新幹線公園

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 摂津市にある新幹線公園に行ってきました。

新幹線公園
 新幹線公園の看板

 「大阪アホげな小発見。とか」で紹介されていた新幹線公園に行ってきました。
 (「鳥飼の眠たいネコ」と、「『EF15 120』の銘板、木製や」で記事になっています)

 看板にあるように、毎月第2と第4の日曜日、朝の10時~12時および14時~16時に車両内部の公開があります。外から見るだけではつまらないので、ぜひとも運転台や車両の中も見てみたかったため、公開日にあわせて行きました。
 子供連れの家族の方が数組、みな男の子が運転台を占有してガッチャガッチャと壊れそうな勢いでレバー操作をしていました。いや、大切に遊んで欲しいのですけど。
 その他、鉄道ファンと思われるグループもいらっしゃいました。

0系
 0系(21-73)
 昭和44年7月23日製造

 なつかしの0系の先頭車両(1号車)が屋根つきでポンと置かれています。
 公開日は客席や運転席にも入れていろいろ触ったり見たりすることができます。車両最後尾は金網で覆われているものの開放されています。また、トイレ類は締め切りで入ることができません。使用されると後の処理が困るからでしょう。
 客席は自由に座れて、喫煙以外は節度ある範囲ならば飲食可能です。
 お弁当持参で中で食べることもできるので、これを楽しみにしている方がいるかもしれません。

非常口
 新幹線の非常口

 この車両には非常口がつけられています。
 実際に操作して開くことは出来ませんが、非常口つきの車両というのは0系でも後期車両以後、現在は設置されていません。

運転台
 やっぱり運転台
 クリックすると拡大します

 運転台も公開されていて、ブレーキレバーがありませんが、ノッチは操作できますし、スイッチ類などもいじることができ、子供たちは新幹線の運転手気分で楽しく遊んでいました。

 同じ公園内に電気機関車のEF15 120も展示してあります。

EF15 120
 EF15 120
 昭和29年9月7日製造

 いまとなっては「かなり」旧式の電気機関車です。当然ですが中に入れますので、電気機関車内の機器類も見れますし、運転台も座って操作できます。
EF15 運転台
 運転台のようす
 ブレーキレバーは無い

 新幹線の運転席はカワサキワールドでも体験できますが、電気機関車の運転席や内部機材を見ることができる機会は少ないのではないでしょうか。
 電気機関車の中は制御のための電気設備(リレーや抵抗器など)でみっちりとなっています。通路も設けてありますが、メンテナンスのために通るだけの非常に狭い通路でした。機材の隙間に通路があると思ってもかまわないぐらいです。

 大阪アホげな小発見。とか、でも懸念されていましたが、どうやら銘板類を始めとして盗んでいく不貞な輩がいるようで、EF15の銘板は1枚を除きすべて木製で復元。製造元の三菱重工の銘板も1枚は木製になっていました。まったくもって不届き千万です。残っている銘板もねじを外されているものもあったりして、風前の灯状態です。
 コレクションするのか転売するのかでもするのでしょうが、いくら欲しかろうが盗んではだめですね。

 新幹線の客車内、すわってゆっくり出来るのは良いのですが、当然のことながら空調はありません。まだ、それほど暑くありませんでしたが、夏場に行くと地獄の状態ではないでしょうか。
 職員の方が公開中は待機されているのですが、夏場や冬などの厳しい気候のときは堪えると思います。ご苦労様です。

 また、機会を見て弁当持参で行って見たいと思います。もちろん夏が本番になる前ですけどね。

コメント(4)

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昔、浩平がチビのとき、自宅から自転車でここまで来ました。
20年以上前ですな。
写真が残っているはずです。
中に入れるなんて知りませんでしたよ。

外から見るだけだと行く気にはならなかったと思います。

しかし、自転車でここまでですか!
淀川河川敷でずっと走ると近いとは思いますが、相当ありますよ…。川も越えないとダメですし、その気合に平伏いたします。

中で弁当食べられる感じなんですね。
あの、水了軒の弁当を持って行って食べたいところです。
もう…かなわぬ話ですが。

私が行った時は中で発泡酒を飲んでいる方々がいました。もちろん粛々とです。騒いだりこぼしたりするとつまみ出されるかもしれません(笑)。

展示車両車内の座席もそのまま座れます(5列シートですが)ので、中でお弁当を食べて、0系新幹線気分を満喫できること間違いありません。

水了軒は大阪駅に出店が出ていて、だんだんと隅に追いやられていたので気にはなっていたのですが、終了というのはなんとも悲しいことです。
最近は車内で飲食すると近郊列車ですが長距離運行のボックス席をもつ新快速や快速でも、なんとなく嫌がられるようですから、時短とともに人の情けも薄くなったと感じます。

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このページは、なんぎが2010年5月 9日 23:57に書いたブログ記事です。

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