星に願いを

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 ディズニーではありません。

大阪駅の七夕笹飾り
 駅の中の七夕笹飾り(大阪駅)

 星の見えない駅舎の一角で願いを吊るす笹飾りがおかれており、皆さん思い思いの願いを書いてつり下げられていました。

 笹は精霊である祖先の霊の依代であり、そもそもはお盆の行事の一つだったのです。
 現在、旧暦で行われていた七夕(旧暦7月7日)が新暦の日付に、お盆(旧暦7月15日)が旧暦の日付を新暦に換算した8月15日へと別れてしまい、別々の行事として執り行われるようになってしまっています。
 旧暦7月7日は立秋よりも後の日付である事から、七夕の季語は実は秋なのです。

 元々は月齢を元にした日付を用いた旧暦の行事ですので、7月7日は上弦の月となり、夜半には月が沈んで暗い夜空を見渡せて星に思いを馳せる事ができたのですが、新暦では月齢が一定ではないため、明るい夜空になってしまうことがある上に、梅雨の時期に重なっている地方が多い事からあまり天気のよい日では無く、夜空を見上げても星が見えない日の方が多い時期となってしまってい、今年も残念な状態となってしまいました。

コメント(2)

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そうなんですよ。
で、7月7日って「雨」が多い。

この新暦・旧暦による季節の違い、子供たちにちゃんと教えているのかっと。

晴天率は20%ぐらいだったと記憶しています。
旧暦だと50%以上だったはず。

もともとは中国の太陰太陽暦を採用していたのですが、暦は陰暦で、季節の節目は太陽暦でというちゃんと季節を確かめることができる暦だったはず。新暦一辺倒では日本の良い所が体感できないとおもいます。ちゃんと子供たちに伝えてあげないといけませんね。

ちなみに我が家は陰暦のカレンダーがあります。

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このページは、なんぎが2011年7月 7日 20:00に書いたブログ記事です。

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