なんぎ: 2008年8月アーカイブ

関西夏休みパス

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 今年の夏はJR西日本から関西夏休みパスという商品が出ていまして、利用させて頂きました.

関西夏休みパス
 関西夏休みパス
 8月8日から24日のうちの1日を指定して利用(2,000円)
 実際の切符には赤線は無い

 先週の日曜日(8/24)に鉄道好きの連れとの企画ツアー(笑)。むちゃくちゃ長い区間を乗れる近郊列車の新快速「敦賀発網干行き」に乗ろうという、発想がそもそもむちゃくちゃな企画でした。
 とにかく自由周遊区間が広いくせに、切符の有効期間は1日ぽっきり。とても全部の路線を回る事ができません。仕方が無いので主な路線を一筆書きのように乗り継いで行く事にしました。
 大阪発で姫路以西もしくは敦賀までの区間を乗った上にその他の区間を乗り回すにはかなり制約が大きかったので経路組みに苦労しました.
 今回のお題目である敦賀発着の長距離運行の新快速ですが、なかなか都合の良い時間に姫路や敦賀にいるのが難しい事と、帰りの時間を早めに設定しなければならないことから以下のような経路となりました.

 05:58 大阪
  ↓ 大阪環状線
 06:18 天王寺
 06:20 天王寺発
  ↓ 阪和線・関空快速
 06:53 日根野着
 07:02 日根野発
  ↓ 阪和線
 07:33 和歌山
 07:41 和歌山発
  ↓ 和歌山線
 10:03 王子
 10:08 王子発
  ↓ 大和路線・快速
 10:23 奈良
 10:39 奈良発
  ↓ 奈良線・みやこ路快速
 11:26 京都
 12:00 京都発
  ↓ 琵琶湖線・北陸本線経由・新快速
 13:35 近江塩津
 14:03 近江塩津発
  ↓ 新快速
 14:16 敦賀着 で折り返し
 14:23 敦賀発
  ↓ 湖西線経由・新快速
 17:44 網干

 帰りは網干〜尼崎で東西線に乗り換え、北新地で連れと別れましたが、私はそのあと放出へ行きおおさか東線に乗車、久宝寺から大和路快速で大阪、その後大阪から尼崎まで戻って宝塚線にのり宝塚まで往復した後帰途につきました。
 そもそも、敦賀発網干行きの新快速に乗っただけで普通運賃3,890円なので、これに乗っただけで今回の切符の元をとってしまっています。全線を通常運賃で乗ると1万円を越えてしまいますので、元を取るどころか、たっぷりと乗らせて頂きました.

敦賀駅
 敦賀駅

敦賀発網干行きの新快速
 敦賀発網干行きの新快速

網干駅
 網干駅

 と、まあ一応行きました的証拠写真を撮っておきました。

クハ104
 和歌山線(クハ104)

和歌山線の運転台
 和歌山線の運転台

 乗った中で一番趣のあったのは、単線区間だった和歌山線でしょうか。和歌山〜王寺間だけで2時間以上乗ったままです。しかも無人駅が多いため、ワンマンのレールバスとほとんど変わりません。のんびりと移動する雰囲気を満喫させて頂きました.

 あとは敦賀〜網干の新快速。3時間以上も乗っているので新幹線で博多や東京へ行くのと変わりません.
 車内販売が無いため、飲食にはなんらかの持ち込みをしないと辛いですね。さすがに端から端まで乗っている人は居なかったのではないでしょうか。

 また、こんな楽しめる切符を発売してくれませんかねぇ、JR西日本さん。

大阪天満宮

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 大阪では天神様と呼ばれることが多いのです。

大阪天満宮 表門(大門)
 大阪天満宮 表門(大門)

 受験シーズンとなるお正月などはかなり学業成就のための参拝者が多い大阪天満宮です。冒頭でも書きましたが、天満宮というよりも天神さんと呼ばれることのほうが多く、すぐ横にあります日本一長い商店街である天神橋筋商店街の名前も天神の名が付いています。

 祭神はいわずと知れた菅原道真公(官公)です。学問の神様として祀られており、合格祈願などが主だった願い事として参拝される方が多く訪れます。

 この表門に方位図があるおですが、ちょっと普通の十二支方位図とは違っています。

方位図
 方位図

 十二支ですので北を子(ね)からはじめて下から見上げると左回りに丑寅卯辰巳午未申酉戌亥となります。
 本来の西の方角に当たる酉(とり)ですが鶏の絵ではなく、鳳凰が描かれています。

本社
 本社

 また、出世や人生の成功のための関門といわれる登竜門ですが、もともとは鯉が登ることで竜となるいう伝説に基づいたもので、実際の門を指す訳ではないのですが天満宮の境内には門そのものがあります。

登竜門
 登竜門

 本社横にある唐門なのですが、横の灯篭に竜が彫られており、通ることで竜となる故事に倣い登竜門と呼ばれているようです。

 シーズンオフ時(笑)は、参拝者がパラパラ程度なのですが、お正月は押すな押すなの賑わい。共通一次の直前ということもあり、絵馬に学業成就・合格祈願の願いを託して掛けに来る受験生が多くいます。またお守りも飛ぶように授与されて行きます。
 祀られた菅原公も大人数を裁くのも大変ですね。

盂蘭盆

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 旧暦のお盆に行う行事を盂蘭盆(うらぼん)と言います。別名、地蔵盆とも。

地蔵盆カレー
 地蔵盆カレー

 以前にご紹介した事のある珍メニューでクリーンヒットを飛ばし続けるまる虎ぽ〜ろの季節メニュー。
 その名も期間限定メニューで「地蔵盆カレー」。お盆の時の「盆カレー」に「地蔵」を足して流用した感じがしないでもありませんが(笑)。

 地蔵盆というと、祠の前でイスがおいてあったりして子供たちにお下がりが貰えるなどのイメージがありますが、本来の仏教にはその概念は無かったようで、経由してきた中国にて行われる中元節(旧暦7月15日)と儒教的考えの「孝」が反映されて合わせ混ざったもののようです。

 コピーに「おいしさ広がる21世紀のスタンダードカレー」盆カレーゴールド21とあります。
 大塚のボンカレー(ボンカレーゴールド21)と掛けている気もしますが、盆カレーの方の実態は相変わらず不明です。

 もれなく「生卵」「生スプーン」「生水」が付いているとのこと。「生水」よりも「生スプーン」が気になる所ですが、「生卵」をカレーの上に落として月見盆カレーと洒落てみるのも良いかと。

 ちなみに大塚のボンカレーの「ボン」は「盆」でも「梵」でもなく、フランス語の「bon」(英語ではgoodに相当)という意味で、美味しいカレーという意味に掛けています。決して地蔵盆などとは関係ありませんので、念のため。

道場(居酒屋)

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 さかなやの道場っていったい…。

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 まぐろ居酒屋「さかなや道場」

 道場六三郎(みちばろくさぶろう)さんの「みちば」ではないようです。やっぱり道場(どうじょう)。
 で、よくわからなくなるのが「さかなの道場」ではなく、「さかなや道場」なのです。魚屋が鍛えられる道場なのか、と。

 前回の続きです。って日本橋らしくないかも。

Jhcなんば店
 Jhcなんば店

 アワジヤ菓機の経営するJhc(Japan Home Made Cake Chain)なんば店です。

 で、何の店かというと自宅でケーキなどのお菓子を作るための食材までを含めた総合販売店です。
 道具屋筋近くなんさん通りにあるほうは機材メインでしたが、こちらはケーキなどを作るための材料専門となります。

 砂糖、乳製品、ナッツ類、フルーツ類、ジャムにチョコレート、粉やイースト、香料やゼラチンなどかなりの品揃えで、このお店でも三々五々お客さんが訪れていました。入手しずらいものも取り扱いがありますので、そのためでしょう。
 甘いもの(作りたい)好きにはもってこいの店かもしれません。

スプートニク

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 どちらかというとUFO饅頭。

人工衛星饅頭
 大吉屋の人工衛星饅頭

 人工衛星というよりは、形は空飛ぶ円盤のほうが近いです。
 今川焼き(太鼓饅頭・回転焼)の角が無く、まるで三笠饅頭(ドラ焼)のような饅頭なのです。

 創業が昭和33年。人類初の人工衛星スプートニクが衛星軌道に乗ったのが昭和32年。そう、まさにその人工衛星の名前を頂いてしまった和菓子なのです。え?和菓子?と聞き返されそうですが中身はちゃんと小豆のアンコ。
 値段も1個60円と大変リーズナブル。実際に撮影していた短い間に客足が途切れることなく三々五々買い求めるお客さんが訪れてきている状態でした。

ラーメン記念日

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 今から50年前に発売開始されました。

チキンラーメン
 チキンラーメン
 会場で配られていたもの

 今をさかのぼること50年、1958年の8月25日にインスタントラーメン第1号であるチキンラーメンが発売されました。
 発売もとの日清食品ではこの日を「ラーメン記念日」と制定し、毎年何らかのイベントをしていますが、今年は50周年ということもあり、根本となる梅田で「ラーメン記念日フェスタ in Osaka」と題してイベントを行っていました。

ラーメン記念日フェスタ in Osaka
 イベントの様子
 とりあえずみんな食べる

 イベント会場には梅田最後の屋台が置かれて雰囲気を出していました。残念ながらラーメンだけの屋台ではありません。戦後の闇市の中で出ていた屋台のラーメンの行列をみてラーメンをなんとか家で簡単に食べられないだろうかという想いがインスタントラーメンという商品の発明につながったのです。

屋台の展示
 屋台の展示
 梅田で最後まで引かれて出店していた屋台を譲り受けたそうだ
 現状は衛生管理と道路使用許可証の認可発行がネックで無理だろう

 で、大阪本社でも毎年行っていたのですが、この日に行われるイベントでは、必ずチキンラーメンを振舞ってくれまして、試食できるのです。
 今年はチキンラーメンどんぶりのミニでした。

出来上がり待ち
 みんな出来上がり待ち
 出来上がった後はおいしくいただきました

 会場の端にはラーメン発明記念館で行っているチキンラーメン手づくり体験の機材を持ち込んで実演をしていました。

ラーメン手づくり実演コーナー
 ラーメン手づくり実演コーナー
 実演中はごらんのように人だかりができる

 以前ご紹介した体験とまったく同じ、複合製麺から瞬間湯熱乾燥までその場で実演。抽選か何かで選ばれたお子さんも実演していました。

 とにかく、タダならなんでもという大阪的雰囲気の中で試食という名目でタダでチキンラーメンを振る舞い、袋物のイベント用のチキンラーメンも配っているという太っ腹ぶりが凄いといえます。もっとも3年保存できる缶入りのラーメンを大阪市、池田市、大阪府に災害などの非常食として役立ててもらうために相当量寄付したというところも、社会貢献を心がける会社ならではといえます。

 だいたい平日に重なるこのイベント、今回はお昼時でもあった仕事の通りがけに体験できましてラッキーでした。

オマケ
 オマケ
 イベントでラーメンを出食していたキッチンカーの運転手にはひよこちゃんが座っていた。

 撮って貯めておいたわけではありません。

阿部定(その1)
 阿部定(その1)

阿部定(その2)
 阿部定(その2)

阿部定(その3)
 阿部定(その3)

阿部定(その4)
 阿部定(その4)

阿部定(その5)
 阿部定(その5)

阿部定(その6)
 阿部定(その6)

 どれもこれも、実は同じ道のならびに続いて放置された物件たちです。
 どうやら歩道の拡幅を行った際に切り取っただけで処置終了としてしまったようです。さすがに穴はアスファルトで埋められていたりしますが、なんとなく杜撰さを感じます。
 これらの物件、150mほどの間に散在。太さからしてどうやら交通標識のパイプのようですが、それにしてもなあ。

無用な凹み

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 いやいや、本当は意味があるのかもしれません。

壁の溝
 壁の溝

 壁の途中に突然ある中途半端な溝。しかも壁全体にあるわけでもなく、これまた中途半端な高さまで凹んでいるのです。土台のコンクリートの凹みをごらん頂くと判るように、これはもともとの土台からこの形。
 と、いうことはトマソン化しているのは本当に壁に見える上のほうなのか。

双眼式

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 双眼式の潜望鏡と言うか、2眼のロボットと言うか。

換気塔
 換気塔

 芝田1の交差点にかけられた鉄道橋と歩道橋の隙間にある異様な形状の構造物。

裏から
 裏から
 うなじというか猫背というかなんとなくかわいい

 現在、大阪駅の北側にビルを建設中で、それに伴い大阪駅の北端を全面的に工事中になっています。
 つい先日、大阪駅御堂筋口と阪急中央改札へ向かう経路の途中にある歩道橋が付け替えのためか違う経路に移されたため、いままでじっくり見れなかった後ろ側が見れるようになりました。
 
斜め下から
 斜め下から

 手前に写っている歩道橋が現在通行止めになっているためこれ以上近くのアングルで撮れなかったのですが、どのような形状になっているかはお判り頂けるかと思います。

 とにかく、必然性があってこの形状になったのかもしれませんが、どうみてもトマソン物件。用を為しているのでしょうが、形状にその技術的な理由が見出せません。左右で別々(吸気と排気)というわけでもなく、どちらも同じ口なのです。下を向けても良いような気もするのですがなぜか一方方向の横向き。
 なんとなく岡本太郎の作品に見えます。顔はついていませんが。

 ちょっと読むのに難ありですが、ふりかなついてます。

ラウンジ「物集来」
 ラウンジ「物集来」

 物が集り来るで「ものすき」と読ませます。
 まるで付喪神(九十九神、つくもがみ)が大集合かという気がします。

 良く似た漢字表記のものに、京都に「物集女」という地名があります。
 これは難読地名で、「もずめ」と読むそうですが、ちょっとその音の組み合わせに至る思考が働きませんね。
 「物集」だけでも「もずめ」と読み、これまたややこしい。

 道具屋筋が近くにあるので専門店が並びます。

アワジヤ菓機
 「アワジヤ菓機」

 製菓・製パン機械器具専門の道具店の有限会社アワジヤ果機です。創業は昭和21年といいますので、古くからある日本橋の歴史を見続けてきた店舗兼会社と言えます。

 製菓・製パンといっても範囲が広いですよね。夏場は店頭の目立つ所にかき氷を作る機械(アイススライサー)がおかれています。しかも昔ながらのタイプで、大きな氷が上でぐるぐる回るタイプだったりします。もちろん手回しタイプもモーターで回す電動タイプもどちらも取り扱っています。
 これ以外にもパティスリーなんとかみたいな店を開業するために必要な道具や器具一式を総合的に取り扱っていらっしゃいますので、ちょっと家で凝った事をしようと思っている人にはなかなか専門店でもおいていない器具・道具の調達先となるのではないでしょうか。
 開業サポートもされているようですので、なかなか力強い味方になってくれるかもしれませんよ。

 どう考えても、落ちてくる確率が高そうです。

注意看板
 注意看板

 飛来・落下物注意。しかも上向きの矢印。
 上を向いた瞬間に直撃?

 なんとなく、落ちてくるのが前提の注意看板のようで、通るときにいや~な雰囲気がします。
 坂本九さんの歌じゃありませんが、だれも「上を向いて歩こう」なんていませんから。

チューリップ

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 花壇に咲くやつではなく、遊技台に咲く方です。

台のチューリップ
 台のチューリップ

 パチンコの発祥は名古屋(らしい)ですが、そのパチンコ台を大きく進化させた「チューリップ」は大阪人である鳴尾辰三による発明品だったのです。当時連発機の規制などにより客が離れていきつつある状況でなんとか取り戻せないかというパチンコ店の知人からの依頼で考案したそうです。
 それまでのパチンコの入賞穴は単なるポケットだったのですが、チューリップの開いて閉じる仕掛けで劇的に変わり、昭和41年に登場したチューリップ搭載機により業界は一気に盛り返したということです。
 ただし、鳴尾氏の初めに考案したチューリップは入賞後開いたチューリップは玉が入らなくても自動で閉じてしまう仕掛けだったようですが(実用新案第577757号)。

 このチューリップの特許は多くある発明家の傾向を示す例として見えてしまいます。というのも、発明できても実用化したり商売したりするのが鳴尾氏も巧くなかったようで、この実用新案そのものを人手に渡してしまった事から、彼の名前がパチンコ史の中を含めて表にあまり出て来ない理由の一つです。
 同じように大阪人で奇抜なアイデア(二股ソケット)で財を成した松下幸之助とは大変対照的と言わざるを得ません。

 [参考文献]
 扶桑社刊 前垣和義・先前 仁 編著
 大阪の大疑問
 平成10年6月15日発行

たぬき

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 ♪たんたん、たぬきの~。続きはお任せします。

タンタンたぬき
 喫茶「タンタンたぬき」

 なぜか狸(たぬき)はイメージ先行で愛嬌があるせいか、よくモチーフに使われます。もちろん店の名前にもよく用いられるのですが、たぬきといわれると化けて人間をだます、とか。お金がハッパに変わるとか。どうも店のイメージとしてはよくないものが想起されるのですが、なぜかよく使われています。
 泥水を飲まされるわけではないでしょうが、なんとなくしっくりときません。

 いや、歌の続きなんですが、ここは「金時計」としておきます。

またもやおかん

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 おふくろの店。の、関西版でしょうか。どうも多いようです。

おかんや
 神戸「おかんや」

 以前に「おかんや」という店をご紹介しましたが、やっぱりこちらも「おかんや」。
 おかん(お母さん)がやっているのでしょう。いや、そうじゃないかも。いや、やっぱりそうかも。

 うむむむむ。

戦争の跡

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 かなり有名なようですのでご存知の方も多いかもしれません。

住宅と化した高射砲台跡
 住宅と化した高射砲台跡
 写真では写せないがこの左奥にもある

敷地内に埋もれる高射砲台跡
 敷地内に埋もれる高射砲台跡
 上記写真の左置の茂みに埋もれているのがこれである

工場の一部と化した高射砲台
 工場の一部と化した高射砲台
 砲台の周囲を含めて基礎と化してしまいそのまま利用

弾薬庫への連絡通路の一部
 弾薬庫への連絡通路の一部
 ちゃっかりガード下と同じように住んでいる
 弾薬庫跡は外からはほとんど見えない

 陸軍の防空迎撃の要として高射砲台があり、戦後のドサクサで住宅化。現在も住んでいらっしゃいます。もちろん土地の所有者は大阪市です。
 まあ、いきさつはどうであれ、立派な軍事施設跡。さすがに高射砲はもうありませんが、砲台の基礎であるコンクリート部分はしっかり残っており、経た年月なりに完全に周囲の景色の中に溶け込んでしまっています。
 下手をすると、ちょっとモダンなデザイナーズ建築と間違われる可能性も(ないか?)。

 菅原城北大橋の北詰の延長線上にあるため、十三吹田線線の都市計画道路用地として調整区域に入っており撤去される予定にとのこと。しかしながら戦争遺構を保存する運動もあり保存を検討してもらうようにお願いしているようですので、残るか撤去かは、実際には行政の決定になるでしょうから、このまま残されるかどうかというのは微妙なところです。

 で、この高射砲ですが1944年に6基の八八式七糎野戦高射砲が設置。柴島浄水場や十三の工業地帯の防空にあたったとの事です。B29などの高高度爆撃機が日本に来るようになった時にはほとんど役に立たなかったかもしれまません。
 戦後に周囲にあるマンションの建設などで2基が解体。現存上記写真にある4基と弾薬庫などが残されています。
 こういうものを見ると、戦争はまだまだ終わっていないと感じます。

 やっぱり鍛え甲斐があるのでしょうか、ホルモンは。

本家ホルモン道場
 本家ホルモン道場

 出ました。本家です。元祖とか家元ではありません。
 道場なので修練しなくてはなりません。でも客が鍛えるのか鍛えられるのかはやっぱり不明。

 灘波にあるのですが梅田です。

梅田無線
 梅田無線

 なんさん通り。ほぼ灘波といっても間違いない場所にありますが、防犯カメラ専門店の梅田無線です。
 もう、店の前からカメラ、モニタがずらり。
 取扱商品もカメラ、レンズなど撮影側だけではなく、タイムラプスビデオなどの記録側も取り扱いして総合的な防犯対応ショップとなっています。
 最近はやりのウェブカメラも対応していらっしゃいますので、自宅監視に使ってみたくなった方にもよいかも。

 今年の夏もアツイですねぇ。

朝から入道雲
 朝から入道雲

 大阪では連日最高気温が35℃を超す猛暑日が続き、夜間の気温も25℃を下回らない熱帯夜が続きます。
 環境云々といろいろありますが、空調をかけなければ満足に良質な睡眠を得る事のできない状態となってしまっていますが、暑がりの私は空調プラス扇風機と、とても身体に悪そうな夜を過ごしています。

 徐々にではですが朝の暑さが緩んできて蝉の鳴き声もピークが過ぎたような気もしますが、まだまだ暑い日が続き、皆様も体調を崩されないようご自愛下さい.

どんなところか

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 ぶらいだる遊園地。って何だ?

披露宴会館の看板
 披露宴会館の看板

 ぶらいだる遊園地です。なんだかわけが判らなくなります。ぐるぐるとめまいがしそうです。
 で、さらに追い討ちを掛けるのが「未来の乗り物が登場!」。たぶんセグウェイかな、と思います。

 ダメ押しが「演出のオンパレード!」。って、そんなに派手派手しい演出の披露宴がしたいのかどうか。いや、私は絶対にイヤです。つつしまやかに静かに終わってほしいですよ。ゴンドラから下りてきたり、スモーク炊いてせり上がりで登場とか。いかに非日常のハレの日を演出するとはいえ、あきらかに行き過ぎだと思うのです。
 そんな演出は良いから、ちゃんと料理が食べれるんだろうな!と、思っています。
 え?単なる食いしん坊ですよ。ははは。

 いやあ、現地は大変です。できれば近寄りたくない(笑)。

臨時切符売り場
 臨時切符売り場
 切符販売機が別にあると思うと期待はずれ
 単純に良くある行き先の切符を出力しておいてあるだけだった

臨時の改札
 臨時の改札
 右からJスルー、イコカの入場、イコカの退場の臨時端末
 はたしてこれで本当に捌くことができるのか

 去る8月9日に開催されましたなにわ淀川花火大会を冷やかしてきました。
 とにかく16時ぐらいから人が三々五々集まってきまして、最寄り駅のJR塚本はともかく、阪急十三からも流れるように人が押し寄せてきます。そのほかの駅である阪神姫島なんかも大変です。花火が終了すると、JR塚本駅はホームで人が溢れて列車が遅延します。入場制限が掛かるので、JR塚本には入れず、他の駅となる十三や姫島、果てはJR東西線の御幣島あたりまで帰りの列車が埋まります。

 一大イベントなので地元関係各所はすさまじい思いをしていると思います。
 柏里商店街などの一部は早仕舞いして閉店の店もあるぐらいです。開催前後の大量の来場者を裁くことなんて絶対にできっこありません。

ミーティング中
 ミーティング中
 JRは塚本は最短の最寄り駅だけあって対策に苦慮しているようだ
 気温が高いので熱中症に気をつけ水分を充分に補給するようにと通達されていた

 で、肝心の花火。

なにわ淀川花火大会
 なにわ淀川花火大会

 今年は、開始時刻付近から雷雨。荒天中止なのですが雨天決行なのです。打上が始まる直前から大粒の雨が降り始め、途中小降りにはなったりしましたが終わり近くになるまでずっと雨。傘はご遠慮くださいとのことですので、雨合羽などで対応。の、はずなのですが、夕刻まで非常に天気がよく快晴でしたので誰もそんな雨が降る用意などしていません。浴衣姿で着飾ってきた方々、大変だったようです。
 とにかくハイライトの時間帯は全て雨。雷光が光る中花火鑑賞はよっぽどのすきモノか義務感が無ければ無理ですよ、絶対。天気次第とはいえ観覧に来た方、関係各所、運営されている方々、ご苦労様でした。
 来年もするのかなぁ。

キリンさん

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 動物園の人気者キリン。でも良く考え直してみると変な動物ですよ。

長い煙突
 長い煙突

 焼肉屋の煙突と思われます。
 どうみてもトマソン。
 1Fから取り出した煙を屋上まで運びます。しかもなんとなく真っ直ぐじゃない。何らかの理由があったのかもしれませんが、途中で伸びる方向をずらして上向きになっています。
 よく見ると上のほうで過去の設置跡のようなものが残されており、やっぱり一度設置後にクレームが来たか何かでずらして伸ばしなおしたような感じです。
 でもでも、これぐらいの移動でそんなに何とかなるかどうかは、すこぶる疑問です。

 微妙に気持ちの真っ直ぐでない煙突です。

重ね言葉

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 庭には二羽、鶏がいます。言葉がかさなると面白いです。

なら奈良館
 なら奈良館

 なら奈良館(ならならかん)です。説明する必要もありませんよね。
 どう考えてもこの重ね言葉に落ち着いた経緯が想像できません。単純に面白いからというのが一番の候補でしょうか。
 「なら奈良館ならでは」とかさらに続けたくなります。

 このなら奈良館ですが、実態は奈良の世界遺産を紹介するPRのための施設。

 そういえば、奈良って遷都1300年の記念イベントでの採用キャラクターが話題になりました。決着は付くのでしょうか。すでにもう3つもキャラクターが出てきて、今後も増えそうです。キャンペーンが終わったころにはキャラクターだらけになっているかもしれません。

つぎはぎ

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 手塚治虫のヒューマンコミックス(当初は恐怖コミックスだった:笑)を彷彿させます。

まるでブラックジャック
 まるでブラックジャック

 まるでブラックジャックの体というか顔のようです。
 全身つぎはぎ。しかも抜糸したあとのような補修後まであり、何がなんだか。本気なのか冗談なのかもさっぱりわかりません。

 壁を鎹で留めてあれば確実に手術跡ですが、残念ながら抜糸されてしまったようです。

 2008年7月8日に閉店・廃業した大阪名物くいだおれの現在です。

入口のシャッター
 入口のシャッター
 太郎の姿は無くシャッターも閉まっている

 満員御礼で閉店をした道頓堀「くいだおれ」ですが、現在はシャッターも閉じて幕が下ろされ、くいだおれ太郎もいません。
 写真のように、告知の看板、太鼓となにやら置き書きがあります。

書き置き
 書き置き

 くいだおれ太郎、やっと長期休暇をもらったのか「わて、旅に出まんねん」の書き置きの看板。
 ふと、上を見ると感謝の垂れ幕。

垂れ幕
 垂れ幕

 長い歴史を閉じる瞬間に立ち会ったのは不幸だったのかどうか、非常に悩ましい事です。

営業中の時のくいだおれ
 営業中の時のくいだおれ

灯の消えたくいだおれ
 灯の消えたくいだおれ

 ご覧のようにくいだおれの看板の部分がぽっかりと暗くなってしまっており、なにやら物寂しいイメージをよりいっそうあおります。
 経営者、従業員、また、関係者の皆様方、長い間ご苦労様でした。

 創業が昭和21年。日本橋の老舗なんです。

マサニ電気
 マサニ電気 e生活館(灘波店)

 日本橋からなんばより、なんさん通りにありますマサニ電気の灘波店です。
 生活家電なのですが、免税取り扱いや海外仕様の製品を取り扱っています。のぼりのソニーの中国語表記(索尼)がなかなか味があります。

 顧客の商圏として中国が大きなシェアを占めてきたのか中国語での応対もOKとか。
 5年間保証。修理回数・金額に制限なしというのも、パチモンの5年保証と違い、本当の5年間完全保証という対応も泣かせます。

またもや禁句か

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 以前に同じ名前の店をご紹介しましたが、またもや遭遇。

喫茶「くろんぼ」
 喫茶「くろんぼ」

 モーニングサービスの看板もかろやかに、強烈な店名です。
 あげつらうわけではありませんが、この店名でなにか問題を起こされる事は無いのか、見ているこちらがひやひやします。
 開き直っているのか、はたまた無神経なのか。

市バスも急ぐ

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 大阪の街中を走る大阪市バス。ちょっと急ぐバスがあります。

運行中の急行バス
 運行中の急行バス
 70系統西船町行きと91系統鶴町4丁目行きがある

 市バスと言えば、ループ運行を行う赤バスを含めて原則は各停のはず…ですが、大阪市バスに急行というのが一部運行されています。
 場所は大正区。交通手段があまり発達しておらず、市バスが市民の足となっているのですが、その分停留所間隔が短く非常に多いのです。市民の足としてその役目を全うするにはしごく当然なのですが、急ぐ人には大変まどろっこしい。日本一の歩行速度を誇る大阪人ですので、便利さに反して急ぐのもあります。
 で、大阪ドーム発の路線バスで鶴町4丁目行きと、西船町行きの2種類の路線に臨時便として急行バスが運行されています。

 急行バスの利用は平日の通勤に依る要因が多く、大正駅から離れた海岸沿いにいたる工業地帯への通勤に利用されるため、大正通りを主とした朝夕に運行されるバスの本数はハンパではありません。

鶴町4丁目発の時刻表
 鶴町4丁目発の時刻表
 朝の異様なタイムテーブルが利用者数を物語る
 夕方は4~6分間隔で運行

待機中のバス
 待機中のバス

 当然ですが、このように短い間隔で急行バスが運行される合間に通常のバスも運行されているため、バス停によっては1~2分間隔のタイムテーブルとなり、乗ろうとするバスのすぐ後で同じ行き先のバスが待っているという、数珠繋ぎの状態もしばしば。

急行専用バス停
 急行専用バス停
 西船町の急行専用バス停

 急行バスが運行されるバス停にはこのように急行専用のバス停が設けられているところがあります。
 もっとも、この西船町のバス停の場合は通常この「急」の看板は掛けられておらず運行時間帯のみ、係員がやってきて、掛け外しを行います。
 それ以外の多くの利用者が見込まれる場所では大正橋のバス停のように別に急行専用のバス停がしつらえてあり、そこから乗降客が乗り降りするものもあります。

大正橋の急行専用バス停
 大正橋の急行専用バス停

 これらのバスが運行されている大正通ではこれに加えてIKEAのシャトルバスまで運行され、はっきりいってバスだらけの道です。昼間であっても数台のバスが常に視界に入るぐらいのバス銀座。
 以前にご紹介した渡船と同様、人を運ぶ手段について大正区は大変特徴が見られる地域といえます。

バス運行案内表示
 バス停のバス運行案内表示(一部)
 これで一部であり全体はもっとい大きい

 バス停に来るバスの種類が多く、バス停が同じ場所に行き先別に複数設置されていたりして複雑な乗り場となっています。正しいバス停で待たないと行きたいバスに乗れないという、ちょっとした慣れとテクニックが必要といえます。
 渋滞などによる遅延もあることから5つ前のバス停からの運行が見え、そのバス停に止まる路線全てが掲示されるこのような巨大な案内表示がおかれています。

 渡船関連の記事はこちらをご参照ください
 渡船(#1)
 渡船(#2)
 渡船(#3)
 渡船(#4)

 土日ののんびりした雰囲気にはそぐわないせいか、平日のみでラッシュアワーのみの運行だそうですので、休みの日に確認しに行くも全然見かけず。で、営業所に聞きに行くと平日のみだったそうで、道理で見かけないわけだったというオチ付きです。

不便か便利か

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 とある住宅地の真ん中にある変な構造物。

長大斜面エレベータ
 長大斜面エレベータ
 まるで観光地にあるような構造物だがこれは住民のための常用設備

 ご存知の方がいるかもしれませんが、これは標高差がかなりある住宅地の上下を結ぶエレベータと、その脇にある階段路です。
 住宅地の真ん中にドンとあり、まるで動物の背骨を思わせます。

 このガラス張りの通路のようなものですが雨の日のための雨避けではなく、ナナメに上下するロープウェイのようなエレベータなのです。
 ゴンドラが斜めに進むという大変珍しいエレベータ。

こんなに高低差
 こんなに高低差がある
 夏の暑い昼や土砂降りの日にこの景色は見たくない

 この高低差を解消するためにエレベータがつけられたのでしょうが、朝夕のラッシュアワーでは絶対にエレベータを待っていると遅刻しそうです。でも、この段数の階段を下りるのならともかく、上るのはかなり修行に近いといわざるを得ません。かなり足腰が鍛えられそうですが、弱っているお年寄りの方や怪我をされている方などは絶対に家に帰りつけません。
 で、エレベータにのって上下ということのようですが、不便ではないのでしょうか。

エレベータのゴンドラ
 エレベータのゴンドラ
 かなりゆっくり目に移動するため気が長くないと乗れないかも

 乗車定員も多くないうえに、上の乗り場と下の乗り場の間の移動距離が長いこととナナメ移動であることからゴンドラの速度はかなりゆっくり目です。
 扉が閉まっていってしまった直後に呼ぶとかなりまたされます。そのせいか、皆さん乗るときに後続にだれかいないかよく確認してから扉をしめるようにしています。

 う~ん、一度や二度のるのは面白いかもしれませんが、毎日のこととなるとちょっとめげそうですね。

 高速です。自動車道ではありません。

高速そば
 高速そば
 のれんの色はこの緑以外に赤や紺の場合もある

 何が高速か。
 出食するまでの時間が異様に短い...×
 高速に食べないと許してもらえない...×
 麺を温めるときに高速に回転させる...×
 なんだかわからないがとにかく高速...×

 他の理由を思いついた方、たぶん外れです。

 いわゆる「速い」の高速とは全く無縁なのです。
 実は神戸高速鉄道の新開地駅改札内にある立ち食いそば。で、高速そば。

神戸高速鉄道本社
 神戸高速鉄道本社

 神戸高速鉄道というのも非常に不思議な会社でして、阪急電鉄・阪神電鉄・山陽電鉄・神戸電鉄の4社からなる第三セクターの会社。それぞれの終端駅間を結ぶために新たに鉄道会社を作ってそこで運営を委託。
 神戸高速鉄道という社名に反して、車両を一台も所有していません。
 あくまでも各鉄道路線を結ぶためのつなぎの運営会社なので、神戸高速の区間を走る電車はそれぞれの会社の車両が走ります。

お天気やとも

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 機嫌が悪かったり良かったりと周りをやきもきさせます。

きぶんや
 TALK & SONG 「きぶんや」

 お天気屋さんとも言われる場合も多いと思いますが、機嫌の良いときと悪いときが移ろいやすくスグに前言を翻したりしてまわりが翻弄される人たちを言う場合に使います。わがままともちょっと違う。

 で、お店ですがカラオケスナックかとは思いますが、来客応対や接客にむらがありそうですね(笑)。

 TALK(現在形)とSONG(過去形)という時制の不一致も気になるところではあります。

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