なんぎ: 2008年11月アーカイブ

 昔はお世話になりました。

新幹線0系(新大阪駅)
 新幹線0系(新大阪駅)
 撮影は2008年9月なのでまだまだ群がる人が少ない

 新幹線は東京オリンピック開催の年である昭和39年(1964)に開業。当時走行していた車両が、現在0系と呼んでいるこの車両です。最高時速210kmで走行、新大阪と東京を3時間10分で結びました。
 新幹線の登場で日本のビジネスシーンも大きく変わりました。今のように東京への一極集中を加速したともいえるのが新幹線だと思います。新幹線以前は大阪~東京の移動にはまるまる一日近くかかっていたので、基本的に日帰り出張はありえませんでした。出張先にいって仕事をしたら一晩のんびりして翌日帰るというコースだったのですが、新幹線のおかげ(?)で日帰りできるようになってしまいました。
 速く移動できることから余裕ができると思いきや全く反対の状態に遷移していくのはなんともはやです。

 で、肝心の0系ですがなつかしの車内なども含めて、今一度ご紹介したいと思います。
 JR東海ではすでに0系は全面廃止されておりJR西日本でもこだまとして数本が6両編成で運行されるのみになっていました。JR東海は今でも行っている新幹線営業開始当時の16両編成とは、かけ離れた状態で運行していたわけです。

車内客室
 車内客室

 開業当時の3列と2列のシート構成は取り外され、すべて2列の構成となっていました。
 グランドひかりなどと同じくゴージャスなシートです。

洗面台
 洗面台
 こちらはお湯と水を別々に調節するタイプ

洗面台
 洗面台
 こちらは温度調節カランのあるタイプ

 当時、洗面台がある広い車両と言うのも画期的でしたが、洗面台からお湯は出るわ、石鹸が置かれているわという、旅客車内の装備としては画期的な高級志向の状態です。

乗務員室の窓
 乗務員室の窓

 新幹線客車部の唯一開く窓が、乗務員室の窓です。
 ごらんのように、発車の際に車掌が扉閉などの安全確認を行うため、窓を開いて直接目視確認を行います。

ビュッフェ跡
 ビュッフェ跡

 食堂車やビュッフェが在って当然の時代だったのですが、旅客の志向が列車の高速化に伴い旅行から移動手段と変わったことから徐々に衰退。食堂車が無くなり、次いでビュッフェも無くなり、カフェテリア形式の売店も廃止されています。

男子トイレ
 男子トイレ

 この男子トイレの窓が丸窓だったのもなにやら未来世界を感じさせる意匠だったと思います。
 当時、足踏みペダルで水(消毒液)を流していたのですが、いまや自動で流れるトイレと同じく、用便後に人が離れると自動的に薬液が流れ出る仕組みとなっています。

運転席
 運転席

 0系は運転席後から運転室内部が見ることができるようになっています。現行の車両は全て壁になっており、運転室内部は車両内から一切見えないようになっています。
 しかしながら、ごらんのように扉の窓から運転室内部を除き見ることができるようになっています。
 今と違い、個人情報保護やらテロ対策などといった心配が無い状態では「閉鎖空間」で十分なのでしょう。悲しいことです。

さよなら夢の超特急
 さよなら夢の超特急 ポスター広告

 今回の0系の運行終了はJR西日本がかなり前宣伝を行ったこともあり、「さよなら夢の超特急」と題してキャンペーンをはっていました。おかげで撮影する人の多い事、多い事。群がるように携帯電話のカメラでやおら撮影する人だらけ。あとはコンパクトデジカメで撮影する人、少数とはいえないくらい多くの人がデジタル一眼レフで撮影をしていました。
 この記事の公開日がこだまとしては運転最終日です。
 たぶん、ホーム上は人があふれて警備員が動員される状態だと思われますので近づいておりません。

 なくなるということは寂しいことですが、0系は運行時の車両事故がゼロという画期的な安全運用を達成した世界に誇る高速鉄道車両です。ひかりとして最終運行を行った後は保存か、解体かという運命ですが、運用を支えてきた方々に、ひたすら「ごくろうさまでした」としか言いようがありません。
 鉄道ファンならずとも感慨深い引退といえると思います。

ここは何屋だ

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 電器店?いえ、ちがいます。

大西デンキ
 「大西デンキ」

 電器屋の看板にしてはちょっとお洒落です。

店内の様子
 店内の様子

 これを見ても電器店と思わないでください。

 実は、この大西デンキというお店、バーなのです。
 オーナーが電器配線工事をしていたということで、安易につけた(笑)店の名前なのですが、お気づきの通りでいろいろと誤解を招いているエピソードがお有りでした。

 何せ、この電球。しかも白熱灯なので熱いのです。エアコンが容量が足りないせいでかなり暑い店内だったのですが、念願かなって大きい容量のものに換装。しかしながら、程なく故障してしまったとか。
 で、故障の修理にメーカーのサービスに修理・点検を依頼したのですが、いつまで経っても約束の日時にいらっしゃらない。かなり遅れて到着したそうなのですが、バーであるといわずに屋号の「大西デンキ」としか伝えなかったため、サービスの人はひたすら電器店を探していたそうです。

 まあ、いちびり具合にもある程度限度があるようで(笑)、ややこしい結果を招く屋号をつけたせいでそれなりにややこしい境遇に落ちいらさせられたそうです。でも、屋号については一切後悔なしと言うことでした。

 覚悟さえあれば、どんな屋号も大丈夫ということでしょうか。

紅葉シーズン

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 寒さもまして来まして、いよいよシーズンとなりました。

出石城跡
 出石城跡

 紅葉のシーズンが到来です。ぼちぼちと赤くなって来ていましたが、ぐっと冷え込んだこともあり一気に赤くなりました。

路傍のお堂
 路傍のお堂

 北近畿丹後鉄道の宮福線辛皮駅に行くためにうろうろしているときに見つけたお堂です。
 横に植えられた樹の紅葉が美しく、おもわず見とれてしまいました。
 もちろん、ちゃんとお参させていただきました。

 山も黄色や赤に染まり、一気に落葉して冬が来る季節となりました。
 雪の季節はあまりこういったところに来れませんが、きっと美しい風景を見せてくれるのでしょう。

小物工具(#25)

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 もはや小物ではありません(笑)。

ハンドドリル
 ハンドドリル

 ついに買ってしまいました。
 ちょっとした3mmφぐらいの穴を1箇所開けるのに卓上ボール盤を出してくるのが面倒なのと、夜中に作業できないからです。
 チャック径が6mmのものとこの8mmのものが店頭においてありました。6mmチャックのほうは回転させる小ギアが1つしかないタイプだったため、ちょっと不安だったこともあり8mmチャックのものにしました。こちらはギアを2つ使ってドリル軸を回転させるようになっています。

 コメントでハンドドリルについていただいたことがありましたが、五階の工具店街ではあまり見かけないのと、あってもチャチかったり高価だったせいもあり購入を見送っていたのですが電子パーツショップで見かけてじっくり見ることができたため、購入に踏み切りました。
 で、その店頭に陳列されていたというのは2店あったのですが、悔しいかなどちらも東京系。
 マルツと千石に「しか」店頭陳列が無かったのです。
 HOZANが出していたときは旧ニノミヤパーツランドでも見かけたのですが、廃版商品となってからは店頭から姿を消してしまいましたので、購入意欲がなくなってしまいました。

 早速、昔懐かしい感触を確かめながらちょっと使ってみると、やっぱりうるさい(笑)。
 ギアの作動音がギョリギョリとするのです。
 まあ、これぐらいなら許してもらえるか。と、自分で納得してしまい使うことにしました。
 卓上ボール盤よりははるかに用意が楽です。工具箱から取り出すだけで使えますからね。

 なんとなくピンと来た方がいらっしゃるかもしれませんが、このハンドドリルのハンドル部(柄の部分)は、おしりの部分がねじの蓋になっており、ドリルビットを入れて持ち運ぶことができるようになっています。家で使う分には全く不要な機能ですが、仕事などで外に持ち運んで使うときは大そうなケース入りのセットのドリルビットを持ち運ばなくて良いので、あればあったで使う機能でしょうか。
 そうそう壊れそうにもありませんので、長い付き合いになると思える工具です。

 業界の栄枯盛衰は激しすぎます。

ツクモ(九十九)電機 なんば店
 ツクモ(九十九)電機 なんば店

 秋葉原にある九十九電機が大阪日本橋に進出。ロボット関連に特化したフロアを設けるなど、精力的に関西でも営業展開をされていたのですが10月30日に民事再生の申請を行いました。店舗の営業は継続されており、民事再生手続きを施行すべく自立・再開を行う努力をされていたのです。。
 ところが、集団動産譲渡担保権を有するNECリースが資産保全処置のため、営業店舗から在庫どころか、展示品を含めて担保確保のために剥がし始めて営業不能状態になってしまい、一時閉店となってしまいました。

 営業時の店舗の様子ご興味のある方は「こちら」をご覧ください。
 大型店舗の閉店・休業も致し方無しなのかも知れませんが、世知辛い世の中になったものです。

 いつ行っても閉店セールをしています。

靴の「オットー」
 靴の「オットー」

 南森町の角にある超有名靴店。
 何が有名かと言って、いつまでたっても閉店しないのにずっと閉店セールを続けているので有名です。

 それ以外には池野めだか御用達と思われるシークレットシューズ。
 いわゆる上げ底の靴で、身長が高く見えるという魔法の靴です(笑)。
 
 この店の閉店の能書きは良く変わりまして、これを撮影したときは「格差社会を是正せよ。身長の格差は当店で。」と、ちゃっかり時事ネタに乗った、垂れ幕看板が掲示されていました。

 いつ、本当に閉店するのかハラハラさせておきながらずっと閉店しないという、大阪人的イチビリ精神満載のお店です。シークレットシューズもそうといえばそうですね。

 これもかなりハイレベル

点野(しめの)
 点野(しめの) 大阪府寝屋川市

 「てんの」ではありません。「しめの」と呼び、MS IMEではちゃんと漢字に変換されました。
 もともとは標野(しめの)が〆野(しめの)となり、転じて点野になったようです。

 と、由来を聞いてもやっぱり読めませんねぇ。

判じ物

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 ○(まる)を、「わ」と呼ばせるわけです。

かし○や
 九州 「かし○や」

 かしわ、という呼称は関西圏の呼び方です。
 でも、お店は九州なんですよね。ううむ。

 でも、この○(まる)を「わ」と呼ばせる記述ですが、ありそうで余り見かけません。
 意匠としてミツワ石鹸(三つの輪が重なっている)のように、デザインとして使うことはあっても屋号にそのまま使っているというところが珍しいと思います。
 もっとも、私の探索能力が低く、見つけられていないとも言えますが。

 しかし、この屋号、「かしわ」という単語を知らないとこれ、かし口(くち)やとか、かしロ(ろ)やと呼んでしまいそうですね。

なんとなく多い

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 串揚げの店の暖簾と提灯なのですが、なにか違和感が。

串揚げ
 串揚げ「ひろ木」
 よく見るとなんとなく違っているような合っているような

 串揚げ専門店の暖簾と提灯。
 一瞬、頭の中で正常に認識されるのですが、フィードバックした段階でエラー(笑)。

 串の字が違います。口が1つ多く3つあります。
 出てくる串揚げも三個刺し、というわけでもなさそうですが。
 しかし、串カツと言わずに、串揚げとしている点を考えますと、どうも関東出身の店主なのかと思われます。
 (串カツについては過去の記事参照ください)

 でも、この字で串(くし)を覚えてしまったら絶対変換できませんね。

 通天閣と設計者が同じの兄弟タワー。

さっぽろテレビ塔
 さっぽろテレビ塔

 通天閣と同じ内藤多仲の手によるさっぽろテレビ塔です。
 大阪通天閣(二代目:現行)の弟分にあたります。

 通天閣の記事でもご紹介したように設計者が同じなので何処と無く似通っています。
 低層部分と高層部分の2箇所に展望台があります。
 赤い色のせいもあり東京タワーのスケールダウン版に見えて仕方がありません。
 実際は名古屋テレビ塔(1954)、通天閣(1956)、さっぽろテレビ塔(1957)の次にその次に東京タワー(1958)とほぼ同時期に建てられているので、似ているところは仕方なしと言ったところでしょうか。

 通天閣は天気予報がでますが、こちらはデジタル時計です。
 夜中に消灯することも無く、ずっと表示し続けていました。

仮想化特集

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 今号は最近流行の仮想化技術の特集です。

季刊 UNIX magazine
 株式会社アスキー発行 季刊 UNIX magazine
 2008年10月号(第23巻 第4号 通巻244号)

 今回の総力特集は「仮想化の全貌」と銘打って、数多の仮想化技術を紹介しています。

 今回の皿に盛られた料理たちは
  Power VM (IBM AIX)
  VSE (HewlettPackard HP-UX)
  Solarisコンテナ (SUN Solaris)
  KVM
  QEMU
  Xen
  Parallels
  VM Ware
  Hyper-V (Microsoft)
  libvert
 とかなりてんこ盛り状態です。

 それぞれの仮想化のアプローチ方法や仮想化の実現手法などが書かれていて、どのアプローチで何を実現するために選択するかという指標に大変有用な情報が満載です。
 特注記事とは別にアスキー・メディアワークス統合に伴うネットワーク及びサーバーの移設統合についての実例と検討事項なども紹介されており、こちらも大変貴重な情報が満載です。

 また、MacOSXユーザのための記事も健在で、今月は開発言語としてMacOSXが採用した(NeXT OSから採用されている)Objective-Cについても特集記事があり、いまいち開発言語の中ではマイナーと言えるObjective-CとMacOSXとの関係も含めて面白い記事が掲載されています。
 昔に読んだ「Object-Oriented Programming with Objective-C」より遥かにエッセンスが凝縮されており、まずこの記事を読んでから前期の書籍(現在は2.0対応に改訂)を読まれる事をお進めします。

 季刊になり、やはり濃縮した感じのするUNIXマガジン。3カ月に1度の発行というタイムスケールを感じさせません.

 周りがどんどん変遷していきますが、ここはそのまま固定されています。

大阪電子クラブ
 大阪電子クラブ

 新製品の試作開発やシステムプロデュースを行っていらっしゃる、大阪電子クラブです。
 雑居ビルの2階にいらっしゃるのですが、ドアの外から見ると怪しさ全開(失礼!)。

 (社)発明学会関西発明研究会の会長をされていることからも想像が付くのですが、発明・新規アイデア商品などを数々生み出されていらっしゃいます。
 トップページにも自ら記載するように「電子便利屋」と称しているように、エレクトロニクスを応用して、さまざまなものをお作りでして、「お通夜案内装置」「フグ跳躍ユニット」「警棒練習機」など、実績の製品名を聞いても何がなんだか想像を飛び越えたものが多数。
 皆が「あっ!」と驚くモノを作り続けていただきたいものです。

 カレーライスの上にとんかつが載っている。いわゆるカツカレーです。

とんかつカレー「かつや」
 とんかつカレー「かつや」

 とんかつカレーがメインの洋食屋。なので「かつや」。
 しかもカツカレーではなく元祖とんかつカレーとなっています。

 関東ではどうかしりませんが、カツと言われるとまず豚肉の「トンカツ」です。牛肉のカツの場合は「牛(ぎゅう)カツ」もしくは「ビフカツ」となります。肉といわれて牛肉を想起するのとは違う点が面白いところです。ただし、串カツとなると牛肉。ああ、ややこしい。

 このお店、エビフライとかチキンカツもあるのですが、どうも売りはとんかつと言うことも含めてほとんどの人がとんかつカレーを注文するそうです。
 カツカレーではなく、とんかつカレーという表記と、「かわいいコックさん」見たいな微妙な絵が気になって仕方がありません。

微妙です

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 ちょっとこれの由来を考えると微妙です。

見返りトミー君
 見返りトミー君

 十三駅西口(神戸線側)で改札を出てすぐの飲み屋街の筋を置くまでいくと公衆便所があります。
 そこの独特の香り(笑)やその周辺の立ち小便が絶えなかったことから結構悪臭が漂った事が元で、全く不名誉な話なのですがこの界隈を小便(ションベン)横町と呼びます。

 まあ、その小便と十三に掛けて出来上がったキャラクターがこの「見返りトミー君」です。
 設置が2008年2月14日。いわゆるバレンタインデーなわけで、それに由来しているのか後先がごっちゃになりますが、チョコレート色をして後ろを振り向いた小便小僧となっています。現在は美化活動が功を奏してあの香りに悩まされる状態ではないのですが、いわゆる大阪人の「いちびり」精神もあることからこのような像が設置される運びとなったそうです。

 父はブリュッセル(本家小便小僧のある街)で、母は十三人という設定もなかなk灰汁が強いです。
 地域のゆるキャラではありませんが、結構微妙な存在ではあります。

 今週の土日も天気があまりよくありませんでしたが、当日も朝から雨でした。

おおさか市営交通フェスティバル
 おおさか市営交通フェスティバル 会場入口

 大阪市交通局の緑木検車場の年に一度の一般公開であるおおさか市営交通フェスティバルが11月の8・9日にあり、行っておりました。
 当日はあいにくの雨。にも関わらずお子様連れの親子が多数来場していました。

無料送迎バス
 地下鉄住之江のバスターミナルから会場往復
 当然、運賃も無料

 大阪市営交通の催しである事もあり、住之江駅にあるバスターミナルから会場までの無料送迎バスが運行されていました。乗り場も臨時にバスターミナルのわかりやすい位置に設置されていました。会場と駅との間の数分間ですが、料金箱にカバーがかぶせられた市バスに乗って移動できます。
 ちなみにバス停には運行時刻表がちゃんと貼ってありました。

地下鉄30系車両
 地下鉄30系車両
 展示車両で自由に中を見て回れる
 中の吊り広告が古いままなので時代を感じる

 この車両を見てピン!ときた人。はい、万博に行った事のある記憶がある人が多いと思います。
 現在は運行されていませんが千里中央の向こう側にあった万博中央口駅まで観客を輸送していた車両です。

ニュートラム(100系車両)
 ニュートラム(100系車両)

 朝潮橋の国際見本市会場が南港内のインテックス大阪に移転したことから、交通手段として住之江公園駅からニュートラムと呼ばれる軌道をタイヤで走行する列車が敷設されました。
 開業は昭和56年。当時走行していた100系車両が展示してあります。
 今回の写真掲載は見送りましたが、軌道敷の横にある三相交流を集電する部分も見る事ができます。

旧100形車両
 旧100形車両
 地下鉄開業75周年のヘッドマークがつけられていた

 また大阪の地下鉄開業当時の車両である旧100形の保存車両も展示してあります。あいにくの天気だったため屋外に出しての展示ではなく、保存車庫内での展示となっていました。
 反対側には梅田の行先表示板がつけられています。
 運行は大阪と心斎橋の間で、客室内には当時から次の停車駅の案内表示板が設置されています。

 市営交通ですので当然ですが市バスの車両も展示してあります。

大阪市バス 日野自動車BT-11形
 大阪市バス 日野自動車BT-11形
 昭和39年から昭和49年まで稼働

 幼少の頃、まさにこのバスに乗って移動した記憶がよみがえります。
 実家がこの104系統(榎木橋行き)だったので、大阪まで出るのに乗って行った記憶があります。
 車両内の床が板張り油引きとなっており、特有の匂いがします。

ヘルプランド台車
 ヘルプランド台車

 地下鉄の走る前。チンチン電車と呼ばれた市電が走っていましたが、これは創業時の二階付き電車に使用されていたヘルプランド台車です。
 実際の二階付き市電の車両自体は市電保存館内に展示してあります。

マルチプルタイタンパー
 マルチプルタイタンパー

 あさりよしとお氏の作品である「宇宙家族カールビンソン」に登場する「たいたんぱあ」です。
 枕木の下に敷き詰められた砂利を締め固めるための機械で、実際の作業時は周辺が地震がきたのではないかと思うくらいの震動が出ます。

 とまあ、いろいろな車両類などが展示されておりましたが、残りは次回の記事にてご紹介いたします。

 う~ん、当て字なのかなんなのか。

自男坊
 たこ焼・お好み焼・鉄板焼「自男坊」
 さすがにフリかなで「じなんぼう」とうってある

 次男坊ではありません。自分が男(オトコ)で坊主。いやいや、さっぱりわかりません。
 どういうわけだか鈴鹿サーキットにも系列店があるそうで、そっちが長男かと思ったりもしますが、真相の程は定かではありません。

お猿さん

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 店の名前がすでに不思議空間を醸しています。

モンコック
 モンコック

 香港砂鍋飯(ホンコン・サーコーハン)専門店だそうです。
 で、なぜに猿が、柄つきの土鍋(サーコー)に入っているのか。猿が料理されるのであればモンコックではなく、クックドモンキーではないかと。いや、猿料理の店じゃないですし、なんか支離滅裂になってきました。

 で、実際は猿とは関係なくホンコンの九龍地区の地名に「旺角(モンコック:Mong Kok)」というのがあり、どうもその地名から店名を取ってきたようです。
 猿の絵をつけるからややこしくなるんですよ…。

なんかちがう

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 未来からやって来たネコ型ロボットですか。

まわり寿司「どらえもん」
 まわり寿司「どらえもん」

 ネズミ嫌いのたぬきみたいなネコ型ロボットの名前と酷似しています。
 ドラゑもんではありません。銅羅絵夢でもありません(笑)。

 藤子プロから文句が来ないのか、人事ながらちょっと心配です。

 壁に空きがありません。

いつき商店
 「いつき商店」

 いわゆるオタロードのミナミの先にあります。
 壁には安全帯やポーチ類などの用品から工具類、天井からは電動工具類など、何処を見ても隙間がありません。ドンキホーテもびっくりの超圧縮陳列の元祖といえるでしょうか。

 大工道具ではなく、機械・電気系のものを主に扱われていらっしゃいます。

首なしお化け

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 化けて出てきた上下そろいの背広?

クリーニング店のガラス
 クリーニング店のガラス

 クリーニング店のガラスにあった意匠看板の一部です。
 首がありません。代わりに胴体に顔が付いている。
 かなり気持ち悪いというか気味悪いというか。夜中にぼぉっと見えようものなら腰を抜かしそうになります。

 キモカワイイでもなく、不気味・・・。

いろはの

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 いろはの、「い」の字の磯(いそ)じまん〜♪

磯じまん
 磯じまん

 冒頭の歌詞が歌える人、それなりの年齢です(笑)。
 全国CMでご存知の方も多い、海苔の佃煮「磯じまん」でおなじみの磯じまん株式会社ですが、実は元々大阪ローカル。CM戦略で全国展開したおかげでメジャーブランドになりました。

 で、まあ、大阪の会社らしく、本社社屋の上にはちゃんと磯じまんが鎮座しています。よく見ると避雷針まで付いて…。

磯じまん
 こちらも磯じまん
 本社屋上に設置の磯じまん
 内容総量は150gだそうだ(笑)

 本社社屋に設置のビンは150gと記載がありますが、実際に現行商品の内容量はこの位置に記載が無い上に、140gと微妙に減量しています。
 もっとも屋上のビンで内容量が150gと言うことはありえないので、単なるディスプレイとしての記載と考えるのが正道でしょう。しかし、どんどん現行商品との差が出てきたらこの内容量の記載は消さざるを得ないのではないかと要らぬ心配をしてしまいます。

機械工学の基礎

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 機械工学の基礎と言うことでしたが、さわりの部分です。

基礎から学ぶ機械工学
 角田和雄 著 ソフトバンククリエイティブ刊
 基礎から学ぶ機械工学
 キカイを学んでものづくり力を鍛える!
 サイエンス・アイ新書 SIS-079
 2008年9月24日 初版第1刷発行

 裏書に”機械工学の「やさしい」手引書”とあります。まさに手引書。

 「材料」「流体」「熱」「機構」「制御」「工作」などの視点から解説しているとのことで、内容の章立てもこれに準じています。
 第1章 丈夫なキカイをつくるには
 第2章 キカイを動かすメカニズム
 第3章 上手にキカイを作るには
 第4章 キカイを作る材料のいろいろ
 第5章 水や空気に囲まれたキカイ
 第6章 熱の力で動かすキカイ
 第7章 センサとアクチュエータで動くキカイ
 第8章 キカイを上手にコントロール
 となっています。

 ナッちゃんと言えばオルダムカップリング(オルダム継手)と言うわけではありませんが、この教科書の手前に読む手引書的なこの本でもちゃんと55ページに出ていました。
 たわみ継手の1種類として「オルダム軸継手」として紹介されています。

 途中、鋳造の項で図と図のキャプションが入れ替わっている箇所がありました。
 79ページのロストワックス法(インベストメントキャスティング法とも)とダイカスト法の解説図とキャプションが逆になっています。たぶん校正漏れではないでしょうか。次の版で修正されていることを期待します。このままですと全く逆に覚えてしまうことになりかねません。

 加工法に切削加工、研削加工、溶接、鋳造、塑性加工、放電加工が紹介されていますが、ここはもうひとつ「粉末冶金」も紹介してほしかったところです。

 制御の章ではシーケンサのプログラミングまで出てきていて、かなりキカイを作るだけではなく動かすところまで含んだ全般に話が広がっているのが特徴です。それぞれの内容はツマミ読みして、取っ掛かりをとにかく掴んでもらおうというのが著者の方の目的ではないでしょうか。

 機械加工全般というかキカイに興味があり、まったく知らない人か超初心者にはうってつけの手引書ではないかと思います。

 写真の整理が付いたので鉄道マニア向けに記事化とアップ(笑)します。

EF65 57
 EF65 57(茶色塗装)
 通称「茶釜」

EF59 21
 EF59 21(東京側)
 EF56 2の改造機関車

EF65 1031
 EF65 1031
 初期のJR貨物の塗装色

 前面のナンバープレートがステンレス切抜きだそうです。
 ブルートレインの愛称で呼ばれていた寝台特急などの先頭機関車として牽引していましたが。
 1時間定格出力が2,550kW。

EF500-901
 EF500-901
 まさにぶっ飛び機関車

 1時間定格出力6,000kw、VVVFインバータ制御の3相かご型誘導電動機FMT1形を搭載。
 周辺を走行中の機関車・列車に影響が出るほど架線の電圧低下を招いた高出力電気機関車。EF65の倍ほどの出力を出すわけで、それに見合った消費電力と通過電流があったのでしょう。

補強配線
 台車と車軸に補強配線
 車体は平成2年製造(三菱電機と川崎重工)

 大電流を処理するために台車と車軸に向かって編み線の補強配線がなされています。
 平成14年に試験を終了して廃車。この広島車両所にて保管されています。

EF210-105
 EF210-105
 愛称「ECO-POWER 桃太郎」は岡山に掛けたらしい

 1時間定格出力3,390kW。IGBT素子を用いたVVVFインバータ制御なのですが、100番台より前ではGTO素子を用いたインバータ1台で2台のモータを駆動する形式だったのですが、100番台以降は1台のインバータで1つのモータを駆動する形式に改められたようです。
 この機関車は、会場で運転台に上がれるため、その順番待ちに気が遠くなるほどの列ができていました。

DE10 1561
 DE10 1561
 見ることのできた唯一のディーゼル機関車(国鉄色)

 エンジンも車体からはずされてメンテナンス(レストア?)していたようです。

EF67 1
 EF67 1
 EF60 104から改造
 通称「もみじまんじゅう」

 国鉄時代から車体色が広島県のもみじにちなんでこの赤い色になっていたそうです。

EF81 5
 EF81 5
 交流・直流両用の電気機関車

 これは試験塗装で、反対側は異なる塗装が施されています。

EF200 20
 EF200 20
 こちらもメンテナンス中

 EF200形電気機関車の量産最終車体ですが、いろいろメンテナンス中で台車もはずされた状態で置かれていました。
 1時間定格出力はEF500形と同じ6,000kWなのですが、同様に変電所の電力供給不足で架線電圧が低下するなどが発生したため、こちらも最大出力ではなく抑えて運用されています。
 製造は日立製作所となっていました。

EF66 104
 EF66 104
 こちらもメンテナンス中

 EF66 100番台の一次製作車両がメンテナンスされていました。
 ヘッドライトの灯火類が丸目なのが特徴です。

EF66 2
 EF66 2
 こちらはレストア待ちか

  EF66 1はすでにレストアが完了し、台車周りも含めてきれいに国鉄時代の塗色で展示されていましたが、EF66 2はJR貨物色になってひっそりとおかれていました。JR貨物色でヘッドマークに富士がついているのでかなり違和感を感じます。

 と、まあ、ほとんど撮り鉄と同じ事をしていたわけで(笑)、撮影している人たちを横目に無関心で撮影させていただいておりました。

 そんな免許があるのは全然知りませんでした。

手打免許「おおすみ」
 手打免許「おおすみ」

 どうもさぬき麺業が称している「手打免許」のようなのですが当のウェブサイトでは該当店舗が無し。なにかこの表示をするための認証があるようでもありませんし、フランチャイズ店舗の名称の一部かも知れないと想像したりもします。
 しかし、そもそも手打ち免許の意味がわかりません。うどん免許ならまだ判るのですが手打免許となると何の手打ちなのかかなり範囲が広そうです。と、いうかぼやけてしまって何の手打ちなのやら。

 う~ん、微妙に丸に「さ」も違うようですし類似商標かも。

 そんなに世の中のお店はかくれんぼが好きなのでしょうか。

魚菜「かくれんぼ」
 魚菜「かくれんぼ」

 店が隠れている、と、言うには目立った場所にあります。
 魚が隠れている、と、なるには海の中ですし。
 店員が隠れているのか、となると注文するのが難しそうです。見つけないと頼めません(笑)。

 パナソニックに統一?ですよね。

ホクエイ電器
 「ホクエイ電器」

 松下電器がパナソニックに社名変更。それに引きずられて関係各社「松下」を「パナソニック」に変更し「ナショナル(National)」ブランドを廃止しました。
 しかしながらチェーンストアなら強制的に看板をかえさせられる(費用は店舗持ち)のですが、専門取り扱いの一般店舗ならそうもいかず。

 ナショナル=パナソニックというブランド分けもトリオ=ケンウッドみたいなもので、二番煎じの感が否めません。社名変更も同じように二番煎じというのもなんとなく松下的、いやパナソニック的と言えるのでしょうか。

セミの鳴き声

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 ミンミンゼミ、その鳴き声から名前が付いていいます。

味ん味ん
 焼肉「味ん味ん」

 どうも、これは「みんみん」と呼ばせたいようです。
 味自慢とかけて洒落ているのでしょうが、どうもできの悪い駄洒落レベルかなと思います。

 音だけだと、ミンミンゼミしか思い起こせません。
 まあ、これだけ考えがひねくれて(笑)、話題にできるということはネーミングの勝ちなのでしょうか。

蘇鉄山

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 以前に国土地理院地形図掲載の山として記載のある日本一の低さを誇る天保山をご紹介しましたが、こちらも低い!

>蘇鉄山登山口
 蘇鉄山登山口

 堺市の大浜公園の中にその山はありました。
 登山口までついています。

険しい山道
 険しい山道を登る

 登山口からご覧のように険しい山道(笑)を登ります。
 足元が滑りやすくなっていますので、雨の日はそれなりの装備を必要とするかもしれません.
 山道を登って行きますとほどなく山頂に到着。

蘇鉄山山頂
 蘇鉄山山頂
 標高6.84m
 一等三角点のある山としては日本一低い

 頂上に登りますと見晴らしも良く周囲の植木がやや邪魔ですが周囲を一望できます。
 また、蘇鉄山の名に恥じず、山頂に蘇鉄が植えられています。こちらは近年になってからとの事ですが、名実一致させるその気力には頭が下がります.

 しかしまあ、天保山といい蘇鉄山といい、こういったことに情熱をささげる大阪人。バカらしくもあり、誇らしくもあります。
 一応、蘇鉄山の一等三角点は理由がありまして、大阪市内の南部に特にこのような山が無かったとのもっともらしい理由もあるそうです。

 以前にうどん天国というのを紹介しましたが、同じなようで違うのでしょうか。

うどん天国
 うどん天国

 この屋号でチェーン展開をしている会社もあるようなのですが、そちらのチェーン店なのかどうかは良くわかりません。店舗外のメニューなどをみるとチェーン店の系列店舗なのかとも見えます。

 うどんを食べて天国へ行こう(笑)。
 いやいや、天にも昇る美味しいうどんというのを目指していると思います。

右往左往します

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 駅の改札を出たところにある乗り換え案内。

乗換案内
 「乗換案内」 御堂筋線梅田駅改札スグ

 この場所から
 ・阪急電鉄
 ・阪神電鉄
 ・JR線
 ・地下鉄谷町線(東梅田)
 ・地下鉄四つ橋線(西梅田)
 の、5路線に乗換えができます。

 とはいえ、この案内だけでも相当混乱しそうです。
 いや、実際に混乱するんですけど。

 地下街を通って最適経路で目的駅に行くのは大阪人でもなかなか難しいのではないかと常々感じます。
 かといって、地上を通ればよくわかるわけでもないのです。なにせ、対象路線に地下駅が多いので。

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