なんぎ: 2005年9月アーカイブ

赤川仮橋

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 大変風情があり、大好きですが。

赤川仮橋 北詰
 赤川仮橋 北詰地図
 車両は通行できない(自転車はけっこう通行量があります)
 北側は塗装がかなり痛んでいる

赤川仮橋 南詰
 赤川仮橋 南詰地図

橋の銘板
 橋の銘板
 ご覧の通り、欄干も全て木造

 JR城東貨物線と並走して人が渡れる橋が架かっていますが、名前の通り仮の橋なのです。城東貨物線の淀川橋梁に鉄道レールと併設されています。

橋梁
 橋梁は複線の幅
 橋梁もトラスもちゃんと複線で線路を引く事の出来るように作られている

 元々この貨物線路も複線で通すつもりだったのですが、まず単線でレールを敷き、橋は複線の幅で建設。あまった橋のスペースを仮に橋を架けているのです。もちろん仮の橋ですから適当なわけで、木造で歩くときしみ音がするうえ、痛んだ補修跡も目立ちます。また横を貨物列車が通り抜けるとなかなかスリルを味わえます。
 しかし淀川に架かっている橋が少ないせいか、通行量はけっこうあり、人や自転車がよく通っています。

 味わいのある橋で大変風情があるのですが、輸送力強化で貨物線が旅客線として移行し、複線化で橋を撤去と言う話も聞こえてきており、もし人の渡る橋が無くなると大変残念です。
 また、この仮橋が撤去されますと菅原城北大橋か長柄橋まで迂回しなくてはならず、歩行者や自転車にはちょっと困った状態になります。ず〜っと仮橋のままでいてくれませんか?

※菅原城北大橋(通称百円橋)が平成元年に架かるまでは東側へは豊里大橋まで対岸へ渡る手段がありませんでした。

便利小物(#2)

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 ICクリップといえどもやはり普通の物は付け辛いですよね。

ゲタソケット
 ゲタソケット

 基板上に実装してしまった場合はI/OのモニタリングのプローブをICのピンに取り付けるのに大変難渋します。ICソケットで実装している場合はこんなゲタをかませてプローブを付けやすくします。
 実体は下段は通常の丸ピンのICソケットですが、そのピンの穴に上段のソケットのピンをハンダ付けしてしまい延長ボードの要領でピンのプローブ取り付け性を向上しています。ミソは上段のソケットで、昨今はあまり見なくなったラッピング用のICソケットです。これはピンが太かったり幅広くない上に、長くしっかりとしているのでピン間距離も確保でき、このような用途にはうってつけです。

実際の使用状況
 実際の使用状況
 外してしまっているが、長い足の部分にICクリップでプローブを付ける

 デバイスのリードからターゲットまでの距離が伸びますので、浮遊容量性の負荷やインダクタンスが生じる事から悪影響が無いとは言えませんが、ICクリップでピン間ショートさせてデバイスを破壊するよりは絶対にマシです。この浮遊性容量が問題となるような高周波領域か高精度アナログ量、グリッチの発生する信号等の取り扱いをしなければこれで十分です。
 I/Oモニタリング用のICクリップ以外にも、テスターのリードに接続するためのICクリップ=ワニ口クリップなどのケーブルを用意すると、特定ピンの電圧測定を手放しで測定・モニタリングできるので大変便利です。

 PIC専用と割り切って作るのであれば、電源ピンの+とーに当たるピンの間にバイパスコンデンサーを付けてしまうのも良い方法かも知れません。

 気をつけなければならないのは、このゲタソケットを外してデバイス直付けにした時に逆にトラブルが出ないようにしなければなりません。ICEを使う場合もそうですが、微妙にプローブの浮遊容量等でノイズが抑えられて外すとトラブルに見舞われる事もありますので「外すとこんなこともあるんだ!」と納得した上で使う必要があります。

 「ちょっとこのピンの電圧/信号を見たい」という用途に大変重宝します。特性を知った上で使えばトラブルメーカーになりませんので一つ作ってみてはいかがでしょうか。でもラッピング用のICソケットって高いんですよね〜。目的のピン数のソケットを日本橋で簡単に見つけることができるのはニノミヤ電子部品売り場だけでしょうか。

 確かラックや机等の什器類を売っていた店舗だったのですが。

フジ・コーキ
 不二鋼器株式会社

 不二鋼器は基本はオフィス向けの施工・設計や什器類、PCサプライ間連などのオフィス向け全般の商品を取り扱っている会社です。
 しかしながらこの店舗部分はかなり変遷を遂げてきた記憶が有ります。私にはスチールラック、デスクなどを売っていたイメージが強く(かなり昔)、その後にFD/MO/CD-R/DVD-Rなどのメディア(FDの時は良くお世話になりました)やモバイルPC用の鞄を並べていたり、周辺機材の他、サプライ関連商品を店舗に置くようになり、現在に至っていると記憶して言います。
 とにかく時代に敏感な「売れ筋」を店舗に並べていると思います。土日に行くとちょっと混雑ぶりに引く感じも有りますが、「オッ!」と思うものもありますので、時間と店舗が空いているときは覗くようにしています。電子部品間連とは違いますが、PCのある生活にとっては思わぬ雑貨便利品がある店でしょう。

らいよん

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 梅田界隈の茶屋町にMBS(毎日放送)の社屋があるのですが、やっぱり大阪的。

巨大マスコット
 「ぷいぷいさん」と「らいよんチャン」

 ま、なんといっても大阪の放送局です。目立てば勝ちです。場所も繁華街の中。「目立たな損!」ってな感じですね。大阪の目立たせたい看板・広告は即物的でデカイのです。

 以前は、左の「ぷいぷいさん」しか無かったのですが、いつの間にやら「らいよんチャン」が居るではないですか。以前はウルトラマンの大きいフィギュア(3mぐらい)があったりと、MBSは大きいキャラクターを置くのが好きなようです。

 ちなみに1Fのフロアには阪神タイガース優勝祈願の千羽鶴ならぬ百万羽鶴を折ってもらう「ドリームズカムつる〜」というイベントをしています。正に阪神タイガース優勝直前ともいえる状況ですが、百万羽にはまだ足りないようです。はたして願いが叶うのでしょうか。

らいおん

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 橋の本当の名前は?

難波橋北詰(西側)
 難波橋北詰(西側)

難波橋南詰(西側)
 難波橋南詰(西側)
 ライオンは先代の橋から続くシンボルとなっている
 写真には撮っていないが、お尻のしっぽがキュート

 これ、誰に聞いても「ライオン橋」って言うんですよ。で、通称「ライオン橋」。
 本当の橋の名前は「難波橋(なにわばし)」です(「大阪橋ものがたり」で詳しく紹介があります)。

 大阪南部から北摂へ抜ける新御堂筋へ接続ができる堺筋のほぼ北端にある中之島を挟んで北浜と西天満を結ぶ橋です。現在はこの橋を渡って左に曲がり、西天満の交差点へ直接出る事が出来るようになったのですが、以前は右折する路しか無く、その先左折で天神橋6丁目(天六)や扇町方面に行く車列と団子状態のまま、左折して阪神高速道路の側道を通り、国道1号線へ出て新御堂筋の高架に上がりました。
 けっこう誰に聞いても「あぁ、ライオン橋わたってな、右に行くねん。」とか「ライオン橋の途中で左曲がらんと中之島の公会堂へ行かれへんで。」のように「普通」に使われていますが、「あの橋本当はなんて言う橋?」と、聞くとなぜかみんな「・・・んん?」と頭を抱え込む事が多いようです。

 大阪市内の土地鑑の無い人は、案内で「ライオン橋」と言われて絶対地図で探すと思いますが。どれだけ探してもありませんよ、そんな名前の橋は(笑)。

失せモノ見つけ

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 ちょっと一服してあまり手がかからないものを作って一休みしました。

お知らせキーホルダー
 お知らせキーホルダー
 本文はトランジスタ技術2000年7月号特集の第8章p.235に記載

 別件の簡易オシロスコープはまだ、電源をどうするか悩み中ですすまず。気分を変えてちょっと小さいものを作ってみました。気晴らしといっては聞こえが悪いかもしれませんが、なるべくはんだ付けの少なく済む物を選びました。

 詳細は本誌に譲りますが、部品として厄介なのはCR2032の電池ホルダーぐらいでしょう。あまり気に入るものが見つからないので・・・。
 製作し始めてはんだ付け・結線などはかなり順調に進んできたのですが、ソフトを実装する際に困りました。私は16F84Aは単価が高かったこともあり、基本的に使っていないので手持ちの16F628Aで作ることになりました。そこで16F84Aとの差をソフトで書き換えてやらなければなりません。そのまま使えるのであればトランジスタ技術のサイトのダウンロードサービスで落としてきたHEXファイルをそのまま書き込めば済む話なのですが、デバイスが違うので差異を変更して書き換えてやらなければなりません。
 16F84Aと16F648Aは主として以下の変更が必要です。
 ・汎用メモリアドレスが異なる(84Aは0CHから628Aは20Hからが汎用レジスタ)
 ・メモリマップが異なり、SFRのアドレス配置が異なる
 ・PORTAの機能にアナログ入力が増えた
 ・TMR0以外にTMR1,TMR2がある
 ・VREF,コンパレータ,USARTなどのモジュールが追加された
 ・コンフィギュレーションビットの構成

 これらをデバイスにあわせてソースを書き直さなければなりません。しかし、著者の使用しているアセンブラが秋月のPAであるため、MPLABのMPASM書式と異なり、まずこの部分で書き換えが必要です。さらに、上記のようなデバイス依存になる部分の初期化などを追加します。

 16F628Aはアナログ入力機能が増えていますが、リセット後のPORTAの入力時の設定がアナログ入力でデバイスが設定されます。すべてデジタル入力になるように設定しなければなりません。また消費電力を落とすためにCR発振モードになっているのですが、追加されたモジュールをディスエーブルにしなければそのモジュールに電力が供給されるのでオフにしてやる必要があります。TMR1,TMR2,CCP,VREF,コンパレータなどのモジュールをオフにします。
 
 書き換えたソースのアセンブルが通っても書き換え時の勘違いや間違い、PA依存のMPASMとの差などがあるので、なかなかデバイスにプログラムを書き込んでもちゃんと稼動しませんでした。処理系とデバイスの同時移植は大変です。

 実際の動作は、起動時に3回タイミング指標のサンプルが再生されます。そのタイミングにほぼあった形で手拍子などのリズムを感知すると内蔵の曲からランダムに選択された曲が再生されて、どこにあるかがわかる仕掛けです。タカチのTB-50に入れましたが、同社から発売されているキーリングホルダーCR-20を追加する予定です。
 一応、ケースのままで使っていますが、これのお世話になるようなことは今のところありません(笑)。難点といえば感度が高すぎて音楽をかけた程度でも反応してタイミングエラーの「ピッ!」という音が聞こえてくることでしょうか。もう少し増幅度をさげるかすればOKなのかもしれませんが、下げすぎると今度は本当に見つけたいときに反応しなくなってしまい、悩ましいところです。

小物工具(#10)

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 定番でしょうかねえ。

カッターナイフ
 カッターナイフ
 上:オルファプラスチックカッターP-450
 下:オルファA型

 アクリルなどを切るためのプラスチックカッターと、汎用のカッターナイフです。
 アクリル板を切ったり、プラスチックケースを切り抜いたりする場合はプラスチックカッターで、ユニバーサル基板は切り代が取りにくいのでA型で何回も切り付けて切り離します。A型の方はもう10年選手で、刃の位置を固定するラッチ部分がすり減って「カチカチ」感があまりありません。

 刃物は切れ味が鈍くなると作業に無理な力が入り、怪我などの事故の元になります。いつまでも切れ味を保つために刃を折り取るという発想で切れ味を最後まで維持させるという方式で世界に自慢できるカッターナイフ。
 実はカッターナイフというのは日本発の刃物製品だそうです。

 基板を切断するときは「プラスチックカッターで切り離す」とよく、本などに書いてありますが切り代が大きくなるので私の場合は通常のカッターで何度も傷を入れながら折り取ります。ずぼらをかませて切込みが浅いと悲惨な結果になるのは同じですが、切り離した箇所の左右の列のランド部分へも余裕がありそのまま使えます。また切子があまり出ないので、基板の切断はもっぱら通常のカッターナイフで行っています。
 そんなわけで、プラスチックカッターを使用するのは本当にアクリル版の切断ぐらいでしょうか。

加工跡の差
 加工跡の差

 カッターナイフと言う発明品が出るまでは「肥後の守(ひごのかみ)」という名称の折たたみ式のナイフか、それ以外には折りたたみのカミソリしかありませんでしたので、削る切るの細工には難渋していたことと思います。子供のころにはカッターナイフは高級品であり手にできるものではありませんでした。しかし現在では文房具として工具としていろいろな場所で手にすることのできるほど普及しています。ありがたい話です。

 今日からニノミヤのhobixが移転して免税取扱店舗D.F.S.だった場所でオープンしました。

hobix新店舗
 ニノミヤhobix新店舗

 旧エレホビー1Fに入ったhobixのジャンルである模型(中古)や鉄道模型等のホビー専門店です。朝一番に並んでいる人たちもいたりしましたが、フロア面積的には狭くなったのか広くなったのかは微妙なところです。
 肝心の電子部品は元あった同一建家のほうで日本橋えびす店としてすでに9/14にオープンしていました。情報収集不足です。とほほ。

ニノミヤ日本橋えびす店
 ニノミヤ日本橋えびす店
 旧エレホビー(過去の紹介はこちらを参照)

フロア案内
 フロア案内
 電子部品はフロアも同じ5Fのままで安心しました

 電子パーツのフロアは一新されていて、部品の置き方がガラリとかわっており、戸惑いますが、基本的に以前あったパーツ棚の列と同様の配置がしてありますので、すぐになじむと思います。
 大きく変わったのは半導体とコンデンサがトランスやケースのあった場所に移動している事です。トランス類は裏のエレベーターからの入り口正面に移動しており、入るといきなり全面トランスの棚がお迎えしてくれます。
 また、レジ周りも含めて全体的にすっきりとした印象を受けます。
 測定器類のあったショウケースも棚と同列の場所に移動しています。列が縦長方向がメインだったレイアウトが全て棚の列が横方向に変わっており、陳列棚自体も背が高くなっていて見通しは悪くなってしまいました。

 まだ部品札が全部につけられておらず、価格も一部が判らない商品もあり店員さんもお困りのようですが、徐々に改善されるでしょう。

レンジ?

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 記念切手というのも趣味の王道で、いまだに根強いコレクターがいます。

【写真付き切手】

局員A「よう知らんねんけど、オレンジレンジの切手発売で、予約できるか?ってお客さんに聞かれてんけど知らん?」
局員B「え?そんなん出るん?」
A「そうらしいねんけどいつ予約開始とか発売いつとか判らんねん。」
B「通達来てへんちゅうのもかなんな。ごめんやけどオレンジレンジのファンちゃうし、全然判らんわ。」
A「そや!郵便案内センター電話して聞いたろか。」
B「せやね、あそこに聞いたら判るんちゃう?」
A「早速、聞いてみたろ・・・」

 郵便案内センターへ電話する・・・

A「すいません、オレンジレンジの切手っていつ発売なんですか?」
センター案内「は?すみません、もう一度お願いできますでしょうか?」
A「オレンジレンジの記念切手なんですけど・・」
セ「オレンジ・・レンジですか?少々お待ちください。」

(電話口の向こうで「オレンジレンジってどんなレンジや?誰か知らんか?」と小さく聞こえる。保留音入り、しばらく待たされる。)

セ「大変お待たせして申し訳ありません。もう少々お待ち頂いてもかまいませんでしょうか?」
A「はぁ、かまいませんが。」
セ「有り難うございます。申し訳ございませんがもう少々お待ちください。」

(保留音・・少し待つ)

セ「大変お待たせ致しました。オレンジレンジの写真付き切手でございますね。
 ご予約は9月の24日までに郵便局に置いてございます冊子の予約用紙かインターネットでお申し込み頂けます。80円切手10枚構成で3360円となっておりまして、予約頂いた方にはシールなどの予約特典がございます。
 また、他にも里見浩太朗さん、室井慎次さん、杉良太郎さんなどの写真付き切手も発売予定となっております。」
A「で、切手自体はいつ発行なんですか?」
セ「はい、切手自体のお渡しはかなり先になり、申し訳ございませんが12月24日ごろを予定しております。」
A「予定・・ということは、ずれる可能性もあると言う事ですか?」
セ「一応予定でございますので、確実にその日でお渡しできるかどうかについては、恐縮ですが冊子記載の所へお聞き頂けませんでしょうか?」
A「わかりました。有難うございました。」
セ「お問い合わせいただき有り難うございました。」

A「センターで聞いてんけど、『何のレンジや?』って言うてたで。絶対オレンジレンジってなにか判ってへんかってんで。」
B「ププーッ!なにそれ。オレンジレンジってオレンジ色した電子レンジとか言うてたんやろか?」
A「絶対そうやわ。どんな格好したレンジとか調べとってんで。むっちゃ待たされてんもん。だいぶワーワー言いながら調べとったんやで。」
B「電子レンジの切手っておかしいやん。気付けよ!って。」

 と、まあ、郵便案内センターの担当者が「オレンジレンジ」というグループ名を知らなかったとはいえ、かなり調べ回さなければ回答が出せないというのも困ったものです。
 確かに郵政公社の直接の業務ではなく、郵便局に置かれている郵政公社とは全く関係ない「エンタメポスト」という冊子に記載されている販売品目ですので、プライベート発行の切手と同じ扱いと言えなくもなく、判らなくても仕方が無いのですが、すくなくとも郵便局で渡す商品ですので情報の周知徹底と、共有ぐらいはしておいて欲しいと思います。

 郵便局の窓口と違う業務の現場ではこんな情報すら通達が来ませんので、強くも言えませんが。
 て、言うか郵便局の取り扱い品目の情報ってお客さんが問い合わせる先の現場に来ないのが一番の原因ですよね。

 日本橋4丁目の交差点に古くからある店舗です。

日栄無線
 日栄無線

 古くはアマチュア無線や一部業務無線を主として販売されていました日栄無線です。一時携帯電話も取り扱っていたようですが、現在はアマチュア無線を含む無線機器を取り扱う1Fと航空グッズの2Fと分けた内容の店舗となりました。

 特に電子工作とは関係ないのですが、メカメカしいものを好きな私としては2Fのフロアに置いてある航空機器のメータ類が気になるところです。回転計などのメータ類がポロポロっと置かれており、そそります(笑)。
 もちろん、「何に使うん?」と訊かれても困りますが。
 相場なりの値段なのでしょうが、私としてはかなり厳しい金額なので手は出せないですが、所有欲をそそられるのは間違いありません。いうなれば航空関係のジャンク・・でしょうか。

 むかし、深海に眠る巨大タコが舟を襲う「テンタクルズ」って映画ありました。豪華キャストのイタリア映画です。

明石焼「オクトパス」
 明石焼「オクトパス」

 「テンタクルズ(TENTACLES)」は触手という意味ですが、タコを英語にしたオクトパス(octopus)ってのもストレートで一発喰らわされた感じがします。ま、よくタコが自分でたこ焼き焼いている絵(共食いだ!)が看板にあるたこ焼き屋と同じ感覚でしょうか。

 どういうつながりがあるのか知れませんが、なぜか時計の電池交換もしているという変り種の明石焼の店。明石焼だけでなく、たこ焼きもしているようで、お持ち帰りもできるみたいです。

 octopusの意味はタコ(八腕類の動物一般)の他に、「多方面に(普通有害な)勢力をふるう団体」という意味もあるそうで、英語の意味からすると他に秘密の業務があるのかもしれません。そういえば、スパイダーマンの宿敵もオクトパス博士と名乗っていましたね。実はこのお店も・・・ふふふふふ。

【和訳参照】
 研究社刊
 岩崎民平監修「現代英和辞典」携帯板 第24刷 1998年より引用

ひちや

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 「質屋」と書いてなんと読むか?大阪では世間の常識が通用しませんよ!

ひちや
 ひち 「株式会社丸三質舗」

 「質屋」と書いて「ひちや」と読むのが大阪です。
 写真のように「ひち」としか書かれていないと何の店舗かまったく解らないかもしれません。まぁ、最近は若い人も含めて質草をいれてお金にするといったお世話になる人もあまりいないでしょうが、これを大阪以外の表記である「しちや」と平仮名表記されようものなら、大阪人はだれも「質屋」だとは思わないかもしれません。きっとなにか別の屋号か店舗だと思うでしょう。
 じっさい「質」と書いてあるしたに「ひち」と平仮名でご丁寧に書いてある看板も多数見かけます。大阪商人・近江商人の名残が色濃く残る船場辺りだけの表記という訳でもなく、大阪では一般的な読み方ですのでくれぐれもお間違えの無いように。
 ちなみに写真の質屋は「ひちや」だけに「ひち(7)」の付く日である7日、17日、27日がお休みだそうです。

またもや

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 性懲りも無くまた、妙見山へ行きました。どうも休みの日の時間の使い方に問題があります。もう少し早くから行動できれば遠くへいけるのですが。

山上駐車場
 いつもの山上駐車場
 すっかりと風が涼しくなったものの緑は青々と茂っている

 どうも昼下がりに移動開始となると近場に限られてしまい、行く場所が同じになってしまいます。まぁ、楽しいので気にしていません。
 今回はかなり久しぶりに山上の駐車場から妙見社まで参詣へ行きました。実は妙見社の紋章を模った形の建物である星嶺は高松伸の設計によるもので、建築途中を見ていたのですがそのころから完成して今日に至るまで山門をくぐることが無かったのです。駐車場からここ数年しばらくの間、妙見社まで行った事が無く、はじめて星嶺をそばで見ました。

星嶺
 星嶺
 じつはこの中に本殿の奥にあった妙見山郵便局が移動している。

山門
 山門
 山門も修復がされており、綺麗になっている

鐘撞き堂
 鐘撞き堂
 写真では見えていないが、鐘撞きのやり方が親切にも書いてくれている

本殿
 本殿
 訪問時はちょうど読経が始まったときで、本堂も含め周辺のお堂で読経の声が上がっていた

 ん~、なんか妙見社の観光案内しているみたいですが、私的にはしたくなる気持ちになるほどしばらくぶりなのです。

参道
 参道
 下の鳥居から参道をあがってくるとこの路をあがってくることになる

 ちょうどこの日は音楽を奉納する日だったらしくR423から入るところでジャズコンサートという張り紙がありました。現在の住職の方はけっこう現代的な方だそうで奉納する音楽にも伝統的なものに加えていろんな試みをされているようです。残念ながら私が訪れたときはすでに終了してしまっておりどんな音楽が奉納されたのかはわかりませんでした。
 いつのまにやら星嶺まで車で来れるようになっており、星嶺の下に数台停めることのできる駐車場がありました。しばらくこないと様変わりしているものです。

 気候もよく天候も良かったせいもあり、行きも帰りもかなりのライダーとすれ違いました。もちろん追い抜かれもしましたが(笑)。ツーリングシーズン最高潮といったところでしょうか。

誘われても・・

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 連れもって誘われもって行く場所ではないと思うんですが。

さそう病院
 誘われる病院の看板

 病院って「あ、明日いっしょに行こかぁ」と誘い合わせて行く場所ではないですよねぇ。病院側から、「お、にいさん、診察いっときましょか?」って誘われるような所でもありませんし。誘うのか誘われるか判りませんが、兎に角連れもってお誘い合わせの上ご来院って場所では無いのは確かです。

 以前の「ブティックしばき」ではありませんが、「笹生(さそう)」病院というのが漢字表記の病院名なので、そのまま書いてもらいますとこんな誤解を招く事はなくなるんでしょうが、逆に「あれ、なんて読むんやろ。ササに生きるって書いたある病院や。ササオやったっけ?」となる事が多数あったのかもしれませんね。
 「誘う」ではなく「笹生」です。お誘い合わせの上みなさままとめて診療というわけではありません。

小物工具(#9)

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 ねじ、ナット、ワッシャ、たくさんあって困ります。厳密には工具ではありませんが、以前にケースを紹介した手前、同じカテゴリーにしました。

トムケースS
 メイホウ トムケースSメイホウ(明邦化学工業株式会社)より発売:標準小売価格160円)

 ネジは使いたい時にすぐ目的のサイズや形状のものが取り出せないと大変イライラして、作業効率とやる気(なんじゃそら?)が低下します。
 かなりの数を揃える場合は個別のサイズ・種類でパーツ棚で小さな引き出しなどに分類して納めて置く事は専業でされている仕事の現場等では行われていますが、自宅での趣味程度でそれほど場所が取れないなどの場合には保管・分類等に困る部品です。

 初めは小さな箱に購入時の袋に入れたまま、その都度取り出していたのですがさすがに種類が増えてきて探し出したり、取り出し時にこぼしたりしてこのやり方ではダメだと感じてきましたので、ケースに分類する事にしました。

 大きなケースでざっと突っ込めば良いように思いますが、ネジはほとんどが金属製ですあり、小さな金属の塊なわけです。したがって数が揃って増えて来ると結構重いのです。1つのケースに相当種類・相当数を入れるとケース全体が重くなってこれまた取り扱いの塩梅が悪くなります。
 前述のスーパーピッチミニマムなどを使うのも手なのですが、それほど仕切り板のピッチに細かさが要求されないので、メイホウのトムケースSを利用しています。
 分類はネジの径でまずケ−スを分けます。私が通常使うのはM2とM3で、バリコン等の一部の場合にM2.6を使う程度の小径ネジが多いのでこの程度のケースで十分用を足してくれています。M3のように用途が多い場合はネジの形状、長さ等で種類が多くなりますので、使いやすいように分類してケースを複数に振り分けます。

分類しているようす
 M2とM3の分類しているようす
 上段がM2、下段がM3である。M3はこの他にもクロゾメの入った別のケースがある

 仕切りも結構きっちりと仕切ってくれる様で、ワッシャが仕切りの下からあふれて、隣の仕切りに紛れ込む事も殆ど無く大変便利です。また、スーパピッチなどと同じく、本体、ふた、ロックの全てのパーツが別体になっており、100円ショッップなどであるケースのようにプラスチックの薄い板でケースと本体が繋がっており、プラスチックの可塑性に頼っていずれ切れてしまうようなヤワな作りではありません。

 購入時のネジの袋によっては、この1つの仕切りに収まらないか全部入れてしまうと一杯一杯になってしまい取り出し時に難儀しますので半分以下になる程度の量しか入れず、残りのネジは袋のままストックとして別の場所に保管しています。

 余談ですが、このFAMILIA SERIESは中の仕切りの状態によってケースの愛称が異なり、写真の上下2列のトムの他には上下3列のベティ、横の仕切りが無く、縦の仕切りだけのナンシー、仕切りが一切無いジミーなどの中学校の英語の教科書に出てきそうな名前がつけられています。

選挙台風

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 今回の選挙も台風のごとく過ぎて行きましたが、台風と同じく通過した後も余波があります。

【選挙前】

客「選挙の葉書が来えへんねんけど。」
局「お客様のご住所とお名前をお教え願えませんでしょうか?」
客「ヨメの分だけ来てワシの分が来えへんねん。」
局「大変大事な葉書ですので、遅滞無く配達させて頂いております。お届けの世帯によっては全員の分が一度に郵便局に到着しない場合もあるようですので、今しばらくお待ち願えませんでしょうか。」
客「え?いっぺんに来えへんの?」
局「はい、同じようなお問い合わせを多く頂いておりますが、同一世帯に同じ日にお届けできる状態とは限らないようです。」
客「ふ〜ん、ほな待ってみるわ。」
局「ご理解頂き有り難うございます。」

 選挙の投票に必要(と、思われている)葉書ですが、世帯に所属する全ての有権者をまとめて送付しているようではなく、まったく日付がバラバラに局に到着するものもあります。もし、届かなくても窓口で身分証明書等が提示でき本人確認できれば投票を行えますので、絶対無ければならないものではありません。
 また、今回の選挙では世帯ごとの表を作成し、到着した葉書を送達した場合にチェックを付け、どの世帯に配達が済んでいるか等をすぐに確認できるようにしていました(この辺の事情は局によって違うと思います)。
 従って、配達したのにお客さんから届かないというクレームが入った場合はお客さんのポストに投函してから取り出すまでの間に無くなっている可能性が高いと考えられます。

【選挙後】

局員A「レタックスってあるやん?」
局員B「ああ、ファクシミリで受けて配達する奴な。」
A「どこに配達したら良えかわからんやつも来るねん。まいるわ。」
B「え?どんなん来てるん?」
A「例えばやね・・」
B「ふんふん。」
A「小泉純一郎って宛先、何所に届けるんよ?」
B「首相官邸・・ちゃうの?」
A「いやいや、それって勝手にこっちで決められへんし。」
B「え〜、あかんの?」
A「他にも○×様選挙事務所ってのもあんねんで。」
B「届けたらええやん?」
A「だいたい事務所どこか判れへんしやねぇ・・」
B「それは判るんとちゃうん?あて所不明とはちゃうやん。」
A「いやいや、選挙終わって業務終了したら仮設の事務所って無くなるやん。」
B「あ!ほんまや。」
A「あ!って何よ。届けられへんっちゅうねん。」
B「そら困るわな。」
A「こんなんばっかり来よんねん。なんとかしてほしいわ。」

 レタックスというのは電子郵便約款で定める所のファクシミリ送信型電子郵便のことで、ファクシミリで送付内容を受け付けてそのままもしくは台紙をつけてあて所に届けるサービスです。押し花台紙をつける慶弔扱いのものだと1620円もします。1枚ペラで送ると封書と同じ80円なのですが。
 あて所不明のレタックスがまた届いたようです。ピーひょろ〜、ガー・・・。

 かなりマニアックな雰囲気です。

豊中オーディオ日本橋店
 「豊中オーディオ」 日本橋店

 店舗内はぐちゃっと(褒め言葉)しており、いろんなビンテージ的部品が壁にかけられています。修理等も対応可能だそうですので、真空管機材や古いオーディオ機器等の修理が必要な場合は相談してみると良いかもしれません。

 オールドな配線材、抵抗、コンデンサなどのパーツ類はあなたの探していた部品が見つかるかもしれません。スピーカー類やトランス類、もちろん真空管もあります。マニアな店だと思いますね。こりゃ。
 なにせ狭い店舗内に黙々と探している人がぎっちり詰め込まれた状態になることもしばし。機材の隙間になんとか通れるだけのスペースがある状態なので5人もはいるとすし詰めというかバッテラ状態です(笑)。

 ぐちゃっとして詰まったジャンク店を思わせる状態の店内がなんとも言えずそそります。東京真空管商会がクラシックかつハイソサエティな店舗だとすると、こちらは店内密着コテコテ型?
 店の外で店内が空くのを順番待ちしないと入れない時もありますので、ご注意を。

 その後の豊中オーディオですが、移転をされているようでして、旧店舗は下のような状態でして、貼り紙が無いため、一見廃業されているようにしか見えませんが、新店舗で元気に営業されているとの事です。

現状
 現状の豊中オーディオ旧店舗
 残念ながら私が訪れたときは移転の貼り紙が見当たらなかったので現状判らずだった

キューティー

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 永井豪の名作に「キューティーハニー」ってありましたね。

はちみつハニー
 「はちみつハニー農場」

 「○○ハニー」と来たら、「○○」に当てはまるのは「キューティ」でしょ?
 え?「鈴木」はどうした?それは「キューティ鈴木」では?ちょっと違いますね。

 だいたい、みつばち(honey bee)にハニー(honey)と言葉が重複しています。「顔が真っ赤に赤面する」とか「馬から落ちて落馬した」みたいな奇妙な感覚が残るのはそのせいでしょうか。
 養蜂場兼蜂蜜の直売をされているのでしょうか。多分養蜂園なのでしょう。
 この時は門が閉まっており休業のようでしたので、詳細がわかりませんが、撮影時にここへ入ろうとした車がいましたので、通常は営業されているのだと思います。時間が早かったせいもあるのかもしれませんし、平日では無く土日には開園されているのかもしれません。

 おいしい蜂蜜が入手出来るかも??


 

喫茶店にて

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 大阪の喫茶店でメニューも含め良く見かける光景などを集めてみました。

大阪メニュ−
 大阪メニュ−一覧
 飲料系でよくあるものをあげてみましたがまだまだありそう・・

 ミックスジュース
 京阪神から西の地方でしかほぼ見かけないメニューです。
 NHKの「おかあさんといっしょ」で「ぼくのミックスジュース」と言う曲があり、”ミックスジュース”を連呼していましたが、ちょっと大阪のミックスジュースと違うかも。
 さて、こいつの正体はと言うと、バナナ、シロップ付けの缶詰の白桃か黄桃、みかんの缶詰(房が分かれているもの)やパイナップルの缶詰などの果物類と缶詰の果物類を適当に放り込み、牛乳と氷(さらに缶詰のシロップを加える場合も)を一緒にミキサーにかけた甘くてとろみのあるジュースの事です。元々「てけとー(適当)」でダイナミックに作られたジュースなのでしょう。サンガリア(これまた大阪のメーカー)が「みっくちゅじゅーちゅ」を缶入飲料として販売しています。

 レーコー
 地方に行って絶対通じないメニューです。というか、メニューにはこう書いてないんですよね。アイスコーヒー(もしくはコールコーヒーとも?)の注文時の呼び方です。決してレイコという人の名前ではありません。冷(レイ)のコーヒーなんでレーコー。
 アイスコーヒーの注文時にこの言い方をするのは間違いなく関西人です(笑)。
 ちなみにこの類いでミルクコーヒー(カフェオレ)は「みーこー」と呼びます。

 レスカ
 これまた地方では全くと言って良いほど通じないメニュー名称ではないでしょうか。
 本名レモンスカッシュ、大阪的訛りでレスカ。メニューにレモンスカッシュと書いてあっても、注文するときはレスカと呼びます。伝票にもレスカと書かれます。なんとなく想像はつきますが、本名ではありません。

 大阪人はメニューに書かれた通りに呼称しないヘンコな集まりですね。

デンパな人たち

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 理屈で納得してもらえないのでこまるんですよね。

【ネットで公開するな】

客「あのですね。」
局「はい、どう言ったご用件でしょうか?」
客「私宛のですね、郵便のですね、宛名とか住所とか郵便番号とか、差出人がだれかとか差出人の住所とかですね、どういった内容の郵便かとかですね、ネットで公開しないでほしいんですよ。」
局「そういった情報は個人情報情報として取り扱いさせて頂いておりますので、公開等は一切させていただいておりませんですが。」
客「だからですね、僕がどこの誰かとかですね、住所なんかをネットで公開しないでほしいんですよ。」
局「郵便局といたしましては、そのような情報を一切公開することは絶対ありませんが。」
客「絶対ですか?」
局「裁判所や警察などから正式に令状を頂き、確認が取れる状態でない限り、公開やお客様の住所氏名等一切を公開することも、外へお出しすることもございませんが。」
客「本当にそうですか?」
局「配達員も含めて、そのような情報を外部公開することはございません。」
客「ネットでね、私の郵便の情報を公開するのは止めてほしいんですよ。」
局「郵便局といたしましては、そのような行為は一切行うことがありえません。」
客「本当ですか?」
局「ええ、お客様情報を外部に出すことはございません。」
客「・・・・・分かりました。」

 このお客さんはその後続けざまに何度か同じ相談の連絡を受けたそうです。
 だいたい、どこの誰かを名乗らない連絡を受けても確認も公開もできないんですが。
 郵便局ではお客様の名前とあて所に関連する、個人を特定するための情報を口頭もしくは司法的手続きを得ずに公開することはありません。特に個人情報保護法の施行以降は厳重に取り扱いを行っています。
 確かに配達員など個人情報に触れる機会の有る人間が漏らさないとは限りませんが、このお客さんの場合はどちらかというと、デンパが入っているのでなければ、ポストに配達を終えた郵便物を本人以外の第三者が取り出して情報を公開している可能性のほうが高いといえる状態です。
 このお客さんのように集合住宅での郵便ポストは非常に制度の裏をついた状態であり、ポストの中身を漁って郵便物を詐取したり、情報を記録して一般に公開したりすることが簡単にできる状態の集合住宅がほとんどです。曰くポストに鍵がない、ポストのある場所に外部の人間が簡単に到達でき、開閉が可能である、等等。
 マンション、アパート、ハイツなどの小規模集合住宅の集合ポストはお客さん自身の責任で厳重に管理しないと大切な郵便物が手に届かないばかりか、この場合のようにプライバシーがネットに晒される可能性が高いものだと思っておいたほうがよさそうです。
 最近郵便物がこないとか、特定のところから来る郵便物が届かないなどの場合は郵便局か集合住宅の管理会社もしくは管理人にご相談していただくのが近道ではないかとおもいます。
 特に詐取されている場合は郵便局で対処できない(ポスト投函後は責任がない)ので、マンションの管理人や管理会社に相談するほうが確実です。

 配達人や局の内部での犯罪者が関与していない(この可能性は非常に薄いです。身内の評価ではありません。)場合がほとんどです。人知れずポストを漁る人がいるのです。マンションのポストに対するセキュリティは信じられないほど甘い場合が大半を占め、ポストに対するセキュリティを高めてもらうほうが確実です!
 郵便が届かない原因は配達していない場合よりも配達後のポストで発生する場合のほうがはるかに多いのです。十分ご用心ください。

かなカナ混交

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 一見普通のラーメン屋さんなのですが。

町のラーメン屋さん「春」
 町のらーめんやさん「春」

 改装してしまい以前の写真が見つからず残念ですが、実はテントも同じ表記だったのです。
 なぜ「ラー」と「めん」なのかは非常に謎です。看板なので指定しなければこうならないはずなんですよね。「らーめん」でも「ラーメン」でもなく、「ラーめん」なのです。「らーメン」ではさすがに可笑しいと判断されたのかもしれませんが、やはり判断としては微妙な表記です。
 最近チェーン店化したラーメン店の屋号が「らー麺」と表示されているのに比べるとはるかにこちらのほうが飛びぬけています。

 次に看板まで取り替えられてしまい、この表記で無くなってしまわないことを杞憂しております。

野外作品

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 自然の中に突如として出現する野立て看板の脅威には、太刀打ちできないものがあります。

お食事処「けやき」
 お食事処「けやき」 東向き
 すっごく人のよさそうな女性が山盛りの飯椀をもっている

お食事処「けやき」
 お食事処「けやき」 西向き
 お気をつけてお帰りくださいの割にビールを持っている

 実はこの看板の横の道を往復していまして、行きに見つけた看板(東向きの面)があまりにもショッキングだったため、帰りにとおるとさらにショッキングな状態(西向きの面)になってしまいました。
 この道の先が二輪土日通行止めだったので引き返してきたので都合ショッキングな事態のトリプルパンチです。

 ほとんど芸術作品的な味のある看板です。実際の店のある場所の看板は東向きのデザインと同じです。ほんのりと微笑むおねえさんというかおばさんの小さな看板がかけられています。
 看板下の文字がかぶって書かれていたり、もう、どうでも良さげな雰囲気を醸し出しているような気がしますが・・。比較的日焼けもしていないので、最近この看板になったのかもしれません。
 なんらかの都合で看板のデザインが変更されたとしても、この路線を継続してくれる事を希望致します。

 さて、仮実装もして配線の多少の修正も見通しが立ちましたので夏休み中の宿題とばかりに一気に組み立てようとしたのですが、時間が取れず9月に入ってしまいました。

 これまでの経過は以下の記事をご覧下さい。
 エフェクター自作(Phase45 #1)

部品面
 配線を終えた基板(部品面)
 赤:電源+、黒:電源−、黄:入力、青:出力
 コンデンサが1つ寝ているのは筐体内で干渉したためやむなく倒したもの

部品面
 配線を終えた基板(ハンダ面)
 パイロットLED周りは未実装なためまだ配線が終わっていない

 今回の基板は元々プリント基板を想定していた配線を素子に合わせて変更したため、手配線ではかなりしんどい感じでした。実装されている部品もいままで作った中では多い方ですし、配線も入り組んだ部分があります。配線が完了した時点で導通チェッカを使って回路配線パターンを追いかけて実物と比べながら確認を行います。

 ボリューム(ポット)ですがフェーザー系はCカーブ(逆Log、Aカーブと逆)を指定されるのですが、そんなもの簡単にありません。少なくとも日本橋では一般店頭では売っていません。あってもこちらの希望する抵抗値のものがあった試しがありませんし、形状も限られています。で、エフェクタプロジェクトでCカーブまたはリニア(Bカーブ)でもOKと指定があったのを幸いに、Bカーブの可変抵抗で製作をする事にします。
 ポットは元々導線で配線するように指定されていましたが他のエフェクタと同様、錫メッキ線で保持する形で接続します。たまたま基板の元の向きと合う方向で取り付けができるため、導線配線で結線しようと思っていたのを変更しました。

部品面
 フジソク 8Y2011
 Sobbatのエフェクターはこの系列のスイッチのようだ

 フットスイッチは今回はトラブルが多いと聞くいつものミヤマDS-008ではなく、フジソクのムスタングタイプのスイッチに変更しました。調達先のニノミヤ電子部品フロアが移転中のせいもあります。しかし筐体内の寸法が小さいのは配線や部品配置がかなり楽ですね。高いのが玉に瑕です(筐体に次いで部品単価が高い)。

ケース加工完了
 ケース加工完了
 スイッチ用の穴加工はDS-008より凶悪で、異形の穴だ

 内部配線は例によって耐熱電子ワイヤ(AWG28)で行います。
 いつもこれにするようにしたのは、他にある程度の色の被服の導線を揃えていないだけです。数がまとまると結構高いんですよ、電線類って。PICを使用したデジタル系ではこれでも十分です。ビンテージワイヤなんて高くてとんでもないです。試してみる価値はあるとおもいますが。

完成
 とりあえず完成

 いちおう、筐体の穴開けも終わって部品も実装。内部の結線も行いテストしました。筐体外部の仕上げはどうしようか悩んでいます。オリジナルのMXRと同じくオレンジ色に塗るか(あちらは焼付塗装で堅牢そうです)、また表面研磨で無塗装に仕上げるか・・。
 外装部品配置等を参考にしたかったので、本家のMXR Phase 90の実物を見てきました。本当にHAMMONDの#1590Bを使用しているんですね、MXRのエフェクタ。さすがにメーカー品だけあって塗装もしっかりしていました。

 電子部品店ばかりだったので今回はちょっと違った目先で。
 って電子工作と関係ないのにカテゴリーは「電子工作」のままやし(笑)。

日本橋湯
 銭湯「日本橋湯」

 ~湯という表現からみるとどうも関東の方が経営されているのかな?と思ってしまいます。

 堺筋から2筋ほど奥の筋にある銭湯。
 横にコインランドリーも併設されていて日本橋に在住の方達もご利用になっている普通の銭湯です。サウナ&水風呂もあります。

日本橋湯全景
 日本橋湯全景
 緑縞のテントが併設のコインランドリー
 左端に煙突、右側が入り口

 普通日本橋に行くのにお風呂の用意は持って行かないでしょうが、タオル1本ぐらいあると石鹸やシャンプーは銭湯で1回分のものが買えますし、タオルも貸しタオルもありますので身ひとつで行ったとしてもなんとかなります(もちろんこれらは入浴料とは別に必要)。

 さすがに電車や二輪で行ったときは帰りに汗をかいてしまい元の黙阿弥になってしまいますので、ちょっと無理があるかもしれませんが車で来て夜の閉店後にちょっと寄ってさっぱりしてから帰るってのもありですね。
 残暑の残る中、日本橋界隈をうろつくと元々汗かきの私としては「一風呂浴びて帰りたい!」と思うのですが、着替え持参でこないと汗べっとりの服をもう一度着ることになってしまうので、なかなか機会がありません。
 よし、今度の日本橋ぶらつきは着替えをかばんに入れて、日本橋へ行こう(笑)。
 あ、月曜休業です。日本橋の一般的店舗の水・木とは休業日が違いますのでご注意を。

天候不順

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 台風襲来。郵便局にもトラブル襲来です。

【到着遅れ】

客「小包がまだ、届けへんねんけどどうなってんの?」
局「どちらからご発送頂いている小包でしょうか?」
客「福岡からやねんけどな。昨日出したって聞いてんけど。」
局「台風の影響で、本日朝到着便が遅れております。申し訳ございませんが今しばらくお待ち頂けませんでしょうか?」
客「え?こっち台風や言うけど雨も降ってへんで。」
局「発送局からの輸送経路で滞っているようで、大変申し訳ございません。」
客「輸送経路ってなによ?」
局「九州地方から大阪方面へ移動するトラックが高速道路通行止めにより、遅れているようです。」
客「そんなん知らんやん、早よ欲しいねんけど。」
局「(わ、無茶言いよるこいつ)ご発送頂いた方の控えに『お問い合わせ小包番号』が記載されておりますので、そちらをお伝え頂くと輸送中か、どの集配局まで到着しているか等が判りますが。」
客「そんなん、こっちにないで〜。」
局「(イライラ!だから〜)お送り頂いた方のお手元に残っております控えに記載されておりますので、ご発送頂いた方からお聞き頂けませんでしょうか?もしくは、ご発送頂いた方に追跡の依頼をお願いして頂く事も可能です。」
客「そないな面倒(めんど)くさい事せんとわからへんの?」
局「(あんたの問い合わせの方が面倒やねんけどな)申し訳ございませんが、番号を頂けませんとこちらでもはっきりと判りませんので、お問い合わせいただきますようお願い致します。」
客「ほな、もうええわ!」

 え〜、大体お客さんからの電話は身勝手で無茶を言う事が多いのですが・・。

 郵便物をトラックで輸送をする場合は、雪や大雨とか台風と言った天候に起因する高速道路の通行止めが発生した場合は、極端に遅くなります。これは民間の宅配便も同じ事で、受ける段階で「台風の影響でお約束の日時にお届け出来ない場合がありますがご了承ください。」と事前説明がきちんとなされるかどうかだけで基本的に事情の違いはありません(受付局でもちゃんと説明してくれれば問題ないのですが)。
 ゆうパックサービスは民間宅配業者との競合があるため、一昔に比べるとかなりがんばって配達します。大都市間はほぼ翌日配達を謳っていますが、さすがに天候だけはどうしようもなく、遅れる原因となります。
 また、高速道路で事故が発生して通行止めや缶詰にされてしまった場合も同様に遅れます。大規模な事故が発生した場合、出口に出れず行く手を阻まれてしまうと先へも後へも進めずに時間だけが過ぎて遅れの原因となります。
 発送局と配達局の経路における遅れの原因の大半が高速道路等の道路事情です。

 配達局でも事情は同じで、風雨の強い中や雪などの路面状態が悪いときは配達がかなり遅れます。渋滞等も原因の一つですが、配達する人の安全と、万が一配達中に事故を起こしてお客さんも含めて迷惑が及ばないように慎重に配達業務を行うためです。

 それでもすぐ郵便が欲しいと言う方、風速40m/sの中を走る危険を冒して配達させたいですか?それならいっその事、自分で暴風雨の中を郵便局まで受取にきてみませんか?

銭湯

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 銭湯。紳士淑女の社交場・・とは言い過ぎかもしれませんが、大阪と関東(多分大阪以外)の銭湯のスタイルには微妙な差があります。ここに示した例はあくまでも古くからある銭湯の形式の1つであり全てがこの通りとは限りませんし、温泉場の場合はこのレイアウトが採用されていない事が多いようです。念のため。

大阪の銭湯
 大阪の銭湯レイアウト

関東の銭湯
 関東の銭湯レイアウト

※レイアウト図は図のサイズにあわせてかかれていますので多少の無理があります。ご了承ください。

 さて、大きな違いは湯船の位置です。大阪ではほとんどが真ん中か真ん中を含む位置に据え付けられているのが殆どですが、関東では浴場の一番奥に据え付けられている場合が殆どです。また、浴槽の外周に座る事が出来るようになった段があるもの大阪の特徴でしょう。浴槽は黒御影石等で出来ている場合が多い関西に対してタイル張りの関東と差があります。

 そして、洗い場のレイアウトですが、大阪はほぼ間違いなく壁に向かって並んでおり、みな外向きに座って体や頭を洗うのですが、関東ではついたてを挟んで向かい合う洗い場の列が存在し、平行して数列ぐらいの洗い場が入り口付近に奥に向かって縦に並んでいる場合が殆どです。

 また、大阪の銭湯事情を知らない人にとって非常に紛らわしいのが大阪では銭湯の名前に「○×温泉」という名称で銭湯を営んでいる場合がほとんどで、天然温泉とは全く関係ないのですが、「温泉」の名称が銭湯に付けられています。
 関東ではこの命名法は「○×湯」とか「△の湯」と言った湯屋を示す名称で付けられているので、「大阪の銭湯はみんな温泉かね?」と誤解を招きやすいのです。

 湯船の位置が違う事から今ではあまり見なくなったタイル絵やペンキ絵の位置も関西は男湯と女湯の仕切りの部分にある場合が多いのに対し、関東では正面奥の湯船の上にある場合が多いのです。
 あと、関東の湯船には必ず湯温を計る針式の温度計が付いているのも見逃せません。大阪のお風呂は熱めなのかぬるめなのかは入るまで分からない博打状態です(笑)。「あそこの銭湯は熱い。」と口の端にあがるほど銭湯毎の湯温はさまざまです。熱めと緩めの浴槽を用意している銭湯も有りますが、少数派です。

 大阪・関東のどちらにせよ、足を伸ばしてゆっくりと首までつかる事の出来る銭湯は非常に安上がりの都会にあるリゾートでしょう(内風呂派に取っては銭湯はかなり行きたくない場所らしいのが残念です)。
 日本人が風呂好きなのも江戸時代から続く銭湯の生活習慣のせいかもしれません。もっとも今の銭湯と江戸時代の銭湯はかなり入浴法や様相が違いますが、風呂好きと呼ばれる基礎はそのころに築かれたことは間違いないでしょう。

ミニラジオ完成

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 ブレッドボードのバラック組だったミニラジオが完成しました。

ミニラジオ
 ミニラジオ やっと完成

ミニラジオ内部
 ミニラジオ内部
 トランジスタのように見える素子の下側がLMF501Tで、上は2SC1815
 バーアンテナの適当な固定法が思いつかなかったのでウレタンフォームで固定

 以前製作を決めてブレッドボードで仮組していたLMF501Tを使った1ICミニラジオを基板に実装、ケースにちゃんと収めて製作完了しました。実はバラック組のままでずっと使い続けており、なかなかバラせないため製作が遅れたという情けないのが実状です。AM受信出来るラジオがこれしか無くて(笑)使い続けてしまいました。

 電源スイッチを省くためステレオジャックを利用して電源スイッチ代わりにしています。イヤホンプラグを挿入すると電源が通電するようになっています。消費電流も0.5mA程度ですので切り忘れてもすぐに電池が消耗し切るような大事に至らないので気楽です。

 感度的にはまあまあ、ローカル局は普通に入感しますしボリューム調整が無い分、音が大きすぎる嫌いがあります。トランジスタはOランクやYランクの方が良いかもしれません。欠点と言えば選択度が低いのが難点でしょうか。そこらへんはスーパーヘテロダインの受信機と違い単に高周波増幅をかけているだけで致し方ありません。
 ワイドに聞こえる局のすぐ横に入感する局があると見つけにくく同調を合わせづらい状態です。同調が取れれば混信も無く問題はありません。

 イヤホンラジオとしては充分製作を楽しめました。100円ショップでAMラジオが売られている時代でそれ以上のお金をかけて作るのはバカらしいかもしれませんが、趣味ですので無駄で大いにそれで結構だと開き直っています。
 それなりに実用になる状態であり、電池の消耗も殆ど気にしなくて良い状態であることからしばらく使用することになるでしょう。次に作るとすれば何石か使用したスーパーのラジオでしょうか。2石程度のレフレックスラジオも良いかもしれません。
 こうやって考えるとAMラジオは電子工作の王道ですね。

 トランジスタ技術誌2000年7月号(PIC AVR製作パラダイス)で掲載されていた簡易オシロを作り始めました。かなり古い記事に掲載された内容の製作になります。
 ちょっと時間がかかりそうなので、経過を順次掲載することにしました。

 手元にオシロスコープが無いのが痛いのです(だれか安く譲ってくれませんかねぇ?)。エフェクタ作りをしていて波形でどのように歪んだとか変化したとかを確認の意味も含めて視覚的に見たいのですが、なかなか中古といえども入手しきれていません。それでは、と、簡易とはいえ作ってみようと思い立ち、過去の記事を記憶に頼って掲載誌を引っ張り出してみました。
 使用しているPICは16F877です。16F877Aがリリースされる前の製作記事なのでデバイスは改良型のA付きではありません。現在(2005/08/11)、秋月電子では16F877Aより高い値段で販売されています。とほほ。

 入力のアナログ部のOPアンプもTL072ですのでスルーレートも低く、16F877が20MHzで動作しているとはいえ、あまりサンプリングレートも高くないので対応できており大丈夫なようです。
 A/D、NTSCへの信号出力(RGB)までをPICで処理していますので、動作の基準はNTSCの水平走査周波数に依存してしまいます。ストレージオシロとしてA/D変換でデジタル化されたデータは外部のSRAMに保存されて、そのデータから表示データが作り出されます。

 一番の難関は+5Vから±15Vの電源を作り出すDC-DCコンバータでした。正規で購入すると結構な価格です(出力にもよるが2〜3千円は覚悟)。なんとか手ごろな価格の物が無いかと物色していたところスポット放出で使えそうなものを安価に入手できたためやっと製作に着手し始めました。
 もともと秋月電子で購入した部品などがベースになっているようでしたので、主たる半導体の16F877-I/Pと、RGB-NTSCコンポジット変換をしてくれるCXA1645P(通販番号I-00017)などを他の用途の部品とともに注文しました。
 このCXA1645Pは、便利そうなのですが秋月のRGB-NTSC変換キットが廃版になっているので、ひょっとすると近い将来に通販品目から消えるかも知れません。

部品たち
 買い揃えた部品たち
 パーツケース上段左からコンデンサ類、TL072、16F877
 中段左からCXA1645P、62256(600mil)
 下段、コネクタ類と抵抗類
 つまみつきの部品は左から
  ・レンジ切り替えのロータリースイッチ
  ・垂直位置の設定の可変抵抗器
  ・ロータリーエンコーダー
 基板上には+5Vから±15V/50mA出力のDC-DCコンバーター
 その下に300milの62256、その右に3.579545MHzの映像信号用の水晶発振器

 16F877、CXA1645Pと3.579545MHzの水晶発振器、0.1μFの積層セラミックコンデンサと基板は秋月電子から、その他の部品は日本橋を徘徊して(デジット、シリコンハウス、ニノミヤ、その他の店舗)入手しました。すべて1日で買いまわったわけではなく、徐々に集めていた主要部品の集大成です。特にロータリーエンコーダーは何かに使えると思って2年以上前と、かなり以前に入手したものです。
 秋葉原なら簡単にジャンクな部品が混じっていてコストを抑えることができる状態でも1日ですべてそろうでしょう(そう、思うとやっぱりくやしい)。

 まずはここから部品配置と、おおまかな配線のプランを考えていかなければなりません。電源部、アナログ入力からPICまでのメイン部分、NTSC出力となるビデオ回路周りと3つのモジュールにして組み立てを行う予定です。
 メインとなる+5Vの電源供給のための元電源もどうするか思案中です。素直に±15Vと+5Vの電源をトランスから整流し、3端子レギュレータで作り出すか、それとも+5V出力のスイッチング電源を利用するかまだ悩んでいます。アナログ量を扱うことからスイッチング電源は避けたいのですがそうすると更にトランスと整流回路、平滑コンデンサ、3端子レギュレータ7815/7915も必要です。
 悩ましい・・(趣味だとこの悩んでいる時間が一番楽しいのですが)。

無料観光

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 珍しく助手席に乗っている時に見つけました。

夜間観光トラック
 夜間観光トラック

 ま、シャレのステッカーなのですが、けっこう笑えました。

(女性限定)
 夜間観光トラック
 定員2名 無料 毎晩就航 おみやげ付

 定員2名というのも微妙です。シングルのドライバーなら両手に花の状態、交代含め2名のドライバーだと1対1で2組出来上がります。運送中に便乗してはたして観光になるのかどうかも疑問です。
 突っ込みどころ満載ですが、それを言うのは無粋でしょうね。

 おみやげってナニ?何がもらえるのかな??
 うむむ、やっぱり気になる。

新学期

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 一般的な学校は今日から新学期です。
 3月末で決算の会社は年度後期もしくは第3四半期に入ります。

【転居だらけ】

局員A「今日から新学期やな。」
局員B「ああ、忌まわしいわ。」
A「え、どうしてなん?」
B「転居処理の嵐やん。」
A「え、?今日の話?」
B「う~ん、実際の転送処理は今日からやけど、昨日までに転居の受け付けむっちゃ大変やってんで。」
A「そうなん?」
B「うわ~、えらいあっさり言いよるな。今日から転送の交付処理始まるっちゅうことは昨日まで受け付けやってんで。どんだけ有る思てはります?」
A「ちょっと想像できへんな・・・。」
B「会社の転勤とか新学期に併せて転居とかむっちゃあるねんで。受付書類だけ高さ何センチってなもんや。」
A「ひゃぁ。それってすごいやん。お盆の局留めなんか目やないな。」
B「ほんまかなんで。日本の民族大移動の一翼をまかされてる感じや。」
A「えらい大袈裟やな。そないなもんか?」
B「配達するほうは自分の受け持ち区域しか見いへんでええやんか。受け付けるほうは局の受け持ち地域全部やで。」
A「わしん所で、十何件かあったな。」
B「配達の班分けってなんぼあるのん?その全部でそれぐらいあるねんで。」
A「うひゃぁ!そら地獄やな。」
B「転居の申請が出てても、ちゃんと受付できる内容ばっかりやったら良えけどね。むっちゃ怪しいやつも混じってたり、あきらかな間違いもあるねんで。それ全部注意してはじかなあかんねんで。神経使いまっせ。」
A「堪忍や。わしそんな仕事ようせんわ。」
B「新学期でブルー入るん分かるやろ!」
A「すんまへん。よう分かりましたわ。ごくろうさんですなぁ。」
B「そういってもらえると助かるわぁ・・・・はぁ。」

 新学期といえばウキウキ(宿題が終わっていない人はどんよりかも知れませんが)な時期なのですが、新学期の始業にあわせて子供共々転居として転送申請が多数出ます。さらに決算後期にあわせて人事異動の辞令が発行され、この日付で住所が代わる人が多数居ます。とにかく新学期からのというか9月1日からの転居申請は半端な量ではないそうです。それでも年度末・年度始め・大型連休と続く流れにくらべると可愛いらしいですが。

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