへんねけど。」
局「(また、遅いってやつ?)申し訳ございません、お客様のお住まいの住所はどちらでございましょうか。」
客「○△の3丁目やねんけど。」
局「失礼ですが、お住まいは○□マンションでございましょうか。」
客「そうやけど、なんなん?」
局「申し訳ございません、そちらのマンションで何か事件がありましたようでして、現在現場検証中とのことで私どもも配達にお伺いできない立ち入り禁止の状態となっております。」
客「え?」
局「配達担当から連絡がございまして、マンションに警察が来ており、外部立ち入り禁止とのことで、私どもも困っております。」
客「そうなん?出てへんかったから知らんかったわ。」
局「申し訳ございません。ご迷惑かとは存じますが、このような事情ですので今しばらくお待ちいただくか局までお引き取りにお越しいただくかしかできない状態でございます。」
客「ふ~ん、ま、気長に待っとくわ。」
局「ご理解、ありがとうございます。」

 と、まあ、とんだとばっちりです。
 強盗事件か傷害事件かなにかわかりませんが、マンションに立ち入りできないためその棟全部が配達不能状態で、お客さんに迷惑をかけられると思いつつもどうしようもできない状態です。

 このほかに、火事に遭われた世帯の近辺で検証中につきその区画全体が立ち入り禁止で配達できないとか、以前もお伝えしたことがございますが、列車事故で踏切が開かず、他の経路で配達できない地域に入れない、花火大会で通行止めで回れないなど、このような例は少なからずあり、郵便局としてはどうしようも無い状態です。

 この例のお客さんのように、理解を示してくれればよいのですが、大半は「わし、そんなん関係ない。もって来い!」の一点張りの方も多く存在するのでほとほと困ります。

 この不可抗力ともいえる事態にどうしろと?
 民営になるともっと「郵便配達」に対する理解が減りそうで・・・。

弔電レタックス

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 弔電、普通は電話局でたのむ電報ですが、郵便局も似たような事をしています。

【呼ばれなかった】

局「はい、○○郵便局、担当××です。」
客「あのなぁ、この前頼んだレタックスなぁ。」
局「お届けが無い等のお話でしょうか?」
客「葬式の弔電で頼んだんや。」
局「(レタックス言うたやん。弔電チャウで)はい。なにか不都合でもございましたでしょうか。」
客「兄貴とワシのとな、2通同時に出したんや。」
局「どちらかお届けがございませんでしたでしょうか。」
客「普通、弔電て誰から来たか読み上げるやろ。」
局「はあ、全員の方が読まれるとは限りませんが。(なんや、話ややこしそうやで・・・)」
客「同じ時にな、出したヤツやのに、兄貴のは名前呼ばれてワシのは呼ばれへんかったんや〜!」
局「お届けが無かったということでしょうか?」
客「ちゃんと届いとったんや。でもワシのだけ呼ばれへんかったんじゃ!」
局「それは、郵便局とは・・・」
客「なんで兄貴だけでワシのが呼ばれへん!どうしてくれる!郵便局!」
局「お届けさせていただくまでが業務ですので、その先の取扱までは」
客「兄貴の分と一緒に2通ともオレが出してんぞ、なんでオレだけ名前呼ばれへんねん。どうしてくれる!」
局「それは、喪主様のご意向で頂いた方を読み上げると存じますので、申し訳ありませんが郵便局ではどうしようもございません。」
客「もう4日前の事や!なんでやねん。」
局「そう、申されましても、お届けした郵便物のお取り扱いはお届け先にお問合せいただいた方がよろしいのではないかと存じますが。」
客「葬式、とおに終わっとる。今更聞けるかっ!」
局「郵便局にお申し出頂いても、こちらではどうしようもできないのですが。」
客「なんでオレだけや!」

 と、まあ、延々グチられたそうです。
 単に間違えて読み飛ばされたか、喪主から指示があり読まれなかったかは結局分らず終いですが、その責任を郵便局に言われても見当違いも甚だしいと言えます。よほど届けた郵便物が汚損していた場合なら別ですが、同送しているもう1通が読まれていた事からこのお客の分だけ激しい汚損があったとは考えにくい状況です。
 本人の日頃の行い・・・でしょうか(笑)

 郵便局ではファクシミリで受けた、もしくは受付局から配達局に送信したものを、郵便として届けるという摩訶不思議なサービスが存在し、レタックスと呼ぶサービスで提供しています。
 ブツが移動しないので昼過ぎぐらいまでに申し込むと当日中に配達してくれるようですが、時間指定は例によってありませんので、会葬や婚礼等日付が決まっているものは前日までに送るのがベターだと思います。

 ファクシミリが無い相手に急ぎで書類をファクシミリとして送りたい場合には大変便利だとは思いますが、都市部等で電子メールが普通に使える状態だと利用が限られていると思われます。
 送るだけならコンビニでも遅れますし、受信サービスもやっています(もちろん有料)。
 しかしながらレタックス、かなりいいお値段(580円から)をしています。
 当日受けの慶長扱いの電報(700円)よりは安く、自分の手書きの原稿も送れますので、より、送り主の気持ちが伝わると言えるでしょう。

 しかし電報(最近は115以外にもインターネットから申し込めるD-MAILもある)との住み分けが微妙な商品ですねぇ。

保険証

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 11月1日から、国民健康保険の保険証が変わります。

【保険証地獄】

局員A「うわ〜、もう来とるんや。」
局員B「そらそうやで、11月になる前に全件交付完了してなあかんねんから。」
A「しっかしまぁ、すごい数やなあ。」
B「そら、被保険者のある全世帯の分やから、もう、ハンパやないで。」
A「そういや、交付って普通のまま?」
B「さすがに、役所もバカや無いんか、配達記録になったわ。詐取されるのが多かったからなあ。」
A「っちゅうことは、全部配達のたびに受領証もらわなあかんわけや。」
B「そうやで、書留とかと、かかる時間変わらへん。ごっつう手間やでえ。」
A「こんだけあって、本当に配達完了するん?」
B「させなあかんねん。無理を通して道理を曲げるっちゅうやつやね。」
A「あっちゃぁ。残業しても終わりそうもないで、これ。」
B「そやから、先月残業すんなっちゅうてお達しが出とってんやて。」
A「なんやそれ?先月って、終わってなくてもゆうメイトは早く帰れって言うてたん?」
B「そうそう、かわいそうやで。今月は無限地獄やし。いいように使われて、ホンマ。」
A「でも、本人限定とはちゃうから、流行のルームシェアとかしてたらややこしそうやなぁ。」
B「ただでさえ、『まだ、届いてない!』っちゅうて言われるのに、配達完了してももらってないとかいうトラブルが目に見えてるんよな。」
A「ま、お客さんにしたら、配達してくれるだけましか。窓口まで取りに来いとか言われたらブチ切れるわな。」
B「窓口に取りに来るっちゅうのが、一番怖いねん。」
A「え?なんでよ?一番確実そうやん。」
B「身分証明証がニセモンのとき、あるねん。」
A「え〜?なによ、それ。」
B「詐取した保険証とかで、勝手に関係ない住所書いてあるの持ってきたりとか。」
A「ふんふん。」
B「見た目、正しそうなやつやねんけど」
A「うん、それで。」
B「運転免許証やってんけどな、警察に問い合わせたら、そんな番号の免許証は発行してない、いいおるねん。」
A「えぇ〜〜〜〜〜〜〜〜!」
B「偽造免許証でっせ、あんた。」
A「見た目で分かれへんの?」
B「それが、あんた、そっくりやったそうや。そんなもん出回ってるんやちゅうのが恐ろしいわ。」
A「なんで、そんなん分ったん。」
B「そらあ、本当の受取人が受け取ってないって申請あるがな。受け取ってへんねんもんな。」
A「で、こらおかしいっちゅうて、コピーしておいてあった免許証から調べたっちゅうわけか。」
B「そうや、大変やったそうやで。」
A「う〜ん、簡単に渡されへんのか、最近は。」
B「公正証書すら怪しいわけやからね、もう、何を信用してええのやら。」
A「そら、DNA登録して、その場でチェック!」
B「あんた、それ、国民総背番号制よりひどいで。」
A「あ・・・・!」

 とまあ、かくも毎年トラブルの元になる国民健康保険の保険証配達です。
 まず、数がハンパではありません。で、全てが配達記録となっているので、最近のセキュリティつきのマンションだと、1件ずつ渡して、玄関まで出てまた呼び出して入る・・・という、大変手間のかかる手順が必要です。1000世帯以上ある、大規模マンション等の担当は、考えただけでめまいがしそうなくらいです。1つのマンションの配達だけでも1日かかって終わらないそうです。

 配達記録の料金210円ぐらいではやってられない状況ですね。他の通常郵便の交付にも支障が出ていますし、もっと配達記録の金額を上げても良いのではないかと思えるぐらいです。で、なければ、約款に国民健康保険特別郵便とか作って、べらぼうな料金を取る。で、郵送を希望しない人は役所の窓口で交付してもらう。
 でも、なんだか釈然としませんね。どちらにせよ間接経費が掛かり過ぎ・・・。

危険な職場

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 世の中、上半期の期末か何かで大変忙しいようです。

 【危険な職場】

客「お前なんか、死んでまえ~~!」

 あるいは

客「バカヤロー!」

 もしくは

客「この、ボケナスが!仕事やめろ!」

 などなど・・・。
 とにかく、殺気立っているせいか、気が短い人ばかりなのか知りませんが、ちょっと配達が遅い(通常郵便に時間指定はありません)とか誤配(これは言い訳がたちませんが、それにしても)などで、お叱りの電話がかかってくるそうですが、大体自分がどこの誰かを名乗らず、のっけから、このようなキメ台詞で爆発される場合が、このところ大変多いそうです。

 電話を受けた段階で、担当者名を名乗ることになっているため、本当に怖いと相談を受けたこともあるとか。
 電話を受ける担当者に対してですが、どこぞの役所じゃ無いですが窓口業務に付けている危険手当を郵便局で付けても良いのではと思われるぐらい、罵声・罵倒・恫喝・恐喝まがいの電話が多いそうです。
 人間、余裕がなくなると、他人に優しくすることにも余裕がなくなるせいでしょうか。

 このような台詞で職員の身の危険を訴えても、また、そこを局員の人身を守るべく動かないところがお役所的名残でして、上役などは「ほっとけ」程度の軽いを応対しており、民営化ってなに?と沸々と疑問が出てくると言うことでした。

 電話窓口は窓口と並び、お客様の最前線です。
 それだけ重要な責務を果たされている業務のはずなのですが・・・

メール便

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 郵便業務はすでに一部、民間委託がなされています。

【メール便】

客「おたくの郵便局、どんな配達してるん?」
局「どのような不具合がございましたでしょうか?」
客「Tシャツに麦わら帽子かぶってポストに封筒入れてまわってたで!」
局「確かに郵便物を配達させていただいていたのでしょうか?」
客「よその家のポストの中覗けっちゅうの?」
局「では、その郵便物に切手はあってありましたでしょうか?」
客「そんなんしらんっちゅうてるやん。」
局「お客様、郵便物の配達は私ども郵便局で配達させていただいておりますが、配達員は全て制服着用で配達員とわかる格好でお伺いさせております。」
客「だからTシャツ麦わら帽子の奴がおったっちゅうてるやん。」
局「申し訳ございませんが、その配達は郵便局ではなく他の民間配達業者ではないでしょうか?」
客「郵便ゆうたら郵便局やんか、言い逃れせんどいてよ。」
局「いえ、メール便と申しまして宅配業者なども郵便物の取扱を郵便局とは全く別に扱っているものがございまして、そちらでは無いかと思われます。」
客「なによ、それ。」
局「郵便局でお出しいただいたものは郵便局員が配達させていただいておりますが、他の民間業者も郵便物の取扱をしておりまして、そちらは郵便局とは全く関係なくお届けとなっております。」
客「え・・・?」
局「たぶん、民間配達業者のによるメール便の配達だと考えられますが。」
客「そう・・・。じゃ、どこに言うたらええの・・・。」
局「配達しておりました業者に、お申し出いただくのが良いのではないかと思われます。」
客「郵便局とちゃうの・・。そう。」
局「お役に立てず申し訳ございません。」

 とまあ、封筒類を郵便受けに配達しているのは全部が全部、郵便局の取扱ではないという現状をご存知なかったようでして、意気込んで電話されてきたようですがフェードアウトしてしまったそうです。

 民間の配達員の基準はともかく、郵便局では暑かろうが寒かろうが雨が降ろうが雪が降ろうが配達員の制服があり、それを着用して配達業務をしています。収集業務をしている民間委託先もこれに準じていますので、郵便局と同じ格好をしてます。
 (逓信総合博物館のサイトにある、制服の移り変わりのページを参照してみてください)

 民間業者は本当に片手間アルバイトが配達している場合があると聞きますので、そのような状態で配達されていたのを目撃されたのでしょう。
 信書類、お届けしているのは郵便局だけとは限りません。ご注意を。

 ポストは通常赤いもの・・・だったはずなのですが。
 前回、茶色いポストをご紹介しましたが、それ以外にも微妙な奴らがいます。

水色のポスト
 水色のポスト
 元は国際花と緑の博覧会(通称「花博」)の会場内に設置されていたもの
 現在は神戸ハーバーランド内の目立たない片隅に設置されている

 これは奇怪です。画像の色調整をして、こうなったのではありません。本当に水色なのです。速達の青とも違い微妙になんだかわかりません。投函しても郵便として処理・発送されるのか疑わしい気がしてきます。
 一応、平日は1日3回、お休みの日は1回の収集があるようですので、普通のポストです。
 当時の花博の会場内設置ポストとして活躍。とりあえず、会場内での特設ポストという理由もあり、通常の赤色と違う色のポストで設置したかったそうでして、何ながんでもこの色にしたかったわけではないそうです。
 会期終了と共に撤去する際に、せっかくの記念ポストということもあり引取先を募っていた所、神戸中央郵便局から申し出があり引き取られ、ハーバーランド内に設置されているとの事。今回この色の理由をネットで調べたところ、「周りの景観に配慮して水色のポストを設置している」という記述をあちこちで見るのですが、本当は花博の時のままの色のポストを移設しただけで、まわりの景観はこのポストが映えるとは思えません。どちらかというと花博の忘れ形見ですね。

青いポスト
 青いポスト?
 ユニバーサルシティウォーク内に設置してあるポスト
 アメリカのポストは青だということでこんな色になったらしい

 ハリウッドのユニバーサルスタジオのイメージを醸し出しているユニバーサルスタジオジャパンですが、その横に併設されている商業施設がユニバーサルシティーウォーク大阪です。
 じつはここにも目立たないところにではありますが、赤くないポストが設置されていまして、アメリカのポストをイメージしたということで青いポストが設置されています。紅の縞々がエアメールのイメージですが、実際にはこんなポストはアメリカにはありません。
 アメリカのポストは色はもっとくすんだ青い色ですので本家ともちょっと雰囲気が違います。
 収集局は此花局だそうで、平日・土曜は1日4回、休日は1日2回の収集があり、投函してもちゃんと配達されるようです。

郵便差出箱

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 ポストといえば「赤い顔して一日中道の端で立っているものな~んだ?」というナゾナゾです。

標準的なポスト
 標準的なポスト
 現行のポストは車椅子に座ったままでも投函できる高さに設置されている
 これはエクスパック対応のポスト(郵便差出箱13号)

1世代前
 1世代前のポスト
 運用が途中で何度か変わり左右の投函口の使い分けが変遷している
 まだ日本郵政公社のロゴが貼り付けられていない(郵便差出箱7号)

丸ポスト
 古いタイプのポスト(丸ポスト) 郵便差出箱1号(丸型)
 現在では都市部においてこのタイプで設置・収集が行われいるところは非常に少ない
 これは新梅田シティの地下街(滝見小路)に設置されていて大阪中央局が収集局

 で、郵便ポスト(正式名称は郵便差出箱)なんですが、日本ではポストといえば赤い色になっています。郵便事業を導入する際に参考にした英国の郵便制度が元で日本のポストは赤い色になっているのです。
 しかしながら世の中そうは問屋がおろさない、というか、違う色のポストもあります。

速達郵便専用
 速達郵便専用のポスト(右側)
 青色が基本であり、赤い色の通常のポストの横に併設されることも多い

 このあたりは見たことが多いかもしれませんが、何がどうなったのかこれらと違う色のポストが忽然と現れる場合があります。

郵便事業100周年記念
 茶色いポスト
 日本銀行大阪支店前に設置されている郵便事業100周年記念のポスト
 町の景観を損なわないように茶色になっているが、上の彫刻があるので目立つ

万国郵便連合加盟100周年
 木製?
 大阪中央郵便局前に設置されている万国郵便連合加盟100周年記念ポスト
 問い合わせると木製のポストだといわれたが違うはず

 ほかにもいろいろな色や意匠を施したポストがあるらしいのですが、大阪近辺でもかなり見つかりそうです。赤くないポストでも通常の収集処理が行われますのでご安心ください。

 京阪神にも変な色のポストがありますので、そちらは現地確認をしてからご報告させていただきます。

 ちなみに英語(米語)でpostは郵便受であり各戸の玄関先に置かれるものでして、日本で言うポストは郵便箱でありmail boxが正しいようです。でもイギリスではpostは郵便の投函先(日本のポストと同じ)でして、ややこしいことになっています。

 しかし、この記事だけ見るとポストマニアと変わらないですね・・・。

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