DACユニット つづき4

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 まだ引っ張ってます(苦笑)

レベルメータ前処理回路
 レベルメーター用前処理回路

 前回レイアウトまで作成していた絶対値回路+増幅回路をほぼ実装し終えました。
 写真では出力端子がまだ実装していませんが、前回の基板レイアウトのように左右別々に出すのは止めようかと思っています。1ピンだけのヘッダピンは安定した接続が怪しくなりますので、制御基板に合わせてL/R/GNDの3ピンにしましょう。

 レイアウト図を作成した時から微妙に変更があります。
 入力がL/R入力のみだったのをL/GND/GND/RとGND接続を追加。
 後段の増幅回路のR9、R10を20kΩから100kΩに変更。これは入力ソースであるUSB_DOUT2706kitのDACであるPCM2706アナログ出力が0.5vを基準として上下最大0.5Vということが判明し、レイアウト図に記載の抵抗値20kΩでは+5V一杯に振るにはゲインが足りないためです。
 また入り口のDC成分除去のコンデンサをバイポーラのMUSEへ変更。音質がどうのという事は全くないのですが、たまたま手持ちであったため使用。取り付けネジと干渉しそうなので位置もずらしました。さらに電源のデカップリングコンデンサも100μFから470μF/16Vに変更しています。

 まあ、音出しには直接関係の無い回路ですので、まずは本道のUSB DACの出力を仕上げて行こうと思います。I-Vおよび平衡〜不平衡変換基板は、デバイスを載せていない状態での通電チェックは完了していますので外に出すための音声信号のRCAジャック出力端子をケースに取り付けなければなりません。

制御基板
 制御基板

 一方こちらは電源分岐および制御担当の基板。
 搭載MCUはATMega328Pの予定でファームを開発中で、I2Cを使うため、TWIモジュールを使いこなす必要があります。
 しかし、制御のためのとはいえコネクタだらけ。
 下段左から、+5/+3.3VのDAC_1792_Bへの電源出力、+5V入力、+3V入力。
 続いて液晶制御のデータ線と制御線(10p)とバックライト電源(2p)。
 MCUソケットの左はリセットスイッチ(多分不要のはず)。
 アナログ前処理回路用の電源2p+DAC_1792_BへのI2Cインターフェース。
 I2Cのアドレス設定ジャンパーピンと、アナログ前処理回路からの入力(L/R/GND)とISPコネクタ。

 本当にワンチップマイコン様々です。しかしながら、28pのデバイスではまだ空きピンが残っていますので、さらに何かさせたい所。少なくとも表示モードの変更・選択のためのボタンは必要です。

 ファームウェアはまず、液晶ディスプレイのへの表示のための処理に取りかかります。アナログ入力をA/D変換し、その値に応じたレベルを液晶ディスプレイに表示して移動平均でレベルの減衰表示の予定ですが、いつに出来上がるやら。

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このページは、なんぎが2012年12月 6日 12:00に書いたブログ記事です。

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