小物工具(#7)

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 なんだか電子工作から離れてきたような気もしないでもないですが。

スタビーラチェットドライバ
 スタビータイプ・ラチェット付きドライバー(新亀製作所製:定価980円)
 手前にあるのは別売りのビット

 だいぶ昔からお世話になっているがこの株式会社新亀製作所のスタビーラチェットドライバ(SUNFLAG No.192)です。これは付属の小さなビットでも十分なのですが、別売りの片頭ビットである程度長さがあるものを購入し、通常の用にも供しています。

 もともと、単車の移動時の手持ち工具として持っていたのですが、オフロードからオンロード主体に変わってしまったため持ち歩かなくなってしまい、電子工作の工具箱に移されてしまいました。予備でもう1つありますので、そちらは単車いじりの機械工具工具箱です。

 とりあえず、なんといっても便利なのはラチェット機構がついているので締め付け時や弛め時にドライバーを持ち替えずに連続して作業出来る事です。電動ドライバーの方が楽ですが、いまのところこれで十分な作業量です。
 また、通常の電動工具の規格のビットが使えますので差し替え式ドライバーのように破損した場合でもすぐに先端部分が入手出来ます。目的によって先を取り替えるといろんな作業に使えます。
 さらに、スタビータイプで小さいためかさばりません(移動時の手持ち工具の時は本当に助かります)。電子工作ではあまり関係ありませんが、単車の整備・修理時には以外とドライバーを作業する空間的余裕が無い場合があったりするので、スタビータイプのドライバーは大変助かりました。

 通常の+3〜+1のネジの作業ではこれ一本でビットを差し替えて使います。特に+3とか+2の大きいサイズのネジの作業には握り部分が太いためしっかりと力がかけられる上にドライバーのサイズが小さくて仰々しくなく、軽くて便利です。

 ホームセンターブランドでそっくりなものがあり、価格もかなり開きがある様ですが、私はこちらを使い続けています。今のところ多少無理な力を掛けた作業をした事もありましたが、故障や破損はなく、大変丈夫です。

 唯一の難点は帰宅後に夜中に作業している場合、ラチェット機構の音が大きくて、ラチェットを使わず作業するか、普通のドライバーで作業してしまう事ぐらいでしょうか。

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「工具つながり」ということで‥‥
昨晩、ガレージでは、「缶ビールの厚み」を酒のアテにいっぱいやっておりました。

http://blog.zaq.ne.jp/igarage/article/82/

 さすがにマイクロメーターは手元に無いですね。分解能0.05mmのノギスか、0.5mmメモリの付いているスチール尺しかありません。
 ま、機械加工では本職じゃないので、0.01mmあたりはテキトーに擦って削って擦り合せです(笑)。

 計るといえば、昔、仕事でレーザ−距離計のお世話になり、ミクロン単位でX-Yステージの移動再現性を測定した事があります。なにも揺れていないようでも、実際は数十ミクロン以下の桁はかなり暴れていて、機械の側を歩いたり外の車などの総合的な振動でじっとしていても常に揺れていました。除振機構を殺して測定器と対象物が同じように揺れるベースの上でやっとまともに測定できた覚えがあります。

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このページは、なんぎが2005年6月 5日 20:55に書いたブログ記事です。

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