小物工具(#19)

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 やっと、コネクタ接点をまともに作ることができるようになりました。

エンジニアPA-09
 エンジニア PA-09 精密圧着ペンチ

 いままで、コネクタのコンタクトピンを大きいサイズの圧接工具やラジオペンチなどを使いながら、ごまかしつつ作ってきたのですが、満足のいく状態ではありませんでした。
 かといって、各コネクターメーカーから発売されている専用工具は「うぎゃー!」と叫びたくなるぐらい高額です。
 大は小をかねず、小さいもの相手に大きいサイズの端子用の工具をつかってもまともにはできません。

 シリコンハウスのブログを見ていると、どうも工具メーカーのエンジニアと共同で開発したようで、ハーフピッチサイズのコネクタ用のコンタクトでもきれいにできるという売り文句でした。
 「もう、買うしかない!」と奮い立ち、久々に高額の工具を購入しました。

XHシリーズ
 XHシリーズ
 日本圧着端子の2.54mmピッチのコネクタシリーズである

 製作を進めているバッテリー放電器ですが、電源の接続をコネクターで行うことにしたので、謳い文句は本当なのかこれを機会に試してみます。というか、そのために購入したのですが(笑)。

コンタクト完成
 コンタクト完成
 オープンバレルタイプのコンタクトピンが簡単に仕上がった

 いままでの苦労がなんともはや、笑わせてくれる状態です。かなり、きれいに出来上がっています。接続もばっちり。被服の押さえもきれいに出来上がっています。接続ワイヤはAWG28だったので1.4mmの部分でまず、被服を剥いた導線部分をかしめます。この状態でも線を引っ張っても全然取れる様子もなく導通もしっかりあります。
 念のため、半田を流して接続を確実にし、被服部分をかしめます。

 サイズに合った工具を使うと、いままでの苦労はいったいなんだったのかと思わせるぐらい、簡単に仕上がりました。工具はちゃんとしたものを使えという事ですね。
 しかしメーカ−純正工具、この工具より1桁上の金額します。なんでそんなに高いのかな、純正は。素朴に疑問に思います。

コメント(13)

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その圧着ペンチを共立でみかけて、10分近く悩んだ末に買いませんでした。
誰かのレビューを見てからにしよう、と。

結果的にその日はそのあと別のお店で散財して、気が付けば財布に紙幣がゼロ。
ペンチを買っていたらレジで大恥をかくところでした。
いや、ペンチを買っていれば散財はしなかったかもしれません。

さて、次に共立に行ったときに在庫があるかどうかですね。

ハイ、しっかり人身御供になりました。

シリコンハウスとデジットのどちらでも置いているそうですので多分在庫はあるでしょう。価格が価格なのでスキモノか仕事で使う人しか買いませんよ。
保証はできませんが(笑)。

私も圧着ペンチを購入したおかげで、最後の方の店の精算時に一瞬血の気が引きました。「足りる?か?あ、小銭追加で・・」と、こんな具合で(失笑)。
久々に散在しましたが、これはなかなかのスグレモノだとおもいます。耐久性については、これから使ってみないとわかりませんね。すぐ精度が落ちてしまうようでは困ります。

私とこでも、コレ、買いました。
あれこれ専用圧着工具を持っていますが、汎用で使えるか?
っということで買ってみたのです。
電線部と被覆部を別個にカシメなければならないので面倒です。
でも、まぁ、いいのじゃないでしょうか。
エンジニアにはこんな圧着工具があります。
http://www.engineer.jp/products/pa08_10_15/pa08_10_15_16.html

>電線部と被覆部を別個にカシメなければならないので面倒です。

 確かにそうです。仕事で作業となると2回圧着作業をするのは面倒ですよね。

 ご紹介いただいた別の工具、購入時に店員に勧められていたのですが、別の案件でハーフピッチのコンタクトピンを作業する関係上、多少手数はかかっても小さいほうに特化したものという事で現在のものを選択しました。
 大きいほうはいわゆる電工ペンチ(マーベル No.600-A)で作業しています。
http://www.marvelcorp.co.jp/line-up/denkou-penchi/
こちらも一発で2箇所ではありませんが・・・。

某ブログにTB (笑…

http://blog.livedoor.jp/siliconhouse/archives/50755826.html

はい、知りました〜!(笑)

いままでコンタクトの圧着が「かなり」面倒だったのでコネクタを敬遠していたきらいもあり、これでコネクタの採用に拍車がかかります。

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昼にシリコンハウスのブログ
http://blog.livedoor.jp/siliconhouse/
を見ていたら新型が出たとのこと。
写真で見る限りダイス形状が何だかいい感じです。

共立で旧型を買った人はエンジニア社が新型に交換してくれるということです。

おぉぉ、それは良い情報を頂きました。

確かにダイスの形状は良さげです。現状、不満は無かったのですが、早速、交換させてもらおう・・。

って、エンジニア、東成区の東今里ですか。どこかに近いような・・・(笑)

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うわ、本当ですね。近い近い。

ところで、このペンチ。
共立店頭でも交換してくれるということなので、
私はそちらに持ち込もうと思っています。

今日にでも、直に持ち込みでもって交換してもらえるか聞いてみます。
自転車ならすぐです。

> 自転車ならすぐです。
羨ましい・・・。

> 共立店頭でも交換してくれるということなので、
店舗でも交換可という事であれば、今度の土日にでも日本橋に足を運んで店頭で交換させて頂こうかな・・・。
善は急げではありませんが、こういう事って「そのうち」と思っていると放置しちゃうんですよ。自分が忘れるぐらい(笑)。

さっそくお昼に行って、交換してもらってきました。
担当者とあれこれお話し。
「デジット」はときどき行くのだそうです。

「これからもいい工具作ってくださいな」と言って帰ってきました。
そうそう、アンケート用紙への記入は必須ですので忘れずに。

うお!早っ!
よくよく見るとテスト販売版の最小ダイス幅が1.2mmだったのが、1.0mmになっているのに気づきました。これは1.5mmピッチのコネクタでも大丈夫そうです。うれしいなっと♪。

大阪企業ということもありますが、エンジニア、がんばってほしいですね。

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このページは、なんぎが2006年10月19日 12:01に書いたブログ記事です。

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