大阪弁ではない

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 こてこてな大阪人なら言わないでしょう?

こてこて号
 JTB こてこて号

 ツアーバスのようなのですが、大阪なので「こてこて号」と付けられています。

 この「こてこて」なのですが、大阪弁代表のような表現に使われたのは比較的最近のようです。吉本芸人の東京進出が一役買っていたのではないでしょうか。
 もともと「こてこて」は数量·分量が度を超えていて、雑然としたりくどかったりするさまを指し、英語で言う所の「heavy」に相当します。すなわち大阪特有の言葉ではなく、元から全国区の共通語として使われていた言葉なので、あえて大阪弁的特徴というカテゴライズは違うと言えます。

 大阪人なら「こてこて」の大阪弁と言われるよりも、「ベタ」な大阪弁と言われる方が印象が良いかと。実際に子供の頃に「こてこて」という表現は大阪弁や大阪に対して使った覚えもありませんし、今の状況はどちらかと言うと違和感を感じます。
 もっとも「濃い」とか「ディープ」な意味ならその通りですが(苦笑)。

 「こてこて号」で何となく主張したい事は判るんですが、ツアーバスなら「ごめんやす号」の方が良いのではないかと。

コメント(2)

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「こてこて」はそういやあんまり子供の頃には言わなかったなぁ~

東京人から見た大阪のイメージなんぢゃないですかねこれは・・・

今の新生吉本新喜劇の影響も多いのでしょう。

子供の頃に見てた、京やんが全盛期の頃の新喜劇とは全然違いますね。

新喜劇、岡八郎や花紀京の出ていた頃の方が「えげつない」中にも「品」がありましたが、いまの新喜劇はやかましいイメージが強いですね。
脚本制作者と役者の差もあるのでしょうが。

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このページは、なんぎが2013年4月 8日 12:00に書いたブログ記事です。

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