牡蠣船

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 昔は季節の風物詩だったようですが、いまでは年中ここで営業されているようです。ランチもあるようで…。

牡蠣船
 牡蠣船(かき広)

 明治時代頃まで広島の牡蠣が季節になると、船でやって来て商いを始め、季節が過ぎると帰って行ったというかき船。
 始めは牡蠣を売っていたそうですが後々牡蠣料理を出すようになったとの事。それから後はこの写真のように季節ごとにやってくるのではなく係留されたまま年中営業をされる店も増えてしまい風情もなにもなくなったそうです。
 実際に広島の方でも牡蠣船はほとんど営業されておらず、わずかに残る船があるのみのようで、このような営業形態は時代に合わないのかもしれません。

 広島から船で季節だけに訪れたかき船ですが、係留して年中営業になり、陸へ上がって船を廃して店舗を構えるなど時代とともに変遷してきました。
 冬は牡蠣の季節と良く言いますが、実際は雪解け水が海に注ぎ込まれる晩春〜初夏あたりが一番美味しいとの話もあります。もっとも、高価になり私もあまり口にする事は叶わないのがちょっと残念な所でもあります。

[参考資料]
 牧村史陽編 講談社学術文庫 大阪ことば事典第13刷
 カキブネ【牡蠣船】 の項を参照

コメント(2)

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こんにちは

この近くにあった小学校にここのご子息が通学されてました
クラブ活動でご一緒してました

その跡地にまもなく商業ビルがオープンします

淀屋橋三井ビル
三井住友海上 大阪淀屋橋ビル

ここの西側に廃校になった「愛日小学校」の記念碑があります
一度ごらんになってください

私の通っていた幼稚園(私立)は廃園になり、今は住宅地で跡形もありません。

記念碑が残っているほど貴重な小学校だったのですね…。

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このページは、なんぎが2008年3月10日 12:01に書いたブログ記事です。

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