2005年12月アーカイブ

粉砕!

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 いつかは壊れるハードディスク。壊れたハードディスクは廃棄します。

ディスク粉砕
 ディスク粉砕中
 このHDDのプラッターはガラスだった
 すでにディスク面に手で触った指紋も付き、使い物にはならないはず・・

 仕事で使い続けているとデータが保存された(されていた)ハードディスクがいつかはクラッシュします。機械ものなので経年変化は避けられずどうしてもご臨終してお迎えが来てしまいます。
 まあ、通常の状態では読み出せないとは思うんですが念のためハードディスクは開封してディスクを物理的に破壊した状態でドライブごとゴミとして出しています(もちろん産業廃棄物として)。

 分解したハードディスクで再利用できるものはほとんどありませんが、居酒屋ガレージさんではディスクとディスクの間隔を保持するためのスペーサーをうまく利用されています。私は、と言うとヘッドのムービングコイルを動かすために使用している超強力永久磁石と、トルクスタイプのキャップボルト、コネクタ横にあるスレーブとマスターの設定をするショートピンぐらいでして、風流もへったくれもありませんね(笑)。
 同じドライブを大量に使用している場合はロジックボードは保守用に保存することもありますが、最近は復活の呪文も効かずにあきらめることが多いです。

 さて、プラッターの基板はメーカーやモデルによっては金属製だったりするのですが、さすがに最近の大容量のドライブはプラッターあたりの容量が大きいので、ディスクの平面度や温度膨張などが問題となり、金属加工の精緻を極める金属の基板ではなくガラス基板に移行しつつあるようです。

 今回クラッシュしたハードディスクはガラス基板でした。パキッ!バキッ!という音とともにディスクが割れてゆきます。作業している担当者にいわせるとかなり空しいらしいです。破壊大好き小僧だとニコニコ顔で作業するのでしょうが。
 ガラスといってもかなり硬いうえに丈夫でして、まるで金属板を相手にしているようなぐらい丈夫です。この薄いガラス板にこれほど力をかけないと割れないのかと信じられないぐらいの頑丈さです。割れない時は本当に金属の基板の時です(笑)。
 もっともそれぐらい機械的強度が無いと10,000rpmとか15,000rpmなどの燃えるようなドライブには使えないのかもしれません。

 本年の締めくくりと、ドライブの冥福を祈りつつ合掌。

看板に偽りあり

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 絶対お客さんは勘違いしているはずです。

新大阪郵便局
 「新大阪郵便局」
 新大阪(SHINOSAKA)ではなく新・大阪(SHIN OSAKA)である

 この新大阪郵便局、実は「新大阪」が所在地ではありません。此花区の島屋にあり、併設する郵便局は「安治川口駅前郵便局」なのですが、この集配センターのような巨大郵便局はなぜか「新大阪郵便局」。誤解を招かない表記をすれば「新・大阪郵便局」が正しいのでしょうが、それにしてもややこしい名前を付けてくれたものです。

並んだ郵便局
 並んだ郵便局
 大阪安治川口駅前郵便局(左奥)と新大阪郵便局が並んでいる
 EXPACK500の「専用封筒につめ放題」は相変わらず(苦笑)[過去の関連記事
 

 【新大阪にある?!】
客「小包がまだ届けへんねんけど、早よ欲しいんや。」
局「お問い合わせ番号はお判りでしょうか?」
客「そうそう、それそれ、インターネットで調べたらな、『新大阪郵便局』ってあるんで今日中にもらえるんやと思うんや。そっちにあったら取りに行くけど。」
局「恐れ入ります。新大阪郵便局は新大阪にある局ではございませんので、本日に(遮られる)」
客「え?新大阪郵便局って、新大阪にあるんとちゃうの?」
局「はい、此花区のUSJの近くにございます局の名前でございます。」
客「そんなら、そこにいつ着くん?」
局「配送状況にも因りますが、本日中に当局に届くかどうかなんとも申し上げにくい状況でございます。新大阪郵便局よりこちらに着けばすぐに配達させて頂きますが、まだ到着しておりませんので本日中の配達はお約束できない状況でございます。」
客「ややこしいなぁ。新大阪なんて付けて。」
局「申し訳ありません、私どももよくお客様にご指摘をいただくのですが、ただいまと同じようなお答えしか出来ないため、大変心苦しい状態です。どうぞご理解ください。」
客「ん〜、わかったわ。そっち着いたら連絡くれる?取りに行くわ。」
局「では、お名前とご住所、ご連絡先の電話番号を頂けますでしょうか・・」

 と、こんな問い合わせが良くあるそうです。はなはだ迷惑です、新大阪郵便局。
 はっきり言って新大阪と全く関係ない配送センター的な集中局であり、そこからさらに大阪市内の各集中局に配送されてお客さんにお届けとなるため、「新大阪」の文字に騙されてしまいます。特に新大阪駅を含む近隣の淀川区、東淀川区、西淀川区、北区、吹田市、豊中市などはこの手の電話が多そうです。名前変更してくれませんか?桜島局とかに。
 あ、そうすると九州の桜島と勘違いして余計に迷惑か・・。なんとかならないもんですかねぇ。

 余談:知り合いの埼玉県の「東久留米市」宛ての郵便物が、九州の「福岡県久留米市」を経由して届いた事があります。郵便物に久留米市の郵便局から転送の印が突いてありました。ははは、なんでも久留米って付きゃ九州に送れば良いってもんじゃありませんよ。

 「光り物」はAMラジオに並んで初心者向けの電子工作のもう一つの王道ですね。

LEDマーカー
 LM3909を使用したLEDマーカー
 チカチカパッパ2号である
 写真では点灯状態を撮りたかったのでハイフラッシャー用の抵抗を追加している

 既に廃品種となっているLM3909ですが、以前から試してみたいと思っていました所、共立シリコンハウス3Fで「廃番IC掘り出し品コーナー」に置いてありましたので、無くなる前に(笑)入手しておきました。

 専用ICだけあって、さすがに回路は「ウソっ!」と言いたくなるぐらい単純に完成します。作った回路はデータシート記載の回路例で、ICと光るデバイスとして使用するLED以外はコンデンサ1本でおしまいです。LM3909のピンには使用しない(3ピンと7ピン)ピンもあり、さらにハンダ付けの箇所が少なくなります。
 弛張発振回路とチャージポンプの組み合わせだったチカチカパッパ1号はユニバーサル基板で組み上げると、実装・配線がそれなりに面倒くさいですが、こちらは2.54mmピッチのユニバーサル基板で殆どハンダ付けする箇所も無く、ハンダ面での配線とりまわしも殆ど悩む事すらありません。すばらしい!

実装した回路部分
 実装した回路部分
 ICとコンデンサ1本だけで完成してしまう

 1.5Vのアルカリ乾電池1セルで稼働した場合、データシートによると0.32mAの電流しか消費せず、単3でも数ヶ月、単2だとほぼ1年は光り続けるほどの低消費電力です。電源電圧も1.1V付近まで落ちても大丈夫で、大変巧妙な回路が組まれていると言えるでしょう。

 1号と同じくタカチのTB50で組み込み、単5電池で動作させるように作ってみました。

組み込み状態
 組み込み状態
 さすがにケースが小さいと配線もつらい

 ついでに1号も同じ位置にLEDをつけてしまい、この形で使用するようにしました。

1号機と2号機
 1号機と2号機
 点滅間隔は2号機の方がやや早い

 継続動作時間と電池の入手性を考慮すると単3×1で使用するのが良さそうです。
 組み込みは単3×2のスイッチ付きケース(秋月電子通販番号:P-00310)などに1セル電池、のこりのセルのスペースに回路を組み込むのがお手軽そうです。

 回路が違いますので挙動も違いますが、1号機はチャージポンブのコンデンサに充電した電荷は相当の間保持されていますので、次回電源オン時に残された電荷が大きければすぐに点灯して充電動作に戻りますが、2号機は電源オンの度に回路の動作が初期状態から開始されるようで、電源オンから1回目の点灯までの時間は電源オフのタイミングでは変わりません。
 発光時の明るさは1号の方が明るいようですが、消費電流が2号に比べて大きい事を考えると今回の2号の方が長時間動作という目的に合致して実用的であると思われます。

 世間様はもう、仕事納めでしょうか?今回は現在の店舗ではないので心苦しいですが懐かしい思いを残しておきたいので・・。

スズキデンキ跡
 スズキデンキ跡 店舗裏
 看板がそのまま残っている

 現在はまったく違う店舗になってしまいましたが、裏通りには今は亡きスズキデンキ跡の看板だけ残っています。撤去する費用も惜しいのかと思ったりもしますが。

 正統派日本橋の電気店だったスズキデンキですが、閉店の経緯は又聞きなので信憑性が無いため噂と思って聞き流して下さい。それ以外は私の実体験です。
 当時、確かにスズキデンキは安かった。他の店舗を回って最後にスズキデンキで価格を確認してどの店舗よりさらに安い値段で購入した電気製品などが現在も私の家で稼働してるものがあります。
 値引きの駆け引きが楽しい店(失礼!)で、「もうちょっとまけて〜」というやり取りを何度となくさせていただき、タヌキとキツネの化かし合いではありませんが互いに得した気分になれるお店でした。値切る楽しみを教えて頂いた貴重なお店です。
 「○○(大手家電量販店)に比べて、個人商店の方が間接経費が少ないんで安くできるんや。○○ではこの値段は無理やで。」と店員にこっそり教えてもらった事もあります。
 あまりの安売りでメーカー側から出荷停止(今で言うなら価格統制による圧力)になり止むなく店をたたんだという事です。当時「アレッ?先週買いに来たのになんで??閉店セールもして無かったで?」と大変疑問に思ったものです。

 2階店舗で電子部品や2階に上がる階段脇で工具などをを販売していたため、よく回っていましたが、だんだん縮小されてしまい、ついに全フロアが家電の店舗になってしまい、大変残念な思いをした事を覚えています。まぁ、家電製品を買うために本格的に行き始めたのはこのころでしたので、フロアを広げて店頭品揃えを増やしさらに拡販されていたのでしょう。電子部品なんて取扱品種が多い割には利益の薄い商品のようですので、小売りを行うには業態として必然的に家電と電子部品と言う両輪では無理があったのでしょう。

 いまごろになって言うのもなんですが、惜しいお店を亡くしました。

かどや(#1)

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 交差点の角にある店というのは立地条件が良いので人気があります。

KADOYA(カドヤ)
 パチンコ・スロット店「KADOYA(カドヤ)」
 有限会社カドヤが運営している

 交差点角にあるのでカドヤ。わかりやすいっ!
 パチンコ店です。昔から角にあるとのこと。

かどや商会
 「かどや商会」

 もう、なまえがズバリです。ど真ん中!
 何を取り扱っているか名前だけでは全然想像がつきませんが、文房具店です。実印やゴム印等のはんこの他に印刷もされているようです。

 角にあるお店、いわゆる角店(かどみせ)と言えば普通は「タバコ店」でしょうが、タバコ店はなぜか「かどやタバコ店」があまり見当たらない。道案内などで「あー、そこの角のタバコ屋で右に折れて・・・」とか案内目標物としては非常に一般的なのですが。

 ちょっと気になる角にあるタバコ店では無い「かどや」。

うどん・そば

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 関西はうどんばっかり食べている?いえいえそんな事はありません。

素うどんとかけそば
 素うどんとかけそば
 本来は蒲鉾の薄切り等も入っていないのが正統派

 大阪では加薬(かやく)がのせられておらず、刻みネギなどだけがのったうどんの地方の呼び名である「かけうどん」のことを「素うどん(すうどん)」と呼びます。ごちゃごちゃと具が無いので「素(す)」な訳で、音から想像して酢が入っていると思っていた方は残念ですが、いくら大阪人でもそんな悪食はしません。逆に関東の呼び回しを知らずに「かけうどん」を注文して「あんかけ」や「山かけ」を予想した方はモノが運ばれて来て残念な思いをします。
 かけうどん・そばの「かけ」とは麺の上から出汁ツユをかけることの意味ですので、本来であればネギなど薬味も無いのが正統派なのかもしれません。

 どちらも立ち食い等ではあえて「素うどん」「かけそば」等と書かずにさらりと「うどん」「そば」としか書いていません。「かけそば」に相当する「素そば」ですが、逆にこちらはかなり少数派のようで、メニューで見かける事はあまりありません。「そば」では無い場合に「かけそば」と表記される事の方が多い様です。私自身は「素そば」はかなり違和感があります。単に「うどん」「そば」と書かれているものを目にしている事もあるせいだと思います。

 大阪のうどん・そば店では天かす(揚げ玉)を入れ放題の店が多く、関東で言う所の「たぬき」に相当するうどん・そばはありません。お客の手元で「たぬき」状態になるため相当するメニューはありません。

 さて、意外と多い蕎麦屋。大阪の人、いや関西人!町中にある麺処には「うどん」が目に付くかも知れませんが「生蕎麦」と書かれた蕎麦屋の看板が目に付きませんか?一度確認してみてください。
 ちなみにiタウンページで大阪府大阪市の中から業種名「そば」のカテゴリーで検索するとうどん店と重複している登録もあると思われますが、以下のような結果が得られました(2005年12月26日現在)。
 そば店(867)、うどん・そば店(113)、信州そば店(26)、立ち食いそば店(26)、立ち食いうどん・そば店(14)、合計1046件。信州そばを除くと1020件。
 これを業種名「うどん」のカテゴリーで検索すると、
 うどん店(1019)、讃岐うどん店(115) 、うどん・そば店(113)、立ち食いうどん店(27) 、立ち食いうどん・そば店(14) 、いなにわうどん店(6)、味噌煮込うどん店(2) 、合計1296件。
 このうち、いなにわうどん、味噌煮込みうどんを除いても1288件。さらに讃岐うどんを除くと1173件と、ほぼ匹敵しています。

 微妙にうどん屋の名を掲げる、もしくは含まれる店の方が多いようですが、決してうどんの店ばかりではなく思った以上にそば屋が多い事が判って頂けたでしょうか。ま、そば屋でもうどんは出しているので実質はうどんを食べる事のできる店の方が多いと言えなくもありません。ただし名前の順序は大阪では「うどん・そば」と表記するのに対して関東では「そば・うどん」と逆になる場合が多いようです。
 もちろん東西関係なくうどん店では「うどん・そば」と表記していますし、そば店では「そば・うどん」と表記します。

 大晦日に食べるそばですが、いまや「年越しそば」という表現が一般的になってしまいましたが、大阪では「晦(つごもり)そば」と呼び、晦日(みそか)特に大晦日に食べるものをこのように呼んでいました。とうぜんうどんバージョンの「晦うどん」もありました。

 ちなみに落語の「時そば」は上方の「時うどん」が江戸バージョンとして移植されたものです。そばも元々はうどんのように細長く切った「そば切り」になる前は現在のような麺としてのそばは成立していません。うどんの方が歴史が古いのです。

 [参考資料]
 牧村史陽編 講談社学術文庫 大阪ことば事典第13刷
 スウドン【素うどん】(名)の項を参照

 NTT番号情報株式会社 「iタウンページ」サイトより検索結果

 社団法人農山漁村文化協会 「日本の生活全集 大阪編集委員会」編 日本の食生活全集27
 聞き書 大阪の食事 1991年2月20日第1刷

 世間はクリスマス一色。キリスト教国ではクリスマス休暇なんてありますが日本は関係ないですね。今年はたまたま土日に重なりクリスマス休暇のようになっていますが。

 だんだんと加熱してきているのが、クリスマスになると電飾を家に施して皆様に見ていただく(単なる見せたがり?)家が増えたことです。これまたこういった電飾の器具を販売する店やメーカーの「イルミネートデコレーションコンテスト」みたいな、どれだけきれいに(派手に)飾り付けられたかのコンテストなんかがあったりしてかなり射幸心をあおっているせいもあるかもしれません。

 とにかく電飾そのものがだんだん毎年派手になっていること。去年の近所の評判を聞いて「今年はもっと・・・」となるのでしょうが、派手に飾り立てている家は年々すごい状態になっているようです。今年の売場では省エネ(というか電力消費での環境問題に言及してきたのか)をパッケージに掲げたLED式のランプが多くなっています。もちろんデバイスの価格が下がってきたこともあるのでしょうが、1セット100ランプが点いて1万円ぐらいは平気でしているのですが、売れているようです。

とにかくすごい家
 とにかくすごい家
 車をとめて見物に来る人がいるぐらいなので、有名らしい
 邸宅もそこそこ大きいので飾り付けのしがいがあるだろう

 このイルミネーションに麦球などの通常の電球タイプを使用したイルミネーションの場合は電気代も半端ではなく、月額数万円~20万円以上もかかることもザラにあるそうで、そのうちイルミネーションの電線が加熱して火事になるのではないかと毎年ドキドキしながらニュースネタで出てこないか心配してます。どうやら幸いにしてそのような事故はないようですが。

ビルごとイルミネーション
 ビルごとイルミネーション
 新聞の1面を飾るほど話題のビル
 ここまでやれば立派ではあるが

年々増える
 年々増えるらしい
 毎年イルミネーションのアイテムが増えてゆくそうである

とにかく飾りたい
 とにかく飾りたい
 庭先にスペースがあり、車通りや人の通行量のある場所は見せたくなるらしい

 とにかくこのブーム、しばらくの間は続きそうです。来年はもっとすごいことになっているか、さらに新たなすごい家ができているに違いありません。

 今年は役所や会社等も率先してクリスマスのイルミネーションを公開しています。

ワールドリンキングツリー
 大阪市庁舎前
 ワールドリンキングツリー。ノルウェーから贈られたものだそうである。
 大阪市財政赤字がすごいはずなんですが・・

中之島イルミネーションツリー
 大阪市庁舎横遊歩道「みおつくしプロムナード」
 中之島イルミネーションツリー
 中之島中央公会堂までの通り(みおつくしプロムナード)が電飾されている

演出中
 演出中
 30分毎に15分間の点灯色が変わる等の演出が行われる。

 はあ、お役所も音頭をとってやっています。大阪市では「光のルネッサンス」と、さすがにクリスマスとの記載はありませんが(このあたりアメリカのハッピー・ホリデーと同じく特定宗教に関連する行事として明言しないのはさすが)、キリスト教が少数派である日本でこれだけクリスマス間連の屋外イルミネーションが流行るものすごいものです。ちなみにこのイベントは12月25日まで。まるっきりクリスマスイベントですね(笑)。この他に中之島バラ園でもイルミネーションされたものを見る事がます。

 これは大阪市ゆとりとみどり振興局集客観光課が音頭をとっているようです。確かに去年のイベントでかなりの人数が集まったそうなので、集客力はかなりあるでしょう。しかしこの中之島界隈に土日祝日で夜遅くまで開店いる飲食施設などが非常に少ないのが弱点です。みんなそのまま大阪駅方面(キタ)へ戻ってしまうか難波(ミナミ)へ行くか、帰ってしまうのではないでしょうか。

 大阪ビジネスパークも毎年何らかの電飾を行っていたのですが、今年はかなりの街路樹に電飾が行われていました。

OBPの街路樹
 OBPの街路樹たち
 かなり背の高い樹のはずだがてっぺんまで電飾されている。すごいと思う。

OBPの街路樹
 OBPの街路樹たち
 他のいわゆる普通の街路樹もこのように電飾されている

 今年のツイン21はクリスマスの電飾はありませんでしたが、外ではこんな感じで光る街路樹に変身してしまっています。ヒルトン大阪のように通年点灯しているようになるのでしょうか・・・。

ろうそく

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 世の中クリスマスの準備中。もはや日本の年中行事ですね。

フリッカーランプ
 旭光電気工業株式会社製「フリッカーランプ」 E12
 E12は口金のサイズで他にE14、E17やE26などある
 箱のデザインがとってもレトロな感じで良い

 雰囲気をもりあげるのに電子工作しようかと言う不純な動機で作りました。
 このフリッカーランプはネオンランプの一種なのですが、ろうそくの炎様の電極の間でチラチラと不規則に発行部分が移動して、炎のような表現をしてくれると言うムードランプの一つです。
 パッケージには「すばらしいムード」とか「ゴージャスな雰囲気」という歯が浮きそうな文言がかかれていますが、実際見ていて不規則に移動する発光部を見ていると飽きない状態です。2枚の電極が並んでいるのですが、この電極の間の隙間で発光するのでは無く、外側に面している部分が発行するのが不思議な所です。

AC100V点灯の様子
 AC100V点灯の様子
 広い範囲で光る上にかなりチラチラするので見ていて楽しい

 点灯するには商用電源のAC100Vを必要とするのですが、トランジスタ技術誌2002年9月号に掲載のブロッキング発振を利用してDC3Vを昇圧して、フリッカーランプを点灯させるものを実際に製作しました。
 製作した回路は非常に単純で、教科書的な回路です。回路図や記事本文等は掲載誌をお持ちかPDF版トランジスタ技術2002年版をお持ちの方はご覧下さい。

フリッカーランプ点灯器
 製作したフリッカーランプ点灯器
 ランプへは暫定的にハンダ付けで接続しているが、最終的にはコネクタで接続

 AC100Vを必要とする電球を3V、乾電池2本で点灯させる事が出来る訳です。いちいち電線を引き回す必要も無く何所でも置いて点灯させ、雰囲気を盛り上げる事が出来ます。ただし、購入したトランスは「ひるあんどん」の際に使ったST-26互換品(ET-26)なため、記載の定数では発振してくれませんので,抵抗値を変更してあります。

高電圧発生基板
 高電圧発生基板
 コネクタは電源(3V:左側)とランプ出力(右側)
 発振用の抵抗値は10kΩに変更した

 また、掲載誌の紙面上の定数である高圧側の0.22μFのコンデンサで蓄えたエネルギーでフリッカーランプを点灯させると広い範囲で光るのですが、点灯というよりチカッ、チカッという感じでかなり断続的で、あまり商用電力の時のような揺らめき感がないため、0.022μFまで落としてあります。光る面積は小さくなりますが、このほうがちらちらと点灯部位が移動して楽しいと思います。

 とか、かんとか理由付けはともかく、電池でフリッカーランプを点灯させるものを作りたかっただけなんですよ(笑)。  

雪景色

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 大阪市街で大変珍しいのですが、大雪が降り、2〜3cmほど積もっていました。

四つ橋筋 朝日新聞社付近
 四つ橋筋 朝日新聞社付近

電通関西支社付近
 電通関西支社付近(10時30分ごろ)

 とにかく、外を見ると真っ白な雪景色。駅まで歩いて行くと案の定、電車の運行はめちゃくちゃで次の電車が何時来るか判らない状況でして、電車出勤をあきらめて家まで戻って車で出直ししました。
居酒屋ガレージさんによると近鉄は大丈夫そうでしたがJR京都・神戸・宝塚線は相変わらずメロメロです。路線が長いので仕方ありませんが。)

 家から会社に着くまでの短い時間で車に雪が積もるほどの大雪で風も強くまさに吹雪の状態でした。出がけにウェブの天気予報で確認すると大坂は雷マークがでており、相当の状態でした。
 これを書いている現在は雪も止み晴れ間を覗かせていますので、もうじき積もった雪も消える事かとは思います。しかし、このまま路面がぬれたままで夜になると、ぬれた路面が凍結してしまい洒落にならないですね。

 と、思っていたら昼から晴れ上がり雪もすっかり消えて普通の寒い日に戻ってしまいました。

電通関西支社付近
 電通関西支社付近(15時)
 すっかり雪も無くなり路面も乾いた状態になった

 無線マニアでは無いのでなかなか行く機会がありません。

セブロン電子
 セブロン電子
 威容を示すパラボラアンテナが目印

 日本橋といえども電気街の様相をもはや示していないはずれた所で店舗があります。
 しかしながらぽつりぽつりとお客さんが訪れてくるというマニア向け店舗、それがセブロン電子です。

 店頭のパラボラが目立たない・・というわけではなく、店舗の入り口に看板があるわけでもなく、ビルの一角の部屋の中がドサーッとかつ、グチャーッと(最大級褒め言葉)した雰囲気が大変わくわくします。そう、言うなれば塚口勇商店+昔の共立電子産業で、その間口と床面積が圧縮されてが狭くなった感じでしょうか。
 売っているものはかなりマニアックでコアなものばかりです。衛星通信間連や電波間連でもGHz帯のマイクロ波通信関連機器がメインです。一部中古測定器などもあります。ジャンク扱いのトランシットなどもありましてもうワクワク店舗です。ジャンク大好き人間にはたまりませんねぇ。
 惜しむらくは開店時間が日本橋屈指の短さである12:00~18:00であるということです。明るい時でないと開いていません。
 店内は沖縄民謡が流れていてさらに怪しい雰囲気を増幅してくれています。

ネコ科のなにか

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 ビル等に付けられたオブジェを見る事がありますが、これはどういう意図で付けられたのかわかりません。

なんとなくライオン
 なんとなくライオン?

 ビル正面玄関の横の壁の取付けられたナニカです。
 口から水が出る訳ではなく、ライオンのようなそうでないような。たてがみが無いのでメス?いやヒョウ(パンサー?ピューマ?レパード?)か?何となくネコ科の大型動物のような感じなのですがそれすら怪しい。

 問題は頭像の下にある柱様のもの。これはいったい何を意味するのか全く分かりません。
 「とりあえず空きスペースにカッコが付くように入れとけ!」ってなった結果なのでしょうか。下の蔦の植え込みも近づく事を拒否している様でもう、なにがなんだか。
 微妙にトマソンだと思うんですね。

かもネギ

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 鴨猟も解禁されて今年の鴨肉が市中に出回るころでしょうか。

かもなんば
 かもなんば
 関東では青ネギではなく、白ネギの場合もあり

 鴨南蛮(かもなんばん)と書かれる事があるようですが、もとは「かもなんば」です。「鴨が葱背負ってやって来る」という言い回しがありますが、このネギのことを大阪では「なんば」と呼ぶ事があり、鴨肉とネギ(青ネギ)が具に乗っているうどん・そばを「かもなんば」と言います。

 なぜ、ネギが「なんば」なのかと言うと

1)大坂で青ネギの主たる産地が難波にあり、たいへん美味しい上質のネギの産地だったという事から、青ネギを指して「なんば」と呼ぶようになった。(大阪ことば辞典)
2)ネギを入れて煮た食品を「なんば○○」と称する事から、ネギの異名であるがごとく誤解された。難波村が青ネギの主産地だったことからこの名があるというのは間違い。(上方語源辞典)

 と、まあ、真っ向から対立する2つの説があるわけで、どう解釈して良いのやら。

 どちらにしても、決して「なんばん」では無く最後の「ん」は不要です、きつねうどんの別名は「信太」だけでなく、「きつねなんば」とも言うそうです。揚げさんとネギだからですね。
 ちなみに「聞き書・・」に掲載されている料理に、サツマイモとネギを炊き合わせた「いもなんば」というのがあるそうですので、これは「いもなんばん」ではないことから、「かもなんばん(鴨南蛮)」は間違って伝えられた音によるものだと思われます。

 大阪でかもなんばと言うと「かもなんばうどん(かもなんうどん)」を指し、東京では「かもなんばそば(かもなんそば)」を指すのは常識でしょう(笑)。大阪でもそば屋で「かもなんば」を頼むとそばで出てきますが。
 うどんで食べたければ大阪で、そばで食べたければ関東へどうぞ。ただし、大阪のうどんのつゆは色が薄いですよ。

 かもなんそばの場合は、「抜き(台抜き)」と称して、そばが無く、ツユと鴨肉とネギだけのものがあります。酒の肴であり、酒飲みのためのメニューです。もちろんそばを別にモリで出してもらい、鴨を頂いた後のツユに浸けて食べることもできます。牛丼店の牛皿みたいなもんですね。牛皿を強いてこの方式で呼ぶと「牛丼の台抜き」です。

 [参考資料]
 牧村史陽編 講談社学術文庫 大阪ことば事典第13刷(元本は昭和54年刊行)
 ナンバ【難波】(名)の項より参照・引用

 社団法人農山漁村文化協会 「日本の生活全集 大阪編集委員会」編 日本の食生活全集27
 聞き書 大阪の食事 1991年2月20日第1刷

 前田勇編 東京道出版刊 上方語源辞典 初版(昭和40年)

雪化粧

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 ここ数日の寒波で雪が降っていました。

いつもの妙見山上駐車場
 いつもの妙見山上駐車場
 単車の向こう側で白く写っているのは露出オーバーではなく、雪である

 クソ寒い中、馬鹿の一つ覚えで妙見山へ行きました。先日来の悪天候で予想はしていたのですが妙見山と言うか能勢方面は雪景色になってしまっていまして、解氷剤は道に撒いてあるわ雪は路肩に残っているわでドキドキを通り越してハラハラでした。
 街なかから山に入って行くとグンと気温が下がってきて、もうどうでも良くなる寒さになってきまして、野間のトンネル横から入る妙見山の参道は入り口からして既に雪だらけ。さすがに除雪はしてあるものの路の脇は全くもって雪景色そのものです。
 除雪した雪が路肩に残っている上、道の真ん中に残った雪は凍結して氷になったまま黒光りしている始末です。山上まで上がれるかどうかびくびくしながら登りました。もうよしんば上れたとしても下りの凍結路で転倒覚悟です。

参道
 バスも通る参道
 樹の枝に積もった雪が爆弾のように落ちて来る
 路肩は雪が積まれたままでその周りは完全凍結していた

 上の駐車場までいったものの、さすがに誰もいません。単車なんているはずも無く車も何台かしか停まっていませんでした。先日の紅葉シーズンの時とは大違いです。

 山上駐車場の神社は完全に雪が残ったままで、上がることも出来ず。上がり口のところは除雪も適当なので降り積もった雪が車の轍の跡を残して凍りついていました。

神社の参道前
 神社の参道前
 風も強い上にとにかく寒い
 こんな時に二輪で来るのは馬鹿である(笑)

 帰りのR432もあちこち解氷剤の撒いた後があり、二輪での能勢方面はもうシーズンオフと言える状態です。もっともすこし暖かい晴れた日が続いていればこんな事も無く、普通に走れますがお日様の出ている間に行って帰ってこないと路面凍結の目に遭いますので気が気ではありません。
 しばらくは神戸や京都と言った都市部へのツーリングですかねぇ。

 いつも使っているツールボックスの気になる点をチェックをしてみました。

ユニット全体
 ツールケースから取り出したユニット全体
 詳細は電子工作室ドリームキッズのPICツールボックスを参照

 オシロが手元に来ましたので、今利用しているPICツールボックスの電源の品質をチェックしてみました。ツールボックスの電源端子から、いつも使用している給電用みのむしクリップ付きケーブルで負荷抵抗(56Ω/1W酸化金属皮膜抵抗)をつかみ、その両端をオシロのプローブで測定してみました。

出力波形
 それぞれの状態
 左上から12V、9V、5V、可変(5V)の状態
 ともに100mV/div, 100ms/divで測定
 中央のグリッドがそれぞれの電圧になっているが、ずれがあるのは仕方なしか

 12Vの電源が結構、ノイジーなことが分かりました。まだ70mV・10kHz程度のリップルが残っています。
 12V電源はスイッチング電源から0.1μFのパスコンと、コモンモードチョークコイルを通していますので、コモンモードノイズは抑えられているはずなのですが、電源から出て来る残留リップルは取り切れていないようです。試しに47μFの電解コンデンサーを付けてみると消えましたので、コモンモードノイズではありませんでした。
 9V、5V、LM317による可変電圧出力はこのスイッチング電源の出力を元にドロップダウンしています。さすがにレギュレーター出力はノイズ抑制がされていてかなり静かな状態です。

電源ユニット
 ツールボックス内の電源ユニット基板
 かなりぐちゃぐちゃで心配してはいたが・・
 中央の電源ユニットはCOSEL VAA1012
 その下に放熱器の付いたレギュレータ(LM317T/7809/7805)が並ぶ
 端子台ブロックは左から外部出力用、内部ユニット用,外部入力用(未使用)、AC入力である

 1つの12Vの元電源から三端子レギュレーターへ分岐している安全対策として5Vと9Vの三端子レギュレーターの出力側から逆流防止のダイオードも付けなければなりません(LM317は対策済み)。

恥ずかしい内部
 見せるのも恥ずかしい内部
 かなり配線が錯綜していて、回路図を出してこないとなにがどれか判らない

 現在電源ユニットを再作成するプロジェクトがひっそりと進んでおり(なんだそれは?)、次回の回路作成時にこれらの問題点を反映させたものにすることにします。端子類も見直しをしてコンパクトになるようにしなければユニットを構成している基板面積内に入りきらなくなります。
 また、元となる基板タイプスイッチング電源を85〜132Vの日米対応タイプ(VAA1012)から、85〜264V対応のワールドワイドタイプ(VAF1012)でもう一つ作ろうとしています。特に隣国の中国は220Vで、115Vまで使えるアメリカ仕様の機器では直接コンセントから給電できないのです。ワールドワイド対応のスイッチング電源にすることで、世界中のどこに海外出張に行っても現地で作業できます。と、いうか遊べます(爆)、

 ちなみに中国では日米欧の機器が入り乱れる事から、なんでも挿入できるコンセントが発売されており、奇怪なアウトレットの形をした製品があります。特にパソコン等のOA機器を導入している会社では必需品のようです。

マルチタイプのテーブルタップ<
 マルチタイプのテーブルタップ
 丸ピンだろうが、3ピンタイプだろうが、ハの字だろうが、T字タイプだろうがなんでも挿入できそう
 たぶん特許取得していると思われる

 日本のニの字タイプも挿すことができるようになっていますが、もちろんそのままでは給電されている電圧が220Vですので、ワールドワイド対応でない機器を挿入すると火を噴きます。
 このテーブルタップは日本で探すのではなく現地調達する方が楽です。こんな変なモノさすがに売っていませんからねぇ。

年賀状受付開始

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 さて、ついに年賀はがきの早期受付を開始となりました(12/15より開始)。

【届いている】

客「あんな、年賀葉書先方にもう、届いているんやけどどういうこと?」
局「いつ差し出されましたでしょうか?」
客「おとついやねんけどな。」
局「年賀はがきの受付は本日からでございますので、先方の局で配達してしまったのでは無いでしょうか?」
客「え?受付って今日からなん?」
局「はい、本日受付分よりお取り置きさせていただき、元日以降に配達させていただく事になっております。」
客「でも、見た目年賀葉書ってわかるやん?」
局「今週に入ってから当局配達分で官製の年賀はがきは念のためにお客様に確認を取らせて頂いた上で、元日配達分として保管させて頂いておりますが、配達先の局では受付期日を守られていたのではないでしょうか?」
客「それって出した方やのうて配達した方に言うた方がええってこと?」
局「恐れ入りますが、配達局で保管が原則ですので・・」
客「・・・むこうの郵便局でんわするわ。番号わかる?」
局「少々お待ちください・・」

 と、まあ気の早いお客さんが毎年必ずいるわけで、「年賀葉書」を官製年賀はがきでだされていると、「あぁこれは年賀葉書やから配達したらあかんよね。」と除けておくんですが、通常のはがきに判らないような位置に小さく「年賀」と書かれていたり、宛名面に「年賀」の記載が全く無い私製はがきで年賀状だったりすると除けようがありません。
 はたして、年賀状の見本なのか、本番なのか判断つかないわけで、そのときは通常郵便の決まりに則り配達する訳です。

 だいたい、毎年間違えて年賀状を出してしまい、年内に到着・配達してしまう事が必ずあります。配達側の事故もありますが、たいていはお客さんの勘違いだったり「年賀」と書かずに出していたりするので、お客さんは年賀状のつもりで差し出したのにもう届いている、となるわけです。
 よく確認してから投函しましょうね。

 アナログのディスプレイドライバーって用途が少ないせいか、あまり選択肢がありません。

10点リニアレベルメータ
 10点リニアレベルメータ
 LM3914N-1でドライブ、上下限は半固定抵抗で設定

 東芝のTA7612Pが既にディスコンになっており、東芝半導体のウェブ(東芝セミコンダクター社)で検索してもついに見つからなくなってしまいました。
 アナログでリニアスケールのLEDディスプレイドライバーとなるとなかなか用途が少なくなってきたせいもあり、品種が限られてしまっています。
 なにか代替品で同様のものが作れないかと思案したあげく、今回はナショナルセミコンダクタ−社のLM3914N-1を試してみます。

 このデバイスはリニアスケール10点のLED駆動可能、カスケード接続により20点以上の表示が可能、さらに電源電圧も最大35V(データシート上は12Vでの特性記載が多い)など非常に用途が似通っています。違いとしてはTA7612はバーグラフ表示しか出来なかったのに対して、LM3914はバーグラフ・ドット表示のどちらかを選択する事ができます。
 また、LED点灯のための負荷抵抗も1つで済み、実装にも配慮されるようになっています。機能的に外付け回路等で多種多様な目的に利用できそうですのでTA7612に比べるとはるかにいろいろな表示や用途ができます。でバイス供給電圧と表示素子への供給電圧が違っても大丈夫で、出力耐圧も25Vあり、VFDもドライブできるようです。

 しかし、いかんせんこのデバイスの採用については高額である点がどうしても辛い。
 日本橋の店頭価格では1000円前後もしくはそれ以上の価格が付いており、気軽に使えるデバイスとは言い難い価格なので、趣味の電子工作をしている人間には痛い出費です。

 対するTA7612Pは今年に最終ロットが出荷されて、流通・店頭在庫しか無くなってしまうため、手に入れたい方は今のうちに購入しておくのが良いと思います。
 また、動作時はかなり発熱します。放熱器を付けたいぐらいの温度になり、ディレーティングをしっかりしておくか、LEDの点灯をするためにさらに外付けのトランジスタ等を使って点灯させる等、パッケージ単体の消費電力を抑えて使うのが良いかもしれません。
 対するLM3914N-1はデバイスの発熱もはるかに少なく、使用環境にも配慮があると思われます。
 しかし高い!

 ソフトウェアを自作する程度と労力をいとわないアマチュアからすると、やっぱりA/DとVREF+、VREF-のついたPICあたりで測定・表示させるのが一番の安上がりか・・・。

 立ち呑み出来る場所、もう一件見つけました。

「南酒店」
 「南酒店」
 日曜・祝日はお休みなので普通の酒屋さんである

 堺筋から2筋ほど東へ入っているせいか、ほとんど「その手」の人たちが闊歩していません。
 ほとんど地元の人たちか、近くの小学生などしか歩いていません。

 店頭にはアサヒとキリンの自動販売機がありますので、サッポロとサントリーじゃないとダメな人以外は休みの日でも対応可能(なにが?)です。
 もちろん平日の空いている時間は中に入って立ち呑みできます。

 あ〜、日本橋には今度は電車か自転車でこようかなぁ。日本橋平日昼間の飲み歩きができるのに。

 やはり粉モンの店にはユニークな店名が多いです。

お好み焼き鉄板焼き「そーす」
 お好み焼き鉄板焼き「そーす」

 ズバリ!ソースです。醤油でもマヨネーズでもマスタードでもありません。
 青のりやかつお節粉は良いかもしれませんが,きっとマヨネーズは厳禁です。その代わりソースがかなりの種類を置いてあるに違いありません。選べるソース。それも圧倒的多数で。
 いやいや、もんじゃ焼きのようにソースベースで粉を溶いているのかもしれません。

 とかかんとか勝手に書いていますが、普通のお好み焼き屋さんです。大丈夫、大丈夫。

すきやき

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 微妙に作り方がちがうんですねぇ。

すき焼き
 すき焼き
 若い世代では作り方を知らない人も増えてきた
 関東のすき焼きは割り下を使うので仕上がりの段階で醤油色である

 もともと関西の呼び名だった「すき焼き」ですが、関東では元々は「牛鍋」。いつのまにやら「すき焼き」が全国区になってしまいました。大阪では「すきやき」と発音せずに「すっきゃき」と呼ぶ場合が多いのではないでしょうか。

 参考文献からの引用ですが、
「火にかけたすき焼き鍋に牛脂身を入れて溶かし、肉を広げて入れて手早く焼く。砂糖を入れてまぶし、醤油を加えて斜め切りにした東京ねぎ、糸こんにゃく、お焼きの角切り、水に戻してしぼった焼麩を加えて最後に一寸切りの青ねぎをくわえる。」
 と、あります。ここでお焼きとあるのは焼き豆腐の事で、東京ねぎは白ネギを指します(ネギの説明はこちらを参照)。

 このように関西風は初めに肉を焼き、砂糖をまぶして醤油で肉に味をつけてしまったあとで、野菜や糸こんにゃくなどの他の具を入れて煮込むのが特徴です。水等は入れずに具材から出て来る水分だけで煮上げます。
 それに対して関東風はみりん、醤油、酒、砂糖を予め混ぜておいた「割り下」を使う点で、通常は肉を焼かずに野菜類や豆腐等と一緒に割り下で煮込んでしまうのが特徴です。故に関東風は「すき焼き」では無く「牛鍋」と揶揄される所以です。
 本来の牛鍋は味噌と割り下を使って牛肉を煮込む鍋料理でしたが、この割り下を関西のすき焼きに応用したのが現在の関東風のすき焼きです。砂糖と醤油で味を付けるなら牛鍋の割り下で味をつければいいじゃん。てなもんでしょう。

 でも関西人には許せないんですよね。あの割り下が(笑)。
 焼かずに煮込むのにすき「焼き」って呼ばんといて!

 [参考文献]
 社団法人農山漁村文化協会 「日本の生活全集 大阪編集委員会」編
 日本の食生活全集27 聞き書 大阪の食事 1991年2月20日第1刷
 「すっきゃき」の項参照・引用

 すなおに悩みました。たぶん別々の事を言っているとは思うのですが。

海鮮地どり
 居酒屋「志な乃亭」天満橋店
 この手の色はデジタルカメラでは再現しにくいので困る

 チェーン店の「志な乃亭」でウェブででの表記はちゃんと「海鮮・地どり」とナカグロが入っているんですが、看板は「海鮮地どり」と得体の知れないものに。

縦書きの看板
 縦書きの看板(野田阪神店)

 縦書き看板はやっぱりナカグロが入っているんです。横書きだとそのまま続けてあるイメージが・・。

 海の中に済んでいる地どり?いや、そんなことないでしょ!
 って、突っ込みを入れそうになるんです。この表記だと。

 横書きだから大丈夫だろうということなのかもしれませんが、「海鮮と地どり」と書いてくれればギクっとしなかったんですが、「海鮮地どり」ですよ。地どりと海鮮が一緒になったのかはたまた、海に棲んでいる地どりか?という考えが頭の中をぐるぐると回り続けています。

 ちなみに向かいに全く関係ない焼肉店があるのですがそこにも「海鮮」と「焼肉」と併記されており、そちらもぐらぐらしそうです。

生駒ケーブル

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 所用があり、先日に生駒まで行ったためちょっと寄り道しました。

ミケ号
 踏切に近づく「ミケ号」
 小学生の通学にも使われているらしく、友だちとバイバイするにぎやかな子供たちが乗っていた
 定期券での利用が全国一多いケーブルカーというのもうなずける

 以前の遠足で、車の通る踏切のあるケーブルとして紹介しましたが、実際に車が通る踏切を通ってみました。二輪で通る際に思わず「うわっ!危な!」とびっくりするほどの溝でして、よく見ると踏切脇にちゃんと注意書きがありました。

「足元に注意」の看板
 「足元に注意」の看板

車・二輪向けの看板
 たぶん車・二輪向けの看板

 踏切道中のレールの横に設けられた溝はけっこう幅があり、斜めに走ると簡単にハマりそうです。自転車はもちろん、カブ等の細いタイヤの二輪車はかんたんにはまり込んでしまうぐらいの幅です。
 さらにびっくりしたのがケーブルカーを引っ張る鋼索(ケーブル)です。
 ケーブルカーはケーブルで引っ張られているので、電車が目の前を通っていなくても、踏切が閉まっていない状態であっても列車が発車してから停まるまでの間はずうっとケーブルが動いているのです。よく考えれば当たり前の話なのですが、実際に現場を見るとちょっとびっくりします。
 踏切道で鋼索は軌道の中央の溝に通されているため、列車が発車して停車するまでの間、その溝の中をずっと動いていることになります。

 通行する踏切道ですが、ケーブルカーのレールに沿って付けられているため,踏切道自体が横に傾いています。慣れていないと前述の溝と相まってかなり怖い思いをしながら通り抜ける事になります。

傾いだ踏切道
 傾いだ踏切道
 決してカメラが傾いている訳ではないし、斜めから撮影もしておらず、道が傾いているのである

 おまけとして鉄道ファンならこの場所で絶対写真を撮ると思われるのが,この踏切のすぐ横で上りの車両と下りの車両がちょうどすれ違い様に並ぶ状態になる事です。私は偶然撮影した瞬間がこの下の写真ですが、まるで撮影会のために車両が並べて停められたかのごとくきれいに踏切のすぐ横で並びます。

すれ違う上りと下り
 すれ違う上りと下り
 まるで撮影会の写真のように踏切横できれいに並ぶようになっている

 乗ってゆったりするもよし、踏切横で見物するも良し。楽しいケーブルカーだと思います。

高層マンション

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 別の件で取沙汰されている高層マンションですが、郵便局にとっても大変な事です。

【マンション新築】

局員A「なあなあ、○△にマンション何棟か建つみたいやで。」
局員B「え?何世帯ぐらいやの?」
A「500世帯ぐらいちゃうかなぁ。」
B「げっ!なによそれ。1000人ぐらいは住むっちゅうことやんなあ。」
A「そう言う事になるんやろなぁ。」
B「やろなぁ、って、自分他人事やな。えらい。」
A「ワシの配達担当区域とちゃうんもん。」
B「うわ、そんなこと言いよる。こんな事言うとったっちゅうて転居担当の奴にチクったろか。」
A「え?それは止めて。かんにんや。」
B「ほな、割るとき手伝ってや。」
A「え?それも堪忍や。」
B「ならぬ堪忍、するが堪忍っちゅうて、あきらめや。」
A「うわ〜、言わなんだら良かった。」
B「口は災いの元ってな。」

 掛合漫才はともかく、大型のマンション物件が完成間近になると郵便局は大忙しです。
 まず、転居届が同一地域に山のように届けられます。同じ住所の棟番号と部屋番号が違うものが大量に届きますので細心の注意を払って処理します。
 届け出の中で始末に悪いのは部屋番号が書いていなかったり、棟番号が書いていないためどの建物に入居か判らない場合があるのです。転居の処理担当はこれらをいちいち確認して確定して行きます。特に完成の1ヶ月前後は山のように転居届けが来るそうで、処理の負荷が大変高いそうです。
 転居には世帯の全部と一部の指定があり、同一世帯内の特定の人の郵便物だけ転送するように指定がされていると転送元の郵便局が正しく処理してくれていないと配達局側に「郵便が来ない!」と文句が来ます。

 また、配達も大変です。同一住所で末尾に付く棟番号と部屋番号が違うだけの大量の郵便物が集まる事になります。500世帯ともなると1日1000通ぐらいは覚悟しなければなりません。マンション1区画だけで、通常郵便物の何%かを占める訳で配達処理も大変です。一般郵便物は集合ポストに放り込めばよいのですが、問題は書留、配達確認、小包などの受取サイン等を必要とする郵便物です。
 仮に10世帯に1通あったとしてもマンション1区画だけで50通あります。広い範囲で50通ではないのでマンション内をうろうろし、最近はセキュリティが厳しいため,エントランスまで戻って毎度毎度呼び出し、在宅確認をしてから排他須崎の部屋までエレベーターに乗ったりして向かいます。
 すなわち大規模マンションが建つ事で、同一住所の非常に狭い地域でかかる配達の時間が極端に長くなってしまう訳です。当然他の配達世帯にも影響が及び、どんどん遅くなります。

 マンション専属で一人張り付いても良いぐらいなのですが、なかなか経営の合理化だか人員削減だか知りませんが、そう言う訳にも行かず、マンションが建つたびにマンション以外の一般世帯に配達が遅くなるしわ寄せが来る事になります。

 このブログ、大規模マンションにお住まいの方がご覧になっているとすれば、郵便局は「かなり」がんばっていると思ってやって下さい。

さむいです

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  寒くなってきました。寒さ計(笑)を作ってみました。

IC温度計
 IC温度計
 LM35Dを温度センサーにした温度計
 2つ並んだTO-92パッケージのうち左がLM35DZ、右がμPC1093J
 ブレッドボード上で組んでいるのでmVオーダーの信頼性は低いと思う

 PICツールボックスに組み込んだ秋月のPIC-ADCデータロガーキット(通販番号 K-00108)に付属していた温度センサーLM35DZですが使う機会がなかなか無く、ちゃんとした組み込みをしていなかったので、温度計としての本望を果たしていただこうと回路組みしました。

 回路は非常に単純です(回路図)。0℃〜150℃までの範囲を計る事の出来る摂氏直読式センサーであるLM35DZは温度出力を10mV/℃で出力します。しかし、このままでは電圧が小さいためPICの内蔵A/Dの10bitレンジでは精度が悪く実用に堪えられないため、実用範囲いっぱいまでに出力電圧範囲を広げるためにオペアンプで増幅するします。
 LM358を使用して5倍に増幅し、50mV/℃として測定します。

 10bit-ADCを利用して測定した電圧を測定し、温度へ変換します。変換する際にレンジ最大値のVREF+を安定して供給させるためにVDDの+5Vでも良いのですが、ここはTL431互換のμPC1093J(TO-92)を使用してVREFの基準値として参照させます。μPC1093JはKとREF端子をショートさせて正電源に、AをGNDに接続することで無調整で非常に高精度の基準電圧として利用できる電圧を発生させます。データシートによると標準値は2.495Vを得ることができますのでこれをVREFとしPICのRA3に入力します。

 測定ルーチンではA/D変換した値を32回測定しそれを平均化した値を利用する事で、ノイズを押さえ込みます。その分精度がある程度犠牲になりますが、元々LM35Dも0.5℃程度の確度ですので気にしなくても大丈夫でしょう。
 計算ルーチンは整数演算で工夫することなく、楽をしてCCS-C(PICC)の浮動小数点演算を利用してしまいました。これは使用しているPICがPIC16F88とROM容量に余裕があることで、プログラムメモリにあまり気にせずに浮動小数点演算ライブラリを組みこめたからです。16F818などで実現するには工夫して整数演算をして表示までさせる必要がありますが、今回は楽をさせてもらいました。

 VREFの電圧値2.495Vが(2^10)-1、すなわち1023に相当しますので、計算式としてmVを得るには
 V(mV) = ADC * 2495.0 (mV) / 1023.0
 と、なります。さらに温度の値はセンサー出力が50mV/℃になっていることから
 TEMP(℃) = V(mV) / 50.0(mV/℃)
 と、求めることができます。この得られた数値(浮動小数点値)をprintf()関数で書式を指定して出力します。

測定温度の表示
 測定温度の表示
 秋月のデジタル温度計(通販番号M-01063 )と比べると約0.5℃の差

 
 次はダラスセミコンダクターのDS1820を使ったものに挑戦したいですね。デジタルでダイレクトに温度情報が出てきますので、途中のアナログ回路による揺籃がありませんので、より確度の高い測定が出来ます。
 もっとも50℃までなら秋月電子からLR44一個で動作する完成品があるので、今回参照用として使用したそれを使えば苦労しなくて済むのですが、そこはそれ、苦労するのが楽しいなっと(笑)

 今後は外付けEEPROMでデータを保存させてシリアルで吸い出しが出来るようにしたいものです。え?それは秋月のデータロガーと同じかもって?それは言わないで〜。

 比較的近年できたオーディオショップ。またまた電子工作とは関係ありません。

逸品館
 「逸品館」1号館

 AV間連の新品及び中古機器の販売をメインとしている株式会社逸品館の1号館です。
 1号館はオーディオアンプ類やアクセサリーなどの新品を、2号館では中古やアウトレット等を、3号館は試聴室ありと、かなり力が入っており、近年下火になっているオーディオショップとしては異色の存在と言えます。
 全ての店舗は日本橋4の交差点から西へ向かう路上にあり、3店舗が並んでいる訳ではなくそれぞれちょっと離れています。

 しかしメインはやはり中古・アウトレットでしょうかねぇ。いやいやハイエンドオーディオか。河口無線やアサヒステレオセンターとはちょっと趣が違います。

 貧乏電子工作人はなかなかご用立ての無いお店です。ハイ。

支社はどこだ

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 絶対に営業マンの口実に使われていると思います。

茶房「本社」
 茶房「本社」

 いや、本社ですよ。支社や営業所があるのか知りたい。
 なんとなく24時間レストランの「さぼーる(茶房留)」や雀荘の「役員室」に通ずるものがあるような気がします。

 行き先掲示板に「本社」って書き込んでここに居る営業マン。絶対居ますよ。
 もっとも大阪に本社があって、営業所等がこの喫茶店のそばにあるんであれば問題ないでしょう。別に(自分の会社の)本社に行っていても不思議がられない状況であれば絶対使っていると思うんですよね。
 電話で「いま、どこ居るん?」「はい、本社です。」絶対違和感が無いです。本社の人間が電話して来たらモロバレです(笑)が、使えそうです。行っている事は間違っていませんので、相手がどう取ろうと・・。

 本社で一服(コーヒーつき)。

からい?

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 からい料理と言われると、なにが入っているか想像付きますよね?

からい
 「からい」

 ま、普通は「からい」と言われると「辛い」であって、唐辛子や胡椒の刺激の強い辛味を指します。
 しかし大阪は塩味が強い場合でも「塩辛い」と言わずに「からい」と表現します。すなわち、「このみそ汁からいわ。」というと唐辛子が入っている訳ではなく塩味がきつすぎる事を指す訳です。

 上図のように「からい」に対して大阪では「鹹」の文字をつかい「鹹い」と使います。
 「うわ、からいで、これ?」は塩味がきつく「鹹い」で、もうひとつの「辛い」は「唐辛子辛い」とか「胡椒辛い」と表現するのです。わさびの場合は「きつい」でしょう。
 大阪では「からい=塩辛い」がデフォルト表現です。お間違えのないように。

シフトした時間

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 大阪市中心部、しかも堺筋を通っていると突然現れる旧家の建物。

旧小西家住宅
 旧小西家住宅
 現在はボンドG17や木工用ボンドでおなじみのコニシ株式会社の管理となっている

 薬種業を営んでいた江戸時代の安政3年(1856)に小西屋として創業し、明治時代(明治36年)に建てた建築物で、大阪の表屋造りの様式をした商家です。重要文化財に指定されていまして、近代大阪の重要な建築物として残され、現在はボンドで有名なコニシ株式会社の旧本社として保存・管理されています。

玄関
 玄関の風情
 看板にはコニシ株式会社の文字がある(旧本社)

 最初見た時は「えらく古い建物やなぁ。」でしたが、玄関先には「コニシ株式会社」とあり、「え?ボンドの会社やん?」とかなり衝撃を覚えました。現在のコニシ株式会社の礎を築いた薬種商としての小西屋がこの建物だった事がわかると納得しました。
 薬種問屋の集まりだった道修町に残された貴重な建物です。

ドメイン無し

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 思わずドメインがあるのか探しました。

加島ドットコム
 食彩館「加島ドットコム」

 おかしいとは思っていたのですが,思わずhttp://www.kashima.com/をたたいてみました。全く関係ないです。
 鹿島建設は「かじまけんせつ」と読みますのでこちらはhttp://www.kajima.com/になり、ちょっと違います。

 これは一時流行った(?)お客がたくさん来て「どっと混む」をひっかけて、つけた名前ではないかと上記のURLアクセスをしてから気付いたのです。やられた〜!
 で、実際の「加島ドットコム」はというと、市場の小売店舗がスーパー様に営業をしているというタイプの店舗で、個別会計が要らない市場といった方が良い感じのスーパーマーケット様の店舗です(旧加島ストアー)。ですんで、市場と同じく日曜日が休みとなっています。

 Googleで検索すると、「加島ドットコム」そのものよりも、2Fで開業されている歯科医院の方がよく引っかかります(笑)。でもサイト内で売り出し中のチラシが見る事が出来るので、これは便利かも。
 また、近くに新生・貴乃花部屋の大阪宿舎があるそうです。へぇ〜。

無くなる郵便物

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 配達完了をしたはずなのに未着という申請がくる郵便物が後を絶ちません。

【届いていない】

客「すんません、郵便物が届かないんですけど。」
局「はい、何所から差し出されたどういった郵便物でしょうか?」
客「○×信販のカードなんですが。」
局「それは本人指定や書留等でお出し頂いているものでしょうか?」
客「ちょっと分からないんですけど。」
局「すこしお時間をいただければ配達員に確認して分かればご連絡させて頂きますが。」
客「お願いします。無いと困るんです。」
局「では、お時間頂戴致しますが、結果を必ずご連絡させて頂きますのでお待ちくださいませ。」
客「よろしくお願いします。」

 で、配達員に確認を取ります。局から配達員に連絡用の携帯電話等は支給されていませんので、局へ戻るまで待たなければなりません。

受付員「▲■の○×さんやねけど、カードが届けへんって連絡あってんけど配達した覚えある?」
配達員「ん〜、信販会社からのやつかな?ポスト入れたで。」
受「ポスト入れたってことは書留とちゃうん?」
配「そうそう、普通郵便やったで。親展とは書いてあったけど。」
受「あかんやん。それ。」
配「そう思うけど、こっちとしては本人確認や書留の受取確認無い郵便やしねぇ。どうしようもないで。」
受「ん〜、お客さんに連絡するわ。気ぃ重いな。」
配「ま、そう言わんと。差し出し側が不注意やで。」

 と、クレジットカードを大胆にも普通郵便で送って来るところがあるようで、マンションの集合ポストに投函された後で無くなっているようです。これはどうしようもありません。

局「お客様宛ての信販会社からの郵便物の件ですが。」
客「ありましたか?」
局「いえ、確かに○月×日にマンションの集合ポストに配達したようです。」
客「私受け取ってないんですけど。」
局「普通郵便で親展と書かれていたようですのでそのままポストへ入れさせて頂いております。書留や受取人指定のものであれば直接お渡しするのですが、普通郵便だったようです。」
客「どうしよう・・。」
局「申し訳ございませんが、配達先の受取ポストに投函した後は局としてはどうしようもできませんので、これ以上はご容赦ください。」
客「あわわわ。」
局「では、失礼致します。」

 今まで,何度か紛失の原因を書いてきましたが、大体集合ポストに投函した後に本人がポストを開けて取り出すまでの間に第三者が抜き取ってしまっているとしか考えられない例が非常に多いのです。
 無くなる郵便物の多くは
 ・クレジットカード、キャッシュカードなどのカード類
 ・銀行や金融機関等からの郵便物で個人の信用情報が記載されているもの
 ・公共料金の請求書等で信用情報・信用証明として利用できるもの
 ・保険証・各種免許証などの身分証明に使えるもの
 ・上記以外にも役所から送られて来るもの(税務署を除く:笑)
 ・コンサートや飛行機等のチケット類
 ・金券などの換金できると思われるものが入っていると推測できる郵便物
 ・当選発表前のくじ付き葉書(年賀、暑中見舞いなど)
 ・現金や有価証券の入いった封筒(書留ではない)
 と、お金が絡んで来るものばかりです。普通郵便でクレジットカードを送りつけて来るなど言語道断ですが、役所から保険証が送られて来たなどの場合でお届け時に不在なため、不在通知をいれた場合、その不在通知が取られて知らない誰かが受け取ってしまっている場合もあるようです。
 特に現金の入っている封筒はどうやって探り当てるのか、ポストの中から無くなってしまいます。もちろん現金書留ではなく普通郵便の中に入れて送ってしまう場合です(この場合は補償が全くできません)。配達員が詐取している事も一部報道等で流されているので全く無いとは言い切れませんが、一般業務で普通の常識ある配達員であれば、あり得ない事ですのでこれは除外しましょう。

 郵便で大事なものを送る場合。特に信用情報やお金に絡んで来るものを送る場合は必ず書留で送りましょう。簡単に第三者が出入りできるマンションの集合ポストの危険度は大変高いため、普通郵便で送ると鵜の目、鷹の目で探っている悪意ある目敏い人たちが持って行ってしまいます。
 郵便局の役務は受取ポスト投函までです。大切な郵便物を盗られないようにポストはしっかり管理しましょう。

 ちなみに郵便約款では
 第14条(現金及び貴重品の差出方法)
 現金又は次に掲げる貴金属、宝石その他の貴重品を郵便物として差し出すときは、一般書留とする郵便物としていただきます。
 と、あり、一般書留の指定などに対する記載があります。
 もちろん貴重品は書留で出すのが確実です。

小物工具(#14)

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 さすがに二輪で日本橋へ行くのには寒い季節になってきました。山に行くよりは暖かいですが。

ICエキストラクター
 ICエキストラクター
 共立電子産業シリコンハウス3Fで購入

 いわゆるIC引き抜き工具なのですが、サンハヤトから出ている物は頑丈そうで、しかもある程度の範囲のピン数に合うように工夫してあります。引き抜き感もガッチリ・シッカリしているので、安心して使えます。引き抜き動作時に真上に引き上げる形で動作するからです。今まで怪しい小物工具を紹介しておきながらなんですが、ちょっと触手がのびない対象でした。

寸法関係
 寸法関係
 18pinまたは20pin程度のDIP 300milデバイスにはちょうど良いようだ

 しかし、仕事ではなく個人で「使うのは、18pinのPICメインなだけどなー」となると、ちょっと引いてしまう金額の工具なのでモヤモヤとしていたのですが、シリコンハウスのレジ横で「おっ!」と見つけました(商売うまいなぁ)。幅もどう見ても18pinか20pin用。造りのチャチさはさておき、とりあえず価格につられて購入してしまいました。

引き抜き動作
 引き抜き動作
 デバイスの両端に引っ掛けて引き抜くのでだいぶ楽になる

 で、使ってみるとなかなか。コツは要るもののICソケットとデバイスの隙間にマイナスドライバーを突っ込んでこじって抜くと言う野蛮な行為に比べると、はるかにスマートに抜けるため、なかなか満足しています。

 まぁ、ピン数限定で使う分にはちょうど良いので、久々にアタリを引いた感じです。
 琴線に引かれて購入しようと思い立った人、つくりはかなりチャチでヤバそうな感じなので、実物をじっくり見てから考えるのがお勧めです。かなり「ウソっ!?」とか、「これは自作できるで!」と言われそうです。実際そんな感じしますんで(笑)。

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