USB DAC 続き

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 日曜日が雨で外に出られなかった事から作業に集中できました。

DAC 後部パネル
 USB DAC 後部パネル

 わけありケースのパネルはちょっと薄いので、TA2020-20アンプのときと同様に2mm厚のアルミニウム板を切り出して穴あけ加工をします。この機械加工の時間がいちばん面倒くさいというか、時間をとられます。
 卓上ボール盤でガイド穴を開け、径を大きくして明け広げていき、最後はテーパーリーマーでさらに目的の寸法に広げます。
 丸穴ならそれで済むのですが、電源のインレットやヒューズホルダー、電源スイッチなどは四角や異型の穴なのでガイド穴を数箇所に開けてコッピングソーで切り抜きます。当然ですが寸法どおりには開ける事ができませんのでヤスリで仕上げ。ゴシゴシと削って削りかすだらけになります。穴開け加工のボール盤で穴あけする段階で切子も飛び散りますので、加工が終わった後はテーブル上の金属くず掃除が大変です。
 レーザー加工機が欲しくなるくらい面倒です(笑)。

 端子類はUSB_DOUT2706のUSB Bコネクタ、アナログオーディオL/Rと、後続のデジタルオーディオシステムへのS/P DIF信号を出しました。電源の部品類とあわせると結構詰め詰めの状態です。当初、端子類のパネル裏オフセットを確保して筐体内にレイアウトできるか心配でしたがなんとか収まりました。

USB DAC内部
 筐体内部の配置確認
 後部パネルの端子類やフロントパネルのボリュームとの位置関係や配線長を確認

 まだ、フロントパネルとボリューム周りの配線をしていませんが、それぞれの配線長を確かめて線材をつけてみました。QIコネクタを使用して基板から信号線や電源などを取り出し、後部パネルの端子群へ配線をする予定です。
 各基板類も5mmのスペーサーでネジ止めの予定ですので、ベースのアルミ版へ穴開け加工もしなければなりません。こちらは現物合わせになるので面倒くさい作業が予想されます。

 パネルの塗装は仕事が終わって家事が済んでからの夜半から開始が必然、なのでちょっと憂鬱です。また、何度かに分けて塗装しますので前の塗装が乾いてからでないと次の塗装ができないので終わるのは夜中かも。寝る間も惜しんで...というのは辛いところ。

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このページは、なんぎが2012年3月 8日 12:00に書いたブログ記事です。

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